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*エッグモンスターHERO 【えっぐもんすたーひーろー】 |ジャンル|禁断のたまご召喚RPG|&amazon(B0007L8UKO)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|スクウェア・エニックス|~| |開発元|ネバーランドカンパニー|~| |発売日|2005年3月24日|~| |価格|5,040円(税込)|~| |ポイント|使いまわし大過ぎ&br()低予算制作だということが丸解り|~| |>|>|CENTER:''[[半熟英雄シリーズリンク>半熟英雄シリーズ]]''| *概要 ギャグタッチのシミュレーションRPG『半熟英雄』シリーズの外伝的作品。 -メインキャラクターはシリーズ第3作[[『対3D』>半熟英雄 対 3D]]・第4作[[『7人の半熟英雄』>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/230.html]]からの登場だが、敵キャラクターはシリーズ第2作『[[ああ 世界よ半熟なれ…!>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/744.html]]』からの登場となっている。 --ストーリー・フィールドなども第2作を彷彿とさせるものがあり、基本的には「第3作以降の要素を加えた、第2作のリメイク」という位置づけになる。 --また、第3作・第4作のサブヒロインであったカトリイヌの性格が若干変更されているなど、キャラ設定やデザインの変更点も多い。 -子ども向け漫画雑誌『コロコロコミック』や朝番組『おはスタ』でさかんに宣伝されたことを見ても、子供・ファミリー層を狙って過去作よりライトタッチなゲームとして製作された模様。 --今作でもエッグモンスターデザインの一般公募が行われたが、こういった対象層の違いからか今回は悪く言えば幼稚、良く言えば素朴なモンスターが多く採用された。 ---ちなみにエグモンの募集は『[[4>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/230.html]]』と同時。 *システム -作りとしてはオーソドックスなRPGで、ダンジョンの構造も宝箱に入っている鍵を見つけて先に進むというもの。敵はシンボルエンカウント形式。 -バトルは本編シリーズのバトルをDS向けにアレンジした「スクラッチバトル」であり、タッチパネル上に表示されている自キャラをドラッグして相手にぶつけて戦うというものになっている。 --連打を必要としない分、スクラッチバトルは爽快。テンポも非常に良い。 --ただし、上画面をほとんど見られないという弊害はある。もっとも開発側も割り切っていたのか、上画面のカメラは常に自キャラ中心となっている上に移動が速く、正直見ない方がいい。 -エッグモンスターによるバトルは9×9のマスに分かれたエグモンの体を触って技を出すという「おさわりバトル」。エグモン同士の戦闘になると同じく9×9のマスに分かれた相手側のエグモンの体を触って攻撃を当てるというものになっており、ミスや弱点も存在する。 --第3作以降のシリーズと違って声がないせいか、エグモン戦では第2作以前で見られたダメージ時の台詞が復活している。 -対戦モードは本編シリーズを彷彿とさせるシミュレーション風味のモードとなっている。 *問題点 -新規BGMの数が少なく、第3作からのBGMの使い回しが非常に多い。ラスボスですらBGMが使いまわしである。 --ボスキャラなどは新規BGMだけにそこはキチンとして欲しかったところ。 --ついでにいうと&bold(){ラスボス自体第2作のラスボスの使いまわしである。}しかも出典元の第2作では分岐で2種類の姿に変化するが、今作では1種類のみである。 -やり込み要素とボリュームに乏しく、ラスボスを倒しても何もない。隠しダンジョンや2周目要素もなし。 -エグモンの種類もやや乏しく(全94種)、DS版オリジナルのエグモンも投稿作ぐらいである。 -隠しエッグモンスターを入手するにはある場所でパスワードを入力する必要があるが、何故かファミコンのゲームを彷彿とさせるようなデザインになっており、文字入力にタッチパネルを使えないなどで入力が非常に面倒である。 -通信対戦でもエグモンが手に入るが、逆に言えば通信対戦をしないと図鑑をコンプリートできなくなっている。 --投稿エグモンの半分が通信対戦による解禁仕様にもなっている。 -おさわりバトルが単調気味で相手の弱点を見つけたらとことんそこを突いた方が楽など、より作業感が強くなっている。 *総評 -悪くはないが良くもない凡ゲーといったところ。本当に2005年に発売されたゲームなのかと思うほどボリュームも薄い。 -一応ファンは押さえておいても良いかもしれない。 *余談 -2005年の別冊コロコロコミックにて本作の読みきり漫画が掲載された。作者は板垣雅也。 -購入特典として指にはめて使う「スペシャルタッチフィンガー」というオリジナルアイテムが配布された。 --…が、サイズが小学生くらいの子どもに合わせて作ってあるせいか、大人ではせいぜい小指ぐらいにしかはめられない。 -CMではお笑い芸人トリオの「ロバート」が起用され、とことん「タッチ&スクラッチ」の点が強調されていた…が、正直寒い出来。 --しかもバージョン違いがかなり多い。 --ちなみにCMの最後に謎の文章が表示されるが、これこそが前述のパスワードである。 #region(CMは18:40から) &nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm5399622) #endregion -『[[脳を鍛える大人のDSトレーニング>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/566.html]]』が発売する前にDSの縦持ちを取り入れたゲームである。 --といっても、メインは横持ちであり縦持ちはオープニングとエンディングの演出として使われるぐらいである。
*エッグモンスターHERO 【えっぐもんすたーひーろー】 |ジャンル|禁断のたまご召喚RPG|&amazon(B0007L8UKO)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|スクウェア・エニックス|~| |開発元|ネバーランドカンパニー|~| |発売日|2005年3月24日|~| |価格|5,040円(税込)|~| |ポイント|使いまわし大過ぎ&br()低予算制作だということが丸解り|~| |>|>|CENTER:''[[半熟英雄シリーズリンク>半熟英雄シリーズ]]''| *概要 ギャグタッチのシミュレーションRPG『半熟英雄』シリーズの外伝的作品。 -メインキャラクターはシリーズ第3作『[[半熟英雄 対 3D]]』・第4作『[[半熟英雄4 ~7人の半熟英雄~>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/230.html]]』からの登場だが、敵キャラクターはシリーズ第2作『[[ああ 世界よ半熟なれ…!>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/744.html]]』からの登場となっている。 --ストーリー・フィールドなども第2作を彷彿とさせるものがあり、基本的には「第3作以降の要素を加えた、第2作のリメイク」という位置づけになる。 --また、第3作・第4作のサブヒロインであったカトリイヌの性格が若干変更されているなど、キャラ設定やデザインの変更点も多い。 -子ども向け漫画雑誌『コロコロコミック』や朝番組『おはスタ』でさかんに宣伝されたことを見ても、子供・ファミリー層を狙って過去作よりライトタッチなゲームとして製作された模様。 --今作でもエッグモンスターデザインの一般公募が行われたが、こういった対象層の違いからか今回は悪く言えば幼稚、良く言えば素朴なモンスターが多く採用された。 ---ちなみに、エグモンの募集は『[[半熟英雄4 ~7人の半熟英雄~>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/230.html]]』と同時に行われたもの。 *システム -作りとしてはオーソドックスなRPGで、ダンジョンの構造も宝箱に入っている鍵を見つけて先に進むというもの。敵はシンボルエンカウント形式。 -バトルは本編シリーズのバトルをDS向けにアレンジした「スクラッチバトル」であり、タッチパネル上に表示されている自キャラをドラッグして相手にぶつけて戦うというものになっている。 --連打を必要としない分、スクラッチバトルは爽快。テンポも非常に良い。 --ただし、上画面をほとんど見られないという弊害はある。もっとも開発側も割り切っていたのか、上画面のカメラは常に自キャラ中心となっている上に移動が速く、正直見ない方がいい。 -エッグモンスターによるバトルは9×9のマスに分かれたエグモンの体を触って技を出すという「おさわりバトル」。エグモン同士の戦闘になると同じく9×9のマスに分かれた相手側のエグモンの体を触って攻撃を当てるというものになっており、ミスや弱点も存在する。 --第3作以降のシリーズと違ってボイスがないせいか、エグモン戦では第2作以前で見られたダメージ時の台詞が復活している。 -対戦モードは、本編シリーズを彷彿とさせるシミュレーション風味のモードとなっている。 *問題点 -新規BGMの数が少なく、第3作からのBGMの使い回しが非常に多い。ラスボスですらBGMが使いまわしである。 --ボスキャラなどは新規BGMだけにそこはキチンとして欲しかったところ。 --ついでに言えば、&bold(){ラスボス自体第2作のラスボスの使い回しである。}しかも出典元の『ああ 世界よ半熟なれ…!』では分岐で2種類の姿に変化するが、今作では1種類のみである。 -ボリュームに乏しく、クリア時間は10時間ぐらいしかかからない。 --ラスボス後の隠しダンジョン・隠しモンスターや、2周目などの追加要素も一切ない。モンスター図鑑を完璧に埋めることはできるが、これはあまり時間がかからないしやる意味もあまりない。 -エグモンの種類は全110種だが、そのうち24種は通信対戦をしないと手に入らず、16種は別媒体で入手した「パスワード」が必要(これは、現在ならネット検索すれば出てくるが)。これらを引いてしまうと、ゲーム本編で他とのリンクなしで手に入るエグモンの種類は70種とかなり少なめの数に減ってしまう。 --そしてまたこのパスワード入力が一度きりとはいえ非常に面倒くさく、何故かファミコンのゲームを彷彿とさせるようなデザインになっており、1文字入力するためにひたすらスクロールして選択しなければならない。特にカタカナで「ナ」などと入力したければ、「あいうえおかきくけこがぎぐげごさ…(略)…わおんぁぃぅぇぉゃゅょーアイウエオカ…(略)…ヅデドナ」と順にスクロールせねばならず、優に一文字10秒以上の時間がかかる((逆方向にスクロールすることもできるが、英文字(大文字+小文字)や数字もあるためカタカナを入力しようとすると同じぐらい時間がかかる。))。 --本作で新規に追加されたエグモンも、計10種採用されたプレイヤーからの募集作品と乏しい。 ---前述したが、本作は低年齢層をターゲットに製作し採用者も低年齢層であったためか、採用されたモンスターのネタの出来があまりよろしくない((安直なダジャレネタが多く、ひねった部分が感じられないものが大半である。))。 -エッグモンスター戦でのおさわりバトルも単調。 --9種のマスからそれっぽい場所を総当たりで探して相手の弱点を見つけたら、あとはとことんそこを突くだけである。セリフを楽しむ以外に、わざわざ威力が下がる他の場所を攻撃する必要はない。楽しいシステムとは言い難く、むしろより作業感が強いものになってしまっている。 -所持金という要素がなく、バトルを助ける「切り札」が拠点に帰れば所持制限まで何度でも手に入り、またダンジョンの至るところに落ちている。回復ポイントも多く、低年齢層向けということもあってかなりヌルく作られている。 -雑魚敵と戦うメリットがかなり限られており、その戦闘で使用したたまごに入る経験値以外に得られるものが何もない。''たまごが限界まで成長しているか、たまごを使用しなかった場合は勝っても何も得られない''のである。 *総評 -悪くはないが良くもない凡ゲーといったところ。本当に2005年に発売されたゲームなのかと思うほどボリュームも薄い。 -一応ファンは押さえておいても良いかもしれない。 *余談 -2005年の別冊コロコロコミックにて本作の読みきり漫画が掲載された。作者は板垣雅也。 -購入特典として指にはめて使う「スペシャルタッチフィンガー」というオリジナルアイテムが配布された。 --…が、サイズが小学生くらいの子どもに合わせて作ってあるせいか、大人ではせいぜい小指ぐらいにしかはめられない。 -CMではお笑い芸人トリオの「ロバート」が起用され、とことん「タッチ&スクラッチ」の点が強調されていた…が、正直寒い出来。 --しかもバージョン違いがかなり多い。 --ちなみにCMの最後に謎の文章が表示されるが、これこそが前述のパスワードである。 #region(CMは18:40から) &nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm5399622) #endregion -『[[脳を鍛える大人のDSトレーニング>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/566.html]]』が発売する前にDSの縦持ちを取り入れたゲームである。 --といっても、メインは横持ちであり縦持ちはオープニングとエンディングの演出として使われるぐらいである。

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