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ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合! - (2016/06/23 (木) 15:50:44) の1つ前との変更点

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*ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合! 【だうんたうんすぺしゃる くにおくんのじだいげきだよぜんいんしゅうごう】 |ジャンル|アクション|&image(http://www.suruga-ya.jp/pics/boxart_m/265000462m.jpg)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |メディア|2MbitROMカートリッジ|~| |発売・開発元|テクノスジャパン|~| |発売日|1991年7月26日|~| |定価|6,500円|~| |配信|バーチャルコンソール&br()【Wii】2009年5月12日/500Wiiポイント&br;【3DS】2013年7月10日/500円&br;【WiiU】2013年12月4日/500円|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[くにおくんシリーズリンク>くにおくんシリーズ]]''| #contents(fromhere) ---- **概要 -テクノスジャパンの人気作「くにおくんシリーズ」。見下ろし型2Dアクションで、敵を倒すとレベルが上がり、金で必殺技や装備で強化していくRPG要素もある。 -舞台は江戸時代の日本。くにおくんシリーズに登場した様々な面々が敵味方とし、事件解決のために日本全国を歩いて周る。 #region(日本各地をめぐる地域の概要) |地名|特徴|民謡BGM| |するが|現在の静岡県。文蔵一家の家があり、キャラチェンジはここで行える。|ちゃっきり節| |かわち|現在の大阪府。商業の町として栄えており店がとても多い。|河内音頭| |えっちゅう|現在の富山県。水源地が近いのか水流が多く立体交差している地形が特徴。|越中おわら節| |りくちゅう|現在の岩手県。山間が多く溶岩も流れ出しており温泉地でもある。|南部牛追唄| |とさ|現在の高知県。湾岸地域で島が点在し、海が大部分を占めている。|よさこい節| |こうずけ|現在の群馬県。湿地が点在する夕日情景が眩しい地。|八木節| |ながと|現在の山口県。洞窟が随所存在する入り組んだ地形。|男なら| |いなば|現在の鳥取県。果てしなく砂地が広がる砂丘が特徴。|貝殻節| |ひぜん|現在の佐賀県・長崎県。異国情緒があふれる町で店が多い。丘からは蒸気船が拝める。|長崎のんのこ節| |えぞ|現在の北海道。地面がすべてすべる氷と雪で覆われている。|北海盆唄((ドリフターズの歌として有名な為、『8時だョ!全員集合』で聞いた事がある人も多いのではないだろうか。オリジナル楽曲はコチラである。))| #endregion -二人同時プレイが可能。コンフィグでNPC操作か2P操作か選択でき、双方の攻撃が干渉するか(殴り合えるか)どうかも選べる。 -武器も様々。身近にあるものから物騒なものまで種類は数多い。 --武器は使うだけでなく、武器自体を蹴ったり叩いたりして滑らせて敵にダメージを与えることも可能。 --上に乗れる武器も存在する。水流に流れる武器に身を任せて敵を翻弄・陽動させることもできる上に、「やまだのじゅつ」を会得していれば、やまだ無双なんていう芸当が可能。((ただし、こちらは「きょうりょく」状態にしても相棒には当たり判定があるため、下手をすると相棒を倒してしまうことも…。)) #region(武器一覧) |武器|リーチ・攻撃力・性能| |小石|リーチ性能は最も低くぱんちと同程度。攻撃力は低め。| |竹槍※|リーチは中程度であり攻撃力も中性能。ドスを長くしたような見かけだがどすすぺしゃるは使えない。| |戸板|リーチが長めで離れた敵にも当たりやすい。上に乗れる。| |桶|リーチはやや短いが口が上に向いていれば中に入れる。また被ったり被らせることもできる。また上にも乗れる。| |ドス※|リーチは中程度だが攻撃性能は申し分なく、どすすぺしゃるを使える。| |大八車|リーチは長く攻撃性能も高い。体当たりしたり轢いたり汎用性に優れる。上にも乗れる。まっはたたきにどうぞ。| |切り株|リーチは短め。攻撃力も中性能。時折転がることがあり上に乗ることができる。| |岩|リーチは短いが見た目通り攻撃力が高い。上にも乗れる。水流に流される速度が遅く取り扱いし易い。| |ダウンした&br()敵・相棒|最もリーチが長い。''敵で敵を叩く''こともできる。もちろん''相棒も武器として使える''。しかし、起き上がってしまうのが難点。| |>|※地面に置かれている武器を場外に出した上で、敵に持ち込んでもらう必要がある。| #endregion -施設は全部で10種類。状況や手段によって利用ができる。 #region(施設紹介) |店名|概要| |よろずや|装備品や技などを取り扱っている。| |だんごや・めしや・&br()うどんや・そばや|体力をその場で回復する食べ物を取り扱っている。一部所持できるものもある。| |とば|丁半で賭けができる。勝つと払った金額に応じて倍になる。| |くすりや|気力を回復させる「薬」を取り扱っている。その場で回復せず、全品所持品として扱う。| |やどや|100文で気力・体力が全回復する。| |なぞのみせ|各地に隠れている強力なアイテムを扱うお店。| |ぶんぞうのいえ|仲間(相棒)の入替えができる。ストーリーを進めるのにも立ち寄る必要がある。| #endregion **シリーズとの変更点 -ボス登場までに倒さねばならないザコ数が10人と前前作「熱血物語」より多い(物語では4人)。 -画面内の出現可能武器数が行進曲では4つまでだったのに、3つまでに減っている。 -行進曲では軽いダメージを受けただけでは持っている武器を落とさなかったが、少しのダメージで落としてしまうように変更。 -体力が0になっても気力が体力に還元されて復活するため、体力気力ともに0にしなければとどめにならないという独特のシステム。 -26もの必殺技があり、レベルを上げる・店で買う事で覚えられる。 **長所 -メインのアクション部分は「見て楽しい、触って楽しい」と、シンプルにして良質。 --アクション性が向上し、また難易度が緩和。比較的シビアな攻略が要求されるシリーズ作品の中では大胆な方の作りであり、プレイヤーの好きに暴れられるようになっている。 --キャラクターの挙動は相変わらず多彩で、見ていて楽しいモーションが多い。 --オブジェクトがコミカルで、石や岩はもとより、桶や、なんと荷車まで武器として使用できる。荷車を引くこともできる。 ---なぜか桶を頭にかぶることもできる。ただしその状態になると技が一切出せなくなる。桶を取るには攻撃を受けるか、走って壁にぶつかって一時ダウンするしかない。 -マップ散策や隠し要素の発見も楽しみの一つ。 --一つの地方に一つ以上『なぞのみせ』という店が隠されている。解りやすい洞窟の中から、断崖をおりて走り続けたり、一見唯の画面端にしか見えない場所を降りていく等隠され方は多彩。 -エンディングこそ二種類のみだが、倒した敵や選択肢、連れている仲間によってストーリーが分岐する。中には連れていかないと(腹いせで一時的に)敵に回る等のギャグを交えた寸劇も用意されており、全体的にシナリオが愉快で親しみやすい。 --シリーズにはつきもののおまけ要素も充実している。スタート直後、最初のイベントを見る前に難易度を「ふつう」以上にし、以降難易度を変更せずに最後まで進め、ラストの選択肢で「いいえ」を選ぶと…。ニヤリとすること受け合いの展開が待っている。 -作中に流れるBGMはその土地の民謡を模したアレンジが多く、それぞれの雰囲気を美麗に演出しており人気高い。 -成長システムが経験値によるレベルアップ方式でステータスの割り振りも自由に設定でき、思い通りの成長をさせることが出来る。 --あまり重要ではないパラメーターの成長率を下げて、あげたいパラメーターに当てるといったことが可能。 -コンフィグ要素が多い。 --選べる難易度。下げれば死ぬ方が難しい程下がるが、上げると最初のボスに到達する事すら容易ではないところまで上昇する。 ---中盤に登場する「甚六」は「ちょむず」にする事でパラメーターがカンスト付近まで上がり、かつ強力な「にんげんどりる」を巧みに使ってくる為、時代劇最強のボスとして語り継がれる。 --上記二人同時プレイ時のNPC/プレイヤー切り替えから殴り合いまで選択可能。さらにはNPCの志向性まで指定できる。 --水流の流れすら操作可能。限界まで調整すると別世界が広がる。 -「なぞのみせ」で売られているアイテムも様々な支援が受けられるものが多い。 --氷の地面に滑らなくなる、「すのーせった」や荒地や砂漠に足が囚われにくくなる「すぱいくせった」や「らくだのきゃはん」、水流に全く影響されなくなる「かっぱのきゃはん」体力が自動的に徐々に回復する「まほうのきもの」大ジャンプして滞空時間が底上げできる「すけすけのたび」など支援アイテムが数多い。 --他にも装備している効果がそのまま2倍になる「こうかが2ばい」やレベルアップ時の能力アップが2倍になる「UPが2ばい」。敵ボス撃破時にそのボスが使っていた必殺技を会得できる「たつじんめがね」なども存在する。安価ではないが、頑張ってお金をためて買う価値はある。 //修正依頼の指摘により、短所を全体的にまとめてスリム化。できれば長所をもっと充実させて。 **短所 -一部マップの地域境界が複雑に入り組んでいて分かりにくい地方がある。 -作中に説明が無く、実際に買って装備してみないとわからないアイテムがある。中には装備しても具体的な効果のわからない物や、特定の地形の影響を無効化するなどの追加効果のある装備品も(もちろん説明は無い)。 -戦闘バランスがやや不安定で、戦法がワンパターンになりやすい。 --レベルアップ等による攻撃力の上昇や、特定の技や条件が重なると、敵が吹っ飛んで画面外にまで転がっていってしまう事がままある。追いかけて自分も画面外に出てしまえばエリアチェンジ(その戦闘は無効)となるため、敵が戻ってくるまで待たねばならない。しかもザコ敵はダウンからの復帰が遅い。 //ダメージ数値が大雑把。かつ気力システムにより3桁ダメージを叩き込もうと体力0で持ちこたえてしまう。~ //逆に、ダウン中は直接気力にダメージを与えるため、ダウン中に連続ヒットする技(ダウン専用追撃技も含む)が異常に強力となり、ザコ敵はどれだけレベル差があろうが一度ダウンさせればそのまま即死に、ボスも数回繰り返せばあっさり倒せてしまう(主な死亡原因として同様の戦法を敵も行う)。 //↑正確には直接気力にダメージが通るわけではなく(連続ヒットである必要はここにある)、最高難易度ではプレイヤーが弱いうちは、たとえ雑魚でも変換された体力を削り切る前に起きてしまうことも多い。なのでちょっと修正。気に入らないようなら戻してくださって結構です。 --気力の体力変換は「ダウン時且つ体力0の場合」に限るので、高威力の単発技は二発目以降は無駄が多く、逆に変換のプロセスが高速で繰り返されるダウン中に連続ヒットする技(ダウン専用追撃技も含む)が異常に強力。威力の高い技は上記の様に敵を大きくふっ飛ばしてしまうのでなおさら使い勝手が悪い。 --防御というコマンドがあり、ステータスにも防御の出しやすさが能力値として存在するが、非常に出しにくく死にステータスになっている。攻撃コマンドが防御に変化する仕組みだが、攻撃をキャンセルして防御に移行できないのと、防御のタイミングを与えない即当たり判定必殺技が多いため。 --重力が軽くてキャラがふわふわ飛ぶ。特に敵のジャンプ攻撃は全部頭上で空振りするので萎える。 --ドスなどの持ち込み系の武器は既存のフィールド武器を一旦画面外に捨てないと敵が持ってきてくれない。弥五郎(五代)などのドスを使った必殺技を持つ敵もドスがなくて必殺技が使えないということがしょっちゅうで、まったく手応えがない。 --どんなに武器投げの威力を上げても武器投げで一撃で敵が吹っ飛ばず、屈むだけ。「わーぷしゅーと」でも同様。 --相手を持ち上げて投げ飛ばしてもダメージゼロ。大技であるはずのダブル魚雷もダメージゼロ。 -ストーリーの説明不足やバグ、設定ミスがてんこ盛り。 --フラグ管理がマズく、内部的に存在してる台詞が出なかったり、止めを刺さないことで仲間になるキャラに止めを刺しても普通に仲間になったりする。 //--なぜか途中から再登場して無限沸きする銀八一家。 //↑ぎんぱちことさわぐちは、「くにおに何度ボコボコにされても立ち上がる根性の男」とされていることに加え、いわゆる金稼ぎ、経験値稼ぎ用に設計されているふしがある。 //--なぜか再登場する一兵衛六兵衛一家。しかし弱いままでセリフに変化もなく倒しても何も無い。 //↑「二人組にさらわれた」というストーリー上のミスリードポジション。 //--なぜか辰一辰二のどちらかのみ仲間になる。残った方と再戦するが、倒しても仲間にならない。 //↑どちらかが倒されると残った方は逃げるという「ひどい行い」に対するアンサーであるため、なぜかとまで言うのは如何なものか。 --シリーズで代表的なキャラである「りき」演ずる「力五郎」が隠しキャラにされており、進め方によってはゲームのエンディングまで「りき」が出てこないといった事も。 --突然裏切ってくるつる松。倒しても意味不明のセリフを吐くだけで訳がわからない。(実は催眠術で操られていたという設定があるが、ゲーム中に説明はない。) --説明書記載の虎蔵一家が登場しない。虎蔵自身は説明書に記載されていない一家を率いて登場する。 //--全員集合と銘打っているが、冷峰四天王の木下が登場しない。また、前作「行進曲」初登場のキャラで時代劇にも登場してるキャラはごく一部のみ。主人公くにおの所属する熱血高校チームのキャラはおらず、りき所属の花園高校チームからは一人だけ。行進曲で追加された必殺技もほとんど採用されていない。 //---行進曲で「マッハチョップ」を使うようになった小林、「ためパンチ」を使うようになった西村は別の技に差し替えられ、「爆魔龍神脚」「天殺龍神拳」も使えるようになったダブルドラゴンも物語時代と同様の「旋風脚」一つに減らされている。なぜここまで名作「行進曲」を無視した内容にしたのか謎。というか、ほとんど「物語」の流用。 //↑それを言ったらドッジボールからはへいるまんとらおちぇんの二人だけ、名作なのになぜ・・・というような不毛な話になる。 ---根立(半四郎)と松戸(仁左衛門)は説明書に記載されてはいるが今作でいきなりの初登場だったためほとんど「あんた誰?」状態だった。((ただし松戸に関しては本作の「仁左衛門」のストーリー上でも戦闘上でもインパクトが強く、以後のシリーズでも「仁左衛門」は出るが「松戸」が出てくる事は極端に少なくなり、逆に松戸本人が「あんた誰?」になるという逆転現象が起きている。)) --そして最大の問題点にしてバグ、ラスボスの一人の謎の挙動。始めは仲間になるのだが、途中でいなくなってしまい、黒幕であることを匂わせる。しかしなぜかまた仲間に復帰する。それからラスボスへ行くと、ラスボスとしても登場し、仲間とラスボスで二人出現してしまう。 -説明書記載のボス使用必殺技が実際のゲームでは異なるキャラが存在する。そもそも記載と能力値が違うのが難。 --ボスキャラは全員武器投げが強いタイプになってしまっている。素早さが高いはずの金助も足が遅い。 ---ボスまでに倒す雑魚の数は10人と概要では説明されているが、実際は9人で、10人目がボスとなる。おそらく10人目の雑魚ステータスであろう。 -説明書も間違いが多く、特にため吉一家のステータスが平七一家のステータスと混ざって滅茶苦茶になっている。 -NPCの相方は画面外に出るといちいちプレイヤーの側まで戻ってくる。NPCは鬱陶しいことが多いが外すことが出来ない。 -難易度の「やさしい」と「ちょやさ」が内部数値的に違いが無い。 -なぞのみせL5で売られている「ふしぎなくすり」の効果がない。((使うと「○○は にこにこしてきた!」と表示されるだけで効果に対して明記されない。)) **総評 多彩な必殺技と異様にしぶとい敵、数の多い雑魚等を相手と、ひたすら戦い続ける事がポイントになっている。独特なベルトスクロールアクションであったくにおくんシリーズの中でも、かなり大胆かつ大味な立ち回りが容認される本作は、攻略していて楽しいというよりも、触っていて楽しいゲームとなっている。 **移植 -FC版発売二年後の1993年12月22日、GBでも発売。通信機能による2P協力・対戦も搭載されている。 --GB版は全体的に良移植だが、モノクロ故に''マップ画面で敵の識別が出来ない''難点がある。 --また、文蔵のパラメーターが異様に高くなっておりイメージ通りの最強の親分になっている、陸中の溶岩のダメージが無くなるといった微調整が加えられている。 -GBAの『熱血コレクション3』にも移植されている。 //変更点は特に無いが、セーブ機能が無いにも関わらずきろく画面が存在する謎仕様。 //--コスト減のためにセーブ可能な基板すらケチったのだろうか? //--なお、公式サイトには「[[''雰囲気を損なわないため''「きろく」の画面を残しておりますが、セーブできません>http://www.atlus.co.jp/cs/game/gbadvance/kuniokun/collection3/collection3.html]]」と書かれている。…セーブができないことのほうが雰囲気ぶち壊しではないだろうか? //他作品の批判は当該記事で。 -他には携帯アプリゲームにも移植されているがこちらは色々と追加要素が施されている。 -純正移植はWii/3DSバーチャルコンソールで配信されているもののみ。 **余談 -せってい画面でセレクトを押す事で名前変更できる裏技がある。さらにこの名前変更で「こがねむし」と入力すると大金所持・マップ画面でカーソル操作して移動する事が出来るアイテム所持・全裏技を習得済みになる。 --裏技でのみ「まっはすいんぐ」という必殺技が使用可能になる。高速でジャイアントスイングを決める技で、広範囲の敵をなぎ倒せるが味方も巻き込む上、ジャイアントスイング中の敵にダメージは殆どないので実用性は無い。が、見ていてなんか楽しい。 --GB版では「いいかんじ」と入力する事で同等の裏技ができる。 -金助が一旦仲間から外れた後戻ってきた時にステータス割り振りがバグってしまい、めちゃくちゃ高い値を設定できるようなり一瞬でMAXまで成長できるようになってしまう。 &br
*ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合! 【だうんたうんすぺしゃる くにおくんのじだいげきだよぜんいんしゅうごう】 |ジャンル|アクション|&image(http://www.suruga-ya.jp/pics/boxart_m/265000462m.jpg)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |メディア|2MbitROMカートリッジ|~| |発売・開発元|テクノスジャパン|~| |発売日|1991年7月26日|~| |定価|6,500円|~| |配信|バーチャルコンソール&br()【Wii】2009年5月12日/500Wiiポイント&br;【3DS】2013年7月10日/500円&br;【WiiU】2013年12月4日/500円|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[くにおくんシリーズリンク>くにおくんシリーズ]]''| #contents(fromhere) ---- **概要 -テクノスジャパンの人気作「くにおくんシリーズ」。見下ろし型2Dアクションで、敵を倒すとレベルが上がり、金で必殺技や装備で強化していくRPG要素もある。 -舞台は江戸時代の日本。くにおくんシリーズに登場した様々な面々が敵味方とし、事件解決のために日本全国を歩いて周る。 #region(日本各地をめぐる地域の概要) |地名|特徴|民謡BGM| |するが|現在の静岡県。文蔵一家の家があり、キャラチェンジはここで行える。|ちゃっきり節| |かわち|現在の大阪府。商業の町として栄えており店がとても多い。|河内音頭| |えっちゅう|現在の富山県。水源地が近いのか水流が多く立体交差している地形が特徴。|越中おわら節| |りくちゅう|現在の岩手県。山間が多く溶岩も流れ出しており温泉地でもある。|南部牛追唄| |とさ|現在の高知県。湾岸地域で島が点在し、海が大部分を占めている。|よさこい節| |こうずけ|現在の群馬県。湿地が点在する夕日情景が眩しい地。|八木節| |ながと|現在の山口県。洞窟が随所存在する入り組んだ地形。|男なら| |いなば|現在の鳥取県。果てしなく砂地が広がる砂丘が特徴。|貝殻節| |ひぜん|現在の佐賀県・長崎県。異国情緒があふれる町で店が多い。丘からは蒸気船が拝める。|長崎のんのこ節| |えぞ|現在の北海道。地面がすべてすべる氷と雪で覆われている。|北海盆唄((ドリフターズの歌として有名な為、『8時だョ!全員集合』で聞いた事がある人も多いのではないだろうか。オリジナル楽曲はコチラである。))| #endregion -二人同時プレイが可能。コンフィグでNPC操作か2P操作か選択でき、双方の攻撃が干渉するか(殴り合えるか)どうかも選べる。 -武器も様々。身近にあるものから物騒なものまで種類は数多い。 --武器は使うだけでなく、武器自体を蹴ったり叩いたりして滑らせて敵にダメージを与えることも可能。 --上に乗れる武器も存在する。水流に流れる武器に身を任せて敵を翻弄・陽動させることもできる上に、「やまだのじゅつ」を会得していれば、やまだ無双なんていう芸当が可能。((ただし、こちらは「きょうりょく」状態にしても相棒には当たり判定があるため、下手をすると相棒を倒してしまうことも…。)) #region(武器一覧) |武器|リーチ・攻撃力・性能| |小石|リーチ性能は最も低くぱんちと同程度。攻撃力は低め。| |竹槍※|リーチは中程度であり攻撃力も中性能。ドスを長くしたような見かけだがどすすぺしゃるは使えない。| |戸板|リーチが長めで離れた敵にも当たりやすい。上に乗れる。| |桶|リーチはやや短いが口が上に向いていれば中に入れる。また被ったり被らせることもできる。また上にも乗れる。| |ドス※|リーチは中程度だが攻撃性能は申し分なく、どすすぺしゃるを使える。| |大八車|リーチは長く攻撃性能も高い。体当たりしたり轢いたり汎用性に優れる。上にも乗れる。まっはたたきにどうぞ。| |切り株|リーチは短め。攻撃力も中性能。時折転がることがあり上に乗ることができる。| |岩|リーチは短いが見た目通り攻撃力が高い。上にも乗れる。水流に流される速度が遅く取り扱いし易い。| |ダウンした&br()敵・相棒|最もリーチが長い。''敵で敵を叩く''こともできる。もちろん''相棒も武器として使える''。しかし、起き上がってしまうのが難点。| |>|※地面に置かれている武器を場外に出した上で、敵に持ち込んでもらう必要がある。| #endregion -施設は全部で10種類。状況や手段によって利用ができる。 #region(施設紹介) |店名|概要| |よろずや|装備品や技などを取り扱っている。| |だんごや・めしや・&br()うどんや・そばや|体力をその場で回復する食べ物を取り扱っている。一部所持できるものもある。| |とば|丁半で賭けができる。勝つと払った金額に応じて倍になる。| |くすりや|気力を回復させる「薬」を取り扱っている。その場で回復せず、全品所持品として扱う。| |やどや|100文で気力・体力が全回復する。| |なぞのみせ|各地に隠れている強力なアイテムを扱うお店。| |ぶんぞうのいえ|仲間(相棒)の入替えができる。ストーリーを進めるのにも立ち寄る必要がある。| #endregion **シリーズとの変更点 -ボス登場までに倒さねばならないザコ数が10人と前前作「熱血物語」より多い(物語では4人)。 -画面内の出現可能武器数が行進曲では4つまでだったのに、3つまでに減っている。 -行進曲では軽いダメージを受けただけでは持っている武器を落とさなかったが、少しのダメージで落としてしまうように変更。 -体力が0になっても気力が体力に還元されて復活するため、体力気力ともに0にしなければとどめにならないという独特のシステム。 -26もの必殺技があり、レベルを上げる・店で買う事で覚えられる。 **長所 -メインのアクション部分は「見て楽しい、触って楽しい」と、シンプルにして良質。 --アクション性が向上し、また難易度が緩和。比較的シビアな攻略が要求されるシリーズ作品の中では大胆な方の作りであり、プレイヤーの好きに暴れられるようになっている。 --キャラクターの挙動は相変わらず多彩で、見ていて楽しいモーションが多い。 --オブジェクトがコミカルで、石や岩はもとより、桶や、なんと荷車まで武器として使用できる。荷車を引くこともできる。 ---なぜか桶を頭にかぶることもできる。ただしその状態になると技が一切出せなくなる。桶を取るには攻撃を受けるか、走って壁にぶつかって一時ダウンするしかない。 --フィールドも平地や坂、川や池、つり橋、崖、谷、溶岩と多彩。崖や谷に落ちると別のフィールドに移動したり溶岩に入ると敵味方関係なくダメージを受けていく((無論たいりょく・きりょくが0になると敵味方関係なく死ぬ。))というギミックも。 ---これを利用してザコ敵を谷や崖、溶岩に突き落としてやりすごしたり、「たいせん」で溶岩に落とし合い対決なんてやった御方も多いだろう。 -マップ散策や隠し要素の発見も楽しみの一つ。 --一つの地方に一つ以上『なぞのみせ』という店が隠されている。解りやすい洞窟の中から、断崖をおりて走り続けたり、一見唯の画面端にしか見えない場所を降りていく等隠され方は多彩。 -エンディングこそ二種類のみだが、倒した敵や選択肢、連れている仲間によってストーリーが分岐する。中には連れていかないと(腹いせで一時的に)敵に回る等のギャグを交えた寸劇も用意されており、全体的にシナリオが愉快で親しみやすい。 --シリーズにはつきもののおまけ要素も充実している。スタート直後、最初のイベントを見る前に難易度を「ふつう」以上にし、以降難易度を変更せずに最後まで進め、ラストの選択肢で「いいえ」を選ぶと…。ニヤリとすること受け合いの展開が待っている。 -作中に流れるBGMはその土地の民謡を模したアレンジが多く、それぞれの雰囲気を美麗に演出しており人気高い。 -成長システムが経験値によるレベルアップ方式でステータスの割り振りも自由に設定でき、思い通りの成長をさせることが出来る。 --あまり重要ではないパラメーターの成長率を下げて、あげたいパラメーターに当てるといったことが可能。 -コンフィグ要素が多い。 --選べる難易度。下げれば死ぬ方が難しい程下がるが、上げると最初のボスに到達する事すら容易ではないところまで上昇する。 ---中盤に登場する「甚六」は「ちょむず」にする事でパラメーターがカンスト付近まで上がり、かつ強力な「にんげんどりる」を巧みに使ってくる為、時代劇最強のボスとして語り継がれる。 ---同時期に登場する「仁左衛門」も自身や相棒を強ければ強いほど強敵になる。「へんしんわざ」で自分達の強さをコピーし、覚えている全ての技を繰り出すある意味甚六に引けを取らない強さを持つ。 --上記二人同時プレイ時のNPC/プレイヤー切り替えから殴り合いまで選択可能。さらにはNPCの志向性まで指定できる。 --水流の流れすら操作可能。限界まで調整すると別世界が広がる。 -「なぞのみせ」で売られているアイテムも様々な支援が受けられるものが多い。 --氷の地面に滑らなくなる、「すのーせった」や荒地や砂漠に足が囚われにくくなる「すぱいくせった」や「らくだのきゃはん」、水流に全く影響されなくなる「かっぱのきゃはん」体力が自動的に徐々に回復する「まほうのきもの」大ジャンプして滞空時間が底上げできる「すけすけのたび」など支援アイテムが数多い。 --他にも装備している効果がそのまま2倍になる「こうかが2ばい」やレベルアップ時の能力アップが2倍になる「UPが2ばい」。敵ボス撃破時にそのボスが使っていた必殺技を会得できる「たつじんめがね」なども存在する。安価ではないが、頑張ってお金をためて買う価値はある。 //修正依頼の指摘により、短所を全体的にまとめてスリム化。できれば長所をもっと充実させて。 **短所 -一部マップの地域境界が複雑に入り組んでいて分かりにくい地方がある。 -作中に説明が無く、実際に買って装備してみないとわからないアイテムがある。中には装備しても具体的な効果のわからない物や、特定の地形の影響を無効化するなどの追加効果のある装備品も(もちろん説明は無い)。 -戦闘バランスがやや不安定で、戦法がワンパターンになりやすい。 --レベルアップ等による攻撃力の上昇や、特定の技や条件が重なると、敵が吹っ飛んで画面外にまで転がっていってしまう事がままある。追いかけて自分も画面外に出てしまえばエリアチェンジ(その戦闘は無効)となるため、敵が戻ってくるまで待たねばならない。しかもザコ敵はダウンからの復帰が遅い。 //ダメージ数値が大雑把。かつ気力システムにより3桁ダメージを叩き込もうと体力0で持ちこたえてしまう。~ //逆に、ダウン中は直接気力にダメージを与えるため、ダウン中に連続ヒットする技(ダウン専用追撃技も含む)が異常に強力となり、ザコ敵はどれだけレベル差があろうが一度ダウンさせればそのまま即死に、ボスも数回繰り返せばあっさり倒せてしまう(主な死亡原因として同様の戦法を敵も行う)。 //↑正確には直接気力にダメージが通るわけではなく(連続ヒットである必要はここにある)、最高難易度ではプレイヤーが弱いうちは、たとえ雑魚でも変換された体力を削り切る前に起きてしまうことも多い。なのでちょっと修正。気に入らないようなら戻してくださって結構です。 --気力の体力変換は「ダウン時且つ体力0の場合」に限るので、高威力の単発技は二発目以降は無駄が多く、逆に変換のプロセスが高速で繰り返されるダウン中に連続ヒットする技(ダウン専用追撃技も含む)が異常に強力。威力の高い技は上記の様に敵を大きくふっ飛ばしてしまうのでなおさら使い勝手が悪い。 --防御というコマンドがあり、ステータスにも防御の出しやすさが能力値として存在するが、非常に出しにくく死にステータスになっている。攻撃コマンドが防御に変化する仕組みだが、攻撃をキャンセルして防御に移行できないのと、防御のタイミングを与えない即当たり判定必殺技が多いため。 --重力が軽くてキャラがふわふわ飛ぶ。特に敵のジャンプ攻撃は全部頭上で空振りするので萎える。 --ドスなどの持ち込み系の武器は既存のフィールド武器を一旦画面外に捨てないと敵が持ってきてくれない。弥五郎(五代)などのドスを使った必殺技を持つ敵もドスがなくて必殺技が使えないということがしょっちゅうで、まったく手応えがない。 --どんなに武器投げの威力を上げても武器投げで一撃で敵が吹っ飛ばず、屈むだけ。「わーぷしゅーと」でも同様。 --相手を持ち上げて投げ飛ばしてもダメージゼロ。大技であるはずのダブル魚雷もダメージゼロ。 -ストーリーの説明不足やバグ、設定ミスがてんこ盛り。 --フラグ管理がマズく、内部的に存在してる台詞が出なかったり、止めを刺さないことで仲間になるキャラに止めを刺しても普通に仲間になったりする。 //--なぜか途中から再登場して無限沸きする銀八一家。 //↑ぎんぱちことさわぐちは、「くにおに何度ボコボコにされても立ち上がる根性の男」とされていることに加え、いわゆる金稼ぎ、経験値稼ぎ用に設計されているふしがある。 //--なぜか再登場する一兵衛六兵衛一家。しかし弱いままでセリフに変化もなく倒しても何も無い。 //↑「二人組にさらわれた」というストーリー上のミスリードポジション。 //--なぜか辰一辰二のどちらかのみ仲間になる。残った方と再戦するが、倒しても仲間にならない。 //↑どちらかが倒されると残った方は逃げるという「ひどい行い」に対するアンサーであるため、なぜかとまで言うのは如何なものか。 --シリーズで代表的なキャラである「りき」演ずる「力五郎」が隠しキャラにされており、進め方によってはゲームのエンディングまで「りき」が出てこないといった事も。 --突然裏切ってくるつる松。倒しても意味不明のセリフを吐くだけで訳がわからない。(実は催眠術で操られていたという設定があるが、ゲーム中に説明はない。) --説明書記載の虎蔵一家が登場しない。虎蔵自身は説明書に記載されていない一家を率いて登場する。 //--全員集合と銘打っているが、冷峰四天王の木下が登場しない。また、前作「行進曲」初登場のキャラで時代劇にも登場してるキャラはごく一部のみ。主人公くにおの所属する熱血高校チームのキャラはおらず、りき所属の花園高校チームからは一人だけ。行進曲で追加された必殺技もほとんど採用されていない。 //---行進曲で「マッハチョップ」を使うようになった小林、「ためパンチ」を使うようになった西村は別の技に差し替えられ、「爆魔龍神脚」「天殺龍神拳」も使えるようになったダブルドラゴンも物語時代と同様の「旋風脚」一つに減らされている。なぜここまで名作「行進曲」を無視した内容にしたのか謎。というか、ほとんど「物語」の流用。 //↑それを言ったらドッジボールからはへいるまんとらおちぇんの二人だけ、名作なのになぜ・・・というような不毛な話になる。 ---根立(半四郎)と松戸(仁左衛門)は説明書に記載されてはいるが今作でいきなりの初登場だったためほとんど「あんた誰?」状態だった。((ただし松戸に関しては本作の「仁左衛門」のストーリー上でも戦闘上でもインパクトが強く、以後のシリーズでも「仁左衛門」は出るが「松戸」が出てくる事は極端に少なくなり、逆に松戸本人が「あんた誰?」になるという逆転現象が起きている。)) --そして最大の問題点にしてバグ、ラスボスの一人の謎の挙動。始めは仲間になるのだが、途中でいなくなってしまい、黒幕であることを匂わせる。しかしなぜかまた仲間に復帰する。それからラスボスへ行くと、ラスボスとしても登場し、仲間とラスボスで二人出現してしまう。 -説明書記載のボス使用必殺技が実際のゲームでは異なるキャラが存在する。そもそも記載と能力値が違うのが難。 --ボスキャラは全員武器投げが強いタイプになってしまっている。素早さが高いはずの金助も足が遅い。 ---ボスまでに倒す雑魚の数は10人と概要では説明されているが、実際は9人で、10人目がボスとなる。おそらく10人目の雑魚ステータスであろう。 -説明書も間違いが多く、特にため吉一家のステータスが平七一家のステータスと混ざって滅茶苦茶になっている。 -NPCの相方は画面外に出るといちいちプレイヤーの側まで戻ってくる。NPCは鬱陶しいことが多いが外すことが出来ない。 -難易度の「やさしい」と「ちょやさ」が内部数値的に違いが無い。 -なぞのみせL5で売られている「ふしぎなくすり」の効果がない。((使うと「○○は にこにこしてきた!」と表示されるだけで効果に対して明記されない。)) **総評 多彩な必殺技と異様にしぶとい敵、数の多い雑魚等を相手と、ひたすら戦い続ける事がポイントになっている。独特なベルトスクロールアクションであったくにおくんシリーズの中でも、かなり大胆かつ大味な立ち回りが容認される本作は、攻略していて楽しいというよりも、触っていて楽しいゲームとなっている。 **移植 -FC版発売二年後の1993年12月22日、GBでも発売。通信機能による2P協力・対戦も搭載されている。 --GB版は全体的に良移植だが、モノクロ故に''マップ画面で敵の識別が出来ない''難点がある。 --また、文蔵のパラメーターが異様に高くなっておりイメージ通りの最強の親分になっている、陸中の溶岩のダメージが無くなるといった微調整が加えられている。 -GBAの『熱血コレクション3』にも移植されている。 //変更点は特に無いが、セーブ機能が無いにも関わらずきろく画面が存在する謎仕様。 //--コスト減のためにセーブ可能な基板すらケチったのだろうか? //--なお、公式サイトには「[[''雰囲気を損なわないため''「きろく」の画面を残しておりますが、セーブできません>http://www.atlus.co.jp/cs/game/gbadvance/kuniokun/collection3/collection3.html]]」と書かれている。…セーブができないことのほうが雰囲気ぶち壊しではないだろうか? //他作品の批判は当該記事で。 -他には携帯アプリゲームにも移植されているがこちらは色々と追加要素が施されている。 -純正移植はWii/3DSバーチャルコンソールで配信されているもののみ。 **余談 -せってい画面でセレクトを押す事で名前変更できる裏技がある。さらにこの名前変更で「こがねむし」と入力すると大金所持・マップ画面でカーソル操作して移動する事が出来るアイテム所持・全裏技を習得済みになる。 --裏技でのみ「まっはすいんぐ」という必殺技が使用可能になる。高速でジャイアントスイングを決める技で、広範囲の敵をなぎ倒せるが味方も巻き込む上、ジャイアントスイング中の敵にダメージは殆どないので実用性は無い。が、見ていてなんか楽しい。 --GB版では「いいかんじ」と入力する事で同等の裏技ができる。 -金助が一旦仲間から外れた後戻ってきた時にステータス割り振りがバグってしまい、めちゃくちゃ高い値を設定できるようなり一瞬でMAXまで成長できるようになってしまう。 &br

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