「ダウンタウン熱血物語ex」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ダウンタウン熱血物語ex - (2014/06/27 (金) 14:31:53) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*ダウンタウン熱血物語ex 【だうんたうんねっけつものがたりいーえっくす】 |ジャンル|ドタバタ格闘RPGアクション(アクションゲーム)|&amazon(B00018WELY)| |対応機種|ゲームボーイアドバンス|~| |発売元|アトラス|~| |開発元|パオン&br()ミリオン (ライセンス提供)|~| |発売日|2004年3月5日|~| |定価|5,040円(税込)|~| |分類|BGCOLOR(khaki):''劣化移植''|~| |>|>|CENTER:''[[くにおくんシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1021.html]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -ファミコン版『[[ダウンタウン熱血物語]]』のリメイク作品。 -基本的なストーリーはそのままに必殺技やキャラが追加されている。 **問題点 -その最大の特徴は操作性がまるで変わってしまった点。 -なぜか攻撃はボタンを離して発動に(要するに全て溜め攻撃になっている)。 --グラフィック等は原作とほとんど変わらないだけに、思ったように攻撃が出せずイライラする。 -溜め段階で攻撃が変わるため無駄に攻撃アクションのパターンは多い。しかしそれぞれモーションのフレーム数も当たり判定の広さも違うため、ここぞというところで攻撃が届かなかったり、隙が大きい技が出てしまって反撃を食らったりする。 --さらに左手右手と出す腕や足が交互に入れ替わり、これもそれぞれに攻撃の性能が違うため、次にどんな技が出るか把握するのは非常に困難で思い通りにキャラを動かせない。 -特にダッシュ攻撃やダッシュジャンプ攻撃をしようとすると溜めに入って動きが止まってしまうため、スピーディーなアクションが出来ない。 --FC版はデフォルメされたキャラクターながらも、スピーディーなアクションで爽快感を演出しており、これが後の『くにおくん』シリーズの魅力にも繋がったため、尚更不満の元となった。 --溜め状態では身動き出来ない。遠隔攻撃が出来るわけではないので、最大溜め攻撃など出す前に反撃されるか逃げられてしまうので使えない。 --必殺技も特定の溜め段階でしか出ない。しかも溜め段階は数フレーム単位で変化するシビアなものの上、変化が見た目で分からない。 --そのくせなぜか武器攻撃は原作そのままの押して発動である。 -好感度というシステムがあり、これが低いと敵が仲間にならない。 --これを上げようと思うと、ひたすら壁に衝突してダウンを繰り返すという不毛なことせねばならず、さらに倒れている敵を攻撃するだけで下がってしまうため爽快感がさらに制限される。 -必要性の感じられない縦スクロールがある。ジャンプするだけでスクロールが発生し、地面にいる敵が見えなくなったりするので厄介。 -キャラがカラフルになったのはいいが、原作で黒髪だったキャラが金髪になったりと一部ファンには納得出来ない改変がある。 -お店の品揃えがランダムに変化。欲しい商品が出るまで何度も入り直すことに。 -バランスを壊す強すぎる必殺技がある。 **評価点 -FC版の頃には登場すらしていなかったキャラを主人公として操作できる。 --そのため説明書には追加されたキャラ達が何故今回の事件に関わるのかのストーリーが書かれている。 -移植に伴い、隠しイベントが追加された。 **総評 『ダウンタウン熱血物語』のリメイクではあるが、操作性の改悪のため「別物」というイメージを抱くのは致し方ない所である。それでも一時期はプレミアソフト並みの扱いを受けていたことから、『ダウンタウン熱血物語』をGBAでプレイできる事は大きかったのだろう。 その後アトラスから『[[くにおくん 熱血コレクションシリーズ]]』が発売されるが、その商業的失敗により、くにおくんシリーズを含むテクノス作品の販売権はアトラスからアークシステムワークスに移ってしまっている。 そして3DSのバーチャルコンソールによるダウンロードでFC版が2012年11月28日から配信されたため、「携帯機でプレイできる」という優位性も完全に崩壊してしまった。 **余談 -「ミラクルキッズ」でこれらの問題点を改善したパッチをダウンロードできたが、GBAはPSPとは違いパッチ機能がない為、エミュやマジコンといった違法的な方法でしか遊べない。何故こうしたのかわからない。 --ミラクルキッズはくにおくんシリーズを作った開発者の一部で作られたチームであるが、それだけの技術力があるのなら、実機向けのきちんとした新作を作った方がいいのでは?
*ダウンタウン熱血物語ex 【だうんたうんねっけつものがたりいーえっくす】 |ジャンル|ドタバタ格闘RPGアクション(アクションゲーム)|&amazon(B00018WELY)| |対応機種|ゲームボーイアドバンス|~| |発売元|アトラス|~| |開発元|パオン&br()ミリオン (ライセンス提供)|~| |発売日|2004年3月5日|~| |定価|5,040円(税込)|~| |分類|BGCOLOR(khaki):''劣化リメイク''|~| |>|>|CENTER:''[[くにおくんシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1021.html]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -ファミコン版『[[ダウンタウン熱血物語]]』のリメイク作品。 -基本的なストーリーはそのままに必殺技やキャラが追加されている。 **問題点 -通常攻撃はボタンを離して発動に(要するに全て溜め攻撃になっている)。 -溜め段階で攻撃が変わるため、攻撃アクションのパターンは多い。しかしそれぞれモーションのフレーム数も当たり判定の広さも違うため、ここぞというところで攻撃が届かなかったり、隙が大きい技が出てしまって反撃を食らったりする。 --さらに左手右手と出す腕や足が交互に入れ替わり、これもそれぞれに攻撃の性能が違うため、次にどんな技が出るか把握するのは困難で思い通りにキャラを動かせないことも。 -特にダッシュ攻撃やダッシュジャンプ攻撃をしようとすると溜めに入って動きが止まってしまうため、スピーディーなアクションが出来ない。 --溜め状態では身動き出来ない。遠隔攻撃が出来るわけではないので、最大溜め攻撃など出す前に反撃されるか逃げられてしまうので使えない。 --武器攻撃は原作そのままの押すだけで発動出来る。 -好感度という隠れステータスがあり、これが低いと敵が仲間にならない。 --ボス敵が会話している最中に攻撃したり味方にダメージを与えると好感度が低下するのはともかく、倒れている敵に攻撃しても下がるというのはシリーズならではの爽快感、はちゃめちゃ感を損ねている。 --好感度を上げるにはエリアに出現する敵を全滅させたり壁などの地形にぶつかって倒れたりしなければならず、作業感が強くなってしまう。 --隠れステータスのためか、メニュー画面などで確認することができない(そもそも隠れステータスにする必要性が感じられない)。 -必要性の感じられない縦スクロールがある。ジャンプするだけでスクロールが発生し、地面にいる敵が見えなくなったりするので厄介。 -お店の品揃えがランダムに変化。欲しい商品が出るまで何度も入り直すことに。 -FC版にはあった豪田・五代戦の専用BGMが流れない。 -2人同時プレイができなくなった。 -エンディングではなぜかスタッフロールがない。 **評価点 -FC版の頃には登場すらしていなかったキャラを主人公として操作できる。 --そのため説明書には追加されたキャラ達が何故今回の事件に関わるのかのストーリーが書かれている。 -リメイクに伴い、多くの隠しイベントや必殺技が追加された。 -一度ゲームクリアしてからある場所で販売されるアイテムで自由自在にカスタマイズして自分の好きなキャラを作ることができる。 -BGMのアレンジは概ね好評。 **賛否が分かれそうな点 -ゲーム内のテキストはひらがなのみで、カタカナ、漢字などは一切使われていない。 --これはFC版からそうだし、他の多くのシリーズ作品でも同様のため昔からのファンなら気にならないだろうが、新規ユーザーなどの場合は読み辛いだろう。 -グラフィックが強化されたことによりキャラがカラフルになったのはいいが、原作で黒髪だったキャラが金髪になったりなどそのキャラのファンには違和感があるかも。 -ラスボス・山田の大幅強化。 --FC版では少し耐久力が上がった雑魚敵並の弱さだったが(そのためFC版の実質的なラスボスは直前に戦うダブルドラゴン兄弟の竜一、竜二だった)、本作ではラスボスに相応しいほど強くなった。これは好意的な意見もあれば、ヘタレのままの方が良かったという声も。 **総評 『ダウンタウン熱血物語』のリメイクではあるが、操作性の改悪のため「別物」というイメージを抱くのは致し方ない所である。それでも一時期はプレミアソフト並みの扱いを受けていたことから、『ダウンタウン熱血物語』をGBAでプレイできる事は大きかったのだろう。 その後アトラスから『[[くにおくん 熱血コレクションシリーズ]]』が発売されるが、その商業的失敗により、くにおくんシリーズを含むテクノス作品の販売権はアトラスからアークシステムワークスに移ってしまっている。 そして3DSのバーチャルコンソールによるダウンロードでFC版が2012年11月28日から配信されたため、「携帯機でプレイできる」という優位性も完全に崩壊してしまった。 **余談 -「ミラクルキッズ」でこれらの問題点を改善したパッチをダウンロードできたが、GBAはPSPとは違いパッチ機能がない為、エミュやマジコンといった違法的な方法でしか遊べない。何故こうしたのかわからない。 --ミラクルキッズはくにおくんシリーズを作った開発者の一部で作られたチームであるが、それだけの技術力があるのなら、実機向けのきちんとした新作を作った方がいいのでは?

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: