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*ボスコニアン 【ぼすこにあん】 |ジャンル|STG|~| |対応機種|アーケード|~| |発売・開発元|ナムコ|~| |稼働開始日|1981年|~| |ポイント|ボスコニアンシリーズ元祖&br()ラリーXの弟分|~| |>|CENTER:&color(black){ボスコニアンシリーズ}&br()''&color(black){ボスコニアン}''/[[ブラストオフ]]/[[ファイナルブラスター]]|~| |>|>|CENTER:''[[UGSFシリーズリンク>UGSFシリーズ]]''| //もう項目名はURLでなくとも直リンでいいですよ? ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -宇宙空間を舞台に、8方向にスクロールするマップを移動し、宇宙海賊ボスコニアンの基地を破壊するSTG。 --名前の元ネタは名作SF小説『レンズマン』((海外作品だが1984年に日本でアニメ化もされている。))に登場する宇宙海賊ボスコーンだとか。 -合成音声が自機の状況を常にアナウンスする。 -画面構成やシステム等は同社の過去作『ラリーX』に近い。 **システム -8方向レバーと1ボタン。トップビューで8方向任意にスクロール移動でき、自機は前後1発ずつ同時に弾を発射する。 -ラリーXと同じく画面右にはレーダーが存在し、マップ内の基地と自機の位置が把握できる。 --マップは上下左右でつながっており、終端のない無限ループとなっている。 -画面内に点在する緑色の敵基地を全て破壊するとステージクリア。 --コアに弾を打ち込むか、コアを囲む6つの球状の砲台を全て破壊すると基地破壊。 --面が進むと一定周期でコアのシャッターが閉まるものや、コアからミサイルを射出するものが出現し、難易度が上がる。 -ザコ敵は自機を追ってくる各種ミサイルと、障害物としてのアステロイド、宇宙機雷などがある。 --一見コクピットのある戦闘機や宇宙船に見えるものがあるが、どれも「ミサイル」なので体当たり攻撃しかしてこない。 --5機編隊のザコ敵がたまにやってくる。編隊のリーダーを倒すと散り散りになるが、5機全て倒すとボーナス得点。 --ザコ敵のひとつ「偵察機」は、撃ち漏らして画面外に逃すと敵の総攻撃(後述)が始まってしまう。 -自分のコンディション(=状態)は画面右に色で表示されている。 --通常はグリーン、敵が画面内にいるとイエロー。 --そして敵の総攻撃時はレッド。この時は“コンディション・レッド”のアナウンスとともにすごい数と速度の敵が大量に出現する。自機が死ぬかステージをクリアしないとグリーンには戻らない。 ---先述の偵察機を取り逃がした時の他、時間をかけすぎて一定時間を過ぎた場合も強制的にコンディションはレッドになる。これは永久パターン(基地を残してザコで点稼ぎ)防止のため。 **評価点 -合成音声による斬新な演出。 -全方向スクロールながらわかりやすいルール。初心者でもある程度はサクサク進める難易度。 -基地の倒し方や偵察機を逃すと難易度上昇など、後のゼビウスに通じる要素。 **問題点 -地味。 --BGMは合成音声のためか、スタート時を除いて無音。 -合成音声はあくまで演出にすぎず、状況は画面を見ればわかることなので実際にプレイに役立つようなものではない。 --一応、偵察機出現を知らせる「タイヘン、タイヘン」と聞こえるボイスは役に立つ。ミサイルと戦闘中だと出現に気付かない可能性もあるので。 // なお何故かこの音声だけは日本語である(他はすべて英語((例えばミサイル編隊の出現は「アラート、アラート」。)))。 // 自分は「Spyship なんちゃら」と聞こえました。ナムコミュージアムVol.1で初めてやった時の感想なんで、15年くらい感覚がズレているかもしれませんが。 --当時の技術的問題もあって合成音声は何を言っているか不明瞭。知っていればたしかにそう聞こえるのだが。 -自機は8方向しか向けないので、画面端をチョロチョロしたあと逃げていく偵察機を倒すのは難しい。そして倒せなければコンディション・レッド! **総評  当時のナムコアーケードゲームはヒット作を飛ばしていたが、その中においてはどちらかというと平凡な作品。~  しかし、その世界観は受け継がれ、ゲーム性そのものの後継作はないものの、世界観の後継作『スターラスター』が出て、そこから『UGSFシリーズ』という一大クロスオーバーという流れの礎になった。  MSX等のパソコンソフトでは、他ナムコゲーの例に漏れず沢山移植されている。  X68000版では、永田英哉と古代祐三によるBGMが挿入されており、雰囲気が全くの別物に変貌している。  ファミコンで出ていないのは、レーダー表示を再現できなかったため。詳細は同じシステムを採用した[[ニューラリーX]]の余談を参照のこと。 **関連作 ※項目へのリンクはデータ欄からお願いします。 -スターラスター(FC/X68k) --ボスコニアンの数百年後の話。接収したボスコニアンの敵基地を、味方基地として使用している。 -ブラストオフ(AC) --縦STG。ストーリー上の続編だが内容は全く別物。 --なおボスコニアンでステージスタート時(復帰時含む)に入る音声が「ブラストオフ」である。 -ファイナルブラスター(PCE) --縦STG。さらに後日談だがボスコニアンともブラストオフとも全く違う。
*ボスコニアン 【ぼすこにあん】 |ジャンル|STG|~| |対応機種|アーケード|~| |発売・開発元|ナムコ|~| |稼働開始日|1981年|~| |ポイント|ボスコニアンシリーズ元祖&br()ラリーXの弟分|~| |>|CENTER:&color(black){ボスコニアンシリーズ}&br()''&color(black){ボスコニアン}''/[[ブラストオフ]]/[[ファイナルブラスター]]|~| |>|>|CENTER:''[[UGSFシリーズリンク>UGSFシリーズ]]''| //もう項目名はURLでなくとも直リンでいいですよ? ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -宇宙空間を舞台に、8方向にスクロールするマップを移動し、宇宙海賊ボスコニアンの基地を破壊するSTG。 --名前の元ネタは名作SF小説『レンズマン』((海外作品だが1984年に日本でアニメ化もされている。))に登場する宇宙海賊ボスコーンだとか。 -合成音声が自機の状況を常にアナウンスする。 -画面構成やシステム等は同社の過去作『ラリーX』に近い。 **システム -8方向レバーと1ボタン。トップビューで8方向任意にスクロール移動でき、自機は前後1発ずつ同時に弾を発射する。 -ラリーXと同じく画面右にはレーダーが存在し、マップ内の基地と自機の位置が把握できる。 --マップは上下左右でつながっており、終端のない無限ループとなっている。 -画面内に点在する緑色の敵基地を全て破壊するとステージクリア。 --コアに弾を打ち込むか、コアを囲む6つの球状の砲台を全て破壊すると基地破壊。 --面が進むと一定周期でコアのシャッターが閉まるものや、コアからミサイルを射出するものが出現し、難易度が上がる。 -ザコ敵は自機を追ってくる各種ミサイルと、障害物としてのアステロイド、宇宙機雷などがある。 --一見コクピットのある戦闘機や宇宙船に見えるものがあるが、どれも「ミサイル」なので体当たり攻撃しかしてこない。 --5機編隊のザコ敵がたまにやってくる。編隊のリーダーを倒すと散り散りになるが、5機全て倒すとボーナス得点。 --ザコ敵のひとつ「偵察機」は、撃ち漏らして画面外に逃すと敵の総攻撃(後述)が始まってしまう。 -自分のコンディション(=状態)は画面右に色で表示されている。 --通常はグリーン、敵が画面内にいるとイエロー。 --そして敵の総攻撃時はレッド。この時は“コンディション・レッド”のアナウンスとともにすごい数と速度の敵が大量に出現する。自機が死ぬかステージをクリアしないとグリーンには戻らない。 ---先述の偵察機を取り逃がした時の他、時間をかけすぎて一定時間を過ぎた場合も強制的にコンディションはレッドになる。これは永久パターン(基地を残してザコで点稼ぎ)防止のため。 **評価点 -合成音声による斬新な演出。 -全方向スクロールながらわかりやすいルール。初心者でもある程度はサクサク進める難易度。 -基地の倒し方や偵察機を逃すと難易度上昇など、後のゼビウスに通じる要素。 **問題点 -地味。 --BGMは合成音声のためか、スタート時を除いて無音。 -合成音声はあくまで演出にすぎず、状況は画面を見ればわかることなので実際にプレイに役立つようなものではない。 --一応、偵察機出現を知らせる「タイヘン、タイヘン」と聞こえるボイスは役に立つ。ミサイルと戦闘中だと出現に気付かない可能性もあるので。 // なお何故かこの音声だけは日本語である(他はすべて英語((例えばミサイル編隊の出現は「アラート、アラート」。)))。 // 自分は「Spyship なんちゃら」と聞こえました。ナムコミュージアムVol.1で初めてやった時の感想なんで、15年くらい感覚がズレているかもしれませんが。 --当時の技術的問題もあって合成音声は何を言っているか不明瞭。知っていればたしかにそう聞こえるのだが。 -自機は8方向しか向けないので、画面端をチョロチョロしたあと逃げていく偵察機を倒すのは難しい。そして倒せなければコンディション・レッド! **総評  当時のナムコアーケードゲームはヒット作を飛ばしていたが、その中においてはどちらかというと平凡な作品。~  しかし、その世界観は受け継がれ、ゲーム性そのものの後継作はないものの、世界観の後継作『スターラスター』が出て、そこから『UGSFシリーズ』という一大クロスオーバーという流れの礎になった。  MSX等のパソコンソフトでは、他ナムコゲーの例に漏れず沢山移植されている。  X68000版では、永田英哉と古代祐三によるBGMが挿入されており、雰囲気が全くの別物に変貌している。  ファミコンで出ていないのは、レーダー表示を再現できなかったため。詳細は同じシステムを採用した[[ニューラリーX]]の余談を参照のこと。 **関連作 ※項目へのリンクはデータ欄からお願いします。 -スターラスター(FC/X68k) --ボスコニアンの数百年後の話。接収したボスコニアンの敵基地を、味方基地として使用している。 -ブラストオフ(AC) --縦STG。ストーリー上の続編だが内容は全く別物。 --なおボスコニアンでステージスタート時(復帰時含む)に入る音声が「ブラストオフ」である。 -ファイナルブラスター(PCE) --縦STG。さらに後日談だがボスコニアンともブラストオフとも全く違う。

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