「ガチャピン日記DS」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ガチャピン日記DS - (2013/12/06 (金) 17:37:32) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*ガチャピン日記DS 【がちゃぴんにっきでぃーえす】 |ジャンル|ジグソーパズル|~| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売・開発元|ハドソン|~| |配信開始日|2007年9月20日|~| |価格|2,940円|~| |プレイ人数|1~2人|~| |セーブデータ|1箇所|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |ポイント|ガチャピンとムックのジグソーパズル&br()ジグソーパズル以上でも以下でもない内容&br()キャラゲーとしての魅力は高くない|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -かつて放送していた国民的子供番組「ひらけ! ポンキッキ」「ポンキッキーズ」にて出演していたマスコットキャラクターであるガチャピンを題材としたニンテンドーDSソフト。 --ガチャピンゲーの筆頭であり、次回作として『[[ガチャピンチャレンジDS]]』が本作の1年後にリリースされている。 -主役はガチャピンだが、相方のムックも友情出演している。ガチャピン(ムック)のブロクがゲーム内で鑑賞できるという設定。 -オートセーブ方式。操作はすべてタッチで行う。通信プレイ時では"DS本体2台と本ソフト1本"が必要。 ---- **主なルール ***メインルール -ゲームの流れ・操作系統について。 --いわゆる「ジグソーパズル」がプレイできる。本作のゲーム性はそれだけである。 ---下画面にはプレイヤーが"はめこんでいく"ジグゾーピースと"はめこみ枠"が、上画面にはジグソーパズルの完成見本絵が表示される。 ---無造作に散らばった下画面のジグソーピースをすべて上画面通りにはめ込めば、その問題がクリアとなる。原則として制限時間フリーであり、問題途中でゲームオーバーになる要因は全くない。 --基本的な操作系統は「選択ピースをホールド後にスライドし、好きな位置へとピースをはめ込む」事のみ。 ---隣接するピース同士を接触させると、「カチッ」という音と共に自動"はめこみ"が行われる。はめこみ枠内と該当ピースが一致した場合でも同様である。 --下画面の右端は以下のヘルプアイコンが配置されている。 ---「まわす」…今選択しているピースを90度回転させる。このアイコンは「ピース回転あり」の問題のみに存在する。 ---「せいり」…アイコンをホールドタッチすると、端側以外のジグソーピースすべてをアイコン内に収納する。もう一度ホールドタッチすると、収納されたピース全部が外へと排出される。 ---「しまう」…アイコンをホールドタッチすると、すべてのジグソーピースすべてをアイコン内に収納する。もう一度ホールドタッチすると、収納されたピース全部が外へと排出される。 ---「やめる」…アイコンをホールドタッチすると、プレイ中の問題を中断する。中断後はプレイ経過をセーブでき、次回プレイ時にそのままの状態からの再開ができる。 -問題種類について。 --本作の問題は大きく分けて「20ピース(縦4 × 横5)」「30ピース(縦5 × 横6)」「56ピース(縦7 × 横8)」「福笑い」の4タイプがある。 ---福笑い以外の問題はさらに「ピース回転なし」と「ピース回転あり」の2種類があり、種類によって"それぞれ"の操作の手間が変わってくる。 ---福笑い以外のプレイルールは上記の通り。福笑いに関しては「ガチャピン達の目・口などを、上画面の完成絵と同じ位置に合わせれば」クリアとなる。&br()福笑いはタイムアタック限定で2問だけ用意されている。 ---タイムアタックの一部問題は「動画による動くジグソーパズル」が出題される。ルール自体は従来の問題と一緒だが、絵が動く故にジグソーピースの把握がし辛くなる。 ***主なモード -''パズルにチャレンジ'' --本作のメインモード。137のモード専用問題に挑戦していく。 ---モード決定後は「初級」「中級」「上級」「特級」のいずれかの難易度を選択でき、各難易度別に用意された複数ある問題をプレイできる。&br()但し、特級に関しては、他3難易度の問題すべてをクリアしないと出現しない。特級も全問クリアすると、問題のプレイバリエーションを広げる「隠し要素」が解禁される。 ---初級問題は「20ピース(ピース回転あり・なし)」、中級問題は「30ピース(同)」、上級問題は「56ピース(同)」、特級問題は「56ピース(ピース回転ありのみ)」が出題される。 ---各問題をクリアすればご褒美として「ガチャピンブログ」が鑑賞でき、下記のガチャピンブログに登録される。 ---制限時間は一切なく、問題をクリアしてもプレイ経過時間などは記録されない。 -''タイムアタック'' --本作のもう一つのメインモード。66のモード専用問題に挑戦していく。 ---このモードには難易度選択はない。一つのモード内に複数の問題が選択できる形となる。福笑いを含めた、すべてのタイプ・種類の問題が出題がされる。 ---各問題には「目標クリア時間」が設けられており、それ以内にクリアすると"クリアマーク"が付くが、時間を越えてしまうとクリア扱いにはならない。&br()"パズルにチャレンジ"とは違い、クリア後はプレイ経過時間の最短記録がされる。 -''通信モード'' --対戦専用のモード。 ---このモードではプレイヤー自らが描いた「お手紙」を相手側に送ったり、お手紙をジグソーパズルの問題としてプレイする事ができる。 -''ガチャピンブログ'' --パズルにチャレンジ"で鑑賞したガチャピンブログを、個別で鑑賞できる。 -''オプション'' --「ゲームデータの削除」「はめこんだジグソーピースの"はまりやすさ"調整」「上画面の見本表示の有無」「BGMの有無」「スタッフロール鑑賞」の各項目が行える。 ---- **特徴 -良くも悪くも普通のジグソーパズル。 --本作はまずクソゲーになり得ないジグソーパズルというジャンルであり、安定した面白みは持っている。 ---システム周りはそこそこ快適で、説明書抜きでも安定したプレイが望める。プレイヤーを問わず"じっくり"とプレイさせてくれるという意味では、非の打ち所がない内容であろう。 --しかし、ひたすらにジグソーパズルをプレイするだけなので、早い段階からマンネリ色を覚えてしまう。 ---ミニゲームといった"おまけゲーム"的なものがなく、最初から最後までジグソーパズルしか遊べるところがない為、ジグソーが好きじゃない人にとっては、即効で飽きる恐れが高まる。 --これはDS系ゲーム全般にいえる事だが、画面が小さすぎてジグソーピースが把握しにくい難点がある。 ---特に56ピースの問題は"ちょっとした"ミクロ状態であり、長時間プレイすると目が疲労してくる。こればかりは"DSi LL(3DS LL)"の本体でプレイする位しか解決のし様がない。 -キャラゲー度はあまり期待できない。 --キャラゲー成分は幾分か控えめであり、「ガチャピン達が大きな活躍をしていく」的なものは皆無である。 ---強いていえば「気持ち程度のガチャピン(ムック)ボイスが入る」「ガチャピンブログが鑑賞できる」位の成分しかなく、キャラゲーとしての魅力は正直高くない。 ---本作の題材にもなっているガチャピン日記(ブログ)の記事内容は非常に淡白で、多くのプレイヤーが「ふ~ん」程度の感情しか抱かないであろうと思われる。 ---好意的に解釈すれば「長ったらしいイベントや演出がなく、ゲームに集中できる」ともいえる。ここは素直に評価すべきだろう。 -200問以上の問題を収録。 --ロープライス発売である事を考慮すれば、この問題数はそれなりに健闘している部類ではなかろうか。 ---「日常生活に興じるガチャピン達」「スポーツを楽しむガチャピン達」など、問題イラストのバリエーションは結構豊富。パラパラ漫画風ではあるが、動画の問題が収録されているのも嬉しい。 ---しかし、キャラゲーである関係上、問題の多くに「緑(ガチャピンの肌)と赤(ムックの肌)」の配色が多く、色彩的な意味でのバリエーションが欠如している節も感じられる。 ---- **総評 -「ガチャピンとムックが出演しているジグソーパズル」として割り切るのならば無難に遊べる出来。しかし、本当にそれしか特色がないので、あまり多くのものを求めるのはお勧めしない。 -ゲームにはあまり向いていないであろうポンキッキーズ関連をゲーム化すると、こういう「キャラゲーでなくとも成り立つジャンル」に偏ってしまうのかもしれない…。
*ガチャピン日記DS 【がちゃぴんにっきでぃーえす】 |ジャンル|ジグソーパズル|~| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|ハドソン|~| |開発元|ウィル|~| |配信開始日|2007年9月20日|~| |価格|2,940円|~| |プレイ人数|1~2人|~| |セーブデータ|1箇所|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |ポイント|ガチャピンとムックのジグソーパズル&br()ジグソーパズル以上でも以下でもない内容&br()キャラゲーとしての魅力は高くない|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -かつて放送していた国民的子供番組「ひらけ! ポンキッキ」「ポンキッキーズ」にて出演していたマスコットキャラクターであるガチャピンを題材としたニンテンドーDSソフト。 --ガチャピンゲーの筆頭であり、次回作として『[[ガチャピンチャレンジDS]]』が本作の1年後にリリースされている。 -主役はガチャピンだが、相方のムックも友情出演している。ガチャピン(ムック)のブロクがゲーム内で鑑賞できるという設定。 -オートセーブ方式。操作はすべてタッチで行う。通信プレイ時では"DS本体2台と本ソフト1本"が必要。 ---- **主なルール ***メインルール -ゲームの流れ・操作系統について。 --いわゆる「ジグソーパズル」がプレイできる。本作のゲーム性はそれだけである。 ---下画面にはプレイヤーが"はめこんでいく"ジグゾーピースと"はめこみ枠"が、上画面にはジグソーパズルの完成見本絵が表示される。 ---無造作に散らばった下画面のジグソーピースをすべて上画面通りにはめ込めば、その問題がクリアとなる。原則として制限時間フリーであり、問題途中でゲームオーバーになる要因は全くない。 --基本的な操作系統は「選択ピースをホールド後にスライドし、好きな位置へとピースをはめ込む」事のみ。 ---隣接するピース同士を接触させると、「カチッ」という音と共に自動"はめこみ"が行われる。はめこみ枠内と該当ピースが一致した場合でも同様である。 --下画面の右端は以下のヘルプアイコンが配置されている。 ---「まわす」…今選択しているピースを90度回転させる。このアイコンは「ピース回転あり」の問題のみに存在する。 ---「せいり」…アイコンをホールドタッチすると、端側以外のジグソーピースすべてをアイコン内に収納する。もう一度ホールドタッチすると、収納されたピース全部が外へと排出される。 ---「しまう」…アイコンをホールドタッチすると、すべてのジグソーピースすべてをアイコン内に収納する。もう一度ホールドタッチすると、収納されたピース全部が外へと排出される。 ---「やめる」…アイコンをホールドタッチすると、プレイ中の問題を中断する。中断後はプレイ経過をセーブでき、次回プレイ時にそのままの状態からの再開ができる。 -問題種類について。 --本作の問題は大きく分けて「20ピース(縦4 × 横5)」「30ピース(縦5 × 横6)」「56ピース(縦7 × 横8)」「福笑い」の4タイプがある。 ---福笑い以外の問題はさらに「ピース回転なし」と「ピース回転あり」の2種類があり、種類によって"それぞれ"の操作の手間が変わってくる。 ---福笑い以外のプレイルールは上記の通り。福笑いに関しては「ガチャピン達の目・口などを、上画面の完成絵と同じ位置に合わせれば」クリアとなる。&br()福笑いはタイムアタック限定で2問だけ用意されている。 ---タイムアタックの一部問題は「動画による動くジグソーパズル」が出題される。ルール自体は従来の問題と一緒だが、絵が動く故にジグソーピースの把握がし辛くなる。 ***主なモード -''パズルにチャレンジ'' --本作のメインモード。137のモード専用問題に挑戦していく。 ---モード決定後は「初級」「中級」「上級」「特級」のいずれかの難易度を選択でき、各難易度別に用意された複数ある問題をプレイできる。&br()但し、特級に関しては、他3難易度の問題すべてをクリアしないと出現しない。特級も全問クリアすると、問題のプレイバリエーションを広げる「隠し要素」が解禁される。 ---初級問題は「20ピース(ピース回転あり・なし)」、中級問題は「30ピース(同)」、上級問題は「56ピース(同)」、特級問題は「56ピース(ピース回転ありのみ)」が出題される。 ---各問題をクリアすればご褒美として「ガチャピンブログ」が鑑賞でき、下記のガチャピンブログに登録される。 ---制限時間は一切なく、問題をクリアしてもプレイ経過時間などは記録されない。 -''タイムアタック'' --本作のもう一つのメインモード。66のモード専用問題に挑戦していく。 ---このモードには難易度選択はない。一つのモード内に複数の問題が選択できる形となる。福笑いを含めた、すべてのタイプ・種類の問題が出題がされる。 ---各問題には「目標クリア時間」が設けられており、それ以内にクリアすると"クリアマーク"が付くが、時間を越えてしまうとクリア扱いにはならない。&br()"パズルにチャレンジ"とは違い、クリア後はプレイ経過時間の最短記録がされる。 -''通信モード'' --対戦専用のモード。 ---このモードではプレイヤー自らが描いた「お手紙」を相手側に送ったり、お手紙をジグソーパズルの問題としてプレイする事ができる。 -''ガチャピンブログ'' --パズルにチャレンジ"で鑑賞したガチャピンブログを、個別で鑑賞できる。 -''オプション'' --「ゲームデータの削除」「はめこんだジグソーピースの"はまりやすさ"調整」「上画面の見本表示の有無」「BGMの有無」「スタッフロール鑑賞」の各項目が行える。 ---- **特徴 -良くも悪くも普通のジグソーパズル。 --本作はまずクソゲーになり得ないジグソーパズルというジャンルであり、安定した面白みは持っている。 ---システム周りはそこそこ快適で、説明書抜きでも安定したプレイが望める。プレイヤーを問わず"じっくり"とプレイさせてくれるという意味では、非の打ち所がない内容であろう。 --しかし、ひたすらにジグソーパズルをプレイするだけなので、早い段階からマンネリ色を覚えてしまう。 ---ミニゲームといった"おまけゲーム"的なものがなく、最初から最後までジグソーパズルしか遊べるところがない為、ジグソーが好きじゃない人にとっては、即効で飽きる恐れが高まる。 --これはDS系ゲーム全般にいえる事だが、画面が小さすぎてジグソーピースが把握しにくい難点がある。 ---特に56ピースの問題は"ちょっとした"ミクロ状態であり、長時間プレイすると目が疲労してくる。こればかりは"DSi LL(3DS LL)"の本体でプレイする位しか解決のし様がない。 -キャラゲー度はあまり期待できない。 --キャラゲー成分は幾分か控えめであり、「ガチャピン達が大きな活躍をしていく」的なものは皆無である。 ---強いていえば「気持ち程度のガチャピン(ムック)ボイスが入る」「ガチャピンブログが鑑賞できる」位の成分しかなく、キャラゲーとしての魅力は正直高くない。 ---本作の題材にもなっているガチャピン日記(ブログ)の記事内容は非常に淡白で、多くのプレイヤーが「ふ~ん」程度の感情しか抱かないであろうと思われる。 ---好意的に解釈すれば「長ったらしいイベントや演出がなく、ゲームに集中できる」ともいえる。ここは素直に評価すべきだろう。 -200問以上の問題を収録。 --ロープライス発売である事を考慮すれば、この問題数はそれなりに健闘している部類ではなかろうか。 ---「日常生活に興じるガチャピン達」「スポーツを楽しむガチャピン達」など、問題イラストのバリエーションは結構豊富。パラパラ漫画風ではあるが、動画の問題が収録されているのも嬉しい。 ---しかし、キャラゲーである関係上、問題の多くに「緑(ガチャピンの肌)と赤(ムックの肌)」の配色が多く、色彩的な意味でのバリエーションが欠如している節も感じられる。 ---- **総評 -「ガチャピンとムックが出演しているジグソーパズル」として割り切るのならば無難に遊べる出来。しかし、本当にそれしか特色がないので、あまり多くのものを求めるのはお勧めしない。 -ゲームにはあまり向いていないであろうポンキッキーズ関連をゲーム化すると、こういう「キャラゲーでなくとも成り立つジャンル」に偏ってしまうのかもしれない…。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: