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ASSASSIN'S CREEDシリーズ - (2020/11/13 (金) 22:56:43) の1つ前との変更点

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//発売前・開発中止タイトルはシリーズ一覧記事に掲載しないでください。 *ASSASSIN'S CREEDシリーズリンク 設定上の時系列は、オデッセイ ⇒ オリジン ⇒ ヴァルハラ ⇒ 1 ⇒ ブラッドライン ⇒ 2 ⇒ ブラザーフッド ⇒ リベレーションズ ⇒ チャイナ ⇒ 4 ⇒ ローグ ⇒ 3レディリバティ ⇒ 3 ⇒ ユニティ ⇒ インディア ⇒ シンジケート ⇒ ロシア の順。&br()現代パートは発売順に同じ。 |>|''機種''|''タイトル''|''時代設定''|''主な舞台''|''概要''|''判定''| |>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''本編シリーズ''| |>|PS3/360/&br()Win|[[ASSASSIN'S CREED]]|12世紀末|エルサレム周辺|紆余曲折あって発売されたシリーズ一作目。&br()この頃はまだ粗も多かった。|なし| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED II]]|15世紀・ルネサンス期|イタリア各所|前作を改良し、一躍人気シリーズに押し上げた名作。&br()「''世界一安いイタリア旅行''」に行こう。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED BROTHERHOOD]]|~|~|シリーズ初のマルチプレイを搭載。&br()前作からさらに改良されたシステムは未だに評価が高く、マルチプレイも好評。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED REVELATIONS]]|~|オスマン帝国|舞台はイタリアからコンスタンティノープルへ。&br()エツィオサーガの最終章にしてアルタイルの物語完結編。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS3/360/&br;WiiU/Win|[[ASSASSIN'S CREED III]]|1753~1783年|北アメリカ東海岸|ストーリーは独立の熱気高揚するアメリカへ。&br()新エンジンによりグラフィックはさらに進化し、シングルプレイのボリュームも増大。&br()一方で多数のバグや新システムなど賛否の分かれる点もあり。|なし| ||PS4/One/&br;Switch/Win|ASSASSIN'S CREED III REMASTERED|~|~|4K解像度に対応した『III』と『Liberation((国内での副題はオリジナルと同様に『レディ・リバティ』となっている。))』のリマスター版。&br()『オデッセイ』のシーズンパスに収録されるほか、単品でも販売されている。|| |>|PS4/One/&br()PS3/360/&br()WiiU/Win|[[ASSASSIN'S CREED IV BLACK FLAG]]|1715~1725年・海賊黄金時代末期|カリブ海|広大なカリブ海をオープンワールド化。&br()『III』で好評だった海戦がパワーアップ。&br()『アサシンクリード』シリーズ異端の海賊ゲー。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS4/One/&br;PS3/Win|[[ASSASSIN'S CREED ROGUE]]|1756~1763年|北大西洋|『III』『IV』と続いたケンウェイサーガの最終章。&br()テンプル騎士団へ寝返った元アサシンが主人公。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS4/One/&br()Win|[[ASSASSIN'S CREED UNITY]]|18世紀末|パリ|フランス革命期に暗躍するアサシンの物語だが、ストーリーは革命に殆ど絡まない。&br()前評判の高さに反し、多数の不具合から『III』以上に賛否の分かれる作品となった。&br()新世代機のスペックにより緻密に再現されたパリの街並みやフリーランは好評。|BGCOLOR(lightsteelblue):賛否両論| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED SYNDICATE]]|1868年・ヴィクトリア朝時代|ロンドン|近代化が進む大都市でアサシンとテンプル騎士団の戦いは続く。&br()尖りすぎた前作の反省を活かしたのか、今作はバグも少なくゲームバランス的にも遊びやすい。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED ORIGINS]]|紀元前48年|エジプト|プトレマイオス朝末期の古代エジプトが舞台。レベル制が導入され、RPG寄りの作風に。&br()アサシン教団とテンプル騎士団の今後数世紀に渡る争いの起源が描かれる。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS4/One/&br;Switch/Win|[[ASSASSIN'S CREED ODYSSEY]]|紀元前431年|ギリシャ|都市国家が乱立する古代ギリシャで、スパルタとアテナイが覇権を争うペロポネソス戦争が舞台。&br()前作のシステムをブラシュアップ、オープンワールド海戦をエーゲ海で繰り広げることが出来る。&br()新システムとして主人公の男女選択や、ストーリーに影響を及ぼす会話中の選択肢がある。&br()Switch版はクラウドでの配信となっており、定価分の利用券という形で購入することが出来る。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS5/XSX/&br()PS4/One/&br()Win/|ASSASSIN'S CREED VALHALLA|9世紀末|イングランド|&color(red){2021年2月10日以降記事作成可能。}&br()舞台は9世紀の北欧。新たな定住の地を求め、ヴァイキングの民を導く。&br()次世代機であるPS5とXbox Series Xのローンチタイトルとなっている。|| |>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''スピンオフ''| |>|PSP|[[ASSASSIN'S CREED BLOODLINES]]|十字軍時代|中東|『I』と『II』の間を繋ぐ番外編。&br()雰囲気は『アサシンクリード』だがボリュームが致命的に少ないため評価は低い。|なし| |>|PSV|ASSASSIN'S CREED III:Liberation|1765~1777年|ニューオーリンズ|『III』の外伝。三種のペルソナに変身する女性アサシンが主人公。&br()日本では『アサシンクリードIII レディ・リバティ』のタイトルで発売されている。|| ||PS3/Win|ASSASSIN'S CREED III:Liberation HD|~|~|上記のHDリマスター+改訂版。Win版は国内でも原題のまま発売。&br()一方、PS3日本版のみタイトルが『アサシンクリードIII レディ・リバティ HD』になっている。|| |>|PS4/One/&br()Win|[[ASSASSIN'S CREED CHRONICLES: CHINA]]|1526年|明朝中国|エツィオの元で修業を終え帰国したシャオ・ユンが中国のアサシン教団再興の為に戦いを始める。&br()シリーズ異色の2.5D横アクション。低価格ソフトだが出来は良好。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|~|ASSASSIN'S CREED CHRONICLES: INDIA|1841年|シク王国インド|日本未発売のコミック『ASSASSIN'S CREED:BRAHMAN』の2年後が舞台。&br()元盗賊のアサシン、アルバーズ・ミールと東インド会社の戦いを描く。&br()宝石、お姫様、地下迷宮と「千夜一夜物語」を彷彿させる異色作。&br()『CHINA』と比べるとアスレチック要素に比重が置かれており、難易度は高め。|| |>|~|ASSASSIN'S CREED CHRONICLES: RUSSIA|1918年|ロシア|日本未発売のコミック『ASSASSIN'S CREED:THE FALL』と続編『ASSASSIN'S CREED:THE CHAIN』を繋ぐ物語。&br()ロシアのアサシン、ニコライ・オレロフが十月革命後の体制に幻滅しアメリカに亡命する直前の出来事を描く。&br()第一次世界大戦後ということで近代兵器が多数登場し従来シリーズと雰囲気が異なる。&br()|| |>|Win|Discovery Tour by Assassin’s Creed: Ancient Egypt|紀元前49年|エジプト|『ORIGINS』の無料アップデートで追加されたディスカバリーツアーを単体化した学習用ソフト。&br()全年齢向けになった為に彫刻にセルフ検閲が入っている事が賛否両論に。|| |>|Win|Discovery Tour by Assassin's Creed: Ancient Greece|紀元前431年|ギリシャ|『ODYSSEY』のディスカバリーツアーの単品版。|| |>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''カップリング''| |>|PS3/360|ASSASSIN'S CREED I+II ウェルカムパック|>|>|『I』『IIスペシャルエディション』のセット。|| |>|PS3/360|ASSASSIN'S CREED EZIO SAGA|>|>|『II』『BROTHERHOOD』『REVELATIONS』のセットに「アサシンクリード エンサイクロペディア ブラックエディション」を付属。|| |>|PS3|ASSASSIN'S CREED CONNOR SAGA|>|>|『III』『Liberation HD』のセットに「アサシンクリード エンサイクロペディア ホワイトエディション(第二版)」を付属。|| |>|PS4/One/&br;PSV/Win((One版とWin版はDL版のみ。))|ASSASSIN'S CREED CHRONICLES|>|>|『CHRONICLES』の『CHINA』『INDIA』『RUSSIA』のセット。|| |>|PS4|ASSASSIN'S CREED EZIO COLLECTION|>|>|『II』『BROTHERHOOD』『REVELATIONS』と映像作品『Lineage』『Embers』を収録。マルチプレイは非収録。|| |>|Switch|ASSASSIN'S CREED REBEL COLLECTION|>|>|『IV』と『ROGUE』の本編+すべてのDLCを同時収録。|| &br **国内未発売 |>|''機種''|''タイトル''|''時代設定''|''概要''|''判定''| |>|DS/iOS|ASSASSIN'S CREED: ALTAIR'S CHRONICLES|十字軍時代|初代の前日談。ただし本編と設定が異なる点が多く、実質的にパラレル扱いされている。|| |>|~|ASSASSIN'S CREED II: DISCOVERY|ルネサンス期|『II』終盤の空白の時期の物語。エツィオは異端者として捕らわれたアサシンを救うため、魔女狩り吹き荒れるスペインへと向かう。&br()2016年の映画『アサシンクリード』の過去パートは本作の翌年にあたり、コロンブスは本作の時点でアサシンに関わっている。|| &br **モバイル 当Wikiでは評価対象外 |>|''機種''|''タイトル''|''時代設定''|''概要''| |>||Assassin's Creed: Recollection|ルネサンス期|| |>|iOS|Assassin's Creed: Multiplayer Rearmed|ルネサンス期|『II』のスピンオフ。| |>|iOS/Android|Assassin's Creed: Pirates|海賊黄金時代末期|『IV』のスピンオフである海賊ゲー。| |>|iOS|Assassin's Creed Memories|複数の時代と地域|カードバトルRPG| |>||Assassin's Creed Identity|ルネサンス期|| |>||Assassin's Creed: Project Legacy||『BROTHERHOOD』と連動したFacebookアプリ| //**開発中止 //|>|''機種''|''タイトル''|''時代設定''|''概要''| //|>|3DS|ASSASSIN'S CREED: LOST LEGACY|ルネサンス期|開発中止に伴い、本作のプロットの一部は『REVELATIONS』に組み込まれた。| //|>|iOS/Android|Assassin's Creed: Utopia|植民地時代のアメリカ|街作り要素とステルスアクションの要素が合わさったゲーム。| &br **関連作品 |>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |>|PS4/One/Win|ゴーストリコン ワイルドランズ|『4』とのコラボコスチュームのDLCが配信。|| |>|PS3/360|[[ソウルキャリバーV]]|エツィオがゲストプレイヤーキャラとして参戦(外観は『BROTHERHOOD』準拠)。|なし| |>|PS3/360|[[ファイナルファンタジーXIII-2]]|『REVELATIONS』版エツィオのコラボコスチュームのDLCが配信。|なし| |>|Switch|[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]|剣術Miiコスチューム「アルタイルのぼうし+ふく」のDLCが配信。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|>|[[メタルギアシリーズ]]|『4』にアルタイルの衣装が登場。&br()また、『PW』にイーグルダイブや藁束(型のダンボール)からのカバーアサシンが登場。|| |>|>|Watch Dogsシリーズ|ハッキングをテーマにしたオープンワールドアクション。&br()『ASSASSIN'S CREED』シリーズと世界観を共有している。|| |>|>|[[FARCRYシリーズ]]|無法地帯を舞台とするオープンワールドFPSシリーズ。『[[3>FARCRY 3]]』のみ世界観を共有している。&br()また、『Primal』や『5』にもイースターエッグとして本シリーズの要素が隠されている。|| |>|>|[[プリンス オブ ペルシャシリーズ>プリンス オブ ペルシャ]]|パルクールを駆使してダンジョンを駆け抜けるアクションゲームシリーズ。&br()スピンオフからの路線変更により『[[ASSASSIN'S CREED]]』が誕生した。|| ---- **シリーズ解説 ユービーアイソフトが展開する暗殺者を題材にしたステルスアクションゲームシリーズ。略称は『アサクリ』。~ アサシンの子孫である現代の青年デズモンド・マイルズが、アブスターゴ社の開発した先祖の記憶を疑似体験するシステム「アニムス」にて様々な時代を舞台に歴史的事件を追体験しつつ、アブスターゴの裏にいる秘密結社「テンプル騎士団」が探し求める「エデンの林檎」を巡る戦いに巻き込まれていくというストーリー。~ 主人公はあくまでデズモンドであるが((スピンオフ作品や『IV』以降では別の人物がアニムスを体験しているという設定。))、メインとなるアニムス内で操作するアサシンがもう一人の主人公であり、タイトルごとに時代とともに変更される。 パルクールを取り入れたフリーランアクションが最大の特徴で、建物の壁や屋根を自在に飛び移って移動することが出来る。~ マップもこの要素を活かすようにオープンワールド形式で、広大な街中を自在に飛び回りターゲットを暗殺していく事となる。~ また、舞台となる時代の風景を緻密に再現した世界観も好評で、シリーズを人気作品に押し上げた『II』は「世界一安いイタリア旅行」と宣伝された。 現代編のストーリーは『III』で一端は区切られたものの、その後も年一作という早いペースで作品がリリースされることから乱発されているという批判も強い。~ 実際、このペースの早さが災いして『UNITY』では大量のバグや最適過不足による質の低下を招いてしまい、株価にも影響が出てしまった。~ これを受けてか、ユービーアイソフトから2016年におけるシリーズ休止宣言((クロニクルズはカップリング作。))が出ていた。 メディアミックスが盛んで、小説、コミック、アニメ、映画などでゲーム本編と直接リンクするストーリーが展開されている。日本でも現代編が追加された『チャイナ』漫画版が2019年から連載中。&br()インカ帝国や百年戦争はこちらで扱われてる他、第二次世界大戦などの近代、セイレム魔女裁判のようなゲームで扱いにくそうな事件が題材になっている&br() 特に現代編のストーリーは『IV』以降、ゲーム以外のメディアが中心となり、ゲーム中のそれは他メディア版との繋ぎ的な内容に留まっている。&br() しかし日本ではこれらがローカライズされておらず、日本語化されているのは本編ノベライズを除くと『II』の前後を描いた実写ショートムービーとアニメ、2016年(日本では2017年)上映の映画版とその小説版、『ORIGINS』の前日談のみ。うち現代編が描かれているのは映画とその小説版だけである。&br()そのため我々が触れられるゲーム本編だけだとどうしてもストーリーの説明が不足するのが日本固有の難点。&br() 一応2019年には『ODYSSEY』までのストーリーと背景をまとめた設定資料本「アサシン クリード エッセンシャルガイド」の邦訳版も発売されており、同書には未邦訳メディアミックス作品のあらましも掲載されているので詳細が知りたいのであれば同書の購入を勧める。 ---- ***用語解説 各記事を読む上で理解しやすいように本シリーズの固有名詞について(ネタバレをしない形で)最低限の解説をする。~ ''アサシン教団'' -民衆の自由を尊重し、権力者による横暴や人間の自由意思を失わせるような弾圧に立ち向かう暗殺者集団。 --前身組織を含めると有史以前より活動しており、歴史の変わり目には必ずと言ってもいいほど彼らによる介入が行われてきていた。 --しかしただの単なる殺人者集団ではなく、「罪なき者には刃を向けず、表舞台には立たず、同志を危険に晒してはいけない」という3つの信条(Creed)を掲げ戦っており、これこそがタイトルにもなっている『ASSASSIN'S CREED』である。 --たびたび騎士団の野望を打ち砕いてきた一大組織だったが、現代の教団は2000年に裏切り者の手によってもたらされた「大粛清」により一握りのアサシンの末裔と構成員を残し壊滅的な被害を受けており、劣勢に立たされている。 ''テンプル騎士団'' -人間の自由を奪い、完全なる管理社会を作ることを目的として暗躍する秘密結社。 --このため教団とは自由対支配という相いれないイデオロギーの対立を抱えており、双方の構成員同士で幾千年もの間刃を交える関係が続いている。 --時代に合わせ組織としての形も変え、現代では大手複合企業アブスターゴ社を表向きの隠れ蓑として活動しており世界中で暗躍を続けている。 ''アニムス'' -アブスターゴ社が開発した遺伝子の中の記憶の追体験が行える機器。 --人間には遺伝子の中に祖先の全記憶が残されており((あくまで本シリーズにおける設定ではあるが、現実でも親世代の後天的な記憶が遺伝するかは学術的な研究が行われおり、動物実験においてある程度実証例がある。創作ではあるが完全に架空の設定というわけではない))、アニムスはこれをバーチャルに投影することで祖先の行動を垣間見ることができるマシンである。 --当初は被験者自身の先祖の記憶しか覗けなかったが、作中の技術進歩により遺伝子のサンプルさえ存在すれば自分と血縁関係のない人物の祖先の記憶も観覧できるよう改良されている。 --アブスターゴ社は本機を利用することで下記の「エデンのかけら」の行方を探ろうとしている。 ''かつて来たりし者'' -古き者、第一文明人、先駆者、イス族など様々な別称が存在するが全て同一存在であり、有史以前に地球上に超高度な文明を築いていた者たちのことである。 --彼らのテクノロジーは現代の我々のそれをしのぐ物であり、今日では地球の各地に眠っているそれらのオーパーツは「エデンのかけら」と呼ばれている。 --これらの遺物を手中に収めれば世界を支配することも容易にできるため、アブスターゴ社はアニムスを介することでかけらの所在地と使用法を探っており、教団はその阻止に尽力を尽くしている。
//発売前・開発中止タイトルはシリーズ一覧記事に掲載しないでください。 *ASSASSIN'S CREEDシリーズリンク 設定上の時系列は、オデッセイ ⇒ オリジン ⇒ ヴァルハラ ⇒ 1 ⇒ ブラッドライン ⇒ 2 ⇒ ブラザーフッド ⇒ リベレーションズ ⇒ チャイナ ⇒ 4 ⇒ ローグ ⇒ 3レディリバティ ⇒ 3 ⇒ ユニティ ⇒ インディア ⇒ シンジケート ⇒ ロシア の順。&br()現代パートは発売順に同じ。 |>|''機種''|''タイトル''|''時代設定''|''主な舞台''|''概要''|''判定''| |>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''本編シリーズ''| |>|PS3/360/&br()Win|[[ASSASSIN'S CREED]]|12世紀末|エルサレム周辺|紆余曲折あって発売されたシリーズ一作目。&br()この頃はまだ粗も多かった。|なし| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED II]]|15世紀・ルネサンス期|イタリア各所|前作を改良し、一躍人気シリーズに押し上げた名作。&br()「''世界一安いイタリア旅行''」に行こう。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED BROTHERHOOD]]|~|~|シリーズ初のマルチプレイを搭載。&br()前作からさらに改良されたシステムは未だに評価が高く、マルチプレイも好評。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED REVELATIONS]]|~|オスマン帝国|舞台はイタリアからコンスタンティノープルへ。&br()エツィオサーガの最終章にしてアルタイルの物語完結編。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS3/360/&br;WiiU/Win|[[ASSASSIN'S CREED III]]|1753~1783年|北アメリカ東海岸|ストーリーは独立の熱気高揚するアメリカへ。&br()新エンジンによりグラフィックはさらに進化し、シングルプレイのボリュームも増大。&br()一方で多数のバグや新システムなど賛否の分かれる点もあり。|なし| ||PS4/One/&br;Switch/Win|ASSASSIN'S CREED III REMASTERED|~|~|4K解像度に対応した『III』と『Liberation((国内での副題はオリジナルと同様に『レディ・リバティ』となっている。))』のリマスター版。&br()『オデッセイ』のシーズンパスに収録されるほか、単品でも販売されている。|| |>|PS4/One/&br()PS3/360/&br()WiiU/Win|[[ASSASSIN'S CREED IV BLACK FLAG]]|1715~1725年・海賊黄金時代末期|カリブ海|広大なカリブ海をオープンワールド化。&br()『III』で好評だった海戦がパワーアップ。&br()『アサシンクリード』シリーズ異端の海賊ゲー。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS4/One/&br;PS3/Win|[[ASSASSIN'S CREED ROGUE]]|1756~1763年|北大西洋|『III』『IV』と続いたケンウェイサーガの最終章。&br()テンプル騎士団へ寝返った元アサシンが主人公。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS4/One/&br()Win|[[ASSASSIN'S CREED UNITY]]|18世紀末|パリ|フランス革命期に暗躍するアサシンの物語だが、ストーリーは革命に殆ど絡まない。&br()前評判の高さに反し、多数の不具合から『III』以上に賛否の分かれる作品となった。&br()新世代機のスペックにより緻密に再現されたパリの街並みやフリーランは好評。|BGCOLOR(lightsteelblue):賛否両論| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED SYNDICATE]]|1868年・ヴィクトリア朝時代|ロンドン|近代化が進む大都市でアサシンとテンプル騎士団の戦いは続く。&br()尖りすぎた前作の反省を活かしたのか、今作はバグも少なくゲームバランス的にも遊びやすい。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|~|[[ASSASSIN'S CREED ORIGINS]]|紀元前48年|エジプト|プトレマイオス朝末期の古代エジプトが舞台。レベル制が導入され、RPG寄りの作風に。&br()アサシン教団とテンプル騎士団の今後数世紀に渡る争いの起源が描かれる。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS4/One/&br;Switch/Win|[[ASSASSIN'S CREED ODYSSEY]]|紀元前431年|ギリシャ|都市国家が乱立する古代ギリシャで、スパルタとアテナイが覇権を争うペロポネソス戦争が舞台。&br()前作のシステムをブラシュアップ、オープンワールド海戦をエーゲ海で繰り広げることが出来る。&br()新システムとして主人公の男女選択や、ストーリーに影響を及ぼす会話中の選択肢がある。&br()Switch版はクラウドでの配信となっており、定価分の利用券という形で購入することが出来る。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|PS5/XSX/&br()PS4/One/&br()Win/|ASSASSIN'S CREED VALHALLA|9世紀末|イングランド|&color(red){2021年2月10日以降記事作成可能。}&br()舞台は9世紀の北欧。新たな定住の地を求め、ヴァイキングの民を導く。&br()次世代機であるPS5とXbox Series Xのローンチタイトルとなっている。|| |>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''スピンオフ''| |>|PSP|[[ASSASSIN'S CREED BLOODLINES]]|十字軍時代|中東|『I』と『II』の間を繋ぐ番外編。&br()雰囲気は『アサシンクリード』だがボリュームが致命的に少ないため評価は低い。|なし| |>|PSV|ASSASSIN'S CREED III:Liberation|1765~1777年|ニューオーリンズ|『III』の外伝。三種のペルソナに変身する女性アサシンが主人公。&br()日本では『アサシンクリードIII レディ・リバティ』のタイトルで発売されている。|| ||PS3/Win|ASSASSIN'S CREED III:Liberation HD|~|~|上記のHDリマスター+改訂版。Win版は国内でも原題のまま発売。&br()一方、PS3日本版のみタイトルが『アサシンクリードIII レディ・リバティ HD』になっている。|| |>|PS4/One/&br()Win|[[ASSASSIN'S CREED CHRONICLES: CHINA]]|1526年|明朝中国|エツィオの元で修業を終え帰国したシャオ・ユンが中国のアサシン教団再興の為に戦いを始める。&br()シリーズ異色の2.5D横アクション。低価格ソフトだが出来は良好。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|~|ASSASSIN'S CREED CHRONICLES: INDIA|1841年|シク王国インド|日本未発売のコミック『ASSASSIN'S CREED:BRAHMAN』の2年後が舞台。&br()元盗賊のアサシン、アルバーズ・ミールと東インド会社の戦いを描く。&br()宝石、お姫様、地下迷宮と「千夜一夜物語」を彷彿させる異色作。&br()『CHINA』と比べるとアスレチック要素に比重が置かれており、難易度は高め。|| |>|~|ASSASSIN'S CREED CHRONICLES: RUSSIA|1918年|ロシア|日本未発売のコミック『ASSASSIN'S CREED:THE FALL』と続編『ASSASSIN'S CREED:THE CHAIN』を繋ぐ物語。&br()ロシアのアサシン、ニコライ・オレロフが十月革命後の体制に幻滅しアメリカに亡命する直前の出来事を描く。&br()第一次世界大戦後ということで近代兵器が多数登場し従来シリーズと雰囲気が異なる。&br()|| |>|Win|Discovery Tour by Assassin’s Creed: Ancient Egypt|紀元前49年|エジプト|『ORIGINS』の無料アップデートで追加されたディスカバリーツアーを単体化した学習用ソフト。&br()全年齢向けになった為に彫刻にセルフ検閲が入っている事が賛否両論に。|| |>|Win|Discovery Tour by Assassin's Creed: Ancient Greece|紀元前431年|ギリシャ|『ODYSSEY』のディスカバリーツアーの単品版。|| |>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''カップリング''| |>|PS3/360|ASSASSIN'S CREED I+II ウェルカムパック|>|>|『I』『IIスペシャルエディション』のセット。|| |>|PS3/360|ASSASSIN'S CREED EZIO SAGA|>|>|『II』『BROTHERHOOD』『REVELATIONS』のセットに「アサシンクリード エンサイクロペディア ブラックエディション」を付属。|| |>|PS3|ASSASSIN'S CREED CONNOR SAGA|>|>|『III』『Liberation HD』のセットに「アサシンクリード エンサイクロペディア ホワイトエディション(第二版)」を付属。|| |>|PS4/One/&br;PSV/Win((One版とWin版はDL版のみ。))|ASSASSIN'S CREED CHRONICLES|>|>|『CHRONICLES』の『CHINA』『INDIA』『RUSSIA』のセット。|| |>|PS4|ASSASSIN'S CREED EZIO COLLECTION|>|>|『II』『BROTHERHOOD』『REVELATIONS』と映像作品『Lineage』『Embers』を収録。マルチプレイは非収録。|| |>|Switch|ASSASSIN'S CREED REBEL COLLECTION|>|>|『IV』と『ROGUE』の本編+すべてのDLCを同時収録。|| &br **国内未発売 |>|''機種''|''タイトル''|''時代設定''|''概要''|''判定''| |>|DS/iOS|ASSASSIN'S CREED: ALTAIR'S CHRONICLES|十字軍時代|初代の前日談。ただし本編と設定が異なる点が多く、実質的にパラレル扱いされている。|| |>|~|ASSASSIN'S CREED II: DISCOVERY|ルネサンス期|『II』終盤の空白の時期の物語。エツィオは異端者として捕らわれたアサシンを救うため、魔女狩り吹き荒れるスペインへと向かう。&br()2016年の映画『アサシンクリード』の過去パートは本作の翌年にあたり、コロンブスは本作の時点でアサシンに関わっている。|| &br **モバイル 当Wikiでは評価対象外 |>|''機種''|''タイトル''|''時代設定''|''概要''| |>||Assassin's Creed: Recollection|ルネサンス期|| |>|iOS|Assassin's Creed: Multiplayer Rearmed|ルネサンス期|『II』のスピンオフ。| |>|iOS/Android|Assassin's Creed: Pirates|海賊黄金時代末期|『IV』のスピンオフである海賊ゲー。| |>|iOS|Assassin's Creed Memories|複数の時代と地域|カードバトルRPG| |>||Assassin's Creed Identity|ルネサンス期|| |>||Assassin's Creed: Project Legacy||『BROTHERHOOD』と連動したFacebookアプリ| //**開発中止 //|>|''機種''|''タイトル''|''時代設定''|''概要''| //|>|3DS|ASSASSIN'S CREED: LOST LEGACY|ルネサンス期|開発中止に伴い、本作のプロットの一部は『REVELATIONS』に組み込まれた。| //|>|iOS/Android|Assassin's Creed: Utopia|植民地時代のアメリカ|街作り要素とステルスアクションの要素が合わさったゲーム。| &br **関連作品 |>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |>|PS3|[[メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット]]|アルタイルの衣装が登場。|なし| |>|PSP|[[メタルギアソリッド ピースウォーカー]]|イーグルダイブや藁束(型のダンボール)からのカバーアサシンが登場。|なし| |>|PS3/360|[[ソウルキャリバーV]]|エツィオがゲストプレイヤーキャラとして参戦(外観は『BROTHERHOOD』準拠)。|なし| |>|PS3/360|[[ファイナルファンタジーXIII-2]]|『REVELATIONS』版エツィオのコラボコスチュームのDLCが配信。|なし| |>|PS4/One/Win|ゴーストリコン ワイルドランズ|『4』とのコラボコスチュームのDLCが配信。|| |>|Switch|[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]|剣術Miiコスチューム「アルタイルのぼうし+ふく」のDLCが配信。|BGCOLOR(lightgreen):良| |>|>|Watch Dogsシリーズ|ハッキングをテーマにしたオープンワールドアクション。&br()『ASSASSIN'S CREED』シリーズと世界観を共有している。|| |>|>|[[FARCRYシリーズ]]|無法地帯を舞台とするオープンワールドFPSシリーズ。『[[3>FARCRY 3]]』のみ世界観を共有している。&br()また、『Primal』や『5』にもイースターエッグとして本シリーズの要素が隠されている。|| |>|>|[[プリンス オブ ペルシャシリーズ>プリンス オブ ペルシャ]]|パルクールを駆使してダンジョンを駆け抜けるアクションゲームシリーズ。&br()スピンオフからの路線変更により『[[ASSASSIN'S CREED]]』が誕生した。|| ---- **シリーズ解説 ユービーアイソフトが展開する暗殺者を題材にしたステルスアクションゲームシリーズ。略称は『アサクリ』。~ アサシンの子孫である現代の青年デズモンド・マイルズが、アブスターゴ社の開発した先祖の記憶を疑似体験するシステム「アニムス」にて様々な時代を舞台に歴史的事件を追体験しつつ、アブスターゴの裏にいる秘密結社「テンプル騎士団」が探し求める「エデンの林檎」を巡る戦いに巻き込まれていくというストーリー。~ 主人公はあくまでデズモンドであるが((スピンオフ作品や『IV』以降では別の人物がアニムスを体験しているという設定。))、メインとなるアニムス内で操作するアサシンがもう一人の主人公であり、タイトルごとに時代とともに変更される。 パルクールを取り入れたフリーランアクションが最大の特徴で、建物の壁や屋根を自在に飛び移って移動することが出来る。~ マップもこの要素を活かすようにオープンワールド形式で、広大な街中を自在に飛び回りターゲットを暗殺していく事となる。~ また、舞台となる時代の風景を緻密に再現した世界観も好評で、シリーズを人気作品に押し上げた『II』は「世界一安いイタリア旅行」と宣伝された。 現代編のストーリーは『III』で一端は区切られたものの、その後も年一作という早いペースで作品がリリースされることから乱発されているという批判も強い。~ 実際、このペースの早さが災いして『UNITY』では大量のバグや最適過不足による質の低下を招いてしまい、株価にも影響が出てしまった。~ これを受けてか、ユービーアイソフトから2016年におけるシリーズ休止宣言((クロニクルズはカップリング作。))が出ていた。 メディアミックスが盛んで、小説、コミック、アニメ、映画などでゲーム本編と直接リンクするストーリーが展開されている。日本でも現代編が追加された『チャイナ』漫画版が2019年から連載中。&br()インカ帝国や百年戦争はこちらで扱われてる他、第二次世界大戦などの近代、セイレム魔女裁判のようなゲームで扱いにくそうな事件が題材になっている&br() 特に現代編のストーリーは『IV』以降、ゲーム以外のメディアが中心となり、ゲーム中のそれは他メディア版との繋ぎ的な内容に留まっている。&br() しかし日本ではこれらがローカライズされておらず、日本語化されているのは本編ノベライズを除くと『II』の前後を描いた実写ショートムービーとアニメ、2016年(日本では2017年)上映の映画版とその小説版、『ORIGINS』の前日談のみ。うち現代編が描かれているのは映画とその小説版だけである。&br()そのため我々が触れられるゲーム本編だけだとどうしてもストーリーの説明が不足するのが日本固有の難点。&br() 一応2019年には『ODYSSEY』までのストーリーと背景をまとめた設定資料本「アサシン クリード エッセンシャルガイド」の邦訳版も発売されており、同書には未邦訳メディアミックス作品のあらましも掲載されているので詳細が知りたいのであれば同書の購入を勧める。 ---- ***用語解説 各記事を読む上で理解しやすいように本シリーズの固有名詞について(ネタバレをしない形で)最低限の解説をする。~ ''アサシン教団'' -民衆の自由を尊重し、権力者による横暴や人間の自由意思を失わせるような弾圧に立ち向かう暗殺者集団。 --前身組織を含めると有史以前より活動しており、歴史の変わり目には必ずと言ってもいいほど彼らによる介入が行われてきていた。 --しかしただの単なる殺人者集団ではなく、「罪なき者には刃を向けず、表舞台には立たず、同志を危険に晒してはいけない」という3つの信条(Creed)を掲げ戦っており、これこそがタイトルにもなっている『ASSASSIN'S CREED』である。 --たびたび騎士団の野望を打ち砕いてきた一大組織だったが、現代の教団は2000年に裏切り者の手によってもたらされた「大粛清」により一握りのアサシンの末裔と構成員を残し壊滅的な被害を受けており、劣勢に立たされている。 ''テンプル騎士団'' -人間の自由を奪い、完全なる管理社会を作ることを目的として暗躍する秘密結社。 --このため教団とは自由対支配という相いれないイデオロギーの対立を抱えており、双方の構成員同士で幾千年もの間刃を交える関係が続いている。 --時代に合わせ組織としての形も変え、現代では大手複合企業アブスターゴ社を表向きの隠れ蓑として活動しており世界中で暗躍を続けている。 ''アニムス'' -アブスターゴ社が開発した遺伝子の中の記憶の追体験が行える機器。 --人間には遺伝子の中に祖先の全記憶が残されており((あくまで本シリーズにおける設定ではあるが、現実でも親世代の後天的な記憶が遺伝するかは学術的な研究が行われおり、動物実験においてある程度実証例がある。創作ではあるが完全に架空の設定というわけではない))、アニムスはこれをバーチャルに投影することで祖先の行動を垣間見ることができるマシンである。 --当初は被験者自身の先祖の記憶しか覗けなかったが、作中の技術進歩により遺伝子のサンプルさえ存在すれば自分と血縁関係のない人物の祖先の記憶も観覧できるよう改良されている。 --アブスターゴ社は本機を利用することで下記の「エデンのかけら」の行方を探ろうとしている。 ''かつて来たりし者'' -古き者、第一文明人、先駆者、イス族など様々な別称が存在するが全て同一存在であり、有史以前に地球上に超高度な文明を築いていた者たちのことである。 --彼らのテクノロジーは現代の我々のそれをしのぐ物であり、今日では地球の各地に眠っているそれらのオーパーツは「エデンのかけら」と呼ばれている。 --これらの遺物を手中に収めれば世界を支配することも容易にできるため、アブスターゴ社はアニムスを介することでかけらの所在地と使用法を探っており、教団はその阻止に尽力を尽くしている。

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