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ダウンタウン熱血物語ex - (2015/06/01 (月) 11:45:38) の1つ前との変更点

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//初稿は劣化移植でしたが、[[判定変更議論スレ避難所>http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/51440/1401677906/]]へ依頼の結果、判定なしへと変更になりました。 *ダウンタウン熱血物語ex 【だうんたうんねっけつものがたり いーえっくす】 |ジャンル|ドタバタ格闘RPGアクション(アクションゲーム)|&amazon(B00018WELY)| |対応機種|ゲームボーイアドバンス|~| |発売元|アトラス|~| |開発元|パオン&br()ミリオン (ライセンス提供)|~| |発売日|2004年3月5日|~| |定価|5,040円(税込)|~| |ポイント|くにおくん待望の復活&br()多数追加された新要素&br()好感度システムは不評|~| |>|>|CENTER:''[[くにおくんシリーズリンク>くにおくんシリーズ]]''| **概要 ファミコンなどで発売された『ダウンタウン熱血物語』のリメイク作品で、国内では10年ぶりに発売されたくにおくんシリーズ。1995年末に倒産したテクノスジャパンの元社長である瀧邦夫氏が所属する株式会社ミリオンが版権を取得し、久しぶりの発売に至った。 **評価点 -ハードがGBAになったことでグラフィックが向上。例えばFC版ではキャラ全員の髪が黒だったが、本作では多くのキャラがイラスト準拠のカラフルな色彩になっている。 --BGMも原曲の雰囲気を壊していないアレンジに仕上がっており、新たなフレーズが加わった曲もある。 --ハード性能が上がったことで画面内に表示されるキャラ数が増え(主人公+味方最大3人+敵最大4人=計8人)、処理落ちもほとんど発生しない。 -登場するキャラクター・イベント・アイテムの種類が大幅に追加。後のシリーズでおなじみのキャラから本作で初登場もいたりとバラエティ豊か。雑魚として登場する高校の種類も増えている。 -通常技・必殺技も増量。しかもボスや仲間になるキャラはすべて固有の必殺技を持っており、より個性豊かになった。 -オプション面が非常に充実。 --「さくせん」では仲間CPUの行動(攻撃のターゲット、間合い、武器の使い方など)を細かい指示やゲーム内の移動スピード、攻撃&防御バランス、重力、障害物の有無など細かい設定が出来る。これらはゲーム中いつでも設定可能。 --1度ゲームをクリアしてからある店で売られるようになるアイテムを買うと、好きなキャラを顔・髪・肌の色・必殺技の出し方など自由自在に作成することが可能。 -最大3人まで仲間にすることが出来る。 -雑魚・ボスキャラの台詞バリエーション(戦闘中・逃走・やられた時など)が豊富になった。戦いで忙しい時はあまり見てる暇ないが。 -攻撃を与えた時や受けた際、タメージ数値が表示されるようになった。 -FC版では一度覚えた必殺技を忘れる(使えなくする)にはそのアイテムを捨てなければならなかったが、GBA版では任意で付け外しが可能になった。ただし覚えられる技は最大12までで、それ以上他の技を覚えさせたいときはFC版同様捨てる必要がある。 **問題点 -本作で新たに導入された好感度システムについて(好感度システムは公式名称ではないが、多くの攻略サイトや感想などでこう呼ばれているため本稿でも同じように表記する)。 --この好感度というのは隠しステータスで、説明書にも一切書かれていない。 --多くのイベントやキャラが追加されたのはいいが、その多くは好感度が低いと発生しない((好感度が低い時にだけ発生するイベントもある。))。好感度が普通か低い状態のときはほぼFC版通りのストーリーで進むが、好感度が低い時はボスキャラなどの台詞が「くず」「ふざけたやろう」などプレイヤーが悪者みたいな感じになるため気分を損なう人もいるだろう。 --好感度が下がる条件は味方を攻撃・味方がやられる・ボスキャラが話している最中に攻撃する・ダウンしている敵に攻撃するなどで、上げる条件は敵を全滅させる・ボスを倒す・プレイヤーが壁などにわざとぶつかって転倒するなどだが、上記の通り説明書にも書かれていないため、攻略サイトなどで調べないとまずわからない。 ---特にダウンしている敵の攻撃すると好感度が下がる((ダウンしている相手を持ち上げるか、つかんで投げ飛ばすなどしてダメージを与えるのは、なぜか好感度が下がらない。))のは、くにおくんシリーズならではのなんでもありなはちゃめちゃ感や爽快感を大きく損ね、好感度を上げる方法もテンポが悪く作業がちになるため、本作の大きな不満点としてよく挙げられている。さらに特定の必殺技(にんげんどりる、はいぱーがーどなど)はダウン中の敵にも命中しやすいため、好感度を高く維持したい場合は使わない必要がある。好感度の数値はゲーム内では表記されないため、数値がどれくらい変化したかは基本的に自分である程度計算する必要がある(履歴で卑怯な行為をすると上がるラフプレイやボスとの会話でもある程度高いか低いかはわかる)。 --好感度というシステムそのものは決して悪いアイデアではなく、実際それにより全てのイベントやキャラを見るという楽しみもあるため、せめてゲーム中で分かりやすく表示したり、高低の条件をもっと緩和していれば少なくともあまり批判されなかったかもしれない。 -通常のパンチ・キックが溜め操作になった。 --これにより通常攻撃のパンチ・キックの威力が弱・中・強と種類も増えたが、強攻撃は溜めている隙が大きく、殆どその間に攻撃されるか避けられるのでまず使えない。弱攻撃は軽くボタンを押すだけで出せるが、連打すると溜めが発生して中攻撃が出ることもある。弱・中の溜めモーションの差はほんのわずかだが、気になる人もいるだろう。 -パスワード制が廃止されてセーブが出来るようになった((FC版も周辺機器のターボファイルを使えばセーブ出来た。))のはいいが、保存可能なのはステータスのみ(好感度はリセットされる)で、ストーリーの進行状況までは記録出来ない。これはパスワード制のFC版もそうだったしクリアまでにはそれほど時間はかからないが、携帯機であることを考慮すると中断機能くらいはあっても良かったのではないか。 -ダッシュしながら必殺技が出せなくなった(出す条件がダッシュする必要がある技は除く)。 -FC版と比べて効果音が弱いというか軽くなっている。擬音でたとえるならばFC版では「ドカッ」「バキッ」がGBA版では「ボスッ」「パシッ」という感じに。 -FC版では可能だった2人同時プレイが出来ない。多人数プレイもシリーズの売りなだけに残念。 -FC版にあった豪田・五代戦の専用BGMが通常ボスの曲になっている。人気の高いBGMなだけに残念がるファンも多かった。 #region(ネタバレ) -エンディングは続編を匂わせる文章が出た後、一枚絵が表示され一分半程度のBGMが流れてスタッフロールもない非常にあっさりした終わり方となっている。ちなみに好感度の変動でエンディング自体に変化はない様子。 #endregion **賛否が分かれそうな点 -ゲーム内のテキストは平仮名のみ。これはFC版やいくつかのシリーズ作品((熱血高校ドッジボール部、くにおくんの時代劇だよ全員集合!、いけいけ熱血ホッケー部など。))でも同様だったし、むしろくにおくんはこうでなくてはというファンもいるだろうが、新規ユーザーなどは単に読み辛いと感じるだろう。 -一部便利すぎる必殺技・裏技がある。 --必殺技はすくりゅう、にんげんぎょらいが代表的で、使い続ければ穴などに落ちない限りどんな敵でもノーダメージで勝ててしまう。 --簡単にお金を貯める方法がある。 ---ある店で買える「そくせきくじ」は一つ1000円だが、使うと5等100円・4等1万円・3等10万円・2等100万円・1等はなんと''1000万円''が当たる。これをまとめ買いしていったんセーブしてからくじを引いて、はずればかりだったらロードしてやり直しを繰り返せば簡単に所持金を稼げる。 ---他にも「[[ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合!]]」のように、プレイヤーキャラをある名前に変更すると所持金が最大になる(他にもステータスを最大にしたり、データを初期化するなどの名前もある)。これらは嫌なら使わなければいいだけの事だが。 -アイテムの種類が大幅に増えた代わりに、店で販売する品ぞろえがランダムに変化するようになった。 --店に入るたびに表示されるアイテムは最大6つまでなので、その店で欲しいアイテムがない場合は出入りを繰り返す必要がある。出現する確率が低いレアなアイテムが出てきた時は嬉しくなるが。 #region(ネタバレ) -FC版から大幅に強くなったキャラがいる。 --特にFC版ではあまり強くなかった望月が、距離問わず一瞬で突撃してくるにとろあたっくという強力な必殺技を使ってくるため、かなり厄介になっている。 --ラスボス・山田もFC版では少し耐久力が上がった雑魚敵並の弱さだったが、GBA版ではラスボスに相応しいほど強くなった(本人いわく、あるキャラにパワーアップしてもらったらしい)。これは好意的な意見もあれば、弱いままの方が良かったという声も。 #endregion **総評 テクノスジャパンが1995年末に倒産して長い間発売されなかったくにおくんシリーズ待望の復活作品ということもあり、それだけで喜んだファンも多く一時期プレミアもついていた。好感度システムなどがきちんと活かせれば、シリーズファンならば文句なしにお勧め出来たかもしれないだけに惜しい作品。 **余談 -本作はテクノスジャパンもう一つの代表作であるダブルドラゴンのリメイク作品「[[ダブルドラゴンアドバンス]]」と同時発売された。 -3年後の2007年、「ミラクルキッズ」(テクノスジャパンの元スタッフが立ち上げた会社)が本作の改良版が配信された。必殺技・キャラ・イベントがさらに追加されてパワーアップしているようだがGBAはPSP等のようなパッチ機能がないため、エミュやマジコンといった違法的な方法しか遊べないらしい。ダウンロードソフトとして配信できないものか。
//初稿は劣化移植でしたが、[[判定変更議論スレ避難所>http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/51440/1401677906/]]へ依頼の結果、判定なしへと変更になりました。 *ダウンタウン熱血物語ex 【だうんたうんねっけつものがたり いーえっくす】 |ジャンル|ドタバタ格闘RPGアクション(アクションゲーム)|&amazon(B00018WELY)| |対応機種|ゲームボーイアドバンス|~| |メディア|32MbitROMカートリッジ|~| |発売元|アトラス|~| |開発元|パオン&br()ミリオン (ライセンス提供)|~| |発売日|2004年3月5日|~| |定価|5,040円(税込)|~| |ポイント|くにおくん待望の復活&br()多数追加された新要素&br()好感度システムは不評|~| |>|>|CENTER:''[[くにおくんシリーズリンク>くにおくんシリーズ]]''| **概要 ファミコンなどで発売された『ダウンタウン熱血物語』のリメイク作品で、国内では10年ぶりに発売されたくにおくんシリーズ。1995年末に倒産したテクノスジャパンの元社長である瀧邦夫氏が所属する株式会社ミリオンが版権を取得し、久しぶりの発売に至った。 **評価点 -ハードがGBAになったことでグラフィックが向上。例えばFC版ではキャラ全員の髪が黒だったが、本作では多くのキャラがイラスト準拠のカラフルな色彩になっている。 --BGMも原曲の雰囲気を壊していないアレンジに仕上がっており、新たなフレーズが加わった曲もある。 --ハード性能が上がったことで画面内に表示されるキャラ数が増え(主人公+味方最大3人+敵最大4人=計8人)、処理落ちもほとんど発生しない。 -登場するキャラクター・イベント・アイテムの種類が大幅に追加。後のシリーズでおなじみのキャラから本作で初登場もいたりとバラエティ豊か。雑魚として登場する高校の種類も増えている。 -通常技・必殺技も増量。しかもボスや仲間になるキャラはすべて固有の必殺技を持っており、より個性豊かになった。 -オプション面が非常に充実。 --「さくせん」では仲間CPUの行動(攻撃のターゲット、間合い、武器の使い方など)を細かい指示やゲーム内の移動スピード、攻撃&防御バランス、重力、障害物の有無など細かい設定が出来る。これらはゲーム中いつでも設定可能。 --1度ゲームをクリアしてからある店で売られるようになるアイテムを買うと、好きなキャラを顔・髪・肌の色・必殺技の出し方など自由自在に作成することが可能。 -最大3人まで仲間にすることが出来る。 -雑魚・ボスキャラの台詞バリエーション(戦闘中・逃走・やられた時など)が豊富になった。戦いで忙しい時はあまり見てる暇ないが。 -攻撃を与えた時や受けた際、タメージ数値が表示されるようになった。 -FC版では一度覚えた必殺技を忘れる(使えなくする)にはそのアイテムを捨てなければならなかったが、GBA版では任意で付け外しが可能になった。ただし覚えられる技は最大12までで、それ以上他の技を覚えさせたいときはFC版同様捨てる必要がある。 **問題点 -本作で新たに導入された好感度システムについて(好感度システムは公式名称ではないが、多くの攻略サイトや感想などでこう呼ばれているため本稿でも同じように表記する)。 --この好感度というのは隠しステータスで、説明書にも一切書かれていない。 --多くのイベントやキャラが追加されたのはいいが、その多くは好感度が低いと発生しない((好感度が低い時にだけ発生するイベントもある。))。好感度が普通か低い状態のときはほぼFC版通りのストーリーで進むが、好感度が低い時はボスキャラなどの台詞が「くず」「ふざけたやろう」などプレイヤーが悪者みたいな感じになるため気分を損なう人もいるだろう。 --好感度が下がる条件は味方を攻撃・味方がやられる・ボスキャラが話している最中に攻撃する・ダウンしている敵に攻撃するなどで、上げる条件は敵を全滅させる・ボスを倒す・プレイヤーが壁などにわざとぶつかって転倒するなどだが、上記の通り説明書にも書かれていないため、攻略サイトなどで調べないとまずわからない。 ---特にダウンしている敵の攻撃すると好感度が下がる((ダウンしている相手を持ち上げるか、つかんで投げ飛ばすなどしてダメージを与えるのは、なぜか好感度が下がらない。))のは、くにおくんシリーズならではのなんでもありなはちゃめちゃ感や爽快感を大きく損ね、好感度を上げる方法もテンポが悪く作業がちになるため、本作の大きな不満点としてよく挙げられている。さらに特定の必殺技(にんげんどりる、はいぱーがーどなど)はダウン中の敵にも命中しやすいため、好感度を高く維持したい場合は使わない必要がある。好感度の数値はゲーム内では表記されないため、数値がどれくらい変化したかは基本的に自分である程度計算する必要がある(履歴で卑怯な行為をすると上がるラフプレイやボスとの会話でもある程度高いか低いかはわかる)。 --好感度というシステムそのものは決して悪いアイデアではなく、実際それにより全てのイベントやキャラを見るという楽しみもあるため、せめてゲーム中で分かりやすく表示したり、高低の条件をもっと緩和していれば少なくともあまり批判されなかったかもしれない。 -通常のパンチ・キックが溜め操作になった。 --これにより通常攻撃のパンチ・キックの威力が弱・中・強と種類も増えたが、強攻撃は溜めている隙が大きく、殆どその間に攻撃されるか避けられるのでまず使えない。弱攻撃は軽くボタンを押すだけで出せるが、連打すると溜めが発生して中攻撃が出ることもある。弱・中の溜めモーションの差はほんのわずかだが、気になる人もいるだろう。 -パスワード制が廃止されてセーブが出来るようになった((FC版も周辺機器のターボファイルを使えばセーブ出来た。))のはいいが、保存可能なのはステータスのみ(好感度はリセットされる)で、ストーリーの進行状況までは記録出来ない。これはパスワード制のFC版もそうだったしクリアまでにはそれほど時間はかからないが、携帯機であることを考慮すると中断機能くらいはあっても良かったのではないか。 -ダッシュしながら必殺技が出せなくなった(出す条件がダッシュする必要がある技は除く)。 -FC版と比べて効果音が弱いというか軽くなっている。擬音でたとえるならばFC版では「ドカッ」「バキッ」がGBA版では「ボスッ」「パシッ」という感じに。 -FC版では可能だった2人同時プレイが出来ない。多人数プレイもシリーズの売りなだけに残念。 -FC版にあった豪田・五代戦の専用BGMが通常ボスの曲になっている。人気の高いBGMなだけに残念がるファンも多かった。 #region(ネタバレ) -エンディングは続編を匂わせる文章が出た後、一枚絵が表示され一分半程度のBGMが流れてスタッフロールもない非常にあっさりした終わり方となっている。ちなみに好感度の変動でエンディング自体に変化はない様子。 #endregion **賛否が分かれそうな点 -ゲーム内のテキストは平仮名のみ。これはFC版やいくつかのシリーズ作品((熱血高校ドッジボール部、くにおくんの時代劇だよ全員集合!、いけいけ熱血ホッケー部など。))でも同様だったし、むしろくにおくんはこうでなくてはというファンもいるだろうが、新規ユーザーなどは単に読み辛いと感じるだろう。 -一部便利すぎる必殺技・裏技がある。 --必殺技はすくりゅう、にんげんぎょらいが代表的で、使い続ければ穴などに落ちない限りどんな敵でもノーダメージで勝ててしまう。 --簡単にお金を貯める方法がある。 ---ある店で買える「そくせきくじ」は一つ1000円だが、使うと5等100円・4等1万円・3等10万円・2等100万円・1等はなんと''1000万円''が当たる。これをまとめ買いしていったんセーブしてからくじを引いて、はずればかりだったらロードしてやり直しを繰り返せば簡単に所持金を稼げる。 ---他にも「[[ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合!]]」のように、プレイヤーキャラをある名前に変更すると所持金が最大になる(他にもステータスを最大にしたり、データを初期化するなどの名前もある)。これらは嫌なら使わなければいいだけの事だが。 -アイテムの種類が大幅に増えた代わりに、店で販売する品ぞろえがランダムに変化するようになった。 --店に入るたびに表示されるアイテムは最大6つまでなので、その店で欲しいアイテムがない場合は出入りを繰り返す必要がある。出現する確率が低いレアなアイテムが出てきた時は嬉しくなるが。 #region(ネタバレ) -FC版から大幅に強くなったキャラがいる。 --特にFC版ではあまり強くなかった望月が、距離問わず一瞬で突撃してくるにとろあたっくという強力な必殺技を使ってくるため、かなり厄介になっている。 --ラスボス・山田もFC版では少し耐久力が上がった雑魚敵並の弱さだったが、GBA版ではラスボスに相応しいほど強くなった(本人いわく、あるキャラにパワーアップしてもらったらしい)。これは好意的な意見もあれば、弱いままの方が良かったという声も。 #endregion **総評 テクノスジャパンが1995年末に倒産して長い間発売されなかったくにおくんシリーズ待望の復活作品ということもあり、それだけで喜んだファンも多く一時期プレミアもついていた。好感度システムなどがきちんと活かせれば、シリーズファンならば文句なしにお勧め出来たかもしれないだけに惜しい作品。 **余談 -本作はテクノスジャパンもう一つの代表作であるダブルドラゴンのリメイク作品「[[ダブルドラゴンアドバンス]]」と同時発売された。 -3年後の2007年、「ミラクルキッズ」(テクノスジャパンの元スタッフが立ち上げた会社)が本作の改良版が配信された。必殺技・キャラ・イベントがさらに追加されてパワーアップしているようだがGBAはPSP等のようなパッチ機能がないため、エミュやマジコンといった違法的な方法しか遊べないらしい。ダウンロードソフトとして配信できないものか。

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