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NORTH&SOUTH わくわく南北戦争 - (2013/10/27 (日) 19:42:48) の1つ前との変更点

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*NORTH&SOUTH わくわく南北戦争 【のーすあんどさうす わくわくなんぼくせんそう】 |ジャンル|SLG|~| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売・開発元|ケムコ(コトブキシステム)|~| |発売日|1990年9月21日|~| |価格|6,200円|~| |分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|不謹慎すぎる&br()そして奥が浅すぎる|~| **概要 Infogrames社のPC向けSLG『NORTH&SOUTH』の移植作品。 非常に珍しい、アメリカの南北戦争を扱ったウォーシミュレーション。~ プレイヤーの目的は南北アメリカの統一であり、敵対する南(北)軍を撃滅しながら州を制圧していく。~ **問題点 -戦闘関連が最悪 --マップ上での戦闘は、大砲・騎兵・歩兵の各ユニットをリアルタイムで操作していくのだが、これの使い勝手がすこぶる悪い。 --大砲は上下にしか動けないため、進行不可。ただ撃つだけ。騎兵は移動は早いがそれだけで、武器は剣。歩兵は銃で広範囲を攻撃できるがすぐに死ぬ。 --騎兵は完全に的扱いで、歩兵の前でバタバタ数を減らされてしまう((とはいえ、騎兵は曝露面積が大きく銃兵にとってはカモだったというのは事実だが…。))。 --河川と岩場が、見た目以外同じ扱い。どちらも橋か周囲の細い道を通っていかなければ移動できない。 --そしてCPUが非常に頭が悪い。自分の大砲で橋を落としておきながら騎兵を行かせて転落死させる、なんていうのは日常茶飯事。勝っても楽しくない。 --Bボタンで操作を切り替えてAボタンでアクション、という操作なのだが、操作していないユニットはそのまま進んでいく。騎兵は気がつけば落ちていたりする。 --また砦での戦いは、武器が素手かナイフ(投げたらなくなる)に固定される。目的がゴールへの到達とはいえ、敵を無視していけるわけでもない。 -不謹慎すぎる部分 --ランダムイベントを起こす「災害」という要素があるのだが、その中に「インディアン((この呼び方自体も不適切だが、この呼び名が使われている。))」「メキシコ人」が入っている。彼らは人ではなく災害扱いなのか。 ---敵の援軍も同じ扱いではあるが…。なお、本当の意味での「災害」はカミナリだけである。だったら災害などと呼ばなくてもいいじゃないか。 --そもそも南北戦争自体が、ゲームの題材としては非常に問題がある。 ---アメリカの戦争では「we are Justice(俺たち=アメリカこそが正義だ)」という思想が強く出るのだが、南北戦争はアメリカ人同士の戦争であり「正義VS正義」となってしまう。詳しくは各自調べること。 ---端的に言うと、思想的にも歴史的にも物凄く面倒臭くて出来れば関わりたくない部分なのである。 ---少なくとも「わくわく」するものではない。 **評価点 -FC時代にリアルタイムウォーシミュレーションを出した、という事実。 --当時としてはかなり珍しい類であり、これでシステムがしっかりしていれば……。 -タイトルなどの画像は、しっかりアーリーアメリカンらしい。 **総評 題材もジャンルもかなり変わったところをついてはいるが、システムもダメで内容も不謹慎という散々なものに。~
*NORTH&SOUTH わくわく南北戦争 【のーすあんどさうす わくわくなんぼくせんそう】 |ジャンル|SLG|~| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売・開発元|ケムコ(コトブキシステム)|~| |発売日|1990年9月21日|~| |価格|6,200円|~| |分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|不謹慎すぎる&br()そして奥が浅すぎる|~| **概要 Infogrames社のPC向けSLG『NORTH&SOUTH』の移植作品。~ 非常に珍しい、アメリカの南北戦争を扱ったウォーシミュレーション。~ プレイヤーの目的は南北アメリカの統一であり、敵対する南(北)軍を撃滅しながら州を制圧していく。~ **問題点 -戦闘関連が最悪 --マップ上での戦闘は、大砲・騎兵・歩兵の各ユニットをリアルタイムで操作していくのだが、これの使い勝手がすこぶる悪い。 --大砲は上下にしか動けないため、進行不可。ただ撃つだけ。騎兵は移動は早いがそれだけで、武器は剣。歩兵は銃で広範囲を攻撃できるがすぐに死ぬ。 --騎兵は完全に的扱いで、歩兵の前でバタバタ数を減らされてしまう((とはいえ、騎兵は曝露面積が大きく銃兵にとってはカモだったというのは事実だが…。))。 --河川と岩場が、見た目以外同じ扱い。どちらも橋か周囲の細い道を通っていかなければ移動できない。 --そしてCPUが非常に頭が悪い。自分の大砲で橋を落としておきながら騎兵を行かせて転落死させる、なんていうのは日常茶飯事。勝っても楽しくない。 --Bボタンで操作を切り替えてAボタンでアクション、という操作なのだが、操作していないユニットはそのまま進んでいく。騎兵は気がつけば落ちていたりする。 --また砦での戦いは、武器が素手かナイフ(投げたらなくなる)に固定される。目的がゴールへの到達とはいえ、敵を無視していけるわけでもない。 -不謹慎すぎる部分 --ランダムイベントを起こす「災害」という要素があるのだが、その中に「インディアン((この呼び方自体も不適切だが、この呼び名が使われている。))」「メキシコ人」が入っている。彼らは人ではなく災害扱いなのか。 ---敵の援軍も同じ扱いではあるが…。なお、本当の意味での「災害」はカミナリだけである。だったら災害などと呼ばなくてもいいじゃないか。 --そもそも南北戦争自体が、ゲームの題材としては非常に問題がある。 ---アメリカの戦争では「we are Justice(俺たち=アメリカこそが正義だ)」という思想が強く出るのだが、南北戦争はアメリカ人同士の戦争であり「正義VS正義」となってしまう。詳しくは各自調べること。 ---端的に言うと、思想的にも歴史的にも物凄く面倒臭くて出来れば関わりたくない部分なのである。 ---少なくとも「わくわく」するものではない。 **評価点 -FC時代にリアルタイムウォーシミュレーションを出した、という事実。 --当時としてはかなり珍しい類であり、これでシステムがしっかりしていれば……。 -タイトルなどの画像は、しっかりアーリーアメリカンらしい。 **総評 題材もジャンルもかなり変わったところをついてはいるが、システムもダメで内容も不謹慎という散々なものに。~

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