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PCエンジン ベストコレクションシリーズ - (2020/06/29 (月) 22:26:00) の1つ前との変更点

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「[[修正依頼]]」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。~ &bold(){依頼内容:表現規制や変更点などの有無の詳細についての追記。} ---- *PCエンジン ベストコレクション 銀河お嬢様伝説コレクション/天外魔境コレクション/ソルジャーコレクション 【ぴーしーえんじん べすとこれくしょん ぎんがおじょうさまでんせつこれくしょん/てんがいまきょうこれくしょん/そるじゃーこれくしょん】 |ジャンル|オムニバス|&amazon(B0018B5A0A)|&amazon(B0018B71KC)|&amazon(B001BWSBCK)| |対応機種|プレイステーション・ポータブル|~|~|~| |発売元|ハドソン|~|~|~| |開発元|トライシス|~|~|~| |発売日|お嬢様:2008年7月31日&br()天外魔境:2008年7月31日&br()ソルジャー:2008年9月25日|~|~|~| |定価|各2,940円(税込)|~|~|~| |プレイ人数|1人|~|~|~| |レーティング|お嬢様:CERO:C(15歳以上対象)&br()天外魔境:CERO:B(12歳以上対象)&br()ソルジャー:CERO:A(全年齢対象)|~|~|~| |判定|なし|~|~|~| |ポイント|PCエンジンの人気作を複数収録&br()大方原作のベタ移殖|~|~|~| |>|>|>|>|CENTER:''[[レッド・エンタテインメント開発ギャルゲー]]''| |>|>|>|>|CENTER:''[[天外魔境シリーズリンク>天外魔境シリーズ]]''| |>|>|>|>|CENTER:''[[キャラバンシューティングシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -1987年に発売され、90年代中期まで様々なソフトをリリースし続けた名ハード、PCエンジンの人気作を複数収録したプレイステーション・ポータブルソフト。 -任意セーブ方式。ゲームの途中にてセーブを行い、ロードでセーブ箇所からの再開できる機能を搭載。 **収録タイトル |''収録タイトル''|''ジャンル''|''原作の発売日''|''備考''| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''銀河お嬢様伝説コレクション''| |銀河お嬢様伝説ユナ|ADV|1992年10月23日|| |銀河お嬢様伝説ユナ2&br;永遠のプリンセス|~|1995年6月30日|| |銀河婦警伝説サファイア|STG|1995年11月24日|二人同時プレイモード不可| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''天外魔境コレクション''| |[[天外魔境 ZIRIA]]|RPG|1989年6月30日|| |[[天外魔境II 卍MARU]]|~|1992年3月26日|一部の過激な描写は修正されている。| |[[天外魔境 風雲カブキ伝]]|~|1993年7月10日|| |カブキ一刀涼談|FTG|1995年2月24日|二人同時プレイモード不可| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''ソルジャーコレクション''| |[[スーパースターソルジャー]]|STG|1990年7月6日|| |[[ファイナルソルジャー]]|~|1991年7月5日|| |ソルジャーブレイド|~|1992年7月10日|| |スターパロジャー|~|1992年4月24日|| |ファイナルソルジャー&br;スペシャルバージョン|~|非売品|| |ソルジャーブレイド&br;スペシャルバージョン|~|非売品|| &br ---- **特徴・評価点 -原則として原作のベタ移殖である。 --アレンジ化・リメイク版収録の類はされておらず、ほぼ原作と同じ感覚でプレイできる。 ---原作のエミュレーター移殖を行っている為、CD-ROM2系ソフトの原作に発生したロード時間が大幅に緩和されている(特に『天外魔境』)。 -ゲーム中にいつでもセーブができる。 --これのおかげで、好きな時にプレイ中のゲームを中断できる様になった。尤もエミュレーター作品だとよくある機能だが((そもそもエミュレーター側に搭載されている機能であって、個別タイトルそれぞれにこの機能を追加した訳ではない。))。 ---しかし逆にいえば、「どんなに苦戦してようが、何度でもロードによるやり直しが効くようになってしまった」といえる。これを利用すれば、半ばチート気味な攻略ができてしまう。 --逆に原作における本来のセーブ方式が適応されなくなった。すなわち、『天外魔境』3部作における「宿屋利用によるセーブ」は効かなくなっている。 **問題点 -『サファイア』『カブキ一刀涼談』の二人同時(対戦)プレイが削除されてしまった点は残念。 --携帯機故に二人同時プレイは物理的に不可能であり、かと言ってベタ移植に態々通信対応機能を追加する気も無かったのだろう。 ---ただ、PS3もしくはXBOX360で発売すればこの問題はなかっただろう。 -操作性上の不備。 --これは特に『カブキ一刀涼談』と『ソルジャーコレクション』全般が該当する問題である。 ---『カブキ一刀涼談』は対戦格闘としてはボタン数が少ないPCE基準の操作方法を再現している為、PSPのボタン配置では思い通りの操作が困難となってしまう。 ---『ソルジャーコレクション』全般はSELECTボタンで自機スピード調整を行うが、PSPのSELECTボタンはとっさに押しにくい箇所に配置されている為、原作と同じ感覚でのプレイは少々辛い。 ---原作共通のゲームリセット操作である「RUNボタン((PSPにおけるSTARTボタン。))とSELECTボタンの同時押し」がPSPでは非常に押しにくく、ソフトリセットが煩わしい問題もある。 ---原作がそうだったことから大方の収録タイトルはキーコンフィグ機能が非搭載。よって、PCEコントローラーの操作に慣れているプレイヤーにとっては、PSPでのプレイそのものに違和感を覚えてしまう可能性が極めて高い。 -『ソルジャーコレクション』の欠番タイトル。 --『ソルジャーコレクション』において、PCEキャラバンシューティングの筆頭だった『[[ガンヘッド]]』が収録されていない。 ---理由はいうまでもなく著作権上の関係である節が濃厚。ただし著作権が関わらない『Blazing Lazers』名義の収録もない。 ---なお、後に『Blazing Lazers』はバーチャルコンソール(Wii及びWii U)やPCエンジンアーカイブスに配信されている。 -PCEソフト限定の収録タイトル。 --各コレクションのシリーズタイトルはPCE以外でも様々なハードでリリースされているが、PCEタイトル限定収録の本シリーズにはこれらの収録はない。 ---やはり、『[[銀河お嬢様伝説ユナ3>銀河お嬢様伝説ユナ3 LIGHTNING ANGEL]]』『[[天外魔境 ZERO]]』『[[スターソルジャー]]』といった他ハードのタイトル収録を希望するプレイヤーは数多い模様。 ---逆に言えば『銀河お嬢様伝説コレクション』に『サファイア』が含まれているのはPCE作品限定での数合わせとも言える((ぶっちゃけ『サファイア』はPCE末期の作品なうえ、徒花を咲かす事も叶わなかったマイナー作品である。「ユナスタッフ制作」と言う売り文句がなければさらにマイナーだったろう。))。 --本シリーズとは無関係だが『[[天外魔境 第四の黙示録>天外魔境 第四の黙示録 ~The Apocalypse IV~]]』に関しては、単体ソフトとしてPSPに移殖されている。 ---- **総評 今となっては実機プレイが困難であろうPCEの人気タイトル数作が、低価格にてPSPでプレイできるのは美味しい。~ 同期のレトロオムニバス集に比べると収録タイトルが少なめだが、そのどれもが名作として評価の高い作品であるため、原作ファンにとってはたまらない逸品である。 ---- **余談 -本作限定の特典付き。 --『ユナコレクション』『天外魔境コレクション』はイラスト集が、『ソルジャーコレクション』は高橋名人による攻略解説動画が特別収録されている。 ---これは紛れもなく本シリーズならではの特典で嬉しい限り。しかし、名人動画に関しては、ほどんど気休め程度の情報しか語ってくれないのが寂しい…。 ---厳密には特典ではないが『ソルジャーコレクション』では非売品タイトルが2作収録されているのもなかなかレアといえる(ただし、内容は本製品の縮小版でしかないが…)。 -ちなみに『銀河婦警伝説サファイア』はスタッフが同じと言うだけで厳密には「銀河お嬢様伝説シリーズ」ではない。 -出荷本数が少ないためか、Amazonで4000~6600近くの中古価格がする。
---- *PCエンジン ベストコレクション 銀河お嬢様伝説コレクション/天外魔境コレクション/ソルジャーコレクション 【ぴーしーえんじん べすとこれくしょん ぎんがおじょうさまでんせつこれくしょん/てんがいまきょうこれくしょん/そるじゃーこれくしょん】 |ジャンル|オムニバス|&amazon(B0018B5A0A)|&amazon(B0018B71KC)|&amazon(B001BWSBCK)| |対応機種|プレイステーション・ポータブル|~|~|~| |発売元|ハドソン|~|~|~| |開発元|トライシス|~|~|~| |発売日|お嬢様:2008年7月31日&br()天外魔境:2008年7月31日&br()ソルジャー:2008年9月25日|~|~|~| |定価|各2,940円(税込)|~|~|~| |プレイ人数|1人|~|~|~| |レーティング|お嬢様:CERO:C(15歳以上対象)&br()天外魔境:CERO:B(12歳以上対象)&br()ソルジャー:CERO:A(全年齢対象)|~|~|~| |判定|なし|~|~|~| |ポイント|PCエンジンの人気作を複数収録&br()大方原作のベタ移殖|~|~|~| |>|>|>|>|CENTER:''[[レッド・エンタテインメント開発ギャルゲー]]''| |>|>|>|>|CENTER:''[[天外魔境シリーズリンク>天外魔境シリーズ]]''| |>|>|>|>|CENTER:''[[キャラバンシューティングシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -1987年に発売され、90年代中期まで様々なソフトをリリースし続けた名ハード、PCエンジンの人気作を複数収録したプレイステーション・ポータブルソフト。 -任意セーブ方式。ゲームの途中にてセーブを行い、ロードでセーブ箇所からの再開できる機能を搭載。 **収録タイトル |''収録タイトル''|''ジャンル''|''原作の発売日''|''備考''| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''銀河お嬢様伝説コレクション''| |銀河お嬢様伝説ユナ|ADV|1992年10月23日|| |銀河お嬢様伝説ユナ2&br;永遠のプリンセス|~|1995年6月30日|| |銀河婦警伝説サファイア|STG|1995年11月24日|二人同時プレイモード不可| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''天外魔境コレクション''| |[[天外魔境 ZIRIA]]|RPG|1989年6月30日|| |[[天外魔境II 卍MARU]]|~|1992年3月26日|一部の過激な描写は修正されている。| |[[天外魔境 風雲カブキ伝]]|~|1993年7月10日|| |カブキ一刀涼談|FTG|1995年2月24日|二人同時プレイモード不可| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''ソルジャーコレクション''| |[[スーパースターソルジャー]]|STG|1990年7月6日|| |[[ファイナルソルジャー]]|~|1991年7月5日|| |ソルジャーブレイド|~|1992年7月10日|| |スターパロジャー|~|1992年4月24日|| |ファイナルソルジャー&br;スペシャルバージョン|~|非売品|| |ソルジャーブレイド&br;スペシャルバージョン|~|非売品|| &br ---- **特徴・評価点 -原則として原作のベタ移殖である。 --アレンジ化・リメイク版収録の類はされておらず、ほぼ原作と同じ感覚でプレイできる。 ---原作のエミュレーター移殖を行っている為、CD-ROM2系ソフトの原作に発生したロード時間が大幅に緩和されている(特に『天外魔境』)。 -ゲーム中にいつでもセーブができる。 --これのおかげで、好きな時にプレイ中のゲームを中断できる様になった。尤もエミュレーター作品だとよくある機能だが((そもそもエミュレーター側に搭載されている機能であって、個別タイトルそれぞれにこの機能を追加した訳ではない。))。 ---しかし逆にいえば、「どんなに苦戦してようが、何度でもロードによるやり直しが効くようになってしまった」といえる。これを利用すれば、半ばチート気味な攻略ができてしまう。 --逆に原作における本来のセーブ方式が適応されなくなった。すなわち、『天外魔境』3部作における「宿屋利用によるセーブ」は効かなくなっている。 **問題点 -『サファイア』『カブキ一刀涼談』の二人同時(対戦)プレイが削除されてしまった点は残念。 --携帯機故に二人同時プレイは物理的に不可能であり、かと言ってベタ移植に態々通信対応機能を追加する気も無かったのだろう。 ---ただ、PS3もしくはXBOX360で発売すればこの問題はなかっただろう。 -操作性上の不備。 --これは特に『カブキ一刀涼談』と『ソルジャーコレクション』全般が該当する問題である。 ---『カブキ一刀涼談』は対戦格闘としてはボタン数が少ないPCE基準の操作方法を再現している為、PSPのボタン配置では思い通りの操作が困難となってしまう。 ---『ソルジャーコレクション』全般はSELECTボタンで自機スピード調整を行うが、PSPのSELECTボタンはとっさに押しにくい箇所に配置されている為、原作と同じ感覚でのプレイは少々辛い。 ---原作共通のゲームリセット操作である「RUNボタン((PSPにおけるSTARTボタン。))とSELECTボタンの同時押し」がPSPでは非常に押しにくく、ソフトリセットが煩わしい問題もある。 ---原作がそうだったことから大方の収録タイトルはキーコンフィグ機能が非搭載。よって、PCEコントローラーの操作に慣れているプレイヤーにとっては、PSPでのプレイそのものに違和感を覚えてしまう可能性が極めて高い。 -『ソルジャーコレクション』の欠番タイトル。 --『ソルジャーコレクション』において、PCEキャラバンシューティングの筆頭だった『[[ガンヘッド]]』が収録されていない。 ---理由はいうまでもなく著作権上の関係である節が濃厚。ただし著作権が関わらない『Blazing Lazers』名義の収録もない。 ---なお、後に『Blazing Lazers』はバーチャルコンソール(Wii及びWii U)やPCエンジンアーカイブスに配信されている。 -PCEソフト限定の収録タイトル。 --各コレクションのシリーズタイトルはPCE以外でも様々なハードでリリースされているが、PCEタイトル限定収録の本シリーズにはこれらの収録はない。 ---やはり、『[[銀河お嬢様伝説ユナ3>銀河お嬢様伝説ユナ3 LIGHTNING ANGEL]]』『[[天外魔境 ZERO]]』『[[スターソルジャー]]』といった他ハードのタイトル収録を希望するプレイヤーは数多い模様。 ---逆に言えば『銀河お嬢様伝説コレクション』に『サファイア』が含まれているのはPCE作品限定での数合わせとも言える((ぶっちゃけ『サファイア』はPCE末期の作品なうえ、徒花を咲かす事も叶わなかったマイナー作品である。「ユナスタッフ制作」と言う売り文句がなければさらにマイナーだったろう。))。 --本シリーズとは無関係だが『[[天外魔境 第四の黙示録>天外魔境 第四の黙示録 ~The Apocalypse IV~]]』に関しては、単体ソフトとしてPSPに移殖されている。 ---- **総評 今となっては実機プレイが困難であろうPCEの人気タイトル数作が、低価格にてPSPでプレイできるのは美味しい。~ 同期のレトロオムニバス集に比べると収録タイトルが少なめだが、そのどれもが名作として評価の高い作品であるため、原作ファンにとってはたまらない逸品である。 ---- **余談 -本作限定の特典付き。 --『ユナコレクション』『天外魔境コレクション』はイラスト集が、『ソルジャーコレクション』は高橋名人による攻略解説動画が特別収録されている。 ---これは紛れもなく本シリーズならではの特典で嬉しい限り。しかし、名人動画に関しては、ほどんど気休め程度の情報しか語ってくれないのが寂しい…。 ---厳密には特典ではないが『ソルジャーコレクション』では非売品タイトルが2作収録されているのもなかなかレアといえる(ただし、内容は本製品の縮小版でしかないが…)。 -ちなみに『銀河婦警伝説サファイア』はスタッフが同じと言うだけで厳密には「銀河お嬢様伝説シリーズ」ではない。 -出荷本数が少ないためか、Amazonで4000~6600近くの中古価格がする。

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