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*ドラえもん 対決ひみつ道具!! 【どらえもん たいけつひみつどうぐ】 |ジャンル|アクション|&image(https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/165000175.jpg,height=200)| |対応機種|ゲームボーイ|~| |メディア|1MbitROMカートリッジ|~| |発売元|エポック社|~| |開発元|酒田エス・エー・エス&br()エポック社|~| |発売日|1991年3月1日|~| |定価|3,500円|~| |判定|なし|~| |>|>|CENTER:''[[ドラえもんゲームリンク>ドラえもんシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -ゲームボーイ版のドラえもんシリーズでは第一作目にあたる。 -ストーリーとしてはタイムマシンを筆頭としてさまざまなひみつ道具がドラえもんたちに反乱を起こし、おなじみの五人のうちドラえもんを除いた全員があらゆる空間に幽閉されてしまったのをドラえもんが助け出し、黒幕のタイムマシンを追いかけるというお話。 **特徴 -見下ろし型マップと横スクロール、縦シューティングの3つが複雑に絡み合ったフィールド。 --ひとつの見下ろし型フィールドのあちこちにどこでもドアが設置されており、これらに入ると横スクロールや縦シューティングのアクションパートに移行する。クリアすると重要アイテムが手に入ったりヒントが聞けたりし、再び見下ろしマップに戻り別のドアを探索するという繰り返しを経て先へ進む。 ---中にはミニゲーム風のステージ(武器タイプのひみつ道具が得られたりする)や、会話またはヒントが聞けるだけの場合もある。別のドアにつながっているものも。 ---必要なひみつ道具を全て集めてボスのいる扉に入るとボス戦となり、倒すとステージクリアとなる。 -大長編を意識した変化に富んだ背景。 --ドラえもんがのび太たちを探して訪れる世界は4つの特徴あるステージに分かれており、さらにアクション面も含めて様々な背景が細かく描写されている。 --ステージ内は当時の大長編が如実に意識されており、大長編に実際に登場した敵キャラも現れたりする(魔界のデビルモンキー等)。 ---しかし、ステージそのものは原作にも登場しないオリジナル。夢の中のような不可解かつ不思議な空間になっており、無限ループする構造なので不気味ですらある。 -ドラえもんはゲーム開始当初、ミチビキエンゼルとチャンピオングローブ以外のすべてのひみつ道具を失っている。「''ひみつ道具でなんとかすりゃいいだろ''」という当時の子供たちの突っ込みを最初から撥ね付ける。 --道中でいくつかの武器型ひみつ道具を手に入れていくことになるが、ステージのボスを倒して仲間を救出すると、''ひみつ道具のエネルギーがなくなった''と出て新しいステージではまたチャンピオングローブからスタートとなる。 ---ちなみにコンティニューした場合もステージの最初からになるがチャンピオングローブしか持っていない。 -武器型ひみつ道具は以下の7種類。入手した時点で新しいものに切り替わるので、自由に変更できない。使い勝手が良くないものを手に入れてしまうと苦戦する。 #region(武器型ひみつ道具一覧) --チャンピオングローブ:初期装備。威力は高いが射程が非常に短い。 --空気ピストル:威力は低いが連射ができる。 --衝撃波ピストル:威力が高く、連射ができる。 --空気砲:前3方向に弾を発射するが、威力は低く、連射も効かない。 --たつまきストロー:前後に弾を発射する。連射は不可。 --しゃぼん玉ピストル:画面上に1発しか出ないが、威力が高い。敵を貫通することもできる。 --ブーメラン:前方向に攻撃できる。威力はそこそこで敵を貫通することもできるが、射程はチャンピオングローブの倍ぐらいと短め。攻撃した後、弾が自分の方に戻ってくる。 #endregion --チャンピオングローブは原作ではたいした知名度もなかった道具だったが、この作品や後の『[[ギガゾンビの逆襲>ドラえもん ギガゾンビの逆襲]]』などでも立派な武器として登場する。 --「しゃぼん玉ピストル」、「たつまきストロー」など原作では元々武器としての要素は持たなかったはずの道具が武器として活躍する一方、原作でよく武器として用いられる「空気砲」は使い辛くなっている。「ブーメラン」に至ってはひみつ道具とは言い難いかもしれない。 //確か拳銃は「衝撃波ピストル」か「ショックガン」だったはず。 //↑衝撃波ピストルであってます。単行本未収録。ギガゾンビの逆襲にも出てきたはず。 -武器以外では、被弾を三回まで防ぐ「バリヤーポイント」や一定時間無敵になる「SL煙突」などといったひみつ道具も登場している。 --ドラえもんの好物としてお馴染みの「どら焼き」は取ると1UPするアイテムとして登場。 -戦闘用以外では、「ミチビキエンゼル」と「正直太郎」というヒント型のひみつ道具もある。原作ではただの鬱陶しいおせっかい焼きでしかなかったミチビキエンゼルがここまで頼もしく見える作品はこれだけだろう。 --謎解き用の秘密道具には「道路光線」や「通りぬけフープ」などが登場している。 **評価点 -アニメを意識した舞台作り。 --キャラ同士の会話シーンでは表情がそれぞれ変化しながらおなじみの雰囲気でストーリーを盛り上げる。横スクロール等をクリアしてもこうしたヒントですらない会話が発生するだけの場合もあるが、妙に怒れず微笑ましくなってしまう。 --大長編を模した背景もあいまって、これはこれでひとつの大長編アニメとして完成されている……ような気もしてくる。 -RPGライクな謎解き。 --ボスの部屋に行くためにはAとBの道具を見つけてからCのイベントを見なければならない、といった様に単純に前に進むだけではステージのクリアには繋がらない。しっかりと重要な道具を発見し、得られる情報やヒントを得てからボスとの対決になるように設計されている。 --そのため、終盤になると次にどこに行くべきか分からないという事も頻繫に起きるが、ステージ内のすべてのどこでもドアを調べれば自ずと解決されるため、決して詰まったままゲームオーバー確定ということはない。 -『安易な秘密道具の濫用に対する警鐘』というストーリー --タイムマシン等、ドラえもんに反乱を起こした道具たちの意見は「いつも乱暴に扱われてむしゃくしゃしてやった」という責めるに責められないもの。 --基本的になんでも道具で解決するという、ドラえもんの前提的な作風に一石を投じる挑戦的な作風だが、最終的には和解した上で道具たちのことも考えようという前向きな形でエンディングとなっている。教訓的だが押し付けがましくはなく、こうした点も原作らしさを意識していると言える。 -最終ステージの曲は評価が高い。 --そのためか、SFCの『[[妖精の国>ドラえもん のび太と妖精の国]]』や『[[トイズランド大冒険>ドラえもん2 のび太のトイズランド大冒険]]』でもこのBGMをアレンジした曲が使われている --また、最終ステージほどではないが、タイムマシン戦の曲も好評。 **問題点 -ドラえもん以外の活躍はほとんどない。 --ドラえもんは各種ひみつ道具で武装して戦うが、他のキャラは救出後はドラえもんのポケットの中に隠れるということになり、時々会話シーンで顔を出す以外の登場はない。 --しかし終盤で一応、活躍らしきことをするイベントもあるにはある。 ---パッケージでは他の4人も戦っているが、そういうシーンは無いためパッケージ詐欺と言えなくもない。 -やや不気味な世界観。 --他のドラえもんシリーズではほのぼのとした世界観が多いが、この作品は道中のステージや会話も含めてシリアスな世界観で統一されている。 --特に終盤の「ひるねステージ(パスワード「ひるね」で行けるステージ)」では、背景が宇宙を模している中でSFチックで謎めいた敵がドラえもんを目掛けてゆっくりとにじり寄ってくるなど、トラウマになりかねない。 ---しかもこのステージでは''なんの前触れもなく正直太郎が故障してしまう。''「ほんやくコンニャク」があれば解決するとはいえ、故障した原因そのものは不明なまま。 -レーダーが分かりにくい。 --セレクトボタンでまだクリアしていないドア(●)とクリア済みで入れないドア(○)とが表示されるレーダーが出るが、使い勝手は宜しくない。というのも、ステージそのものが迷路のように入り組んでいる場合が多いが、表示されるのがドアの位置だけで、''クリアしていないドアに行きたくてもどうすれば辿り着けるのか''をレーダーから読み取ることはできないからである。目の前のドアに行くのに遠回りしないといけない場合も多い。 -武器の格差が大きい。 --三発まで連射が可能で攻撃力もそれなりの「しょうげきはピストル」と、画面上に一発しか撃てないものの攻撃力が高く敵を貫通する「しゃぼん玉ピストル」の2つが強力で、ボス戦もこの2つのどちらかがあれば秒殺も可能。 ---それ以外の武器は威力が低い、射程が短いといった理由であまり役に立たない。 **総評 ドラえもんを初めとした五人のほかにドラミちゃんもチョイ役ながら登場するほか、「ひみつ道具」というドラえもん世界ではキャラクター以上に重要なファクターをメイン素材に持って来た点では、ドラえもんファンにとってなかなか味わいのある作品と言える。~ 横スクロール・縦シューティングと切り替わる画期的なアクションに加え、コンティニューやパスワード等も完備されており、アクションが苦手でもじっくり詰めればクリアできる全体難易度も、プレイのしやすさに他ならない。~ このゲーム自体をひとつの大長編ストーリーとして捉えてもおかしくないほどの出来栄えだろう。 **余談 -Bボタンの出番が少ない。 --Bボタンはジャンプボタンなのだが、序盤でタケコプターを入手した後は縦スクロールステージでは常時飛行、横スクロールステージでも着地しない限りは飛行状態なので、ジャンプする機会は少ない。 --縦スクロールステージのひとつのジャングルには落とし穴や障害物があるが、タケコプター入手後はほぼ意味なし。 -小ネタではあるが、エンディングのタイムマシンはキレているようにも見える。
*ドラえもん 対決ひみつ道具!! 【どらえもん たいけつひみつどうぐ】 |ジャンル|アクション|&image(https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/165000175.jpg,height=200)| |対応機種|ゲームボーイ|~| |メディア|1MbitROMカートリッジ|~| |発売元|エポック社|~| |開発元|酒田エス・エー・エス&br()エポック社|~| |発売日|1991年3月1日|~| |定価|3,500円|~| |判定|なし|~| |ポイント|ドラえもん初の携帯機ゲーム&br()少々不気味な世界観だが、なかなか味わいのある出来|~| |>|>|CENTER:''[[ドラえもんゲームリンク>ドラえもんシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -ゲームボーイ版のドラえもんシリーズでは第一作目にあたる。 -ストーリーとしてはタイムマシンを筆頭としてさまざまなひみつ道具がドラえもんたちに反乱を起こし、おなじみの五人のうちドラえもんを除いた全員があらゆる空間に幽閉されてしまったのをドラえもんが助け出し、黒幕のタイムマシンを追いかけるというお話。 **特徴 -見下ろし型マップと横スクロール、縦シューティングの3つが複雑に絡み合ったフィールド。 --ひとつの見下ろし型フィールドのあちこちにどこでもドアが設置されており、これらに入ると横スクロールや縦シューティングのアクションパートに移行する。クリアすると重要アイテムが手に入ったりヒントが聞けたりし、再び見下ろしマップに戻り別のドアを探索するという繰り返しを経て先へ進む。 ---中にはミニゲーム風のステージ(武器タイプのひみつ道具が得られたりする)や、会話またはヒントが聞けるだけの場合もある。別のドアにつながっているものも。 ---必要なひみつ道具を全て集めてボスのいる扉に入るとボス戦となり、倒すとステージクリアとなる。 -大長編を意識した変化に富んだ背景。 --ドラえもんがのび太たちを探して訪れる世界は4つの特徴あるステージに分かれており、さらにアクション面も含めて様々な背景が細かく描写されている。 --ステージ内は当時の大長編が如実に意識されており、大長編に実際に登場した敵キャラも現れたりする(魔界のデビルモンキー等)。 ---しかし、ステージそのものは原作にも登場しないオリジナル。夢の中のような不可解かつ不思議な空間になっており、無限ループする構造なので不気味ですらある。 -ドラえもんはゲーム開始当初、ミチビキエンゼルとチャンピオングローブ以外のすべてのひみつ道具を失っている。「''ひみつ道具でなんとかすりゃいいだろ''」という当時の子供たちの突っ込みを最初から撥ね付ける。 --道中でいくつかの武器型ひみつ道具を手に入れていくことになるが、ステージのボスを倒して仲間を救出すると、''ひみつ道具のエネルギーがなくなった''と出て新しいステージではまたチャンピオングローブからスタートとなる。 ---ちなみにコンティニューした場合もステージの最初からになるがチャンピオングローブしか持っていない。 -武器型ひみつ道具は以下の7種類。入手した時点で新しいものに切り替わるので、自由に変更できない。使い勝手が良くないものを手に入れてしまうと苦戦する。 #region(武器型ひみつ道具一覧) --チャンピオングローブ:初期装備。威力は高いが射程が非常に短い。 --空気ピストル:威力は低いが連射ができる。 --衝撃波ピストル:威力が高く、連射ができる。 --空気砲:前3方向に弾を発射するが、威力は低く、連射も効かない。 --たつまきストロー:前後に弾を発射する。連射は不可。 --しゃぼん玉ピストル:画面上に1発しか出ないが、威力が高い。敵を貫通することもできる。 --ブーメラン:前方向に攻撃できる。威力はそこそこで敵を貫通することもできるが、射程はチャンピオングローブの倍ぐらいと短め。攻撃した後、弾が自分の方に戻ってくる。 #endregion --チャンピオングローブは原作ではたいした知名度もなかった道具だったが、この作品や後の『[[ギガゾンビの逆襲>ドラえもん ギガゾンビの逆襲]]』などでも立派な武器として登場する。 --「しゃぼん玉ピストル」、「たつまきストロー」など原作では元々武器としての要素は持たなかったはずの道具が武器として活躍する一方、原作でよく武器として用いられる「空気砲」は使い辛くなっている。「ブーメラン」に至ってはひみつ道具とは言い難いかもしれない。 //確か拳銃は「衝撃波ピストル」か「ショックガン」だったはず。 //↑衝撃波ピストルであってます。単行本未収録。ギガゾンビの逆襲にも出てきたはず。 -武器以外では、被弾を三回まで防ぐ「バリヤーポイント」や一定時間無敵になる「SL煙突」などといったひみつ道具も登場している。 --ドラえもんの好物としてお馴染みの「どら焼き」は取ると1UPするアイテムとして登場。 -戦闘用以外では、「ミチビキエンゼル」と「正直太郎」というヒント型のひみつ道具もある。原作ではただの鬱陶しいおせっかい焼きでしかなかったミチビキエンゼルがここまで頼もしく見える作品はこれだけだろう。 --謎解き用の秘密道具には「道路光線」や「通りぬけフープ」などが登場している。 **評価点 -アニメを意識した舞台作り。 --キャラ同士の会話シーンでは表情がそれぞれ変化しながらおなじみの雰囲気でストーリーを盛り上げる。横スクロール等をクリアしてもこうしたヒントですらない会話が発生するだけの場合もあるが、妙に怒れず微笑ましくなってしまう。 --大長編を模した背景もあいまって、これはこれでひとつの大長編アニメとして完成されている……ような気もしてくる。 -RPGライクな謎解き。 --ボスの部屋に行くためにはAとBの道具を見つけてからCのイベントを見なければならない、といった様に単純に前に進むだけではステージのクリアには繋がらない。しっかりと重要な道具を発見し、得られる情報やヒントを得てからボスとの対決になるように設計されている。 --そのため、終盤になると次にどこに行くべきか分からないという事も頻繫に起きるが、ステージ内のすべてのどこでもドアを調べれば自ずと解決されるため、決して詰まったままゲームオーバー確定ということはない。 -『安易な秘密道具の濫用に対する警鐘』というストーリー --タイムマシン等、ドラえもんに反乱を起こした道具たちの意見は「いつも乱暴に扱われてむしゃくしゃしてやった」という責めるに責められないもの。 --基本的になんでも道具で解決するという、ドラえもんの前提的な作風に一石を投じる挑戦的な作風だが、最終的には和解した上で道具たちのことも考えようという前向きな形でエンディングとなっている。教訓的だが押し付けがましくはなく、こうした点も原作らしさを意識していると言える。 -最終ステージの曲は評価が高い。 --そのためか、SFCの『[[妖精の国>ドラえもん のび太と妖精の国]]』や『[[トイズランド大冒険>ドラえもん2 のび太のトイズランド大冒険]]』でもこのBGMをアレンジした曲が使われている --また、最終ステージほどではないが、タイムマシン戦の曲も好評。 **問題点 -ドラえもん以外の活躍はほとんどない。 --ドラえもんは各種ひみつ道具で武装して戦うが、他のキャラは救出後はドラえもんのポケットの中に隠れるということになり、時々会話シーンで顔を出す以外の登場はない。 --しかし終盤で一応、活躍らしきことをするイベントもあるにはある。 ---パッケージでは他の4人も戦っているが、そういうシーンは無いためパッケージ詐欺と言えなくもない。 -やや不気味な世界観。 --他のドラえもんシリーズではほのぼのとした世界観が多いが、この作品は道中のステージや会話も含めてシリアスな世界観で統一されている。 --特に終盤の「ひるねステージ(パスワード「ひるね」で行けるステージ)」では、背景が宇宙を模している中でSFチックで謎めいた敵がドラえもんを目掛けてゆっくりとにじり寄ってくるなど、トラウマになりかねない。 ---しかもこのステージでは''なんの前触れもなく正直太郎が故障してしまう。''「ほんやくコンニャク」があれば解決するとはいえ、故障した原因そのものは不明なまま。 -レーダーが分かりにくい。 --セレクトボタンでまだクリアしていないドア(●)とクリア済みで入れないドア(○)とが表示されるレーダーが出るが、使い勝手は宜しくない。というのも、ステージそのものが迷路のように入り組んでいる場合が多いが、表示されるのがドアの位置だけで、''クリアしていないドアに行きたくてもどうすれば辿り着けるのか''をレーダーから読み取ることはできないからである。目の前のドアに行くのに遠回りしないといけない場合も多い。 -武器の格差が大きい。 --三発まで連射が可能で攻撃力もそれなりの「しょうげきはピストル」と、画面上に一発しか撃てないものの攻撃力が高く敵を貫通する「しゃぼん玉ピストル」の2つが強力で、ボス戦もこの2つのどちらかがあれば秒殺も可能。 ---それ以外の武器は威力が低い、射程が短いといった理由であまり役に立たない。 **総評 ドラえもんを初めとした五人のほかにドラミちゃんもチョイ役ながら登場するほか、「ひみつ道具」というドラえもん世界ではキャラクター以上に重要なファクターをメイン素材に持って来た点では、ドラえもんファンにとってなかなか味わいのある作品と言える。~ 横スクロール・縦シューティングと切り替わる画期的なアクションに加え、コンティニューやパスワード等も完備されており、アクションが苦手でもじっくり詰めればクリアできる全体難易度も、プレイのしやすさに他ならない。~ このゲーム自体をひとつの大長編ストーリーとして捉えてもおかしくないほどの出来栄えだろう。 **余談 -Bボタンの出番が少ない。 --Bボタンはジャンプボタンなのだが、序盤でタケコプターを入手した後は縦スクロールステージでは常時飛行、横スクロールステージでも着地しない限りは飛行状態なので、ジャンプする機会は少ない。 --縦スクロールステージのひとつのジャングルには落とし穴や障害物があるが、タケコプター入手後はほぼ意味なし。 -小ネタではあるが、エンディングのタイムマシンはキレているようにも見える。

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