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*ぎゅわんぶらあ自己中心派 【ぎゅわんぶらあ じこちゅうしんは】 |ジャンル|麻雀|&image2(gyuwa.gif,width=150)| |対応機種|PC88mkIISR以降&br()PC98VM/UV以降&br()FM7、X1、MSX2|~| |発売・開発元|ゲームアーツ|~| |発売日|1987年4月16日|~| |定価|6,800円|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 片山まさゆき原作の麻雀マンガ『ぎゅわんぶらあ自己中心派』をゲーム化したものである。&br()ぎゅわんぶらあ自己中心派は麻雀マンガではあまり見ないギャグマンガ((ギャグと麻雀理論の両方から楽しめる、麻雀を知らなくてもそこそこ楽しめる漫画である……が、後に片山は「ノーマーク爆牌党」「理想雀士ドトッパー」など自身の麻雀理論を最大限に活かした作品、悪く言えば”麻雀を知らないと面白さが全然理解できない作品”にシフトするようになった))。その登場人物達は、ギャグマンガらしく非常識な連中ばかり。麻雀のルールを知ってるかどうかすら怪しいレベルの、それこそどうしようもない下手打ちから、チートレベルの能力持ちまで、実に様々。本作はその非常識さを、みごとにゲームに組み込んでいるのだ。 **特徴 -基本システムは普通の四人麻雀。ローカルルールの選択は少なく、一発、ウマ、ドボン(飛び)の有無程度。キャラクターは全部で12人。自分以外のメンツを三人選んでプレイする。プレイモードは、大会形式で優勝を目指す「勝ち抜き戦」とメンツを自由に選べる「フリー対局」の二種類。 --移植版ではキャラクターが増え、「勝ち抜き戦」・「フリー対局」と続編に登場する「タコ討伐戦」の3つのモードが主体になっている。 -キャラクターの一人を、プレイヤーの指導者として付ける事ができる。 -ゲームが終わると、「日本タコ友の会」により「タコ度」が判定される。原作から「タコ」とは下手糞と同義である。 **評価点 -高い登場キャラクター達の再現度。 --なんと言っても本作の最大の特徴は、癖のあるキャラクター達である。&br()例えばゴッドハンドというキャラクターは、比較的早くテンパイしすぐにリーチ。すると必殺技「稲妻ヅモ」を宣言。ほぼ一発でアガってしまうという無茶ぶり。これがゲームで再現されているのである(ただし、これが外れると超危険牌を引いてしまうのも原作通りである)。他にも棄て牌でトマトやしんぶんしなどを何故か作る迷彩レディー。打ち方が無謀でたまにチョンボすらある((このシリーズでは誤ロン・誤ツモは警告無しでチョンボになり、しっかり点数が引かれてしまう。))タコ宮内。これら癖のあるキャラ特性が実によく出ているのだ。 --これらがうまく表現できているのは、ツキのシステムのためである。キャラクターによって、それに合った牌が配られたり引かれるようになっている(いわゆる積み込み)。 --各キャラの顔グラフィックはそれぞれ数種類用意されており、和了った時は得意顔、振り込んだ時は涙目になったりする。 --さらに対局中、各キャラが色々なセリフを喋る。原作の名セリフから引用したものも多く、キャラの個性をうまく表現している。 -任意でチート能力でのプレイが可能。 --指導者を付けると捨て牌などを教えてくれるのだが、このシステムの醍醐味はそれではない。実はプレイヤーにその指導者の能力がそのまま付加されるのである。つまり例えばゴッドハンドを指導者にすると、稲妻ヅモができてしまうのだ。各キャラクターのチートな能力を楽しむのが、このシステムの本道である。 --チート級なキャラクターには何かしらの弱点があるので、そこを突くことが肝心である・・が、大抵はそれすら叶わずに一方的に負ける(勝つ)ことだろう。 --捨て牌の指示も指導者のAIに応じたものになっている。面前を好む指導者は滅多に鳴きの指示をしてこないし、麻雀下手なタコ宮内はまったく意味のないカンを進言してきたりする。 --逆にツキをなしにすると実力重視の対局を楽しむ事も可能。 ---牌山生成ルーチンについて、「ツキあり」が能力による自摸牌への介入ありの脱衣麻雀的なルーチン(内部的に山を積まず属性を考慮して抽選を行う)、「ツキなし」が介入なしのネット麻雀的なルーチン(内部的にちゃんと山を積み、既定の順番通りに牌を現出させる)となる。 -「ポン」「リーチ」などのボイス音声 --この時代の性能的な限界もあって今見ればショボい音声(「リーチ」が「ルィーチ」と聞こえたり)だが、ゲームを盛り上げる事に一役買っている。 //この時代の性能限界を考えれば十分に評価点じゃないかな //**賛否両論点 **問題点 -AIがそれほど賢くなく、強さがツキの部分に依存してる面がある。 --本作の主人公達は強運で巧みな打ち手という事になっている。確かに引きが異様に強い。しかし、ツキをオプションで解除してしまうと強さはそう感じなくなる。また、同様に原作上では頭脳派となってるキャラクター達には、そう強さを感じない。 ---- **総評 麻雀ゲームの体裁をとったキャラゲーと言ってもいい。しかし、そのキャラクターの出来が非常に良く、また、チョンボがあるためスリリングな対局…と、単なる麻雀ゲームとはまた違った楽しさのあるゲームだ。~ また、キャラゲーというシチュエーションを活かし「雀士に個性を与えた麻雀ゲーム」という内容に仕上げたことは当時は非常に画期的なことであった((麻雀ゲームにおいてAIに個性を与えること自体は1984年にセガがSG-1000向けにリリースした『ホーム麻雀』でも試みられている。そちらではAIは当時のプロ雀士や麻雀好きの有名人のパロディになっている。))。それまでの多くの麻雀ゲームは4人打ちだとしてもCPU3人に個性は無くまったく同じ打ち筋だった(要は3人とも「まったく同じAI((本作もわずかな調整程度の差だろうが、それまではそれさえも無かったと言うことである。))」で打っている)。本作のヒットにより、以降の麻雀ゲームでは打ち筋に個性が追加されることが当たり前になっていったのである。 本作は好評を受け、続編が作られた。また、多数のハードで移植版や続編が作られている。 ---- **続編 --ぎゅわんぶらあ自己中心派2 自称! 強豪雀士編(PC) ---システムはほとんど変わらない。ただ、タコ討伐戦というチーム戦モードがある。新規参加キャラクター達は12人。一作目以上に濃いキャラが集まっている。配牌時点で10以上字牌のある勝ち過ぎの金蔵や、一回り小さい牌を混在で無理やり使わされるソニー君など。さらに一作目を持っていると、一作目のキャラと合わせ、総勢24人の中からメンツを選ぶ事ができる。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派3 望郷さすらい雀士編(PC) ---システムはほぼ同じ。特別なモードもなくシンプルになっている。新規参加キャラクターは10人。やはり濃いキャラばかり。無理やり染め手にいくババプロ。やたらと鳴きまくる哭きのカバなど。これもまた一作目、二作目があると、総勢34人の中からメンツを選ぶ事ができる。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派(FC) ---アスミック販売。フリー対局・勝ち抜き戦・タコ討伐戦の3モード。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派2(FC) ---原作でも著作権的に危なかった北家ケンシロウ、前述のババプロなど新キャラ登場。今回のタコ討伐戦はなんとヘックスを使ったSLG(もちろん戦闘パートは麻雀)になっている。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派 CDだよ全員集合 激闘36雀士(PCE) ---PCE版の第一作目であり初のCD-ROMタイトル。販売はハドソンだが製作にはゲームアーツやビッツラボラトリーも関わっている。タイトル通り36人のメンツを収録し、それぞれキャラにはプロ声優のボイスが付いていたり、OPやEDのBGMは生音で収録など、発売当時最新だったCD-ROMのメディア特性を活かした作りとなっている。トーナメントモード戦、タコ討伐戦、フリー対戦の3モードを収録。設定の指導者やツキのありなし等はPC版に準じた内容。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派 麻雀皇位戦(SFC) ---SFC版の1作目。タコに染まった日本を救うツアーモードとフリー対局とクイズがある。 ---登場キャラは24人だが、テナリンズなどが1つにまとめられている。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派2 ドラポンクエスト(SFC)((言うまでもない事だが、サブタイトルは『ドラゴンクエスト』のパロディである。)) ---SFC版の2作目。RPG風のストーリーモード(戦いはフィールドでは起こらず町やダンジョンのイベントのみで、戦闘方法はもちろん麻雀)とフリー対局がある。 ---登場キャラは32人で、顔グラフィックが前作と違っている。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派 片山まさゆきの麻雀道場(MD) ---メガドライブ専用ソフト。同じ原作者の別漫画である『スーパーヅガン』のキャラクターが登場している点が大きな特徴((正確にはフレッシュマガジンで連載されていた、スーパーヅガンのキャラも登場するスピンオフ漫画「片山まさゆきの麻雀道場」が原作となる))。登場キャラクター数は21人。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派2 激闘!東京マージャンランド編(メガCD) ---メガCD専用ソフト。上記作品の続編。CD媒体を生かし、対局中も登場人物がフルボイスでしゃべるのが特徴で、それに伴う演出もさらに強化されている。また、作中でのミニゲームやゲームモードも豊富。前作同様、『スーパーヅガン』のキャラクターも続投しており((ただし、同時期に放映されたアニメ版『スーパーヅガン』とはキャストが異なる。))、登場キャラクター数は総計51人におよぶ。 ---後にセガサターンにも移植された。 ---サターン版では指導者をつけてもその能力がつかなくなっている。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派 イッパツ勝負!(PS) ---PS専用ソフト。サターン版をベースにしてあるがモードはフリー対局とクイズのみに絞られていて、指導者をつけるとその能力が発揮されるようになっている。このゲームではプレイヤーが指導者にしたときに限り勝ち過ぎの金蔵の弱点がなくなる((金蔵は配牌に字牌が大量に含まれるのだが、1度でも振り込むと普通になってしまう。しかしこのゲームで金蔵を指導者につけると振り込んでも普通にならないばかりか配牌が完全に字牌オンリーになってしまう上に引きも強くなる))。 ---2016年3月9日、なんとゲームアーカイブスにて配信が開始された。販売担当だったゲームアーツの企画「ゲームアーカイブス祭り」の一環ではあるが、版権もののゲームが販売されるのは珍しい。価格も約600円と安いので、自己中心派が気になった人はこれをプレイしてみると良いだろう。 --この他にパズルゲームなどもある。
*ぎゅわんぶらあ自己中心派 【ぎゅわんぶらあ じこちゅうしんは】 |ジャンル|麻雀|&image2(gyuwa.gif,width=150)| |対応機種|PC88mkIISR以降&br()PC98VM/UV以降&br()FM7、X1、MSX2|~| |発売・開発元|ゲームアーツ|~| |発売日|1987年4月16日|~| |定価|6,800円|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 片山まさゆき原作の麻雀マンガ『ぎゅわんぶらあ自己中心派』をゲーム化したものである。&br()ぎゅわんぶらあ自己中心派は麻雀マンガではあまり見ないギャグマンガ((ギャグと麻雀理論の両方から楽しめる、麻雀を知らなくてもそこそこ楽しめる漫画である……が、後に片山は「ノーマーク爆牌党」「理想雀士ドトッパー」など自身の麻雀理論を最大限に活かした作品、悪く言えば”麻雀を知らないと面白さが全然理解できない作品”にシフトするようになった))。その登場人物達は、ギャグマンガらしく非常識な連中ばかり。麻雀のルールを知ってるかどうかすら怪しいレベルの、それこそどうしようもない下手打ちから、チートレベルの能力持ちまで、実に様々。本作はその非常識さを、みごとにゲームに組み込んでいるのだ。 **特徴 -基本システムは普通の四人麻雀。ローカルルールの選択は少なく、一発、ウマ、ドボン(飛び)の有無程度。キャラクターは全部で12人。自分以外のメンツを三人選んでプレイする。プレイモードは、大会形式で優勝を目指す「勝ち抜き戦」とメンツを自由に選べる「フリー対局」の二種類。 --移植版ではキャラクターが増え、「勝ち抜き戦」・「フリー対局」と続編に登場する「タコ討伐戦」の3つのモードが主体になっている。 -キャラクターの一人を、プレイヤーの指導者として付ける事ができる。 -ゲームが終わると、「日本タコ友の会」により「タコ度」が判定される。原作から「タコ」とは下手糞と同義である。 **評価点 -高い登場キャラクター達の再現度。 --なんと言っても本作の最大の特徴は、癖のあるキャラクター達である。&br()例えばゴッドハンドというキャラクターは、比較的早くテンパイしすぐにリーチ。すると必殺技「稲妻ヅモ」を宣言。ほぼ一発でアガってしまうという無茶ぶり。これがゲームで再現されているのである(ただし、これが外れると超危険牌を引いてしまうのも原作通りである)。他にも棄て牌でトマトやしんぶんしなどを何故か作る迷彩レディー。打ち方が無謀でたまにチョンボすらある((このシリーズでは誤ロン・誤ツモは警告無しでチョンボになり、しっかり点数が引かれてしまう。))タコ宮内。これら癖のあるキャラ特性が実によく出ているのだ。 --これらがうまく表現できているのは、ツキのシステムのためである。キャラクターによって、それに合った牌が配られたり引かれるようになっている(いわゆる積み込み)。 --各キャラの顔グラフィックはそれぞれ数種類用意されており、和了った時は得意顔、振り込んだ時は涙目になったりする。 --さらに対局中、各キャラが色々なセリフを喋る。原作の名セリフから引用したものも多く、キャラの個性をうまく表現している。 -任意でチート能力でのプレイが可能。 --指導者を付けると捨て牌などを教えてくれるのだが、このシステムの醍醐味はそれではない。実はプレイヤーにその指導者の能力がそのまま付加されるのである。つまり例えばゴッドハンドを指導者にすると、稲妻ヅモができてしまうのだ。各キャラクターのチートな能力を楽しむのが、このシステムの本道である。 --チート級なキャラクターには何かしらの弱点があるので、そこを突くことが肝心である・・が、大抵はそれすら叶わずに一方的に負ける(勝つ)ことだろう。 --捨て牌の指示も指導者のAIに応じたものになっている。面前を好む指導者は滅多に鳴きの指示をしてこないし、麻雀下手なタコ宮内はまったく意味のないカンを進言してきたりする。 --逆にツキをなしにすると実力重視の対局を楽しむ事も可能。 ---牌山生成ルーチンについて、「ツキあり」が能力による自摸牌への介入ありの脱衣麻雀的なルーチン(内部的に山を積まず属性を考慮して抽選を行う)、「ツキなし」が介入なしのネット麻雀的なルーチン(内部的にちゃんと山を積み、既定の順番通りに牌を現出させる)となる。 -「ポン」「リーチ」などのボイス音声 --この時代の性能的な限界もあって今見ればショボい音声(「リーチ」が「ルィーチ」と聞こえたり)だが、ゲームを盛り上げる事に一役買っている。 //この時代の性能限界を考えれば十分に評価点じゃないかな //**賛否両論点 **問題点 -AIがそれほど賢くなく、強さがツキの部分に依存してる面がある。 --本作の主人公達は強運で巧みな打ち手という事になっている。確かに引きが異様に強い。しかし、ツキをオプションで解除してしまうと強さはそう感じなくなる。また、同様に原作上では頭脳派となってるキャラクター達には、そう強さを感じない。 ---- **総評 麻雀ゲームの体裁をとったキャラゲーと言ってもいい。しかし、そのキャラクターの出来が非常に良く、また、チョンボがあるためスリリングな対局…と、単なる麻雀ゲームとはまた違った楽しさのあるゲームだ。~ また、キャラゲーというシチュエーションを活かし「雀士に個性を与えた麻雀ゲーム」という内容に仕上げたことは当時は非常に画期的なことであった((麻雀ゲームにおいてAIに個性を与えること自体は1984年にセガがSG-1000向けにリリースした『ホーム麻雀』でも試みられている。そちらではAIは当時のプロ雀士や麻雀好きの有名人のパロディになっている。))。それまでの多くの麻雀ゲームは4人打ちだとしてもCPU3人に個性は無くまったく同じ打ち筋だった(要は3人とも「まったく同じAI((本作もわずかな調整程度の差だろうが、それまではそれさえも無かったと言うことである。))」で打っている)。本作のヒットにより、以降の麻雀ゲームでは打ち筋に個性が追加されることが当たり前になっていったのである。 本作は好評を受け、続編が作られた。また、多数のハードで移植版や続編が作られている。 ---- **続編 --ぎゅわんぶらあ自己中心派2 自称! 強豪雀士編(PC) ---システムはほとんど変わらない。ただ、タコ討伐戦というチーム戦モードがある。新規参加キャラクター達は12人。一作目以上に濃いキャラが集まっている。配牌時点で10以上字牌のある勝ち過ぎの金蔵や、一回り小さい牌を混在で無理やり使わされるソニー君など。さらに一作目を持っていると、一作目のキャラと合わせ、総勢24人の中からメンツを選ぶ事ができる。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派3 望郷さすらい雀士編(PC) ---システムはほぼ同じ。特別なモードもなくシンプルになっている。新規参加キャラクターは10人。やはり濃いキャラばかり。無理やり染め手にいくババプロ。やたらと鳴きまくる哭きのカバなど。これもまた一作目、二作目があると、総勢34人の中からメンツを選ぶ事ができる。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派(FC) ---アスミック販売。フリー対局・勝ち抜き戦・タコ討伐戦の3モード。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派2(FC) ---原作でも著作権的に危なかった北家ケンシロウ、前述のババプロなど新キャラ登場。今回のタコ討伐戦はなんとヘックスを使ったSLG(もちろん戦闘パートは麻雀)になっている。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派 CDだよ全員集合 激闘36雀士(PCE) ---PCE版の第一作目であり初のCD-ROMタイトル。販売はハドソンだが製作にはゲームアーツやビッツラボラトリーも関わっている。タイトル通り36人のメンツを収録し、それぞれキャラにはプロ声優のボイスが付いていたり、OPやEDのBGMは生音で収録など、発売当時最新だったCD-ROMのメディア特性を活かした作りとなっている。トーナメントモード戦、タコ討伐戦、フリー対戦の3モードを収録。設定の指導者やツキのありなし等はPC版に準じた内容。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派 麻雀皇位戦(SFC) ---SFC版の1作目。タコに染まった日本を救うツアーモードとフリー対局とクイズがある。 ---登場キャラは24人だが、テナリンズなどが1つにまとめられている。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派2 ドラポンクエスト(SFC)((言うまでもない事だが、サブタイトルは『ドラゴンクエスト』のパロディである。)) ---SFC版の2作目。RPG風のストーリーモード(戦いはフィールドでは起こらず町やダンジョンのイベントのみで、戦闘方法はもちろん麻雀)とフリー対局がある。 ---登場キャラは32人で、顔グラフィックが前作と違っている。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派 片山まさゆきの麻雀道場(MD) ---メガドライブ専用ソフト。同じ原作者の別漫画である『スーパーヅガン』のキャラクターが登場している点が大きな特徴((正確にはフレッシュマガジンで連載されていた、スーパーヅガンのキャラも登場するスピンオフ漫画「片山まさゆきの麻雀道場」が原作となる))。登場キャラクター数は21人。 ---2022年10月27日発売予定のメガドライブミニ2に収録されることが決定した。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派2 激闘!東京マージャンランド編(メガCD) ---メガCD専用ソフト。上記作品の続編。CD媒体を生かし、対局中も登場人物がフルボイスでしゃべるのが特徴で、それに伴う演出もさらに強化されている。また、作中でのミニゲームやゲームモードも豊富。前作同様、『スーパーヅガン』のキャラクターも続投しており((ただし、同時期に放映されたアニメ版『スーパーヅガン』とはキャストが異なる。))、登場キャラクター数は総計51人におよぶ。 ---後にセガサターンにも移植された。こちらではメガCD版からさらにアトラクションが追加され、登場キャラクターはシリーズ最多の総計56人におよぶ。~ サターン版では指導者をつけてもその能力がつかなくなっている。 ---なお、本作は2022年10月27日発売予定のメガドライブミニ2に収録が検討されていたものの、諸般の事情で中止となった。 --ぎゅわんぶらあ自己中心派 イッパツ勝負!(PS) ---PS専用ソフト。サターン版をベースにしてあるがモードはフリー対局とクイズのみに絞られていて、指導者をつけるとその能力が発揮されるようになっている。このゲームではプレイヤーが指導者にしたときに限り勝ち過ぎの金蔵の弱点がなくなる((金蔵は配牌に字牌が大量に含まれるのだが、1度でも振り込むと普通になってしまう。しかしこのゲームで金蔵を指導者につけると振り込んでも普通にならないばかりか配牌が完全に字牌オンリーになってしまう上に引きも強くなる))。 ---2016年3月9日、なんとゲームアーカイブスにて配信が開始された。販売担当だったゲームアーツの企画「ゲームアーカイブス祭り」の一環ではあるが、版権もののゲームが販売されるのは珍しい。価格も約600円と安いので、自己中心派が気になった人はこれをプレイしてみると良いだろう。 --この他にパズルゲームなどもある。

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