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メガゾーン23 青いガーランド - (2020/01/29 (水) 00:26:35) の1つ前との変更点

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*メガゾーン23 青いガーランド 【めがぞーんつーすりー あおいがーらんど】 |ジャンル|アドベンチャー|CENTER:&image2(mega1.jpg,height=250)&br;[[裏を見る>http://img.gamefaqs.net/box/6/8/2/85682_back.jpg]]| |対応機種|プレイステーション3|~| |発売元|コンパイルハート|~| |開発元|アイビー・アーツ|~| |発売日|2007年9月13日|~| |定価|通常版:7,140円&br;限定版:9,240円(各税5%込) |~| |判定|なし|~| |ポイント|ハードの無駄遣い&br()ファンディスクとしてならあり?|~| **概要 コンパイルハート初のプレイステーション3参入ゲーム。~ 80年代を周旋し、今でも語り草になっているOVA『メガゾーン23』。メカ、美少女、音楽と当時の流行をこれでもかとつぎ込んだSFアニメである。~ 当初はロボットアニメ『機甲創世記モスピーダ』の後番組企画として誕生し、病的レベルの緻密な作画、美樹本晴彦らのキャラデザインなどが評価され、OVAとしては現在も最大の売り上げを誇る。~ 登場人物「時祭イヴ」はバーチャルアイドルの先駆けとして今また再評価の動きがある。~ そんな『メガゾーン23』の新作の話はいくつか出ていたが、『PART I』発売から約22年後になんとPS3のゲームとして登場した。~ ちなみにタイトルは似ているが、コナミのアーケードゲーム『[[メガゾーン]]』とは一切関係無い。 **概要 -ストーリーはシリーズの中で最も評価が高い『PART I』の延長上(20年後)で『PART II』とはパラレル。 --矢作省吾とヒロイン・高中由唯の間に生まれた子供・高中ヒロトが主人公。『PART I』のキャラクターも登場する。 --本作のプロモーションとしてラジオ番組が放送され、本作へと繋がるラジオドラマ『メガゾーン23 ザ・エクステンド・ストーリー』も展開された。 -限定版には海外版『PART II』のアニメDVDが付属していた。 ---- **評価点 -『PART II』のパラレルストーリーである点 --元々『PART II』は色々と変更があり『PART I』ファンからも賛否あったのだが、それに納得のいかない人からは評価の声もある。 --また、『PART I』の主人公である矢作省吾の声も原作では『PART II』以降は矢尾一樹に変更されていたのだが、『PART I』と同じわくわくさんで御馴染みの久保田雅人を起用している。 -豪華声優陣によるキャラクターボイス対応 --成家義哉、日笠陽子、柴田秀勝、中川里江、堀江一眞などといった声優陣がイベントや戦闘などでフルボイスで熱演している。 ---これはコンパイルハート初のキャラクターボイス対応であるが、同社にオリジナル作品によるキャラクターボイス対応は『アガレスト戦記』からである。 -新録の音楽はそれなりに良い。 -各メカのモデリングやガーランドの変形シーンなどのCGアニメーション、一枚絵CGの質自体は良い。 **賛否両論点 -OVA本編流用された一部のムービー。 --元が良いのでハイクオリティではあるが、さすがに古さは否めない。 **問題点 -PS3のハイスペックを完全に持て余した&bold(){80年代のPCゲーの如き紙芝居ADV。} -古すぎるUIの数々。''そこを80年代にされても…。'' --どこでもセーブは出来ず、進めるたびにセーブポイントへ入る形式。 ---こまめにセーブポイントがある為、いつまでもセーブできないという事はないが、今時、ADVで自由にセーブできないのは不便だし、頻繁にセーブポイントに入るのも逆に陶しい。 --メッセージウィンドウが2行までしかないためか、会話のテンポが冗長。 ---バックログも無い。 --コンフィグはサウンド類の音量調整やテキストスピードの速さ調整程度しかない。 -戦闘はコマンド式のバトル。選んだコマンドに応じてプリレンダのムービーが流れるだけ。その動画シーンも非常に少ない。 --バトルも基本的に攻撃コマンドの繰り返しだけで敵を倒せる事が多い。 -音声の音割れが目立つ。 -納得いかない結末を迎える --省吾とB.D.がバハムートの爆発に巻き込まれてフェードアウトする挙句、ヒロトの母親である由唯は意識が戻らないまま、エンディングを迎えてしまう。 ---しかも、エンディングが1種類しかない。 ---- **総評 原作は&bold(){80年代の粋を集めたOVA}だったのだが、本作は&bold(){最新技術を贅沢に使い時代を逆行した半紙芝居}と、かなりお粗末な出来。~ 『メガゾーン23』にハマった年代の人間がファンアイテムとしてプレイする価値はあるかもしれないが、今の人間があえて手にするものとは思えない。ゲームとしては前述した様にチープではあるが、『メガゾーン23PART2』のパラレルストーリーとしては一見の価値があるだろう。 ---- **余談 -本作は声優の日笠陽子のデビュー作である。 --後に発売される『[[魔壊神トリリオン]]』のファウスト役でコンパイルハートの常連声優にもなる。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //コンパイルハート,プレイステーション3
*メガゾーン23 青いガーランド 【めがぞーんつーすりー あおいがーらんど】 |ジャンル|アドベンチャー|CENTER:&image2(mega1.jpg,height=250)&br;[[裏を見る>http://img.gamefaqs.net/box/6/8/2/85682_back.jpg]]| |対応機種|プレイステーション3|~| |発売元|コンパイルハート|~| |開発元|アイビー・アーツ|~| |発売日|2007年9月13日|~| |定価|通常版:7,140円&br;限定版:9,240円(各税5%込) |~| |判定|なし|~| |ポイント|ハードの無駄遣い&br()ファンディスクとしてならあり?|~| **概要 コンパイルハート初のプレイステーション3参入ゲーム。~ 80年代を周旋し、今でも語り草になっているOVA『メガゾーン23』。メカ、美少女、音楽と当時の流行をこれでもかとつぎ込んだSFアニメである。~ 当初はロボットアニメ『機甲創世記モスピーダ』の後番組企画として誕生し、病的レベルの緻密な作画、美樹本晴彦らのキャラデザインなどが評価され、OVAとしては現在も最大の売り上げを誇る。~ 登場人物「時祭イヴ」はバーチャルアイドルの先駆けとして今また再評価の動きがある。~ そんな『メガゾーン23』の新作の話はいくつか出ていたが、『PART I』発売から約22年後になんとPS3のゲームとして登場した。~ ちなみにタイトルは似ているが、コナミのアーケードゲーム『[[メガゾーン]]』とは一切関係無い。 **概要 -ストーリーはシリーズの中で最も評価が高い『PART I』の延長上(20年後)で『PART II』とはパラレル。 --矢作省吾とヒロイン・高中由唯の間に生まれた子供・高中ヒロトが主人公。『PART I』のキャラクターも登場する。 --本作のプロモーションとしてラジオ番組が放送され、本作へと繋がるラジオドラマ『メガゾーン23 ザ・エクステンド・ストーリー』も展開された。 -限定版には海外版『PART II』のアニメDVDが付属していた。 ---- **評価点 -『PART II』のパラレルストーリーである点 --元々『PART II』は色々と変更があり『PART I』ファンからも賛否あったのだが、それに納得のいかない人からは評価の声もある。 --また、『PART I』の主人公である矢作省吾の声も原作では『PART II』以降は矢尾一樹に変更されていたのだが、『PART I』と同じわくわくさんで御馴染みの久保田雅人を起用している。 -豪華声優陣によるキャラクターボイス対応 --成家義哉、日笠陽子、柴田秀勝、中川里江、堀江一眞などといった声優陣がイベントや戦闘などでフルボイスで熱演している。 ---これはコンパイルハート初のキャラクターボイス対応であるが、同社にオリジナル作品によるキャラクターボイス対応は『アガレスト戦記』からである。 -新録の音楽はそれなりに良い。 -各メカのモデリングやガーランドの変形シーンなどのCGアニメーション、一枚絵CGの質自体は良い。 **賛否両論点 -OVA本編流用された一部のムービー。 --元が良いのでハイクオリティではあるが、さすがに古さは否めない。 **問題点 -PS3のハイスペックを完全に持て余した&bold(){80年代のPCゲーの如き紙芝居ADV。} -古すぎるUIの数々。''そこを80年代にされても…。'' --どこでもセーブは出来ず、進めるたびにセーブポイントへ入る形式。 ---こまめにセーブポイントがある為、いつまでもセーブできないという事はないが、今時、ADVで自由にセーブできないのは不便だし、頻繁にセーブポイントに入るのも逆に陶しい。 --メッセージウィンドウが2行までしかないためか、会話のテンポが冗長。 ---バックログも無い。 --コンフィグはサウンド類の音量調整やテキストスピードの速さ調整程度しかない。 -戦闘はコマンド式のバトル。選んだコマンドに応じてプリレンダのムービーが流れるだけ。その動画シーンも非常に少ない。 --バトルも基本的に攻撃コマンドの繰り返しだけで敵を倒せる事が多い。 -音声の音割れが目立つ。 -納得いかない結末を迎える --省吾とB.D.がバハムートの爆発に巻き込まれてフェードアウトする挙句、ヒロトの母親である由唯は意識が戻らないまま、エンディングを迎えてしまう。 ---しかも、エンディングが1種類しかない。 ---- **総評 原作は&bold(){80年代の粋を集めたOVA}だったのだが、本作は&bold(){最新技術を贅沢に使い時代を逆行した半紙芝居}と、かなりお粗末な出来。~ 『メガゾーン23』にハマった年代の人間がファンアイテムとしてプレイする価値はあるかもしれないが、今の人間があえて手にするものとは思えない。ゲームとしては前述した様にチープではあるが、『メガゾーン23PART2』のパラレルストーリーとしては一見の価値があるだろう。~ しかし、そのゲームプレイヤーのなかではシナリオと設定をきちんと消化できるPS5版およびPS4版の発売を望むという根強い声もある。 ---- **余談 -本作は声優の日笠陽子のデビュー作である。 --後に発売される『[[魔壊神トリリオン]]』のファウスト役でコンパイルハートの常連声優にもなる。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //コンパイルハート,プレイステーション3

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