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ピクロスeシリーズ - (2017/01/05 (木) 17:24:48) の1つ前との変更点

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*ピクロスeシリーズ 【ぴくろすいーしりーず】 |ジャンル|パズル|&image(https://img-eshop.cdn.nintendo.net/i/012f1f6bce4bd5a613493a29bae485862749565acf9c97d50bd73c4e3797159a.jpg,height=160)| |対応機種|ニンテンドー3DS(ニンテンドー3DSダウンロードソフト)|~| |開発元&br;発売元(e~e6)|ジュピター|~| |発売元(CN・CN+)|任天堂|~| |配信開始日|(下記参照)|~| |価格|e~e6:各500円(税込)&br;CN・CN+:非売品|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブデータ|1箇所|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|3DS配信ソフトとしてリリースされたシリーズ続編&br;「ミクロス」「メガピクロス」を収録(一部作品のみ)|~| |>|>|CENTER:''[[ピクロスシリーズリンク>ピクロスシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -『[[ピクロスDS]]』のノンキャラクター路線とルールをそのままに、ニンテンドー3DSのダウンロード専用ソフトとしてリリースされた続編にあたる。 -今現在までに6作品がリリースされている。基本的なゲームシステムなどに関しては『ピクロスDS』のページを参照にして頂きたい。 ---- **主なルール ***『ピクロスDS』との相違点 -ハードスペックが向上した事により、主にグラフィック周りがより綺麗となった。 -問題をクリアしても完成絵のアニメーションはしなくなった。 -仮塗り操作・画面周辺の拡大表示機能が廃止された。画面レイアウトやBGMの選択もできなくなった。 -ナビゲーション機能が搭載された。 --設定内にてこれをONにすると、自動的にヒントマスの数字一部に色が付き、それをチェックしながらプレイすれば問題の攻略がスムーズに進めやすくなる。 --なお、OFFにすればナビゲーションなしのプレイも可能である。 -"ミクロス"を除く一部問題はナビゲーション機能とヒント機能が封じられる制限がかかる場合がある。 --"ミクロス"の問題は例外なくヒント機能が使用できない。 --『e3』の"メガピクロス"の一部問題はナビゲーション・ヒント機能が使用できないが、『e4』以後の"メガピクロス"はすべての問題で使用可能となった。 -問題種類は通常ピクロス・及び新モードである「ミクロス」「メガピクロス」の専用問題が収録されている。 --通常ピクロスは「5 × 5」「10 × 10」「15 × 15」「20 × 15(『e4』以後)」のマス問題がある。 --"ミクロス"に関しては、『e2』『CNピクロス』『e4』以後、"メガピクロス"に関しては『e3』以後の収録となる。 --『ピクロスDS』でいうところの「20 × 20」「20 × 25」の問題は、本シリーズにおいては一切収録されていない。 -本シリーズはピクロスプレイのみに特化しており、「今日のピクロス」や「マイピクロス」などのモードは非搭載。 ***主なモード -''あそびかた'' --ピクロスの基本ルールを鑑賞できるモード。 -''イージーピクロス'' --『e3』以前の作品のみでプレイ可能。『ピクロスDS』でいうところの"イージー"に相当するモード。ノーマルルール。 -''ノーマルピクロス'' --『e3』以前の作品のみでプレイ可能。『ピクロスDS』でいうところの"ノーマル"に相当するモード。ノーマルルール。 -''フリーピクロス'' --『e3』以前の作品のみでプレイ可能。『ピクロスDS』でいうところの"フリー"に相当するモード。フリールール。 -''エクストラピクロス'' --『e3』以前の作品のみでプレイ可能。上記3モードに比べ、問題がより難しい傾向にあるモード。フリールール。 -''ピクロス'' --『e4』以後の作品でプレイ可能。上記4モードすべてが1つのモードとして統合された。ノーマルルール。 -''ミクロス'' --『e』『e3』を除く作品でプレイ可能。本シリーズ初の新モードの一つ。主なゲームの流れは以下の通り。フリールール。 ---まずは「8 × 8」(以下:土台問題)のピクロスが出題される。これを解くと、土台問題内の塗りつぶした側のマスを選択できる。 ---選択後は「10 × 10」のピクロスが出題されるので、これも解いていく。解き終わると、土台問題の塗りつぶし側マスがプレイした「10 × 10」に変換される。 ---土台問題の塗りつぶし側マスすべての「10 × 10」を解けば問題クリアとなる。 --形式上は「80 × 80」のマス問題として扱われるが、実際は「10 × 10」の集合体に過ぎない。 -''メガピクロス'' --『e3』以後の作品でプレイ可能。本シリーズ初の新モードの一つ。主なゲームの流れは以下の通り。フリールール(『e3』)・ノーマルルール(『e4』以後)。 ---基本的なプレイ感覚・及びクリア条件は通常のピクロスと同じだが、縦横各ヒントマスの一部が「2列一体化」している場面があり、それを考慮したマス塗りが求められる。 ---大まかなヒントマスの一例は下記を参照にして頂きたい。なお、実際のゲームにおけるヒントマス表示は、これよりも複雑な配置となっている。 --モード内に「5 × 5」「10 × 10」「15 × 15」「20 × 15(『e7』のみ)」の各マス問題が収録されている。 #region(メガピクロスのヒントマス表示一例) 通常ピクロスの横ヒントマス2列表示は… |横ヒントマス1||''2''|''1''|''2''| |横ヒントマス2||''2''|''1''|''2''| となるが ~ ↓↓↓↓↓ ~ メガピクロスのヒントマス2列一体化表示は… |横ヒントマス1||''2''|''1''|''2''| |横ヒントマス2||~|''1''|~| となる #endregion -''設定'' --いわゆるオプションにあたる。 ---「ピクロス中の操作方法」「ヒント・ナビゲーション機能のON/OFF」「BGM・効果音の音量設定」「セーブデータの消去」が可能。 ---『e3』限定で「"イージーピクロス"・"ノーマルピクロス"におけるノーマルルールをフリールールに変更するか否か」の設定が可能。 ---『e4』以後の作品で「"ピクロス"・"メガピクロス"におけるノーマルルールをフリールールに変更するか否か」の設定が可能。 ---『e6』で「マス塗りのアニメーションを3タイプから選べる」設定が可能。 ---- **シリーズ一覧 #region(クリックで開く) ''ピクロスe''~ 【ぴくろすいー】 -2011年7月27日配信開始。『ピクロスeシリーズ』の初作品。イメージカラーは青。全150問。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15| ||||| |BGCOLOR(#cccccc):''イージーピクロス''|CENTER:10問|CENTER:5問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ノーマルピクロス''|CENTER:---|CENTER:30問|CENTER:30問| |BGCOLOR(#cccccc):''フリーピクロス''|CENTER:---|CENTER:30問|CENTER:30問| |BGCOLOR(#cccccc):''エクストラピクロス''|CENTER:---|CENTER:5問|CENTER:10問| ''ピクロスe2''~ 【ぴくろすいーつー】 -2011年12月28日配信開始。イメージカラーは緑。全155問。 -本作から新モード「ミクロス」が収録された。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15|ミクロス| |||||| |BGCOLOR(#cccccc):''イージーピクロス''|CENTER:5問|CENTER:10問|CENTER:---|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ノーマルピクロス''|CENTER:---|CENTER:30問|CENTER:30問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''フリーピクロス''|CENTER:---|CENTER:30問|CENTER:30問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''エクストラピクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:15問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ミクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:5問| ''クラブニンテンドーピクロス''~ 【くらぶにんてんどーぴくろす】 -2012年9月13日、任天堂から配信開始。クラブニンテンドー専用タイトル(非売品)。全88問。 -本作限定の特典として、問題の絵柄がすべて「任天堂絡みのキャラクター」となっている。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15|ミクロス| |||||| |BGCOLOR(#cccccc):''イージーピクロス''|CENTER:5問|CENTER:5問|CENTER:1問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ノーマルピクロス''|CENTER:---|CENTER:14問|CENTER:16問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''フリーピクロス''|CENTER:---|CENTER:8問|CENTER:22問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''エクストラピクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:15問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ミクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:2問| ''ピクロスe3''~ 【ぴくろすいーすりー】 -2013年6月12日配信開始。イメージカラーはピンク。全150問。 -本作から新モード「メガピクロス」が収録された。その代わり「ミクロス」は未収録。BGMは『e2』と同じ。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15| ||||| |BGCOLOR(#cccccc):''イージーピクロス''|CENTER:5問|CENTER:10問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ノーマルピクロス''|CENTER:---|CENTER:15問|CENTER:30問| |BGCOLOR(#cccccc):''フリーピクロス''|CENTER:---|CENTER:15問|CENTER:30問| |BGCOLOR(#cccccc):''エクストラピクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:15問| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス''|CENTER:5問|CENTER:15問|CENTER:10問| ''ピクロスe4''~ 【ぴくろすいーふぉー】 -2013年11月20日配信開始。イメージカラーは黄色。全152問 + 特典15問。 -本作から「20 × 15」の問題が収録され(通常ピクロスのみ)、ノーマルとフリーの切り替えが可能になり、「メガピクロス」もノーマルルールで遊べるようになった。 -「ミクロス」が復活。ただし、問題数は2問に減少。 -本作以降、プレイ中の3DS本体に『e』『e2』『e3』の各ソフトがダウンロードされていると、「メガピクロス」の収録問題が増える特典がある(解答はダウンロードされているソフトのもの)。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15|20 × 15|ミクロス| ||||||| |BGCOLOR(#cccccc):''ピクロス''|CENTER:5問|CENTER:35問|CENTER:50問|CENTER:15問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ミクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:2問| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス''|CENTER:5問|CENTER:20問|CENTER:20問|CENTER:---|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス(特典)''|CENTER:---|CENTER:6問|CENTER:9問|CENTER:---|CENTER:---| ''ピクロスe5''~ 【ぴくろすいーふぁいぶ】 -2014年6月11日配信開始。イメージカラーは紫。全153問 + 特典15問。 -『e4』からのモードの変更点は特になし。「ピクロス」の問題数が増えた代わりに、「メガピクロス」の問題数が削られている。 -「ミクロス」の問題数が、本作から3問になった。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15|20 × 15|ミクロス| ||||||| |BGCOLOR(#cccccc):''ピクロス''|CENTER:3問|CENTER:42問|CENTER:60問|CENTER:15問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ミクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:3問| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス''|CENTER:3問|CENTER:12問|CENTER:15問|CENTER:---|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス(特典)''|CENTER:---|CENTER:6問|CENTER:9問|CENTER:---|CENTER:---| ''クラブニンテンドーピクロス+''~ 【くらぶにんてんどーぴくろすぷらす】 -2014年10月10日、任天堂から配信開始。クラブニンテンドー2014年度プラチナ会員特典(非売品)。全153問。 -前身と同じく、問題の絵柄がすべて「任天堂絡みのキャラクター」となっている。 -収録問題数が『e5』と同じになり(「ピクロス」と「メガピクロス」の問題比は『e4』と同じ)、出典作品も増加した。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15|20 × 15|ミクロス| ||||||| |BGCOLOR(#cccccc):''ピクロス''|CENTER:3問|CENTER:37問|CENTER:50問|CENTER:15問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ミクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:3問| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス''|CENTER:3問|CENTER:12問|CENTER:15問|CENTER:---|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス(特典)''|CENTER:---|CENTER:6問|CENTER:9問|CENTER:---|CENTER:---| ''ピクロスe6''~ 【ぴくろすいーしっくす】 -2014年12月24日配信開始。イメージカラーは黒。全288問 + 特典15問。 -「ピクロス」と「メガピクロス」の双方が同じ問題でプレイ可能となった(メガピクロス側は「20 × 15」の問題のプレイは不可)。「ミクロス」に関しては前作と同様。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15|20 × 15|ミクロス| ||||||| |BGCOLOR(#cccccc):''ピクロス''|CENTER:3問|CENTER:57問|CENTER:75問|CENTER:15問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス''|CENTER:3問|CENTER:57問|CENTER:75問|CENTER:---|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ミクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:3問| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス(特典)''|CENTER:---|CENTER:6問|CENTER:9問|CENTER:---|CENTER:---| ''ピクロスe7''~ 【ぴくろすいーせぶん】 -2016年4月27日配信開始。本家『e』シリーズとしては1年4か月ぶりの新作。イメージカラーは青緑。全303問 + 特典15問。 -「メガピクロス」で「20 × 15」の問題がプレイ可能となった。「ミクロス」に関しては前々作・前作と同様。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15|20 × 15|ミクロス| ||||||| |BGCOLOR(#cccccc):''ピクロス''|CENTER:3問|CENTER:57問|CENTER:75問|CENTER:15問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス''|CENTER:3問|CENTER:57問|CENTER:75問|CENTER:15問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ミクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:3問| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス(特典)''|CENTER:---|CENTER:6問|CENTER:9問|CENTER:---|CENTER:---| #endregion ---- //「記事の書き方」のページに倣い、「批評点」という項目を「評価点」と「問題点」に分割しました **評価点 -本シリーズ初登場となる、新しい試みのルール。 --繊細な絵が楽しめる「ミクロス」。 ---従来のピクロスでは画面レイアウトの関係上、どうしても限られたマスの問題しかプレイできず、マス目が荒すぎて一見では何の絵か分からない解答に遭遇する場面も少なくなかった。 ---しかし、"ミクロス"は形式上「80 × 80」の問題形式であり、従来のピクロスよりも壮大性を感じさせられるワイドな内容となっている。 ---問題のマスが哥倍相当になった分、その完成絵は従来のピクロスからは想像できない程に繊細であり、完成させる楽しみが非常に大きい。 --新鮮かつ高難易度な「メガピクロス」。 ---ヒントマスの一部が2列一体化している影響で、塗り(×印)のマス確定が非常に判別し辛く、その難易度は従来のピクロスよりも高い。 ---しかし難易度が高い分、問題をクリアした時の達成感は格別である。まさに「従来のピクロスにマンネリ感を覚えてしまったプレイヤー向け」のピクロスといえるだろう。 -任天堂ファンには嬉しい『クラブニンテンドーピクロス』の問題。 --任天堂関連オンリーで構成された問題はレアである。『[[マリオシリーズ]]』『[[ドンキーコングシリーズ]]』といった有名どころの問題はもちろんの事、『[[謎の村雨城]]』『[[デビルワールド]]』などのマイナー作品の問題もある。 ---ただし、『[[ポケットモンスターシリーズ]]』などの問題は未収録。 **問題点 -過去シリーズの中では小粒なボリューム。 --「20 × 20」「20 × 25」の問題が一切ないなど『ピクロスDS』などのジャケットソフトと比べると、グレードダウンしている。低価格ソフトゆえにしかたない面もあるが、やはり少し物足りない。 --シリーズが進むにつれ、着実に問題のバリエーションが増している。水増しバリエーションではあるものの、『e7』(特典を含めれば『e6』から)の問題数は300を超えた。 //低価格として妥当な部分は削除 -「ミクロス」に関する問題点。 --従来のピクロスとまた違った楽しみを味わえるものの、所詮「10 × 10」の集合体に過ぎないので、体感的な難易度は大分低い。 --BGMがシリーズを通して共通(『クラブニンテンドー』2作品は別のBGM)のため、少々味気ない。 ---- **総評 基本的なゲーム内容はいつものピクロスシリーズ同様。『ピクロスDS』に比べると縮小感はあるものの、価格以上の価値は大いにあるだろう。
*ピクロスeシリーズ 【ぴくろすいーしりーず】 |ジャンル|パズル|&image(https://img-eshop.cdn.nintendo.net/i/012f1f6bce4bd5a613493a29bae485862749565acf9c97d50bd73c4e3797159a.jpg,height=160)| |対応機種|ニンテンドー3DS(ニンテンドー3DSダウンロードソフト)|~| |開発元&br;発売元(『e』シリーズ)|ジュピター|~| |発売元&br;(『クラブニンテンドー&br;  ピクロス』シリーズ)|任天堂|~| |配信開始日|(下記参照)|~| |価格|『e』シリーズ:各500円(税込)&br;『クラブニンテンドーピクロス』シリーズ:非売品|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブデータ|1箇所|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|3DS配信ソフトとしてリリースされたシリーズ続編&br;「ミクロス」「メガピクロス」を収録(一部作品を除く)|~| |>|>|CENTER:''[[ピクロスシリーズリンク>ピクロスシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -『[[ピクロスDS]]』のノンキャラクター路線とルールをそのままに、ニンテンドー3DSのダウンロード専用ソフトとしてリリースされた続編にあたる。 -今現在までに7+2作品がリリースされている。基本的なゲームシステムなどに関しては『ピクロスDS』のページを参照にして頂きたい。 ---- **主なルール ***『ピクロスDS』との相違点 -ハードスペックが向上した事により、主にグラフィック周りがより綺麗となった。 -問題をクリアしても完成絵のアニメーションはしなくなった。 -仮塗り操作(『e7』で復活)・画面周辺の拡大表示機能が廃止された。画面レイアウトやBGMの選択もできなくなった。 -ヒントマスの数字のオートチェック機能が大幅に強化され、端以外にも対応するようになった。 -ナビゲーション機能が搭載された。 --設定内にてこれをONにすると、自動的にヒントマスの数字の一部に色が付き、それをチェックしながらプレイすれば問題の攻略がスムーズに進めやすくなる。 --なお、OFFにすればナビゲーションなしのプレイも可能である。 -ミクロスを除く一部問題はナビゲーション機能とヒント機能が封じられる制限がかかる場合がある。 --ミクロスの問題は例外なくヒント機能が使用できない。 --『e3』のメガピクロスの一部問題はナビゲーション・ヒント機能が使用できないが、『e4』以降のメガピクロスはすべての問題で使用可能となった。 -問題種類は通常ピクロス・及び新モードである「ミクロス」「メガピクロス」の専用問題が収録されている。 --通常ピクロスは「5 × 5」「10 × 10」「15 × 15」「20 × 15(『e4』以降)」のマス問題がある。 --ミクロスに関しては、『e2』『クラブニンテンドーピクロス』と『e4』以降、メガピクロスに関しては『e3』以降の収録となる。 --『ピクロスDS』でいうところの「20 × 20」「20 × 25」の問題は、本シリーズにおいては一切収録されていない。 -本シリーズはピクロスプレイのみに特化しており、「今日のピクロス」や「マイピクロス」などのモードは非搭載。 ***主なモード -''あそびかた'' --ピクロスの基本ルールを鑑賞できるモード。 -''イージーピクロス'' --『e3』以前の作品のみでプレイ可能。『ピクロスDS』でいうところの"イージー"に相当するモード。ノーマルルール。 -''ノーマルピクロス'' --『e3』以前の作品のみでプレイ可能。『ピクロスDS』でいうところの"ノーマル"に相当するモード。ノーマルルール。 -''フリーピクロス'' --『e3』以前の作品のみでプレイ可能。『ピクロスDS』でいうところの"フリー"に相当するモード。フリールール。 -''エクストラピクロス'' --『e3』以前の作品のみでプレイ可能。上記3モードに比べ、問題がより難しい傾向にあるモード。フリールール。 -''ピクロス'' --『e4』以降の作品でプレイ可能。上記4モードすべてが1つのモードとして統合された。ノーマルルール。 -''ミクロス'' --『e』『e3』を除く作品でプレイ可能。本シリーズ初の新モードの一つ。主なゲームの流れは以下の通り。フリールール。 ---まずは「8 × 8」(以下:土台問題)のピクロスが出題される。これを解くと、土台問題内の塗りつぶした側のマスを選択できる。 ---選択後は「10 × 10」のピクロスが出題されるので、これも解いていく。解き終わると、土台問題の塗りつぶし側マスがプレイした「10 × 10」に変換される。 ---土台問題の塗りつぶし側マスすべての「10 × 10」を解けば問題クリアとなる。 --形式上は「80 × 80」のマス問題として扱われるが、実際は「10 × 10」の集合体に過ぎない。 -''メガピクロス'' --『e3』以降の作品でプレイ可能。本シリーズ初の新モードの一つ。主なゲームの流れは以下の通り。フリールール(『e3』)・ノーマルルール(『e4』以降)。 ---基本的なプレイ感覚・及びクリア条件は通常のピクロスと同じだが、縦横各ヒントマスの一部が「2列一体化」している場面があり、それを考慮したマス塗りが求められる。 ---大まかなヒントマスの一例は下記を参照にして頂きたい。なお、実際のゲームにおけるヒントマス表示は、これよりも複雑な配置となっている。 --モード内に「5 × 5」「10 × 10」「15 × 15」「20 × 15(『e7』のみ)」の各マス問題が収録されている。 #region(メガピクロスのヒントマス表示一例) 通常ピクロスの横ヒントマス2列表示は… |横ヒントマス1||''2''|''1''|''2''| |横ヒントマス2||''2''|''1''|''2''| となるが ~ ↓↓↓↓↓ ~ メガピクロスのヒントマス2列一体化表示は… |横ヒントマス1||''2''|''1''|''2''| |横ヒントマス2||~|''1''|~| となる #endregion -''設定'' --いわゆるオプションにあたる。 ---「ピクロス中の操作方法」「ヒント・ナビゲーション機能のON/OFF」「BGM・効果音の音量設定」「セーブデータの消去」が可能。 ---『e3』限定で「イージーピクロス"・"ノーマルピクロス"におけるノーマルルールをフリールールに変更するか否か」の設定が可能。 ---『e4』以降の作品で「ピクロス・メガピクロスにおけるノーマルルールをフリールールに変更するか否か」の設定が可能。 ---『e6』で「マス塗りのアニメーションを3タイプから選べる」設定が可能。 ---- **シリーズ一覧 #region(クリックで開く) ''ピクロスe''~ 【ぴくろすいー】 -2011年7月27日配信開始。『ピクロスeシリーズ』の初作品。イメージカラーは青。全150問。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15| ||||| |BGCOLOR(#cccccc):''イージーピクロス''|CENTER:10問|CENTER:5問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ノーマルピクロス''|CENTER:---|CENTER:30問|CENTER:30問| |BGCOLOR(#cccccc):''フリーピクロス''|CENTER:---|CENTER:30問|CENTER:30問| |BGCOLOR(#cccccc):''エクストラピクロス''|CENTER:---|CENTER:5問|CENTER:10問| ''ピクロスe2''~ 【ぴくろすいーつー】 -2011年12月28日配信開始。イメージカラーは緑。全155問。 -本作から新モード「ミクロス」が収録された。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15|ミクロス| |||||| |BGCOLOR(#cccccc):''イージーピクロス''|CENTER:5問|CENTER:10問|CENTER:---|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ノーマルピクロス''|CENTER:---|CENTER:30問|CENTER:30問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''フリーピクロス''|CENTER:---|CENTER:30問|CENTER:30問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''エクストラピクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:15問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ミクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:5問| ''クラブニンテンドーピクロス''~ 【くらぶにんてんどーぴくろす】 -2012年9月13日、任天堂から配信開始。クラブニンテンドー専用タイトル(非売品)。全88問。 -本作限定の特典として、問題の絵柄がすべて「任天堂絡みのキャラクター」となっている。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15|ミクロス| |||||| |BGCOLOR(#cccccc):''イージーピクロス''|CENTER:5問|CENTER:5問|CENTER:1問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ノーマルピクロス''|CENTER:---|CENTER:14問|CENTER:16問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''フリーピクロス''|CENTER:---|CENTER:8問|CENTER:22問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''エクストラピクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:15問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ミクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:2問| ''ピクロスe3''~ 【ぴくろすいーすりー】 -2013年6月12日配信開始。イメージカラーはピンク。全150問。 -本作から新モード「メガピクロス」が収録された。その代わり「ミクロス」は未収録。BGMは『e2』と同じ。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15| ||||| |BGCOLOR(#cccccc):''イージーピクロス''|CENTER:5問|CENTER:10問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ノーマルピクロス''|CENTER:---|CENTER:15問|CENTER:30問| |BGCOLOR(#cccccc):''フリーピクロス''|CENTER:---|CENTER:15問|CENTER:30問| |BGCOLOR(#cccccc):''エクストラピクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:15問| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス''|CENTER:5問|CENTER:15問|CENTER:10問| ''ピクロスe4''~ 【ぴくろすいーふぉー】 -2013年11月20日配信開始。イメージカラーは黄色。全152問 + 特典15問。 -本作から「20 × 15」の問題が収録され(通常ピクロスのみ)、「ミクロス」を除く全ての問題でノーマルとフリーの切り替えが可能になった。 -「ミクロス」が復活。ただし、問題数は2問に減少。 -本作以降、プレイ中の3DS本体に『e』『e2』『e3』の各ソフトがダウンロードされていると、「メガピクロス」の収録問題が増える特典がある(解答はダウンロードされているソフトのもの)。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15|20 × 15|ミクロス| ||||||| |BGCOLOR(#cccccc):''ピクロス''|CENTER:5問|CENTER:35問|CENTER:50問|CENTER:15問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ミクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:2問| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス''|CENTER:5問|CENTER:20問|CENTER:20問|CENTER:---|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス(特典)''|CENTER:---|CENTER:6問|CENTER:9問|CENTER:---|CENTER:---| ''ピクロスe5''~ 【ぴくろすいーふぁいぶ】 -2014年6月11日配信開始。イメージカラーは紫。全153問 + 特典15問。 -『e4』からのモードの変更点は特になし。「ピクロス」の問題数が増えた代わりに、「メガピクロス」の問題数が削られている。 -「ミクロス」の問題数が、本作から3問になった。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15|20 × 15|ミクロス| ||||||| |BGCOLOR(#cccccc):''ピクロス''|CENTER:3問|CENTER:42問|CENTER:60問|CENTER:15問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ミクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:3問| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス''|CENTER:3問|CENTER:12問|CENTER:15問|CENTER:---|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス(特典)''|CENTER:---|CENTER:6問|CENTER:9問|CENTER:---|CENTER:---| ''クラブニンテンドーピクロス+''~ 【くらぶにんてんどーぴくろすぷらす】 -2014年10月10日、任天堂から配信開始。クラブニンテンドー2014年度プラチナ会員特典(非売品)。全153問。 -前身と同じく、問題の絵柄がすべて「任天堂絡みのキャラクター」となっている。 -収録問題数が『e5』と同じになり(「ピクロス」と「メガピクロス」の問題比は『e4』と同じ)、出典作品も増加した。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15|20 × 15|ミクロス| ||||||| |BGCOLOR(#cccccc):''ピクロス''|CENTER:3問|CENTER:37問|CENTER:50問|CENTER:15問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ミクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:3問| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス''|CENTER:3問|CENTER:12問|CENTER:15問|CENTER:---|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス(特典)''|CENTER:---|CENTER:6問|CENTER:9問|CENTER:---|CENTER:---| ''ピクロスe6''~ 【ぴくろすいーしっくす】 -2014年12月24日配信開始。イメージカラーは黒。全288問 + 特典15問。 -「ピクロス」と「メガピクロス」の双方が同じ問題でプレイ可能となった(メガピクロス側は「20 × 15」の問題のプレイは不可)。「ミクロス」に関しては前作と同様。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15|20 × 15|ミクロス| ||||||| |BGCOLOR(#cccccc):''ピクロス''|CENTER:3問|CENTER:57問|CENTER:75問|CENTER:15問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス''|CENTER:3問|CENTER:57問|CENTER:75問|CENTER:---|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ミクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:3問| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス(特典)''|CENTER:---|CENTER:6問|CENTER:9問|CENTER:---|CENTER:---| ''ピクロスe7''~ 【ぴくろすいーせぶん】 -2016年4月27日配信開始。本家『e』シリーズとしては1年4か月ぶりの新作。イメージカラーは青緑。全303問 + 特典15問。 -「メガピクロス」で「20 × 15」の問題がプレイ可能となった。「ミクロス」に関しては前々作・前作と同様。 -仮塗り操作が通常操作に統合される形で復活し、タッチペン操作の方法が2種類になった。 ||5 × 5|10 × 10|15 × 15|20 × 15|ミクロス| ||||||| |BGCOLOR(#cccccc):''ピクロス''|CENTER:3問|CENTER:57問|CENTER:75問|CENTER:15問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス''|CENTER:3問|CENTER:57問|CENTER:75問|CENTER:15問|CENTER:---| |BGCOLOR(#cccccc):''ミクロス''|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:---|CENTER:3問| |BGCOLOR(#cccccc):''メガピクロス(特典)''|CENTER:---|CENTER:6問|CENTER:9問|CENTER:---|CENTER:---| #endregion ---- //「記事の書き方」のページに倣い、「批評点」という項目を「評価点」と「問題点」に分割しました **評価点 -本シリーズ初登場となる、新しい試みのルール。 --繊細な絵が楽しめる「ミクロス」。 ---従来のピクロスでは画面レイアウトの関係上、どうしても限られたマスの問題しかプレイできず、マス目が荒すぎて一見では何の絵か分からない解答に遭遇する場面も少なくなかった。 ---しかし、ミクロスは形式上「80 × 80」の問題形式であり、従来のピクロスよりも壮大性を感じさせられるワイドな内容となっている。 ---問題のマスが哥倍相当になった分、その完成絵は従来のピクロスからは想像できない程に繊細であり、完成させる楽しみが非常に大きい。 --新鮮かつ高難易度な「メガピクロス」。 ---ヒントマスの一部が2列一体化している影響で、塗り(×印)のマス確定が非常に判別し辛く、その難易度は従来のピクロスよりも高い。 ---しかし難易度が高い分、問題をクリアした時の達成感は格別である。まさに「従来のピクロスにマンネリ感を覚えてしまったプレイヤー向け」のピクロスといえるだろう。 -任天堂ファンには嬉しい『クラブニンテンドーピクロス』の問題。 --任天堂関連オンリーで構成された問題はレアである。『[[マリオシリーズ]]』『[[ドンキーコングシリーズ]]』といった有名どころの問題はもちろんの事、『[[謎の村雨城]]』『[[デビルワールド]]』などのマイナー作品の問題もある。 ---ただし、『[[ポケットモンスターシリーズ]]』などの問題は未収録。 **問題点 -過去シリーズの中では小粒なボリューム。 --「20 × 20」「20 × 25」の問題が一切ないなど『ピクロスDS』などのジャケットソフトと比べると、グレードダウンしている。低価格ソフトゆえにしかたない面もあるが、やはり少し物足りない。 --シリーズが進むにつれ、着実に問題のバリエーションが増している。水増しバリエーションではあるものの、『e7』(特典を含めれば『e6』から)の問題数は300を超えた。 //低価格として妥当な部分は削除 -「ミクロス」に関する問題点。 --従来のピクロスとまた違った楽しみを味わえるものの、所詮「10 × 10」の集合体に過ぎないので、体感的な難易度は大分低い。 --BGMがシリーズを通して共通(『クラブニンテンドー』2作品は別のBGM)のため、少々味気ない。 ---- **総評 基本的なゲーム内容はいつものピクロスシリーズ同様。『ピクロスDS』に比べると縮小感はあるものの、価格以上の価値は大いにあるだろう。

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