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*ミッドナイトレジスタンス 【みっどないとれじすたんす】 |ジャンル|アクション|CENTER:&amazon(B000148K02)| |対応機種|アーケード&br()メガドライブ|~| |メディア|【MD】8MbitROMカートリッジ|~| |発売・開発元【AC】&br()発売元【MD】|データイースト|~| |開発元【MD】|オペラハウス|~| |稼働開始日【AC】|1990年|~| |発売日【MD】|1991年3月29日|~| |定価【MD】|7,800円(税別)|~| |プレイ人数|【AC】1~2人&br()【MD】1人|~| |判定|BGCOLOR(lightsteelblue):''スルメゲー''|~| |ポイント|データイースト版『魂斗羅』|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 コナミから発売されたアクションゲーム『[[魂斗羅シリーズ]]』の大ヒットにより、他メーカーからも似たようなゲームが続々発売された。~ データイーストも似た様なゲームとして本作を発売。~ 当時はアクションゲームに定評があり、かつ奇ゲーメーカーの大手としても知られていたデータイーストの作品という事で、本作は色々と注目されていた。 ---- **ストーリー 狂気の科学者・キングクリムゾンによって世界は荒廃していた。 世界の平和を守るため、二人の兄弟(兄:円大地、弟:円光二)はレジスタンスとして活動していた。 しかし、キングクリムゾンは二人の家族と博士を誘拐した。 二人は家族と博士を救出するため、世界に平和を取り戻す為、キングクリムゾンに立ち向かう…! 父よ、母よ、妹達よ…生きていてくれ! ---- **登場キャラ -円大地 --円兄妹の長男で、1P側の操作キャラ。 -円光二 --円兄妹の二男で、2P側の操作キャラ。 -二人の妹 --キングクリムゾンに捕えられている、二人の妹。最終面のデモで少しだけ登場。 -母親 --青髪が特徴の女性。 -父親 --円家の大黒柱。 -博士と助手 --キングクリムゾンに捕えられている科学者二人組。 -キングクリムゾン --世界を荒廃させた、狂気の科学者。 --最初は鉄兜を被って登場し、一定のダメージを受けると素顔が剥き出しになり、更にダメージを受けると脳だけになる。 ---- **特徴 -本作は一本のループレバーと2個のボタンで大地(並びに光二)を操作するシステム。 --レバーを上方向に入れてショットボタンを押すと、バックパックの弾を使うことが出来る。 --ループレバーは45度角で回転し、回す事によって攻撃方向を変える事ができる。 ---これによって自機を動かしながらあらゆる方向に攻撃することができ、更にジャンプしながらの下攻撃やしゃがみながらの回転攻撃など、様々なバリエーションを駆使した操作性が楽しめるため、味が出てくる。 -本作に登場する特定の敵キャラは撃たれると鍵を落とす。 --その鍵を入手した状態でステージ間にある武器庫に突入すると、その鍵を消費して((鍵の消費数は武器の入ったボックスの下部にある鍵穴数の分を消費する形になっている))武器を強化したり等ができる。 --但し、所有できるのは最大で6本まで。フルの状態で取ってもそれ以上はストックされない。 ---しかも、この鍵は実は最終面で一本も欠かすことは出来ない存在となってくる(後述)。 ---- **武器一覧 【メインウエポン】 -フルオート --フルオート連射が出来る。 -スリーウェイ --3方向に弾が飛ぶ様になる。 -ファイヤー --火炎放射で途切れずに攻撃できるようになる。 【バックパック】 -ニトロ --弾が頭上で炸裂し、8方向に飛ぶ。 -シャワー --画面上で弾が雨のように降ってくる。 -ホーミングミサイル --敵を追尾するミサイル。 【サポートアイテム】 -パワーアップ --使用中のメインウエポンの弾薬を500発補充できる -スーパーパワーアップ --使用中のメインウエポンを強化する -バリアー --自機の周りを反時計回りで回転する3つの物体が装備される。但し、敵弾には無効。 -1UP --プレイヤーストックを1人増やす。本作にはスコアエクステンドがないためこれが存在しているが、最も多く鍵を消費するので他の武器やアイテムが取れなくなるデメリットもある。 -尚、初期装備のガン以外は弾数制限があり、メインウエポンは弾薬を使い切ると初期装備に戻る。バックパックも同様に弾数制限があるので無駄撃ちは避けるのがベター((メインウエポンは最初に武器を取ると500発のストックが有り、最大999発まで増やせる。バックパックは取得時にストックされる50発が最大値))。 **評価点 -デコらしいオープニング --本作を語るうえで欠かせないのが、本作のオープニング。 --「父よ、母よ、」の後に「妹達よ」が出てきた直後、鉄兜を被った厳つい眼差しの傭兵が二人出てくる。 ---結果、「こんな妹やだよw」等とネタにされる羽目になり、「デコらしい味のあるオープニオングだ」等の評価を得ている。 -ループレバーを駆使した操作性 --前述した様にループレバーによる操作性を取り入れた本作は、他メーカーから発売されたアクションゲームでは殆どマネ出来ない作りになっており、上述した様に色々な操作でプレイできるため、やりがいがある。 ---- **問題点 -鍵が足りないと… --本作では敵を倒した時に鍵を落とすのが特徴だが、最終面では一本でも所有していなければならない。 --それというのも、最終面の間にある武器庫では、人質として家族(父、母、妹二人)と博士が捕えられている。 --その為、一本でも所有していなかった場合は救出することが出来ず、見殺しにせざるを得なくなってしまう。 --因みに見殺しにしてしまったキャラはエンディングで流れ星となってしまう。 --ただ、これに関しては「全員救出はありきたりだから、一部のキャラだけ救出((この場合、妹二人だけを救出したプレイヤーが多かったと思われる。))して、後は見殺しにしよう」といった鬼畜プレイも楽しめる…かも知れない。 --なお、救出した人質は突然武器になってしまうが、取ってしまうと救出にカウントされなくなってしまう為、救出したら即座に移動しなければならない。 -難易度が高い --やはりこの手のゲームの御約束というべきか、慣れないうちは如何にして残機を減らさずに攻略できるかが初心者の壁となっている。 ---- **総評 データイーストが開発したアクションゲームの中でも、ループレバーを使用した操作性やネタ率が高いオープニングが本作を象徴しているうえ、人質救出数を調整(!?)出来ることもあり、やればやるほど、やりがいがある。 ---- ---- **移植版 稼働から1年後にメガドライブへ移植された。~ パッドコントロールのためループレバー操作がボタンに置き換えられたほか、いくらかの違いやカット要素(主に2Pプレイ不可や効果音・ボイスなど)はあるものの、大まかなゲーム性はそのまま再現されている。~ 特にゲーム内の音楽に関しては、サウンド制作に崎元仁氏が関わっていることで一部には有名であり、元曲の雰囲気はそのままで、良質なアレンジがなされている。メガドライブの作品の中では間違いなくトップレベルのクオリティであろう、FM音源のポテンシャルを最大限に引き出した珠玉の名曲群として蘇った。~ 残念ながら今のところバーチャルコンソールなどでは配信されていない。
*ミッドナイトレジスタンス 【みっどないとれじすたんす】 |ジャンル|アクション|CENTER:&amazon(B000148K02)| |対応機種|アーケード&br()メガドライブ|~| |メディア|【MD】8MbitROMカートリッジ|~| |発売・開発元【AC】&br()発売元【MD】|データイースト|~| |開発元【MD】|オペラハウス|~| |稼働開始日【AC】|1990年|~| |発売日【MD】|1991年3月29日|~| |定価【MD】|7,800円(税別)|~| |プレイ人数|【AC】1~2人&br()【MD】1人|~| |判定|BGCOLOR(lightsteelblue):''スルメゲー''|~| |ポイント|データイースト版『魂斗羅』|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 コナミから発売されたアクションゲーム『[[魂斗羅シリーズ]]』の大ヒットにより、他メーカーからも似たようなゲームが続々発売された。~ データイーストも似た様なゲームとして本作を発売。~ 当時はアクションゲームに定評があり、かつ奇ゲーメーカーの大手としても知られていたデータイーストの作品という事で、本作は色々と注目されていた。 ---- **ストーリー 狂気の科学者・キングクリムゾンによって世界は荒廃していた。 世界の平和を守るため、二人の兄弟(兄:円大地、弟:円光二)はレジスタンスとして活動していた。 しかし、キングクリムゾンは二人の家族と博士を誘拐した。 二人は家族と博士を救出するため、世界に平和を取り戻す為、キングクリムゾンに立ち向かう…! 父よ、母よ、妹達よ…生きていてくれ! ---- **登場キャラ -円大地 --円兄妹の長男で、1P側の操作キャラ。 -円光二 --円兄妹の二男で、2P側の操作キャラ。 -二人の妹 --キングクリムゾンに捕えられている、二人の妹。最終面のデモで少しだけ登場。 -母親 --青髪が特徴の女性。 -父親 --円家の大黒柱。 -博士と助手 --キングクリムゾンに捕えられている科学者二人組。 -キングクリムゾン --世界を荒廃させた、狂気の科学者。 --最初は鉄兜を被って登場し、一定のダメージを受けると素顔が剥き出しになり、更にダメージを受けると脳だけになる。 ---- **特徴 -本作は一本のループレバーと2個のボタンで大地(並びに光二)を操作するシステム。 --レバーを上方向に入れてショットボタンを押すと、バックパックの弾を使うことが出来る。 --ループレバーは45度角で回転し、回す事によって攻撃方向を変える事ができる。 ---これによって自機を動かしながらあらゆる方向に攻撃することができ、更にジャンプしながらの下攻撃やしゃがみながらの回転攻撃など、様々なバリエーションを駆使した操作性が楽しめるため、味が出てくる。 -本作に登場する特定の敵キャラは撃たれると鍵を落とす。 --その鍵を入手した状態でステージ間にある武器庫に突入すると、その鍵を消費して((鍵の消費数は武器の入ったボックスの下部にある鍵穴数の分を消費する形になっている))武器を強化したり等ができる。 --但し、所有できるのは最大で6本まで。フルの状態で取ってもそれ以上はストックされない。 ---しかも、この鍵は実は最終面で一本も欠かすことは出来ない存在となってくる(後述)。 ---- **武器一覧 【メインウエポン】 -フルオート --フルオート連射が出来る。 -スリーウェイ --3方向に弾が飛ぶ様になる。 -ファイヤー --火炎放射で途切れずに攻撃できるようになる。 【バックパック】 -ニトロ --弾が頭上で炸裂し、8方向に飛ぶ。 -シャワー --画面上で弾が雨のように降ってくる。 -ホーミングミサイル --敵を追尾するミサイル。 【サポートアイテム】 -パワーアップ --使用中のメインウエポンの弾薬を500発補充できる -スーパーパワーアップ --使用中のメインウエポンを強化する -バリアー --自機の周りを反時計回りで回転する3つの物体が装備される。但し、敵弾には無効。 -1UP --プレイヤーストックを1人増やす。本作にはスコアエクステンドがないためこれが存在しているが、最も多く鍵を消費するので他の武器やアイテムが取れなくなるデメリットもある。 -尚、初期装備のガン以外は弾数制限があり、メインウエポンは弾薬を使い切ると初期装備に戻る。バックパックも同様に弾数制限があるので無駄撃ちは避けるのがベター((メインウエポンは最初に武器を取ると500発のストックが有り、最大999発まで増やせる。バックパックは取得時にストックされる50発が最大値))。 **評価点 -デコらしいオープニング --本作を語るうえで欠かせないのが、本作のオープニング。 --「父よ、母よ、」の後に「妹達よ」が出てきた直後、鉄兜を被った厳つい眼差しの傭兵が二人出てくる。 ---結果、「こんな妹やだよw」等とネタにされる羽目になり、「デコらしい味のあるオープニングだ」等の評価を得ている。 -ループレバーを駆使した操作性 --前述した様にループレバーによる操作性を取り入れた本作は、他メーカーから発売されたアクションゲームでは殆どマネ出来ない作りになっており、上述した様に色々な操作でプレイできるため、やりがいがある。 ---- **問題点 -鍵が足りないと… --本作では敵を倒した時に鍵を落とすのが特徴だが、最終面では一本でも所有していなければならない。 --それというのも、最終面の間にある武器庫では、人質として家族(父、母、妹二人)と博士が捕えられている。 --その為、一本でも所有していなかった場合は救出することが出来ず、見殺しにせざるを得なくなってしまう。 --因みに見殺しにしてしまったキャラはエンディングで流れ星となってしまう。 --ただ、これに関しては「全員救出はありきたりだから、一部のキャラだけ救出((この場合、妹二人だけを救出したプレイヤーが多かったと思われる。))して、後は見殺しにしよう」といった鬼畜プレイも楽しめる…かも知れない。 --なお、救出した人質は突然武器になってしまうが、取ってしまうと救出にカウントされなくなってしまう為、救出したら即座に移動しなければならない。 -難易度が高い --やはりこの手のゲームの御約束というべきか、慣れないうちは如何にして残機を減らさずに攻略できるかが初心者の壁となっている。 ---- **総評 データイーストが開発したアクションゲームの中でも、ループレバーを使用した操作性やネタ率が高いオープニングが本作を象徴しているうえ、人質救出数を調整(!?)出来ることもあり、やればやるほど、やりがいがある。 ---- ---- **移植版 稼働から1年後にメガドライブへ移植された。~ パッドコントロールのためループレバー操作がボタンに置き換えられたほか、いくらかの違いやカット要素(主に2Pプレイ不可や効果音・ボイスなど)はあるものの、大まかなゲーム性はそのまま再現されている。~ 特にゲーム内の音楽に関しては、サウンド制作に崎元仁氏が関わっていることで一部には有名であり、元曲の雰囲気はそのままで、良質なアレンジがなされている。メガドライブの作品の中では間違いなくトップレベルのクオリティであろう、FM音源のポテンシャルを最大限に引き出した珠玉の名曲群として蘇った。~ 残念ながら今のところバーチャルコンソールなどでは配信されていない。 ----

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