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クォース - (2015/08/23 (日) 23:05:01) の1つ前との変更点

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//総評さらっと書きましたが、他にも「対応機種」もアーケードのみではない方がいいような気がしますな //対応していただきどうもありがとうございました。とりあえず総評がないという依頼内容については解決されたため、修正依頼へのリンクは削除しました。 *クォース 【くぉーす】 |ジャンル|パズル+シューティング|&amazon(B000068HY5)| |対応機種|アーケード&br()MSX2、X68000、PC-9800VM/UV&br()ファミリーコンピューター、ゲームボーイ|~| |販売・開発元|コナミ|~| |稼働開始日|1989年|~| |プレイ人数|1~2人|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| //|ポイント||~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -1989年にコナミから販売されたアーケードゲーム。 -ゲームのジャンルは「シューティングゲーム+パズルゲーム」という一風変わったもの。 --ゲームルールはパズルゲームのそれであるが、操作方法はシューティングゲームのような方式がとられている。 **ストーリー 199X年、宇宙空間で突如重力平衝が崩れ、超新星爆発で新星になるはずだった物質は巨大ブロック群と化し、他の物質を砕いて取りこんでいった。翌年、その軌道が地球へ向かっている事が解った。~ このブロック群は「クォース」と名付けられ、対策が急がれた。 分析の結果、同様の物質をぶつけると融合し、四角形になると消滅する性質を解明。急遽ブロック射出ロケットが宇宙へ飛ばされ、クォース殲滅が開始された。 **特徴・システム -自機は常に画面下に表示され、画面上から様々な形状のブロックが降りてくる。ブロックは自機が発射する弾が当るとそれと融合し、四角形を形成する事で消滅する。ブロックが画面下部の自機がいるラインに下りてくるとゲームオーバー。 --落ちてくるブロックは全て「4発」の弾を融合させれば消滅させることができる。これは自機が同時に画面内に撃てる弾数と同じである。 ---撃ち間違えたり下記のまとめ消しを狙う場合を除いて…。 --ブロックは四角の輪郭さえ欠けていなければOKで、その四角の内側に隙間があってもまとめて消える。例えば『一』字型のブロックで、真下にある『「』字型ブロックを包み込むように四角形を作ってもまとめて消滅する。 ---ブロックの四角形のサイズに応じて基本点数が上がり、四角形にブロックを組み込んだ数に応じて基本点数に倍率がかかる。得点においてはブロックの隙間もブロックと同様に扱われる。 -画面かなり中央よりに「1/2」といった形でステージの進行度((左がステージ中進行割合、右がステージ))が表示され、スクロールアウトしていく。そのしばらく上には「2/2」と次の表示がなされ、徐々に近づいてくる。困難を徐々に越えていくイメージである。 --ステージ中盤「4/*」で音楽が緊迫感のあるものに変わる。ステージ最終局面の「8/*」になるとその曲がテンポアップ。 -25個毎に銀色のブロックが出現し、それを消すと画面上の全てのブロックが消滅する。 --ステージ最後に金色のブロックが出現。それを消す事で次のステージへ移行する。 -ステージが進むにつれてステージの横幅が次第に広くなり、ブロックの重なり方も複雑になり、落ちるスピードも増加していく。 **長所 -独特の雰囲気を放っており、ルネサンス的にまとめられたグラフィック、インターフェイス。BGMもそれにあわせて幻想的なものとなっている。 --現在これに似たパズルゲームは存在しない。 -見ただけで解る単純明快なシステム。 --文字通り大人から子供まで誰でもすぐに楽しめるように作られている。 **短所 -見た目が地味。 -攻略テクニックは「一部のまとめやすいブロックをまとめて消す」だけで、他にはコントローラーを素早く正確に扱う技術を上達させるしかない。 -アクションゲームのように別の種類の面で気分転換はできない。 **総評 パズルゲームとして子供でもルールの理解が容易であり、プレイ感覚もボタン押しによりブロックを整える楽しさがある。~ 対戦モードの妨害要素も盛り上がりやすい。単調さはパズルゲームとして不可避であるが、機会があればぜひプレイするべき。~ この作品は自らの発射した弾によって窮地に追い込まれる可能性がある、マジカルドロップ、パズルボブルなどの「発射系パズル」の原点と言ってよいだろう。 **海外版 -『BLOCK HOLE』というタイトルになっている。自機デザインとBGMがSFチックな物に変化している。 **移植 -本作は様々な機種に移殖されている。 --PC版は2P不干渉プレイ,2P協力プレイ(互いに移動範囲が決まっている。),対戦プレイが可能。対戦では自分のブロックを多く消すと相手の画面上部に目隠しがされる。 ---スコアが一定に達するとアイテム「天使」が手に入る。使用するとブロックの落下速度を遅くできる。10コまでストック可能、同時に4コまで使える。 ---MSX2版は四種類の中から砲台が選べる。一方、2P不干渉プレイはあるが、対戦プレイができない。 --FC版は2P交代プレイ(不干渉プレイと同様。交代するためPC版には性能は譲る),2P協力プレイ(互いに移動範囲が決まっている。),対戦プレイが可能。一段階だけだがハンデをつけた対戦も可能。対戦では多くブロックを消すと相手のラインが画面上部に上がる。また何もないところを打つと互いに落下が早くなる((説明書に記載された技である。))ためそれを利用した速攻も可能。長方形を形成して消滅している途中のブロックでもぶつかればゲームオーバーであるため、この技は恐ろしい。 ---ステージ進行度はステージ外壁に表示されるようになった。 ---左側の数字が9になるところまで行けば自動的にステージクリアになるように。 ---各モードにはたまに色が違うブロックが登場。消す事で得点倍率アップや画面スクロール一時停止など様々な効果を発揮する。 ---自機の種類が二種類になった。性能差は無い。 --GB版ではある程度の大きさの四角形を作ると連射速度を増加させたり画面上全てのブロックを消滅させるアイテムをゲット。十字キーの下で選択し、Bボタンで任意のタイミングで使用できる。 ---またルールも変わっており、ゴール時にステージ毎に決められた個数のブロック(四角形の内部に混じったブロックの隙間もブロックとして勘定する)を消せていないとやり直しになってしまう。 ---さらに海外版の自機とそれに伴い海外版のBGM、新たにルネサンス風2機SF風2機の合計6機から選ぶ事が出来る。性能差は無い。 ---GB版は3DSのバーチャルコンソールで6月15日配信開始。 -アーケード忠実移植として『[[オレたちゲーセン族>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1177.html]]』がある。 //いわゆるハズレの部類だが。←リンク先だがクォースについてではないようだ -『[[がんばれゴエモン ~東海道中 大江戸天狗り返しの巻~]]』でもおまけゲームとしてプレイ可能。ルールは原作そのままで、自機がゴエモンインパクト(の頭部)になっている。
//総評さらっと書きましたが、他にも「対応機種」もアーケードのみではない方がいいような気がしますな //対応していただきどうもありがとうございました。とりあえず総評がないという依頼内容については解決されたため、修正依頼へのリンクは削除しました。 *クォース 【くぉーす】 |ジャンル|パズル+シューティング|&amazon(B000068HY5)| |対応機種|アーケード&br()MSX2、X68000、PC-9801VM/UV&br()ファミリーコンピューター、ゲームボーイ|~| |販売・開発元|コナミ|~| |稼働開始日|1989年|~| |プレイ人数|1~2人|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| //|ポイント||~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -1989年にコナミから販売されたアーケードゲーム。 -ゲームのジャンルは「シューティングゲーム+パズルゲーム」という一風変わったもの。 --ゲームルールはパズルゲームのそれであるが、操作方法はシューティングゲームのような方式がとられている。 **ストーリー 199X年、宇宙空間で突如重力平衝が崩れ、超新星爆発で新星になるはずだった物質は巨大ブロック群と化し、他の物質を砕いて取りこんでいった。翌年、その軌道が地球へ向かっている事が解った。~ このブロック群は「クォース」と名付けられ、対策が急がれた。 分析の結果、同様の物質をぶつけると融合し、四角形になると消滅する性質を解明。急遽ブロック射出ロケットが宇宙へ飛ばされ、クォース殲滅が開始された。 **特徴・システム -自機は常に画面下に表示され、画面上から様々な形状のブロックが降りてくる。ブロックは自機が発射する弾が当るとそれと融合し、四角形を形成する事で消滅する。ブロックが画面下部の自機がいるラインに下りてくるとゲームオーバー。 --落ちてくるブロックは全て「4発」の弾を融合させれば消滅させることができる。これは自機が同時に画面内に撃てる弾数と同じである。 ---撃ち間違えたり下記のまとめ消しを狙う場合を除いて…。 --ブロックは四角の輪郭さえ欠けていなければOKで、その四角の内側に隙間があってもまとめて消える。例えば『一』字型のブロックで、真下にある『「』字型ブロックを包み込むように四角形を作ってもまとめて消滅する。 ---ブロックの四角形のサイズに応じて基本点数が上がり、四角形にブロックを組み込んだ数に応じて基本点数に倍率がかかる。得点においてはブロックの隙間もブロックと同様に扱われる。 -画面かなり中央よりに「1/2」といった形でステージの進行度((左がステージ中進行割合、右がステージ))が表示され、スクロールアウトしていく。そのしばらく上には「2/2」と次の表示がなされ、徐々に近づいてくる。困難を徐々に越えていくイメージである。 --ステージ中盤「4/*」で音楽が緊迫感のあるものに変わる。ステージ最終局面の「8/*」になるとその曲がテンポアップ。 -25個毎に銀色のブロックが出現し、それを消すと画面上の全てのブロックが消滅する。 --ステージ最後に金色のブロックが出現。それを消す事で次のステージへ移行する。 -ステージが進むにつれてステージの横幅が次第に広くなり、ブロックの重なり方も複雑になり、落ちるスピードも増加していく。 **長所 -独特の雰囲気を放っており、ルネサンス的にまとめられたグラフィック、インターフェイス。BGMもそれにあわせて幻想的なものとなっている。 --現在これに似たパズルゲームは存在しない。 -見ただけで解る単純明快なシステム。 --文字通り大人から子供まで誰でもすぐに楽しめるように作られている。 **短所 -見た目が地味。 -攻略テクニックは「一部のまとめやすいブロックをまとめて消す」だけで、他にはコントローラーを素早く正確に扱う技術を上達させるしかない。 -アクションゲームのように別の種類の面で気分転換はできない。 **総評 パズルゲームとして子供でもルールの理解が容易であり、プレイ感覚もボタン押しによりブロックを整える楽しさがある。~ 対戦モードの妨害要素も盛り上がりやすい。単調さはパズルゲームとして不可避であるが、機会があればぜひプレイするべき。~ この作品は自らの発射した弾によって窮地に追い込まれる可能性がある、マジカルドロップ、パズルボブルなどの「発射系パズル」の原点と言ってよいだろう。 **海外版 -『BLOCK HOLE』というタイトルになっている。自機デザインとBGMがSFチックな物に変化している。 **移植 -本作は様々な機種に移殖されている。 --PC版は2P不干渉プレイ,2P協力プレイ(互いに移動範囲が決まっている。),対戦プレイが可能。対戦では自分のブロックを多く消すと相手の画面上部に目隠しがされる。 ---スコアが一定に達するとアイテム「天使」が手に入る。使用するとブロックの落下速度を遅くできる。10コまでストック可能、同時に4コまで使える。 ---MSX2版は四種類の中から砲台が選べる。一方、2P不干渉プレイはあるが、対戦プレイができない。 --FC版は2P交代プレイ(不干渉プレイと同様。交代するためPC版には性能は譲る),2P協力プレイ(互いに移動範囲が決まっている。),対戦プレイが可能。一段階だけだがハンデをつけた対戦も可能。対戦では多くブロックを消すと相手のラインが画面上部に上がる。また何もないところを打つと互いに落下が早くなる((説明書に記載された技である。))ためそれを利用した速攻も可能。長方形を形成して消滅している途中のブロックでもぶつかればゲームオーバーであるため、この技は恐ろしい。 ---ステージ進行度はステージ外壁に表示されるようになった。 ---左側の数字が9になるところまで行けば自動的にステージクリアになるように。 ---各モードにはたまに色が違うブロックが登場。消す事で得点倍率アップや画面スクロール一時停止など様々な効果を発揮する。 ---自機の種類が二種類になった。性能差は無い。 --GB版ではある程度の大きさの四角形を作ると連射速度を増加させたり画面上全てのブロックを消滅させるアイテムをゲット。十字キーの下で選択し、Bボタンで任意のタイミングで使用できる。 ---またルールも変わっており、ゴール時にステージ毎に決められた個数のブロック(四角形の内部に混じったブロックの隙間もブロックとして勘定する)を消せていないとやり直しになってしまう。 ---さらに海外版の自機とそれに伴い海外版のBGM、新たにルネサンス風2機SF風2機の合計6機から選ぶ事が出来る。性能差は無い。 ---GB版は3DSのバーチャルコンソールで6月15日配信開始。 -アーケード忠実移植として『[[オレたちゲーセン族>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1177.html]]』がある。 //いわゆるハズレの部類だが。←リンク先だがクォースについてではないようだ -『[[がんばれゴエモン ~東海道中 大江戸天狗り返しの巻~]]』でもおまけゲームとしてプレイ可能。ルールは原作そのままで、自機がゴエモンインパクト(の頭部)になっている。

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