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*Age of Empires 2 The Age of Kings 【えいじおぶえんぱいあつー えいじおぶきんぐす】 |ジャンル|SLG・RTS|&amazon(B00005OI28)|&amazon(B00005RDO2)| |対応機種|Windows|~|~| |発売・開発元|マイクロソフト|~|~| |発売日|1999年11月26日|~|~| |定価|9,800円|~|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| **概要 -欧米では特に高い人気を誇るジャンル、RTS(リアルタイムストラテジー)の傑作。 -今回は中世を舞台にし13の文明、史実の英雄を主人公にしたキャンペーンが用意されている。 -マルチプレイヤーモードでは、最高9人ものプレイヤーが同時に1つの覇権を争う。 -後に発売された拡張版(『Age of Empires II: The Conquerors』Expansion、通称AoC)では新たに5つの文明が追加されたほかインターネット対戦も可能に。~ 30分程度でプレイが完結する高速モードも追加。 **特徴 -マス目のないクォータビュー視点の画面でユニットを生産し、1人1人に指示を出しながら~ 自分の領地を拡大し、資源を発見・開発しながら文明力を高め、他の文明を制することが目的となる。 -始め出すとやめ時がみつからず、シヴィライゼーションシリーズとともに気が付くと徹夜してしまう「魔のゲーム」としても名高い。 -ユニット一体一体、建物1つ1つがリアルタイムで動きマップを埋めていく様は一種の箱庭のようであり~ 箱庭を作り込んでいく楽しさ(箱庭ゲー)という側面も持つ。 -3が発売された近年でも本作を愛好するユーザーが多く、完成度の高さを物語っている(3でゲーム的に大きな変化があったという点も大きい)。 --10年前のタイトルと言うこともあり、低スペックでも軽快に動くことも人気の秘訣となっている。~ そのうえグラフィックは今日的に見てもあまり古さを感じさせない。~ (動作は2Dであるが、グラフィックは3Dレンダリングで制作されている) -RTSには戦略に特化したゲームも多いが、本作は内政=領地の発展にも主眼が置かれている~ そのためいかに効率よく資源を確保するかといった点も重要であり、これがハマリ要素にも繋がっている。 -ルールは細かいところまで拘っていくとかなり多くの情報を理解しなければならないが(ユニット一体一体の特徴、長所短所など)~ 基本的な動作はシンプルで、シングルモードをこなすうちにすぐに慣れてしまう、その間口の広さも魅力である。 **難点 -長所でもあるが一度プレイし出すとやめ時が見つからず時間をどんどん費やしてしまう点。 -本作と言うより、RTSというジャンル自体のもつ難点となるが、操作が忙しい。~ キーボードとマウスをフル活用するため、アクションゲームのようなアクティブな動きと臨機応変な思考が要求される。~ そのためじっくり戦略を練りたい人には馴染みづらいゲームとなっている。~ 例えば、対戦序盤の基本からして、騎兵を常に操作して地形を明らかにして行きつつ、「町の中心」周辺では約20秒刻みの計画的かつ効率的な操作で資源採集して次の時代に進化させるような次第。~ 建物やユニットが増えるにつれ操作量はさらに増えて行く。 --AoCになって収穫し終わった畑の張り替えを自動で行なうよう予約できる再建キューが追加され、僅かながら操作量が軽減された。 -公式の裏ワザである隠しコード(チートコード)が本作のみ少ない。これに関しては1が少々やりすぎた感が強いが。 -キャンペーンモードは難易度も高く、初心者が手を出すと投げ出してしまう可能性もある~ (方法を問わずにクリアするだけなら、特定の単語を発言すると資源・視界・特殊ユニット等が与えられるチートコードや、AIの習性を突く方法もあるにはある)。 -COMの標準AIの粗。ほとんど城門を攻撃しようとしないため城門ばかり並んでるとプレイヤーに手出ししない、等。 -ネット対戦も同様に熟練プレイヤーがひしめいており、うかつに初心者が手を出すと悲惨な結果となる。 ** **余談 -既に開発は元のデベロッパーを離れてるが、別の開発元の手でSTEAMでは新たな拡張版(HD版)が販売されている。 HD版は元は海外のファンが趣味で作っていたキャンペーンやMOD(改造ツール)を下敷きに製品版としてリリースしたもの。~ ゆえにゲームバランスには難が多く(特定の文明だけが異常に強い、チートコード・改造ツールありきのバランス)かつての完成度は見る影もない。~ 日本語版にいたってはユニットやマップの説明の文章がはみ出して読めなくなっていたり、最悪削除されてしまっており、対応する気もほぼ無いといっていい。~ またゲームに非常に重要な部分である、パラメーターを示す数値も読み辛いフォントに差し替えられてしまった。~ シングルモードも新しく追加されたものは冗長で時間ばかりかかるおつかい(移動速度が最も遅いユニットで広大なマップを何度も往復させられる)でフラグを立てる作業に追われる。~ しかも文字化けして読めないもの・ログに表示されないものがあり詰んでしまうこともある。~ ネット対戦も日本国内の需要はほぼ無く、海外プレイヤーと対戦すると通信速度の差でゲームの強制終了やラグが頻発する。~ パッチや追加要素のリリース頻度は高いのだが、それは不具合や既存のゲームバランスの崩壊、インターフェースの改悪を意味している。~ (例:全部で20近い文明があるのだがアステカがいたと判明したら即ゲーム放棄・解散になる) こういった改悪とも呼べるアップデートを重ねたことで、名作の復活に沸いたファンもゲームを離れる者が後を絶たないのが、かつての名作・AoCの現状である。~
*Age of Empires 2 The Age of Kings 【えいじおぶえんぱいあつー えいじおぶきんぐす】 |ジャンル|SLG・RTS|&amazon(B00005OI28)|&amazon(B00005RDO2)| |対応機種|Windows|~|~| |発売・開発元|マイクロソフト|~|~| |発売日|1999年11月26日|~|~| |定価|9,800円|~|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| **概要 -欧米では特に高い人気を誇るジャンル、RTS(リアルタイムストラテジー)の傑作。 -今回は中世を舞台にし13の文明、史実の英雄を主人公にしたキャンペーンが用意されている。 -マルチプレイヤーモードでは、最高9人ものプレイヤーが同時に1つの覇権を争う。 -後に発売された拡張版(『Age of Empires II: The Conquerors』Expansion、通称AoC)では新たに5つの文明が追加されたほかインターネット対戦も可能に。~ 30分程度でプレイが完結する高速モードも追加。 **特徴 -マス目のないクォータビュー視点の画面でユニットを生産し、1人1人に指示を出しながら~ 自分の領地を拡大し、資源を発見・開発しながら文明力を高め、他の文明を制することが目的となる。 -始め出すとやめ時がみつからず、シヴィライゼーションシリーズとともに気が付くと徹夜してしまう「魔のゲーム」としても名高い。 -ユニット一体一体、建物1つ1つがリアルタイムで動きマップを埋めていく様は一種の箱庭のようであり~ 箱庭を作り込んでいく楽しさ(箱庭ゲー)という側面も持つ。 -3が発売された近年でも本作を愛好するユーザーが多く、完成度の高さを物語っている(3でゲーム的に大きな変化があったという点も大きい)。 --10年前のタイトルと言うこともあり、低スペックでも軽快に動くことも人気の秘訣となっている。~ そのうえグラフィックは今日的に見てもあまり古さを感じさせない。~ (動作は2Dであるが、グラフィックは3Dレンダリングで制作されている) -RTSには戦略に特化したゲームも多いが、本作は内政=領地の発展にも主眼が置かれている~ そのためいかに効率よく資源を確保するかといった点も重要であり、これがハマリ要素にも繋がっている。 -ルールは細かいところまで拘っていくとかなり多くの情報を理解しなければならないが(ユニット一体一体の特徴、長所短所など)~ 基本的な動作はシンプルで、シングルモードをこなすうちにすぐに慣れてしまう、その間口の広さも魅力である。 **難点 -長所でもあるが一度プレイし出すとやめ時が見つからず時間をどんどん費やしてしまう点。 -本作と言うより、RTSというジャンル自体のもつ難点となるが、操作が忙しい。~ キーボードとマウスをフル活用するため、アクションゲームのようなアクティブな動きと臨機応変な思考が要求される。~ そのためじっくり戦略を練りたい人には馴染みづらいゲームとなっている。~ 例えば、対戦序盤の基本からして、騎兵を常に操作して地形を明らかにして行きつつ、「町の中心」周辺では約20秒刻みの計画的かつ効率的な操作で資源採集して次の時代に進化させるような次第。~ 建物やユニットが増えるにつれ操作量はさらに増えて行く。 --AoCになって収穫し終わった畑の張り替えを自動で行なうよう予約できる再建キューが追加され、僅かながら操作量が軽減された。 -公式の裏ワザである隠しコード(チートコード)が本作のみ少ない。これに関しては1が少々やりすぎた感が強いが。 -キャンペーンモードは難易度も高く、初心者が手を出すと投げ出してしまう可能性もある~ (方法を問わずにクリアするだけなら、特定の単語を発言すると資源・視界・特殊ユニット等が与えられるチートコードや、AIの習性を突く方法もあるにはある)。 -COMの標準AIの粗。ほとんど城門を攻撃しようとしないため城門ばかり並んでるとプレイヤーに手出ししない、等。 -ネット対戦も同様に熟練プレイヤーがひしめいており、うかつに初心者が手を出すと悲惨な結果となる。 ** **余談 -既に開発は元のデベロッパーを離れてるが、別の開発元の手でSTEAMでは新たな拡張版(HD版)が販売されている。 -HD版は元は海外のファンが趣味で作っていたキャンペーンやMOD(改造ツール)を下敷きに製品版としてリリースしたもの。~ -ゆえにゲームバランスには難が多く(特定の文明だけが異常に強い、チートコード・改造ツールありきのバランス)かつての完成度は見る影もない。~ -日本語版にいたってはユニットやマップの説明の文章がはみ出して読めなくなっていたり、最悪削除されてしまっており、対応する気もほぼ無いといっていい。~ -またゲームに非常に重要な部分である、パラメーターを示す数値も読み辛いフォントに差し替えられてしまった。~ -シングルモードも新しく追加されたものは冗長で時間ばかりかかるおつかい(移動速度が最も遅いユニットで広大なマップを何度も往復させられる)でフラグを立てる作業に追われる。~ -しかも文字化けして読めないもの・ログに表示されないものがあり詰んでしまうこともある。~ -ネット対戦も日本国内の需要はほぼ無く、海外プレイヤーと対戦すると通信速度の差でゲームの強制終了やラグが頻発する。~ -パッチや追加要素のリリース頻度は高いのだが、それは不具合や既存のゲームバランスの崩壊、インターフェースの改悪を意味している。~ -(例:全部で20近い文明があるのだがアステカがいたと判明したら即ゲーム放棄・解散になる)~ -こういった改悪とも呼べるアップデートを重ねたことで、名作の復活に沸いたファンもゲームを離れる者が後を絶たないのが、かつての名作・AoCの現状である。~

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