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サルゲッチュ - (2016/03/19 (土) 03:11:47) の1つ前との変更点

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*サルゲッチュ 【さるげっちゅ】 |ジャンル|アクション|&amazon(B000069SQE)| |対応機種|プレイステーション|~| |発売・開発元|ソニー・コンピュータエンタテインメント|~| |発売日|1999年6月24日|~| |定価|5,800円|~| |廉価版|PlayStation the Best for Family:2000年7月6日/2,800円&br()PS one Books:2005年7月14日/1,800円|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[サルゲッチュシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/941.html]]''| **概要 ピポサルと呼ばれる特殊なサルたちを次々と捕獲していくゲーム。また世界初のデュアルショック「専用」ソフトである((パッケージ裏には「右スティックに朗報!?」などと書かれている。))。 **ストーリー ある日、カケルはハカセの研究所にヒロキと共にやってきた。だが、研究所ではヘルメットをかぶったサル達が暴れていた。~ 原因は、遊園地の人気者だったサル「スペクター」。スペクターはハカセの発明した「ピポヘル」をかぶったことで知能が上がり、悪の心が目覚めてしまったのだ。~ 彼は遊園地にいたサル達と共に脱走。スペクターは「歴史改造計画」を目論み、研究所に乗り込みタイムマシンを使ってサル達を過去の世界に送り込もうとする。~ その後カケルはハカセから逃げたサルの捕獲を命じられる。カケルはサル達を捕まえ、計画を止めることは出来るのか… **特徴 -敵を倒すのではなく捕まえるという当時、斬新なシステムを採用。 --ガチャメカを駆使し、ステージごとに決められた数のサルを捕まえるとクリアとなり、次のステージに進める。 ---クリア条件はすべてのサルを捕まえる訳ではなく、コンプリートには再度訪れる必要がある。 ---ステージを進めると使えるようになるガチャメカを使わないと、捕まえられないサルもいる。 -一部の捕まえたサルはポケットステーションへ転送して、『ホルゲッチュ』というミニゲームを本編とは別にプレイすることが可能。 --ポケットステーションは初代PSソフトのみに対応している為、初代ならではの要素と言える。 ---ちなみにPSvitaがあればポケットステーションを再現できるため、アーカイブスでも可能になる --サル以外の敵も存在する。それらは捕まえられないので倒すか無視する。 **評価点 -簡単で親しみやすい操作性 -タイムスリップしたサルを捕まえるというコミカルなストーリーながらも、時としてシリアスな展開もあり、そのバランスが絶妙。 --演出も凝っており、たとえばラストステージでは最初BGMは流れず、サルに見つかり警報がなることで初めてBGMが流れるようなってる。 #region(参考動画) |&nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm1314762)|~| #endregion -アイデアだけではなくサルをつかまえた時の快感が素晴らしく、何度でも捕まえたくなる。 -200匹を超えるサルや、ステージのどこかにあるスペクターコイン、23種類のステージなどボリューム満点。 --スペクターコインを集めるとスキー、ボクシング、シューティングの3つが遊べて、更にどれも完成度が高い。 -ピポサルもとても可愛く、動きなどがとても活発的で見てるだけで満足である。 --サルやステージのバリエーションが豊富で落書きするサル、キャンプしてるサルなど様々なサルを楽しめる。 --サル一匹、一匹に固有の名前も付けられおり、中には''アーノルド''や''サルベスタ''などのネタ要素も。 ---サルレーダーを使うことで、それぞれのサルの説明文も表示される。 ---ステージは進めるごとにどんどん広くなっていき、上記の物を探す楽しみが増えていく。 -ただクリアするだけであきたらないなら、タイムアタックに挑戦することもできる。 --タイムアタックに挑戦するにはそのステージ全てのサルを捕まえる必要がある。 --攻略率100%を狙うならランクゴールドまででいい(それだけでも難しいが)。しかし己の限界に挑戦したい人のためにランク「ミラクル」が存在する。 ---これは開発部が出した最速タイム。このゲームを知り尽くした人々からの挑戦である。 -バラエティ豊富な9種類のガチャメカを使い分けてサル捕まえていく。 --サルの方も機関銃で武装していたりUFOに乗っていたりと様々で、中には特殊な捕まえ方をする物もおりまさしく『サルとの知恵比べ』を楽しめる。 --ピポサルにはパンツの色があり、色によって特徴が異なる。 --黄色 ---最も多く出現する普通のサル。能力は平均的。 --水色 ---垂れ目で臆病な性格。攻撃的ではないためあまり強くないが、見つけづらい所にいることが多い。 --青色 ---足が非常に速い。ただしあまり攻撃はしない。 --白色 ---黄色とほとんど同じだが警戒心が高く、すぐに感づかれてしまう。 --緑色 ---暗視ゴーグルをつけており、遠距離からでもカケルを見つけてくる。ミサイルランチャーの追尾攻撃も厄介。 --赤色 ---ツリ目。非常に好戦的で、様々な武器を使う戦闘のプロ。格闘戦もこなす。 --黒色 ---サングラスをかけているガラの悪いピポサル。弾速の早いマシンガンで武装している。 -曲も良曲が多く特にラストステージの曲は演出の力もあり評価が高い。ステージのBGMは寺田創一氏によるアップテンポなテクノやドラムンベースが中心。 **問題点 -難易度が高め。しかし、決して理不尽な難易度ではない。 --今作は「2」や「3」などの続編と違い、ライフが半分の5しかないことも高難易度化に拍車をかけている。 --攻撃を受けた時の吹き飛びが大きいため、空中のステージではよく落下する。 -操作性があまり良くない。 --特に攻撃の当たり判定が分かりにくい。 -ステージが広大過ぎてサルがどこにいるかわからないことがある。 --一応ガチャメカの一つ、サルレーダーを使えばサルのいる方向が大まかにわかる。 ---しかし、その時点では捕まえられないサルにも反応してしまうという欠点もある。 **総評 敵を倒すのではなく捕まえるという斬新なゲーム性だけではなく豊富なやり込み要素やコミカルとシリアスをバランス良く組み合わせたストーリー、凝った演出など、総合的にかなりの出来である。この『サルゲッチュ』を象徴するキャラクターのピポサルはプレイステーションを代表するキャラクターとなった。 **余談 その後、シリーズ化。様々な新要素や変更された点はあるが、基本的な面白さは変わらない。~ 本作の発売に伴い雑誌等のメディアミックスによる広告戦略も広く行われた。~ コロコロのマンガ版や、ガッツ石松のCMで印象に残っている人も多いだろう。 発売から12年後の2011年2月15日に、サントラが発売された。
*サルゲッチュ 【さるげっちゅ】 |ジャンル|アクション|&amazon(B000069SQE)| |対応機種|プレイステーション|~| |発売・開発元|ソニー・コンピュータエンタテインメント|~| |発売日|1999年6月24日|~| |定価|5,800円|~| |廉価版|PlayStation the Best for Family:2000年7月6日/2,800円&br()PS one Books:2005年7月14日/1,800円|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[サルゲッチュシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/941.html]]''| **概要 ピポサルと呼ばれる特殊なサルたちを次々と捕獲していくゲーム。また世界初のデュアルショック「専用」ソフトである((パッケージ裏には「右スティックに朗報!?」などと書かれている。))。 **ストーリー ある日、カケルはハカセの研究所にヒロキと共にやってきた。だが、研究所ではヘルメットをかぶったサル達が暴れていた。~ 原因は、遊園地の人気者だったサル「スペクター」。スペクターはハカセの発明した「ピポヘル」をかぶったことで知能が上がり、悪の心が目覚めてしまったのだ。~ 彼は遊園地にいたサル達と共に脱走。スペクターは「歴史改造計画」を目論み、研究所に乗り込みタイムマシンを使ってサル達を過去の世界に送り込もうとする。~ その後カケルはハカセから逃げたサルの捕獲を命じられる。カケルはサル達を捕まえ、計画を止めることは出来るのか… **特徴 -敵を倒すのではなく捕まえるという当時、斬新なシステムを採用。 --ガチャメカを駆使し、ステージごとに決められた数のサルを捕まえるとクリアとなり、次のステージに進める。 ---クリア条件はすべてのサルを捕まえる訳ではなく、コンプリートには再度訪れる必要がある。 ---ステージを進めると使えるようになるガチャメカを使わないと、捕まえられないサルもいる。 -一部の捕まえたサルはポケットステーションへ転送して、『ホルゲッチュ』というミニゲームを本編とは別にプレイすることが可能。 --ポケットステーションは初代PSソフトのみに対応している為、初代ならではの要素と言える。 ---ちなみにPSvitaがあればポケットステーションを再現できるため、アーカイブスでも可能になる --サル以外の敵も存在する。それらは捕まえられないので倒すか無視する。 **評価点 -簡単で親しみやすい操作性 -タイムスリップしたサルを捕まえるというコミカルなストーリーながらも、時としてシリアスな展開もあり、そのバランスが絶妙。 --演出も凝っており、たとえばラストステージでは最初BGMは流れず、サルに見つかり警報がなることで初めてBGMが流れるようなってる。 #region(参考動画) |&nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm1314762)|~| #endregion -アイデアだけではなくサルをつかまえた時の快感が素晴らしく、何度でも捕まえたくなる。 -200匹を超えるサルや、ステージのどこかにあるスペクターコイン、23種類のステージなどボリューム満点。 --スペクターコインを集めるとスキー、ボクシング、シューティングの3つが遊べて、更にどれも完成度が高い。 -ピポサルもとても可愛く、動きなどがとても活発的で見てるだけで満足である。 --サルやステージのバリエーションが豊富で落書きするサル、キャンプしてるサルなど様々なサルを楽しめる。 --サル一匹、一匹に固有の名前も付けられおり、中には''アーノルド''や''サルベスタ''などのネタ要素も。 ---サルレーダーを使うことで、それぞれのサルの説明文も表示される。 ---ステージは進めるごとにどんどん広くなっていき、上記の物を探す楽しみが増えていく。 -ただクリアするだけであきたらないなら、タイムアタックに挑戦することもできる。 --タイムアタックに挑戦するにはそのステージ全てのサルを捕まえる必要がある。 --攻略率100%を狙うならランクゴールドまででいい(それだけでも難しいが)。しかし己の限界に挑戦したい人のためにランク「ミラクル」が存在する。 ---これは開発部が出した最速タイム。このゲームを知り尽くした人々からの挑戦である。 -バラエティ豊富な9種類のガチャメカを使い分けてサル捕まえていく。 --サルの方も機関銃で武装していたりUFOに乗っていたりと様々で、中には特殊な捕まえ方をする物もおりまさしく『サルとの知恵比べ』を楽しめる。 --ピポサルにはパンツの色があり、色によって特徴が異なる。 --黄色 ---最も多く出現する普通のサル。能力は平均的。 --水色 ---垂れ目で臆病な性格。攻撃的ではないためあまり強くないが、見つけづらい所にいることが多い。 --青色 ---足が非常に速い。ただしあまり攻撃はしない。 --白色 ---黄色とほとんど同じだが警戒心が高く、すぐに感づかれてしまう。 --緑色 ---暗視ゴーグルをつけており、遠距離からでもカケルを見つけてくる。ミサイルランチャーの追尾攻撃も厄介。 --赤色 ---ツリ目。非常に好戦的で、様々な武器を使う戦闘のプロ。格闘戦もこなす。 --黒色 ---サングラスをかけているガラの悪いピポサル。弾速の早いマシンガンで武装している。 -曲も良曲が多く特にラストステージの曲は演出の力もあり評価が高い。ステージのBGMは寺田創一氏によるアップテンポなテクノやドラムンベースが中心。 **問題点 -難易度が高め。しかし、決して理不尽な難易度ではない。 --今作は「2」や「3」などの続編と違い、ライフが半分の5しかないことも高難易度化に拍車をかけている。 --攻撃を受けた時の吹き飛びが大きいため、空中のステージではよく落下する。 -操作性があまり良くない。 --特に攻撃の当たり判定が分かりにくい。 -ステージが広大過ぎてサルがどこにいるかわからないことがある。 --一応ガチャメカの一つ、サルレーダーを使えばサルのいる方向が大まかにわかる。 ---しかし、その時点では捕まえられないサルにも反応してしまうという欠点もある。 **総評 敵を倒すのではなく捕まえるという斬新なゲーム性だけではなく豊富なやり込み要素やコミカルとシリアスをバランス良く組み合わせたストーリー、凝った演出など、総合的にかなりの出来である。この『サルゲッチュ』を象徴するキャラクターのピポサルはプレイステーションを代表するキャラクターとなった。 **余談 その後、シリーズ化。様々な新要素や変更された点はあるが、基本的な面白さは変わらない。~ 本作の発売に伴い雑誌等のメディアミックスによる広告戦略も広く行われた。~ コロコロのマンガ版や、ガッツ石松のCMで印象に残っている人も多いだろう。~ 発売から12年後の2011年2月15日に、サントラが発売された。

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