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*デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王 【でびるさまなー くずのはらいどうたいあばどんおう】 |ジャンル|RPG|&amazon(B001DJ9G66)|&amazon(B001DJ9G6G)| |対応機種|プレイステーション2|~|~| |発売元|アトラス|~|~| |開発元|アトラス&br()クライマックス&br()デジタルワークスエンターテインメント&br()他協力多数|~|~| |発売日|2008年10月23日|~|~| |定価|通常版:6,800円&br()真3同梱版:10,479円&br()サントラ同梱版:7,329円|~|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[女神転生シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/286.html]]''| **概要 大正時代をモデルとした斬新な世界観とアクションゲームの要素を含む戦闘が魅力の『[[デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/59.html]]』の続編。 **特徴・評価点 -戦闘時のアクションが改良されスピーディーに。具体的には高速移動、銃の弾数無限、仲魔に特技リピートの命令といった要素が追加された。前作のモッサリした感じは無くなったといっていい。 -「MAGスケジューリングバトル」を搭載。本作にMPの概念はなく、魔法を使う際マグネタイト(MAG)を消費する。MAGは敵の弱点属性をつき硬直状態にすると奪うことができる。 --敵の弱点をつくことさえ出来ればあっさり決着がつく、スピーディーかつ爽快感あるシステムとなった。 -悪魔が二体召喚できるようになり戦略の幅が広まった。 -前作より悪魔の総数は倍近くなり、合体の楽しみが増えた。 --悪魔合体は、新悪魔である「魔人」「禍津」を作るフィーバー合体や繰り返し合体を行うことで発生するサービス合体などが追加された。 --また、前作と違いセーブポイントから業魔殿へ行けるようになり、手間が掛からなくなった。 -悪魔会話の復活。簡素なものだがそれらしさはある。また前作をプレイしているデータがあり、そこで仲魔にした悪魔なら会話をした時点で仲魔になってくれる。 --会話を仲魔がフォローしてくれるので交渉は簡単。 -BGMは前作の使い回しだけでなくアレンジ曲も存在。大正風かつロックな音楽は評価が高い。 -別件依頼という本題とは別のサブイベントを引き受けることができる。マスコットキャラ「ライホーくん」の登場、小説版のキャラクター葛葉狂死からの依頼などネタも豊富にある。 -通常の難易度は易しめだがクリア後に選べるハードモードこと「KINGライドウ」モードは仲魔を仕込んでない場合、無理ゲークラスの難易度を誇り、非常に歯応えがある。 -アドバイザーがあまり喋らなくなり、その点ではテンポが良くなった。それどころか「前回は喋りすぎてごめんね」と最初に謝られる。 -前作と同じく麻雀で遊べる。 **問題点 -一部弱点属性を持たない強力な悪魔がいる。そのため上記のマグネタイトをコントロールするシステムの楽しみが損なわれてしまう。マグネタイトの回復アイテムは全回復のもののみでたった一つしか持てないうえ、当然そう何度も出てくるものでもない。 --データの中にMP回復アイテムとして、シリーズお馴染みのチャクラチップが未実装状態で確認できるため、実装してほしかったと言われている。 -回避不能の先制攻撃がある。これ自体はいつものことだがダメージ率がおかしい。 --%で固定されているらしく、低Lv地帯に終盤のLvで行っても3~4割削られることがある。 -特技の当たり判定が見た目と明らかに違う。 --もう燃えてないように見えるところに踏み込んだらダメージということはザラ。 -戦闘時のアクションは改良されはしたがまだ多少モッサリしている。高難度アクションが好きでジャンルにこだわりがあるなら気に入らない可能性がある。 -仲魔のAIが遠距離から攻撃できる魔法をある程度接近してから使うなど、あまり賢くない。 -ストーリーの展開が複雑なため、たまに念入りな説明がされる。が、非常にテンポが悪い。 --ただでさえテキストが多いのにスキップはできない。 -何故か追加された主人公の属性設定。デビルサマナーシリーズは初代からストーリー上に属性が絡まなかったため、必要性を疑問視する声がある。 --2周目では前の周に特定の属性でクリアしていないと出せない別件依頼がある。これを知らないとわざわざまた何周もすることになる。 -ラストダンジョンの演出が中ボスとの戦闘前に何度もラスボスの嫌がらせを受け、主人公に未来を託した仲間や散っていった人の恨みの声を聞くはめになる。 --もちろんフォローはあるが、「いままで頑張ってきたのに何を言っているのか」という印象が強い。 //でもゲイリン……ユーはイベント的に一番やっちゃダメなセオリーではないか? -前作以前と比べストーリーに救いがない。帝都を襲った怪異は倒したが、それが起きた原因は一切取り除かれていない。 --EDでもどうにかしようという描写はあるがどうしようもなく、あの魔王の気まぐれでまた何か起きてもおかしくない状態になっている。 -麻雀のAIが積みこみをしてくる --即リー国士無双など積み込みをしたとしか思えないプレーを良くしてくる **総評 前作は全体的なモッサリ感とアクション面の微妙さから評価はイマイチだったが、今作はそれらを大幅に改善。良作と呼べる出来となった。~ 真シリーズとの繋がりが明確になり、以前に比べてメガテンらしさが増し、デビルサマナーらしさがなくなった感がする作品。~ 一応ライト層向けでもあるが、ストーリーの好みは大きく分かれると思われる。 **余談 限定版には入手困難だったプレミアゲー『真・女神転生III NOCTURNE マニアクス』のマイナーチェンジ版((オリジナル版に登場するダンテ(『デビルメイクライ』よりゲスト出演)が葛葉ライドウに差し替えられている。))『~クロニクルエディション』が付属する。&br()そのため、本作も十分に良作であるにもかかわらず、「メガテン3のオマケ」などと言われることもある。 //何かもの凄く辛口になった。申し訳ないが評価点を加えてください。 //前作との比較が多すぎじゃない?
*デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王 【でびるさまなー くずのはらいどうたいあばどんおう】 |ジャンル|RPG|&amazon(B001DJ9G66)|&amazon(B001DJ9G6G)| |対応機種|プレイステーション2|~|~| |発売元|アトラス|~|~| |開発元|アトラス&br()クライマックス&br()デジタルワークスエンターテインメント&br()他協力多数|~|~| |発売日|2008年10月23日|~|~| |定価|通常版:6,800円&br()真3同梱版:10,479円&br()サントラ同梱版:7,329円|~|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[女神転生シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/286.html]]''| **概要 大正時代をモデルとした斬新な世界観とアクションゲームの要素を含む戦闘が魅力の『[[デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/59.html]]』の続編。 **特徴・評価点 -戦闘時のアクションが改良されスピーディーに。具体的には高速移動、銃の弾数無制限(ただし一度に撃てる弾数は6発でリロードをする必要がある)、仲魔に特技リピートの命令といった要素が追加された。前作のモッサリした感じは無くなったといっていい。 -「MAGスケジューリングバトル」を搭載。本作にMPの概念はなく、魔法を使う際ライドウのマグネタイト(MAG)を消費する。MAGは敵の弱点属性を突き硬直状態にすると奪う事が可能。 --敵の弱点を突く事さえ出来ればあっさり決着がつく、スピーディーかつ爽快感あるシステムとなった。 -戦闘時仲魔が二体召喚出来る様になり戦略の幅が広まった。 -前作より悪魔の総数は倍近くなり、合体の楽しみが増えた。 --悪魔合体は、新悪魔である「魔人」「禍津」を作るフィーバー合体や繰り返し合体を行うことで発生するサービス合体などが追加された。 --また、前作と違いセーブポイントから業魔殿へ行けるようになり、手間が掛からなくなった。 -悪魔会話の復活。簡素なものだがそれらしさはある。また前作をプレイしているデータがあり、そこで仲魔にした悪魔なら会話をした時点で仲魔になってくれる。 --会話を仲魔がフォローしてくれるので交渉は簡単。 -BGMは前作の使い回しだけでなくアレンジ曲も存在。大正風かつロックな音楽は評価が高い。 -別件依頼という本題とは別のサブイベントを引き受けることができる。マスコットキャラ「ライホーくん」の登場、小説版のキャラクター葛葉狂死からの依頼などネタも豊富にある。 -通常の難易度は易しめだがクリア後に選べるハードモードこと「KINGライドウ」モードは仲魔を仕込んでない場合、無理ゲークラスの難易度を誇り、非常に歯応えがある。 -アドバイザーがあまり喋らなくなり、その点ではテンポが良くなった。それどころか「前回は喋りすぎてごめんね」と最初に謝られる。 -前作と同じく賭け麻雀で遊べる。 **問題点 -一部弱点属性を持たない強力な悪魔がいる。それらの敵に対してはMAGの回復が出来ず基本的にこちら側が高い消耗を強いられる為上記のMAGをコントロールするシステムの楽しみが損なわれてしまう。 --MAGの回復アイテムは全回復のもののみでたった一つしか持てないうえ、当然そう何度も出てくるものでもない。データの中にMAG回復アイテムとして、シリーズお馴染みのチャクラチップが未実装状態で確認できるため、実装してほしかったと言われている。 -回避不能の先制攻撃がある。これ自体はいつものことだがダメージ率がおかしい。 --%で固定されているらしく、低Lv地帯に終盤のLvで行っても3~4割削られることがある。 -特技の当たり判定が見た目と明らかに違う。 --もう燃えてない様に見えるところに踏み込んだらダメージということはザラ。 -戦闘時のアクションは改良されはしたがまだ多少モッサリしている。高難度アクションが好きでジャンルにこだわりがあるなら気に入らない可能性がある。 -仲魔のAIが遠距離から攻撃できる魔法をある程度接近していないと使わないなど、あまり賢くない。 -ストーリーの展開が複雑なため、たまに念入りな説明がされる。が、非常にテンポが悪い。 --ただでさえテキストが多いのにスキップ不可。 -何故か追加された主人公の属性設定。デビルサマナーシリーズは初代からストーリー部分に属性が絡まなかったため、必要性を疑問視する声がある。 --2周目では前の周に特定の属性でクリアしていないと出せない別件依頼がある。これを知らないとわざわざまた何周もすることになる。 -ラストダンジョンの演出が中ボスとの戦闘前に何度もラスボスの嫌がらせを受け、主人公に未来を託した仲間や散っていった人の恨みの声を聞くはめになる。 --もちろんフォローはあるが、「いままで頑張ってきたのに何を言っているのか」という印象が強い。 //でもゲイリン……ユーはイベント的に一番やっちゃダメなセオリーではないか? -前作と比べストーリーに救いがない。帝都を襲った怪異は倒したが、それが起きた原因は一切取り除かれていない。 --EDでもどうにかしようという描写はあるがどうしようもなく、あの魔王の気まぐれでまた何か起きてもおかしくない状態になっている。 -前作同様賭け麻雀のAIが積みこみをしてくる。そのため相変わらず金を奪われるイベント扱い。 --即リー国士無双など積み込みをしたとしか思えないプレーを良くしてくる **総評 前作は全体的なモッサリ感とアクション面の微妙さから評価はイマイチだったが、今作はそれらを大幅に改善。良作と呼べる出来となった。~ 真シリーズとの繋がりが明確になり、以前に比べてメガテンらしさが増し、デビルサマナーらしさがなくなった感がする作品。~ 一応ライト層向けでもあるが、ストーリーの好みは大きく分かれると思われる。 **余談 限定版には入手困難だったプレミアゲー『真・女神転生III NOCTURNE マニアクス』のマイナーチェンジ版((オリジナル版に登場するダンテ(『デビルメイクライ』よりゲスト出演)が葛葉ライドウに差し替えられている。))『~クロニクルエディション』が付属する。&br()そのため、本作も十分に良作であるにもかかわらず、「メガテン3のオマケ」などと言われることもある。

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