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ミッキーマウス 不思議の国の大冒険 - (2012/06/01 (金) 06:39:55) の1つ前との変更点

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*ミッキーマウス 不思議の国の大冒険 【みっきーまうす ふしぎのくにのだいぼうけん】 |ジャンル|アクション|''版権の関係上、''&br()''画像は表示しません''| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売・開発元|ハドソン|~| |発売日|1987年3月6日|~| |定価|4,900円|~| |ポイント|ディズニーゲームは意外と安牌&br()ミニー無双のボス戦闘|~| **概要 -ミッキーマウスとミニーマウスを操作するサイドビューの面クリア型アクション。ライフ+残機制、全5ステージ。 -世界観は『不思議の国のアリス』をベースにしていて、洋館や森、トランプの国のお城といったメルヘンチックな舞台となっている。最終目的は、不思議の国に迷い込んだアリスを救出する事。 **システム -ミッキーの基本動作は左右移動とジャンプ。 --ジャンプはかなり高度があり、空中制御もしやすい。 --攻撃はBボタンで消しゴム(画面端まで届く直線起動の飛び道具)投げ。ステージ1のどこかに隠されているのを見つけるまでは攻撃ができない。 -ミッキーの後ろをついて回るミニーは、ミッキーの動きを1テンポ遅らせてトレースする。 --武器はミッキー同様消しゴムだが、ミニー専用のものを別途探す必要がある。連射性能はミッキーより劣るがミニー自身には当たり判定がなく、場合によっては攻撃を彼女に任せて無傷で敵を倒す事も可能。 -ステージ中には隠しアイテムポイントがあり、消しゴムを何度もぶつけるとランダムでアイテムが出現する。ただし、一部のステージにはミニーを連れ去ってしまう敵が出てくる場合もある。ミニー同伴でないとステージクリアはできない。 -ステージ構成を大きく分けると「横スクロール式の面クリアタイプ」と「画面切り替え式のマップ探索タイプ」の2種類があり、ステージの最後にボス戦闘がある。 --ステージ1(Little House):マップ探索タイプ。館の中ではステージクリアのための鍵の他、ミッキーとミニーの武器である消しゴムを探すことも重要。ミニーの分の消しゴムは取らなくてもクリア可能だが、難易度は上がる。ボスはチェシャ猫。 --ステージ2(The Ocean):横スクロールタイプ。小島が点在する海のステージであり、落ちると1ミスする穴があいている。ミニーが落ちてもミス扱いになるので不慣れな内は注意。ボスはドードー鳥。 --ステージ3(Woods Land):横スクロールタイプ。四季の森+花の森の5つのゾーンがあり、四季の森は無限ループ構造になっている。背景の木に開いた穴を通ってワープしながら進むと、花の森の最後にボス(煙草好きのイモ虫)がいる。 --ステージ4(Never Land):画面切り替え式だがマップは4画面しかなく、探索要素は無い。ここだけ何故か『ピーターパン』の世界であり、ボスであるフック船長との決闘が中心となる。ミニーの消しゴムがあれば楽勝。 --ステージ5(Queen's Palace):マップ探索タイプ。ステージ1の強化型。トランプの女王がラスボスとして待ち受ける。 -コンティニューは裏技扱いだが、コマンドは説明書に明記されている。 **評価点 -雰囲気が良い。 --グラフィック・BGMとも、ディズニー作品というモチーフの持つファンタジックな魅力が十分に表現されている。ミッキーの操作性も良好で、キャラゲーとしてのクオリティは上々。 -子供向けと考えると若干高めの難易度だが、ミニーが無敵、コンティニューコマンドを開示する、という救済措置あり。 **問題点 -ボリュームがない。 --また、ミニーの制御にクセがある以外は、一般的なアクションゲームとして見ると普通やや下程度に簡単な難易度であり、繰り返し遊ぶには物足りない。 -ミニーが足手まといになる局面も。 --海や穴のあるステージでは、「ワンテンポずれて動く2キャラのどちらが落ちてもアウト」という仕様がやや辛い。その様はまるで[[どこぞのゲーム>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/16.html]]を思い起させる。 --一部のステージではミニーが連れ去られてしまう場合があるのだが、救出するための手続きが面倒。 ---ランダムの隠しアイテムでボーナスステージへ行ける「鍵」を引き当て、その上でランダム要素のあるミニゲーム(4つあるオブジェクトの内ダミーの3つを全て取る)をクリアすると救出成功、というもの。 **余談 -海外版ではカプコンから発売されており、一部の敵キャラとアイテムの他、消しゴムが星などに変更されている。 **総評 ミッキーとミニーを動かすキャラクターアクションゲームとしては良く出来ている。5つあるステージは趣向もBGMも異なり、敵キャラクターのデザインもステージごとに細かく描き分けられている。それだけに、全体のボリュームが少なくやり込み甲斐があまりないので「1回クリアしておしまい」になりがちなのが残念。~ ゲーム全体の中での評価はそのあたりに留まってしまうが、雰囲気も含めて気軽に楽しめる佳作キャラゲーであり、ディズニーゲーム自体が少なかった当時としては貴重だったと言える。
*ミッキーマウス 不思議の国の大冒険 【みっきーまうす ふしぎのくにのだいぼうけん】 |ジャンル|アクション|''版権の関係上、''&br()''画像は表示できません''| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売・開発元|ハドソン|~| |発売日|1987年3月6日|~| |定価|4,900円|~| |ポイント|ディズニーゲームは意外と安牌&br()ミニー無双のボス戦闘|~| **概要 -ミッキーマウスとミニーマウスを操作するサイドビューの面クリア型アクション。ライフ+残機制、全5ステージ。 -世界観は『不思議の国のアリス』をベースにしていて、洋館や森、トランプの国のお城といったメルヘンチックな舞台となっている。最終目的は、不思議の国に迷い込んだアリスを救出する事。 **システム -ミッキーの基本動作は左右移動とジャンプ。 --ジャンプはかなり高度があり、空中制御もしやすい。 --攻撃はBボタンで消しゴム(画面端まで届く直線起動の飛び道具)投げ。ステージ1のどこかに隠されているのを見つけるまでは攻撃ができない。 -ミッキーの後ろをついて回るミニーは、ミッキーの動きを1テンポ遅らせてトレースする。 --武器はミッキー同様消しゴムだが、ミニー専用のものを別途探す必要がある。連射性能はミッキーより劣るがミニー自身には当たり判定がなく、場合によっては攻撃を彼女に任せて無傷で敵を倒す事も可能。 -ステージ中には隠しアイテムポイントがあり、消しゴムを何度もぶつけるとランダムでアイテムが出現する。ただし、一部のステージにはミニーを連れ去ってしまう敵が出てくる場合もある。ミニー同伴でないとステージクリアはできない。 -ステージ構成を大きく分けると「横スクロール式の面クリアタイプ」と「画面切り替え式のマップ探索タイプ」の2種類があり、ステージの最後にボス戦闘がある。 --ステージ1(Little House):マップ探索タイプ。館の中ではステージクリアのための鍵の他、ミッキーとミニーの武器である消しゴムを探すことも重要。ミニーの分の消しゴムは取らなくてもクリア可能だが、難易度は上がる。ボスはチェシャ猫。 --ステージ2(The Ocean):横スクロールタイプ。小島が点在する海のステージであり、落ちると1ミスする穴があいている。ミニーが落ちてもミス扱いになるので不慣れな内は注意。ボスはドードー鳥。 --ステージ3(Woods Land):横スクロールタイプ。四季の森+花の森の5つのゾーンがあり、四季の森は無限ループ構造になっている。背景の木に開いた穴を通ってワープしながら進むと、花の森の最後にボス(煙草好きのイモ虫)がいる。 --ステージ4(Never Land):画面切り替え式だがマップは4画面しかなく、探索要素は無い。ここだけ何故か『ピーターパン』の世界であり、ボスであるフック船長との決闘が中心となる。ミニーの消しゴムがあれば楽勝。 --ステージ5(Queen's Palace):マップ探索タイプ。ステージ1の強化型。トランプの女王がラスボスとして待ち受ける。 -コンティニューは裏技扱いだが、コマンドは説明書に明記されている。 **評価点 -雰囲気が良い。 --グラフィック・BGMとも、ディズニー作品というモチーフの持つファンタジックな魅力が十分に表現されている。ミッキーの操作性も良好で、キャラゲーとしてのクオリティは上々。 -子供向けと考えると若干高めの難易度だが、ミニーが無敵、コンティニューコマンドを開示する、という救済措置あり。 **問題点 -ボリュームがない。 --また、ミニーの制御にクセがある以外は、一般的なアクションゲームとして見ると普通やや下程度に簡単な難易度であり、繰り返し遊ぶには物足りない。 -ミニーが足手まといになる局面も。 --海や穴のあるステージでは、「ワンテンポずれて動く2キャラのどちらが落ちてもアウト」という仕様がやや辛い。その様はまるで[[どこぞのゲーム>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/16.html]]を思い起させる。 --一部のステージではミニーが連れ去られてしまう場合があるのだが、救出するための手続きが面倒。 ---ランダムの隠しアイテムでボーナスステージへ行ける「鍵」を引き当て、その上でランダム要素のあるミニゲーム(4つあるオブジェクトの内ダミーの3つを全て取る)をクリアすると救出成功、というもの。 **余談 -海外版ではカプコンから発売されており、一部の敵キャラとアイテムの他、消しゴムが星などに変更されている。 **総評 ミッキーとミニーを動かすキャラクターアクションゲームとしては良く出来ている。5つあるステージは趣向もBGMも異なり、敵キャラクターのデザインもステージごとに細かく描き分けられている。それだけに、全体のボリュームが少なくやり込み甲斐があまりないので「1回クリアしておしまい」になりがちなのが残念。~ ゲーム全体の中での評価はそのあたりに留まってしまうが、雰囲気も含めて気軽に楽しめる佳作キャラゲーであり、ディズニーゲーム自体が少なかった当時としては貴重だったと言える。

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