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バイオニックコマンドー マスターD復活計画 - (2015/03/07 (土) 23:01:03) の1つ前との変更点

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*バイオニックコマンドー マスターD復活計画 【ばいおにっくこまんどー ますたーでぃーふっかつけいかく】 |ジャンル|2Dスウィングアクション|&image(http://download.xbox.com/content/images/66acd000-77fe-1000-9115-d80258410937/1033/boxartlg.jpg,height=160)| |対応機種|Xbox360(Xbox LIVE ARCADE)&br()プレイステーション3(PlayStation Store) |~| |メディア|ダウンロード専売ソフト|~| |発売元|カプコン|~| |開発元|カプコン&br()GRIN|~| |発売日|2008年8月13日|~| |価格|【360】800マイクロソフトポイント&br()【PS3】1,200円|~| |レーティング|CERO:B(12才以上対象)|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| **概要 1988年にFCで発売された名作アクション『[[ヒットラーの復活 TOP SECRET]]』をゲーム性はそのままにグラフィックや一部の挙動を現代の技術でリメイクした作品。~ 敵の名前やタイトルを海外版に合わせ、新規ボス、ミニゲームなどが追加されている。~ また、翌年に発売されたシリーズ最新作『バイオニックコマンドー』には本作を所有していると主人公のグラフィックを変更できる特典が用意された。~ **オリジナルからの変更点 -基本的なストーリー、ステージ構成はオリジナルそのまま。しかし、様々な部分に手が入っている。 -主人公はジャンプできず、バイオニックアーム(ワイヤー)を引っ掛けてスウィングしたり、上の足場に登るなどして移動する点はそのまま。 --新たに敵やドラム缶をアームで掴んで投げ飛ばすことが出来るようになった。 --武器の種類が追加。自分が撃ったバズーカなどの爆風に当たるとダメージを受けるようになった。 --オリジナルはステージ開始前にしか装備を選べなかったが、今作ではステージ中でも自由に装備を変えられるようになった。 -敵の通信を傍受する際に簡単な3Dパズルを解くようになった。 --1つのボールと複数の箱が浮かんでおり、ボタンを押すとボールが画面奥に向かって落下する。スティックで回転させることが出来、これを利用してボールを落とす方向を決める。 --赤い箱は障害物、青い箱はボールが触れると他の青箱にワープ、緑の箱に触れるとクリアとなる。箱に触れずに落下するとミスとなる。 -特定の場所でよりスウィングアクションを楽しめるチャレンジルームを遊べるようになった。 --一度見つけたチャレンジはメニュー画面からいつでもプレイ可能になる。 -協力・対戦プレイが追加され、最大4人で遊べるようになった。 **評価点 -3D化されたグラフィックはオリジナルの雰囲気を残しつつリアルになっており好評。 --グラフィック自体は3Dだが、挙動はオリジナルほぼそのままで面白さは損なわれていない。オリジナル同様に、スウィングをはじめると立っていた足場を貫通するところも同じ。 --敵が吹っ飛んだ際には物理演算が働き、派手に吹っ飛ぶようになった。他の演出もド派手で爽快感がある。 --スタッフが当時の関係者から意見を聴いて開発したとの事で、面白さはそのままにシステム面が改良されて快適にプレイ出来るようになった。 -一部(と言っても実質半分以上)のボス戦が新ボスに入れ替わっており、新鮮味がある。 --新ボスはこちらを画面中央に固定して移動できなくしたり、素早く足場に上って弱点を破壊していくといったオリジナルにはなかったタイプになっており、アームを駆使して攻略していく必要がある。 --オリジナルではボスを倒さずとも、奥にあるコアを破壊すればクリアだったのでボスの存在感が薄かったが、本作ではボスと強制戦闘するようになったので大幅に存在感が増している。 -ストーリー部分の会話も追加されており、よりB級映画っぽくなっている。 --追加されたボスたちもノリの良い会話と森気楼氏デザインの濃いキャラクターグラフィックで印象的。 --味方との会話などはオリジナルのテキストの雰囲気を残している。 -チャレンジルームは全部で50ステージ以上用意されており、ボリューム満点。 --後半は非常に高難易度のステージが用意されており、熟練プレイヤーでも一筋縄ではいかない。完全攻略は至難の業である。 ---クリアタイムを競うことも出来るため、熱中するプレイヤーも多かった。 --逆に本編の方は若干難易度が下がっており、オリジナルより遊びやすく調整されている。 ---敵の攻撃が激しくなるハードモード、スーパーハードモードも用意されているので、全体的なバランスは良好と言えよう。 **賛否両論点 -音楽面はあまりアレンジされておらず、FC版の面影が濃い。 **問題点 -マップ画面でトラックに触れた際の『[[戦場の狼]]』風のステージもそのまま収録されているが、あまり変わり映えせず正直微妙。 --他の部分に比べてあまり手が加わっていないのも原因と思われる。 --また、マップ画面が斜め見下ろし視点になったため、現在どこにいるか分かりづらくなったという意見も。 -前述のように新ボスは既存のボスと入れ替えられているため、バリエーションの面ではあまり変わらない。 --後半になるとボスたちが強化されて再登場するが、攻略法は変わらないため新鮮味が薄れる。 -通信傍受のパズルもただ面倒なだけという意見も。 -追加された協力・対戦プレイがオンライン未対応。 **総評 オリジナルを尊重しつつ、グラフィックのリニューアルや新要素の追加でさらに遊びがいのあるゲームになった良リメイク。~ 『[[まいにちいっしょ>まいにちいっしょ/週刊トロ・ステーション]]』で「製作者のオリジナルへの愛を感じる」と評されたが、まさにその通りの内容と言えよう。~ オリジナル版プレイヤーも新規プレイヤーも楽しめるタイトルである。~ **余談 -翌年に発売されたシリーズ最新作に合わせてPVが製作されたが、そのPVで流れるイメージソングを歌っているのがなぜかアニキこと水木一郎氏。熱い歌声と叫びを披露してくれている。 --この曲のCDはガガガSPが歌う『DEAD RISING ゾンビのいけにえ』のイメージソングとカップリングされ、カプコン公式通販で販売された。 #region(そのPV) &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=J4731W2Cl_M) #endregion
*バイオニックコマンドー マスターD復活計画 【ばいおにっくこまんどー ますたーでぃーふっかつけいかく】 |ジャンル|2Dスウィングアクション|&image(http://download.xbox.com/content/images/66acd000-77fe-1000-9115-d80258410937/1033/boxartlg.jpg,height=160)| |対応機種|Xbox360(Xbox LIVE ARCADE)&br()プレイステーション3(PlayStation Store) |~| |メディア|ダウンロード専売ソフト|~| |発売元|カプコン|~| |開発元|カプコン&br()GRIN|~| |発売日|2008年8月13日|~| |価格|【360】800マイクロソフトポイント&br()【PS3】1,200円|~| |レーティング|CERO:B(12才以上対象)|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[バイオニックコマンドーシリーズリンク>バイオニックコマンドーシリーズ]]''| #contents(fromhere) ---- **概要 1988年にFCで発売された名作アクション『[[ヒットラーの復活 TOP SECRET]]』をゲーム性はそのままにグラフィックや一部の挙動を現代の技術でリメイクした作品。~ 敵の名前やタイトルを海外版に合わせ、新規ボス、ミニゲームなどが追加されている。~ また、翌年に発売されたシリーズ最新作『バイオニックコマンドー』には本作を所有していると主人公のグラフィックを変更できる特典が用意された。~ **オリジナルからの変更点 -基本的なストーリー、ステージ構成はオリジナルそのまま。しかし、様々な部分に手が入っている。 -主人公はジャンプできず、バイオニックアーム(ワイヤー)を引っ掛けてスウィングしたり、上の足場に登るなどして移動する点はそのまま。 --新たに敵やドラム缶をアームで掴んで投げ飛ばすことが出来るようになった。 --武器の種類が追加。自分が撃ったバズーカなどの爆風に当たるとダメージを受けるようになった。 --オリジナルはステージ開始前にしか装備を選べなかったが、今作ではステージ中でも自由に装備を変えられるようになった。 -敵の通信を傍受する際に簡単な3Dパズルを解くようになった。 --1つのボールと複数の箱が浮かんでおり、ボタンを押すとボールが画面奥に向かって落下する。スティックで回転させることが出来、これを利用してボールを落とす方向を決める。 --赤い箱は障害物、青い箱はボールが触れると他の青箱にワープ、緑の箱に触れるとクリアとなる。箱に触れずに落下するとミスとなる。 -特定の場所でよりスウィングアクションを楽しめるチャレンジルームを遊べるようになった。 --一度見つけたチャレンジはメニュー画面からいつでもプレイ可能になる。 -協力・対戦プレイが追加され、最大4人で遊べるようになった。 **評価点 -3D化されたグラフィックはオリジナルの雰囲気を残しつつリアルになっており好評。 --グラフィック自体は3Dだが、挙動はオリジナルほぼそのままで面白さは損なわれていない。オリジナル同様に、スウィングをはじめると立っていた足場を貫通するところも同じ。 --敵が吹っ飛んだ際には物理演算が働き、派手に吹っ飛ぶようになった。他の演出もド派手で爽快感がある。 --スタッフが当時の関係者から意見を聴いて開発したとの事で、面白さはそのままにシステム面が改良されて快適にプレイ出来るようになった。 -一部(と言っても実質半分以上)のボス戦が新ボスに入れ替わっており、新鮮味がある。 --新ボスはこちらを画面中央に固定して移動できなくしたり、素早く足場に上って弱点を破壊していくといったオリジナルにはなかったタイプになっており、アームを駆使して攻略していく必要がある。 --オリジナルではボスを倒さずとも、奥にあるコアを破壊すればクリアだったのでボスの存在感が薄かったが、本作ではボスと強制戦闘するようになったので大幅に存在感が増している。 -ストーリー部分の会話も追加されており、よりB級映画っぽくなっている。 --追加されたボスたちもノリの良い会話と森気楼氏デザインの濃いキャラクターグラフィックで印象的。 --味方との会話などはオリジナルのテキストの雰囲気を残している。 -チャレンジルームは全部で50ステージ以上用意されており、ボリューム満点。 --後半は非常に高難易度のステージが用意されており、熟練プレイヤーでも一筋縄ではいかない。完全攻略は至難の業である。 ---クリアタイムを競うことも出来るため、熱中するプレイヤーも多かった。 --逆に本編の方は若干難易度が下がっており、オリジナルより遊びやすく調整されている。 ---敵の攻撃が激しくなるハードモード、スーパーハードモードも用意されているので、全体的なバランスは良好と言えよう。 **賛否両論点 -音楽面はあまりアレンジされておらず、FC版の面影が濃い。 **問題点 -マップ画面でトラックに触れた際の『[[戦場の狼]]』風のステージもそのまま収録されているが、あまり変わり映えせず正直微妙。 --他の部分に比べてあまり手が加わっていないのも原因と思われる。 --また、マップ画面が斜め見下ろし視点になったため、現在どこにいるか分かりづらくなったという意見も。 -前述のように新ボスは既存のボスと入れ替えられているため、バリエーションの面ではあまり変わらない。 --後半になるとボスたちが強化されて再登場するが、攻略法は変わらないため新鮮味が薄れる。 -通信傍受のパズルもただ面倒なだけという意見も。 -追加された協力・対戦プレイがオンライン未対応。 **総評 オリジナルを尊重しつつ、グラフィックのリニューアルや新要素の追加でさらに遊びがいのあるゲームになった良リメイク。~ 『[[まいにちいっしょ>まいにちいっしょ/週刊トロ・ステーション]]』で「製作者のオリジナルへの愛を感じる」と評されたが、まさにその通りの内容と言えよう。~ オリジナル版プレイヤーも新規プレイヤーも楽しめるタイトルである。~ **余談 -翌年に発売されたシリーズ最新作に合わせてPVが製作されたが、そのPVで流れるイメージソングを歌っているのがなぜかアニキこと水木一郎氏。熱い歌声と叫びを披露してくれている。 --この曲のCDはガガガSPが歌う『DEAD RISING ゾンビのいけにえ』のイメージソングとカップリングされ、カプコン公式通販で販売された。 #region(そのPV) &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=J4731W2Cl_M) #endregion &br

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