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*Mr.Bones 【みすたーぼーんず】 |ジャンル|オムニパス|&amazon(B000092PG5)| |対応機種|セガサターン|~| |発売元|セガ/セガオブアメリカ|~| |開発元|ゾノ|~| |発売日|1997年6月27日(国内版・コンビニ専売)&br()1996年9月30日(海外版)|~| |定価|5,800円|~| |分類|BGCOLOR(MistyRose):''バカゲー''|~| |ポイント|豪華なゲーム集&br()スタッフは骸骨男?&br()おバカながら非常に熱い展開もあり&br()コンビニ専売という謎の販売戦略|~| **概要 架空の19世紀の南部の農村の地方世界が舞台で、ドラムを武器に世界を暗黒の闇にし、世の破滅を企む吸血鬼ダ・ゴーリアンが邪悪な軍団を復活するため、墓地から死者を蘇らせ、邪悪な赤い光の目を持つガイコツ化して死者達が復活した。~ そんな中、唯一青い光の目を持つ者がいた。かつて生きていた頃、ブルースロックのミュージシャンだった主人公のミスター・ボーンズ。ミスター・ボーンズがダ・ゴーリアンの野望を阻止しようとするストーリー内容である。 **ゲーム内容 -骸骨男が主人公のミニゲーム集。 -本作の特徴は何と言っても全22ステージからなるステージバリエーションの数々。最初はジャンプアクションと見せかけておきながら音ゲー、レース、シューティングなど節操無く盛り込んでいる。 #region(ステージ一覧) -Disc1 --GRAVE ESCAPE(横スクロールジャンプアクション) --MAUSOLEUM(ジャンプアクション) --THE VALLEY(横スクロールジャンプアクション) --GUITAR SOLO(音ゲー) --NIGHT OF THE BATS(探索型ジャンプアクション) --DAWN OF THE BATS(探索型ジャンプアクション) --DAY OF THE BATS(探索型ジャンプアクション) --ROLLING LOGS(横スクロールジャンプアクション) --DRUM SOLO(音ゲー) --GLASS SHARDS(探索型ジャンプアクション) --BIG BONES(風船割りゲーム?) --VORTEX(回転視点ジャンプアクション) -Disc2 --UNDERWATER RIDE(3Dレーシング) --LITTLE PEOPLE VILLAGE(ジャンプアクション) --THE ICY LAKE(上視点ジャンプアクション) --BENEATH THE ICE(下視点アクション) --SHADOW MONSTER(ジャンプアクション) --DRY MOAT(ジャンプアクション) --HALL OF PANE(3Dレーシング) --SKELETISM GENERATOR(アステロイド型シューティング) --FUNNY BONES(音ゲー?) --LOS ENDOS(シューティング) #endregion --そのため操作方法はマニュアルに書いてあるもののむしろマニュアルの操作方法が通用するステージのほうが少ない。 -基本的には青いターゲットが回復、赤いターゲットが敵や障害物と考えるとよい。 **評価点 -各々のゲームの完成度はどのゲームも水準以上の完成度を誇る。 --さらにそれを1ステージで使い捨てにしているあたり製作者の本気を垣間見ているようで凄まじい。 --特に『FUNNY BONES』はいろいろな意味で必見。 -ほぼ冗談のような設定のゲームなのにプログラムレベル、グラフィックレベル、演出レベルが恐ろしく高く、スタッフに骸骨男がいるんじゃないかと思わせるような出来栄え。 --自分で体を分解したり、腕や足を複数付けたりすることができるなどなどやりたい放題が可能。動きも凄まじいまでにリアル。 --ムービーの完成度も半端なく高く、ストーリーの盛り上げに一役買っている。 -ストーリーもおバカな展開ながらかなりとんちが効いている上に熱い展開もあるのである意味凄まじい。 --特に主人公のミスターボーンズの自分の境遇に悲観することもなく飄々と危機に立ち向かう姿は非常に格好いい。ある意味当時のセガのキャッチフレーズである『This is Cool』を体現できているキャラともいえる。 -音楽も元モントローズのギタリストのロニー・モントローズが監修しているだけあって絶品。ジャケットもアルバムを意識した構成になっている。 --セガサターン機能のサウンド再生機能で、ゲーム中のBGMが聴けるが、ロニー・モントローズ本人のメッセージの声も入っており、ミスター・ボーンズに関するロニー・モントローズのメッセージが聴ける。 --また、ロニー・モントローズ本人もゲーム本編でカメオ出演している。 **難点 -各種ゲームの難易度は非常にばらつきがあり、難しいゲームは極悪レベルの難易度を誇る。 --特に鬼門となるのはDisc1の『BIG BORNS』とDisc2の『ICY LAKE』。ここで涙をのんだプレイヤーも数多い。 -スコアの概念がなく、やりこみプレイの訴求性に乏しい。 --ゲームデザイン的にスコアアタックに向いたゲームも多いだけに残念なところ。 -そもそも最大の冗談はどう考えても一般受けしないようなこのゲームをデジキューブのコンビニ専売にしている点であろう。 --そのため当然のごとく売上的にはあまり芳しくなく当時は在庫の山、さらにコンビニ専売ということもあって中古価格も下がらなかったという悪循環もあって出回りはあまりいいとはいえなかった。 **総評 兎にも角にも製作者の本気がひしひしと伝わってくるバカゲー。しかしその制作に対する本気っぷりは半端なく高く、完成度は非常に高い。~ コンビニ専売にするのが非常に惜しい逸品である。
*Mr.Bones 【みすたーぼーんず】 |ジャンル|オムニパス|&amazon(B000092PG5)| |対応機種|セガサターン|~| |発売元|セガ・エンタープライゼス/セガオブアメリカ|~| |開発元|ゾノ|~| |発売日|1997年6月27日(国内版・コンビニ専売)&br()1996年9月30日(海外版)|~| |定価|5,800円|~| |分類|BGCOLOR(MistyRose):''バカゲー''|~| |ポイント|豪華なゲーム集&br()スタッフは骸骨男?&br()おバカながら非常に熱い展開もあり&br()コンビニ専売という謎の販売戦略|~| **概要 架空の19世紀の南部の農村の地方世界が舞台で、ドラムを武器に世界を暗黒の闇にし、世の破滅を企む吸血鬼ダ・ゴーリアンが邪悪な軍団を復活するため、墓地から死者を蘇らせ、邪悪な赤い光の目を持つガイコツ化して死者達が復活した。~ そんな中、唯一青い光の目を持つ者がいた。かつて生きていた頃、ブルースロックのミュージシャンだった主人公のミスター・ボーンズ。ミスター・ボーンズがダ・ゴーリアンの野望を阻止しようとするストーリー内容である。 **ゲーム内容 -骸骨男が主人公のミニゲーム集。 -本作の特徴は何と言っても全22ステージからなるステージバリエーションの数々。最初はジャンプアクションと見せかけておきながら音ゲー、レース、シューティングなど節操無く盛り込んでいる。 #region(ステージ一覧) -Disc1 --GRAVE ESCAPE(横スクロールジャンプアクション) --MAUSOLEUM(ジャンプアクション) --THE VALLEY(横スクロールジャンプアクション) --GUITAR SOLO(音ゲー) --NIGHT OF THE BATS(探索型ジャンプアクション) --DAWN OF THE BATS(探索型ジャンプアクション) --DAY OF THE BATS(探索型ジャンプアクション) --ROLLING LOGS(横スクロールジャンプアクション) --DRUM SOLO(音ゲー) --GLASS SHARDS(探索型ジャンプアクション) --BIG BONES(風船割りゲーム?) --VORTEX(回転視点ジャンプアクション) -Disc2 --UNDERWATER RIDE(3Dレーシング) --LITTLE PEOPLE VILLAGE(ジャンプアクション) --THE ICY LAKE(上視点ジャンプアクション) --BENEATH THE ICE(下視点アクション) --SHADOW MONSTER(ジャンプアクション) --DRY MOAT(ジャンプアクション) --HALL OF PANE(3Dレーシング) --SKELETISM GENERATOR(アステロイド型シューティング) --FUNNY BONES(音ゲー?) --LOS ENDOS(シューティング) #endregion --そのため操作方法はマニュアルに書いてあるもののむしろマニュアルの操作方法が通用するステージのほうが少ない。 -基本的には青いターゲットが回復、赤いターゲットが敵や障害物と考えるとよい。 -クリアしたステージはステージセレクト機能で個別に遊ぶことも可能。 **評価点 -各々のゲームの完成度はどのゲームも水準以上の完成度を誇る。 --さらにそれを1ステージで使い捨てにしているあたり製作者の本気を垣間見ているようで凄まじい。 --特に『FUNNY BONES』はいろいろな意味で必見。 -ほぼ冗談のような設定のゲームなのにプログラムレベル、グラフィックレベル、演出レベルが恐ろしく高く、スタッフに骸骨男がいるんじゃないかと思わせるような出来栄え。これだけの完成度であればディスク2枚組になるのも納得。 --自分で体を分解したり、腕や足を複数付けたりすることができるなどなどやりたい放題が可能。動きも凄まじいまでにリアル。 --ムービーの完成度も半端なく高く、ストーリーの盛り上げに一役買っている。 -ストーリーもおバカな展開ながら基本的な軸は王道展開で、さらに展開もかなりとんちが効いている上に熱い展開もあるのである意味凄まじい。 --特に主人公のミスターボーンズの自分の境遇に悲観することもなく飄々と危機に立ち向かう姿は非常に格好いい。ある意味当時のセガのキャッチフレーズである『This is Cool』を体現できているキャラともいえる。 -音楽も元モントローズのギタリストのロニー・モントローズが監修しているだけあって絶品。ジャケットもアルバムを意識した構成になっている。 --セガサターン機能のサウンド再生機能で、ゲーム中のBGMが聴けるが、ロニー・モントローズ本人のメッセージの声も入っており、ミスター・ボーンズに関するロニー・モントローズのメッセージが聴ける。 --また、ロニー・モントローズ本人もゲーム本編でカメオ出演している。 **難点 -各種ゲームの難易度は非常にばらつきがあり、難しいゲームは極悪レベルの難易度を誇る。 --特に鬼門となるのはDisc1の『BIG BORNS』とDisc2の『ICY LAKE』。ここで涙をのんだプレイヤーも数多い。 -スコアの概念がなく、やりこみプレイの訴求性に乏しい。 --ゲームデザイン的にスコアアタックに向いたゲームも多いだけに残念なところ。 -そもそも最大の冗談はどう考えても一般受けしないようなこのゲームをデジキューブのコンビニ専売にしている点であろう。 --そのため当然のごとく売上的にはあまり芳しくなく当時は在庫の山、さらにコンビニ専売ということもあって中古価格も下がらなかったという悪循環もあって出回りはあまりいいとはいえなかった。 **総評 兎にも角にも製作者の本気がひしひしと伝わってくるバカゲー。しかしその制作に対する本気っぷりは半端なく高く、完成度は非常に高い。~ コンビニ専売にするのが非常に惜しい逸品である。

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