「INFAMOUS ~悪名高き男~」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

INFAMOUS ~悪名高き男~ - (2016/08/24 (水) 00:15:09) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*INFAMOUS ~悪名高き男~ 【いんふぁますあくみょうたかきおとこ】 |ジャンル|オープンワールド&フリースタイルアクション|&amazon(B004Q7DGC2)| |対応機種|プレイステーション3|~| |発売元|ソニー・コンピュータエンタテインメント|~| |開発元|Sucker Punch Productions|~| |発売日|2009年11月5日|~| |定価|5,696円(税別)|~| |廉価版|PlayStation3 the Best&br;2011年5月26日/2,838円(税別)|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |ポイント|誰でもアメコミヒーローになれる,ゴルゴ13並みの雑魚|~| ---- #contents(fromhere) ---- #center{&size(35){''WARNING!!!!!!!''}&br()&size(20){''本作はCEROからZ指定を受けている18歳以上のみ対象のゲームです。''}} ---- **概要 -とある事件をきっかけに、''エンパイアシティ''からは一切の秩序や道徳が失われ、暴力、殺人、奪略((英語ではレイプという単語も聞こえる)が蔓延る無法地帯になった荒廃した街のオープンワールドマップを舞台に、時を同じくして、超人的な能力を身に付けた''主人公コール''の物語。 --攻撃手段は全て主人公コールが持つ電気の超能力である。 広大な街を縦横無尽に駆け抜け巡り、手から放たれる電磁派や雷で敵をなぎ倒せる。 --消費したエネルギーは街中にある電気を帯びた物体(電灯や車など)から吸収できる。 **特徴 -フォールド --舞台となる"エンパイアシティ"は広大なエリアで、3つの区間に分かれる。シナリオを進めると序々にエリアが解放される仕組みになっている。 --また超高層ビルなどの建築物には、全てよじ登れる。縦・横方向の自由度が楽しめる。 --荒廃した雰囲気が全体に出ており、通行人もバッタバタ倒れ、ゴミが散乱している。 -バッテリー・コア --「バッテリー・コア」というケージがあり、これは電気能力の弾装とも言える物で、能力を使用すればバッテリー・コアが下がる。回復するには街中の電気を吸うと治る。 --「バッテリー・コア」の当初の数は10個だが、街中に落ちている「光る破片」を一定数集めると「バッテリー・コア」の最大値が上昇していく。 -体力 --体力ケージという物は無く、敵からダメージを受けると画面が汚れる。 --回復には街中の電気を吸うと治る。 -''善悪の選択'' --プレイヤーの行動によって、“正義の味方”と“危険な悪党”どちらにでもなれる自由度の高さが特徴。エネルギーメーターの横にはカルマゲージが表示され、コールの行動によって善と悪のどちらかに傾いていく。善人と悪人で扱う特殊能力が異なり、受諾できるミッションも変化する。どちらに進むかはプレイヤーの自由。 --またどちらかに一方に加担するとそれぞれ称号を得られる。善はボランティア、プロテクターヒーローで、悪はチンピラ、アウトロー、ネメシスという称号が送られる。 --難易度的には余り変わらないが、悪は吸命という即全回復技が気軽に使えるので多少初心者向けか、善も吸命はできるが、悪に傾く頻繁には使用できない。 -スキル --手に入れた経験値振り分かるとスキルが身につく --また善悪の選択にどっちに進むかで取得する技が変化する。 --例えばライトニングボルトは「ヒーロー」なら敵に攻撃を当てるとエネルギーが大幅に回復し、ヘッドショットが命中すると体力が回復する。だが「ネメシス」ヘッドショットが命中すると爆発を引き起こす。といった具合に分かれている。 --スキルの種類は様々で、攻撃に使用するものから線路や電線を滑走するもの、短時間だけ滑空するもの、敵から生命力を奪うもの、高所から雷を纏って落下するものなどがある。 -ミッション --青色のシンボル(メインミッション)と、黄色のシンボル(サブミッション)があり、これに触れるとイベントが発生する。 --サブミッションをクリアすると、その地域一帯が安全地帯になり、敵がいなくなる。なので、メインに難易度を下げられる。 -難易度について --ゲーム中に存在する難易度は、「イージー」「ノーマル」「ハード」の3種類のみで、どれも初期の状態から選択する事ができる。 --「ハード」における変更点は、難しさの変化のほかに入手できる経験値が「イージー」「ノーマル」に比べて約7割に減少しているので、パワーアップの経験値の振り分けが大切になってくる。 --もちろん、出現する敵も強化されているので油断はできない。 **評価点 -''誰でもアメコミヒーローになれるアクション'' --電気を自在に使いこなす超能力者、コールを操作して広大な街を駆け巡ることができる。 --ストーリーイベント時は''アメコミ調のイラストで表現され、世界観やストーリー展開、コールの能力も相まって、正しくにアメコミの主人公になった気分を味わえる。'' --ストーリー展開も結構ダークで、電気能力を得るも街の人々からはテロ扱い、恋人には恨まれたりと散々なことが多い。でも先が気になって進めてしまう。特にラストは結構衝撃。 -''電気能力の爽快感'' --ロッククライマーの如く身軽に上ったり、電線の上を滑るように移動したり、高所から一気に地上に飛び降りたりそして能力で空を滑空したり、電線を滑ったり線路を滑ったり移動手段も豊富でまたオリジナリティがある。 --戦闘も様々なスキルを会得し、徐々に強くなっていきスキルが使用できる。 --車から分電盤から発電機から街灯から、様々なところから電気を補充しつつ戦ったり、放電によって電車を走らせたり、機械に充電したりと、電気人間ならでは回復方法などアイディアも良い。 --水に入ると漏電してダメージを受けてしまうところなどもユーモアがある。 -善と悪のシナリオ --プレイヤーの行動によって、”善”にも”悪”にもどちらにもなることができ、最終的に善ルート、悪ルート二つの結末が用意されている。 --その為周回プレイが最初と違う部分多く苦にならない。ムービーも悪と善と変化する。 --また善と悪で覚えるスキルが違う為バトルも飽きがこない。 -舞台設定 --広い街中を自由に走り回れる。建物があれば壁を登ったり、電線があれば滑ったり、電車や車の上に乗ったり…と、とにかく自由に街中を回れるのが楽しい。 --能力を使いながらブラついても結構時間が潰せる。 -親切なシステム --チェックポイントも細かく、青がベント、黄色がサブイベント。ミニマップはマーカーを付けられるので目的地が分りやすい **問題点・賛否両論 -''雑魚が非常にうっとうしい'' --雑魚敵は''超遠距離から確実に当ててくるゴルゴ13並みの射撃を見せる''。どこから来たのかと探すとかなり遠くからの攻撃されることがしばしば。そのクセ自分の攻撃が届かない。 --また''電車や移動していてもバシバシ当たる。''特にビルに登っている時に狙われるとかなり鬱陶しい。 --中盤に出てくるダストマンは、スナイプでヘッドショットを2発当てても死なないのでかなりうtt(ry。 --さらに最後は装甲車、リロード不要のチート機銃が全方位に搭載されている。 --逆にボスは弱いという意見がある。 -ステルス要素が無い --敵の範囲内に入ったら後ろを見ていようが攻撃してくるので、当たらずにやり過ごす方法が無い。 --そのため戦闘になると四方八方撃たれまくり、あっという間に死ぬ。 --街で雑魚を倒していると増援が出てきて、もたつくと囲まれ十字砲火ですぐ死んでしまう。 ---実質地上にいるとすぐに敵がボコスカ撃ってきて安住の地がない。 -''街でやる事が少ない'' --歩き回っていても天候や昼夜が変化せず、市民のAIは単純、街でやれる事はとても少ない --車や銃火器を使えず、社会機構がマヒしているのでお金や店という概念も無い。 --はっきり言ってミッションをこなすか、隠しアイテムを探すか、湧いて出る敵と戦ったり市民を助けて経験値を稼ぐか、の四つくらいしかない。 --また多くのビルや建物があるのだが、中に入ることが出来ない。 --そもそもアジトから屋上という不自然さである。 -ミッションが単調 --同じような種類で、単調という意見がある。 -周回引継ぎはなく最初からやり直し。 -日本語音声が収録されていない。また、一部字幕さえ抜けている --難易度や激しい戦闘中は字幕が追えない。 --各所にあるTVの前を通ると△ボタンを押すよう促され、△を押すと進行状況に応じたニュースや主人公を中傷する謎の人物の映像が出て、英語で音声が流れるが、この部分の字幕が一切無い。 **総評 オープンワールドで超能力を持った主人公というGTAシリーズとはまた違ったゲームデザインを持った本作。~ 誰でも憧れるヒーローになれるという点も、アイデアとしてはとても良い。~ オリジナリティ溢れるゲームデザインはプレイヤーを満足させる作りとなっており、十分に良作といえよう。
*INFAMOUS ~悪名高き男~ 【いんふぁますあくみょうたかきおとこ】 |ジャンル|オープンワールド&フリースタイルアクション|&amazon(B004Q7DGC2)| |対応機種|プレイステーション3|~| |発売元|ソニー・コンピュータエンタテインメント|~| |開発元|Sucker Punch Productions|~| |発売日|2009年11月5日|~| |定価|5,696円(税別)|~| |廉価版|PlayStation3 the Best&br;2011年5月26日/2,838円(税別)|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |ポイント|誰でもアメコミヒーローになれる,ゴルゴ13並みの雑魚|~| ---- #contents(fromhere) ---- #center{&size(35){''WARNING!!!!!!!''}&br()&size(20){''本作はCEROからZ指定を受けている18歳以上のみ対象のゲームです。''}} ---- **概要 -とある事件をきっかけに、''エンパイアシティ''からは一切の秩序や道徳が失われ、暴力、殺人、奪略((英語ではレイプという単語も聞こえる)が蔓延る無法地帯になった荒廃した街のオープンワールドマップを舞台に、時を同じくして、超人的な能力を身に付けた主人公''コール''の物語。 --攻撃手段は全てコールが持つ電気の超能力である。 広大な街を縦横無尽に駆け抜け巡り、手から放たれる電磁派や雷で敵をなぎ倒せる。 --消費したエネルギーは街中にある電気を帯びた物体(電灯や車など)から吸収できる。 **特徴 -フォールド --舞台となる"エンパイアシティ"は広大なエリアで、3つの区間に分かれる。シナリオを進めると序々にエリアが解放される仕組みになっている。 --また超高層ビルなどの建築物には、全てよじ登れる。縦・横方向の自由度が楽しめる。 --荒廃した雰囲気が全体に出ており、通行人もバッタバタ倒れ、ゴミが散乱している。 -バッテリー・コア --「バッテリー・コア」というケージがあり、これは電気能力の弾装とも言える物で、能力を使用すれば下がる。回復するには街中の電気を吸うと治る。 --当初の数は10個だが、街中に落ちている「光る破片」を一定数集めると最大値が上昇していく。 -体力 --体力ケージという物は無く、敵からダメージを受けると画面が汚れる。 --回復には街中の電気を吸うと治る。 -''善悪の選択'' --プレイヤーの行動によって、“正義の味方”と“危険な悪党”どちらにでもなれる自由度の高さが特徴。エネルギーメーターの横にはカルマゲージが表示され、コールの行動によって善と悪のどちらかに傾いていく。善人と悪人で扱う特殊能力が異なり、受諾できるミッションも変化する。どちらに進むかはプレイヤーの自由。 --またどちらかに一方に加担するとそれぞれ称号を得られる。善はボランティア、プロテクターヒーローで、悪はチンピラ、アウトロー、ネメシスという称号が送られる。 --難易度的には余り変わらないが、悪は吸命という即全回復技が気軽に使えるので多少初心者向けか、善も吸命はできるが、悪に傾く頻繁には使用できない。 -スキル --手に入れた経験値振り分かるとスキルが身につく --また善悪の選択にどっちに進むかで取得する技が変化する。 --例えばライトニングボルトは「ヒーロー」なら敵に攻撃を当てるとエネルギーが大幅に回復し、ヘッドショットが命中すると体力が回復する。だが「ネメシス」ヘッドショットが命中すると爆発を引き起こす。といった具合に分かれている。 --スキルの種類は様々で、攻撃に使用するものから線路や電線を滑走するもの、短時間だけ滑空するもの、敵から生命力を奪うもの、高所から雷を纏って落下するものなどがある。 -ミッション --青色のシンボル(メインミッション)と、黄色のシンボル(サブミッション)があり、これに触れるとイベントが発生する。 --サブミッションをクリアすると、その地域一帯が安全地帯になり、敵がいなくなる。なので、メインに難易度を下げられる。 -難易度について --ゲーム中に存在する難易度は、「イージー」「ノーマル」「ハード」の3種類のみで、どれも初期の状態から選択する事ができる。 --「ハード」における変更点は、難しさの変化のほかに入手できる経験値が「イージー」「ノーマル」に比べて約7割に減少しているので、パワーアップの経験値の振り分けが大切になってくる。 --もちろん、出現する敵も強化されているので油断はできない。 **評価点 -''誰でもアメコミヒーローになれるアクション'' --電気を自在に使いこなす超能力者、コールを操作して広大な街を駆け巡ることができる。 --ストーリーイベント時は''アメコミ調のイラストで表現され、世界観やストーリー展開、コールの能力も相まって、正にアメコミの主人公になった気分を味わえる。'' --ストーリー展開も結構ダークで、電気能力を得るも街の人々からはテロ扱い、恋人には恨まれたりと散々なことが多い。それでも先が気になって進めてしまう。特にラストは結構衝撃。 -''電気能力の爽快感'' --ロッククライマーの如く身軽に上ったり、電線の上を滑るように移動したり、高所から一気に地上に飛び降りたりそして能力で空を滑空したり、電線や線路を滑ったり移動手段も豊富でまたオリジナリティがある。 --戦闘も様々なスキルを会得し、徐々に強くなっていきスキルが使用できる。 --車から分電盤から発電機から街灯から、様々なところから電気を補充しつつ戦ったり、放電によって電車を走らせたり、機械に充電したりと、電気人間ならでは回復方法などアイディアも良い。 --水に入ると漏電してダメージを受けてしまうところなどもユーモアがある。 -善と悪のシナリオ --プレイヤーの行動によって、”善”にも”悪”にもどちらにもなることができ、最終的に善ルート、悪ルート二つの結末が用意されている。 --その為周回プレイが最初と違う部分多く苦にならない。ムービーも悪と善と変化する。 --また善と悪で覚えるスキルが違う為バトルも飽きがこない。 -舞台設定 --広い街中を自由に走り回れる。先述通り建物があれば壁を登ったり、電線があれば滑ったり、電車や車の上に乗ったり…と、とにかく自由に街中を回れるのが楽しい。 --能力を使いながらブラついても結構時間が潰せる。 -親切なシステム --チェックポイントも細かく、青がベント、黄色がサブイベント。ミニマップはマーカーを付けられるので目的地が分りやすい **問題点・賛否両論 -''雑魚が非常にうっとうしい'' --雑魚敵は''超遠距離から確実に当ててくるゴルゴ13並みの射撃を見せる''。どこから来たのかと探すとかなり遠くからの攻撃されることがしばしば。そのクセ自分の攻撃が届かない。 --また''電車や移動していてもバシバシ当たる。''特にビルに登っている時に狙われるとかなり鬱陶しい。 --中盤に出てくるダストマンは、スナイプでヘッドショットを2発当てても死なないのでかなりうtt(ry。 --さらに最後は装甲車、リロード不要のチート機銃が全方位に搭載されている。 --逆にボスは弱いという意見がある。 -ステルス要素が無い --敵の範囲内に入ったら後ろを見ていようが攻撃してくるので、当たらずにやり過ごす方法が無い。 --そのため戦闘になると四方八方撃たれまくり、あっという間に死ぬ。 --街で雑魚を倒していると増援が出てきて、もたつくと囲まれ十字砲火ですぐ死んでしまう。 ---実質地上にいるとすぐに敵がボコスカ撃ってきて安住の地がない。 -''街でやる事が少ない'' --歩き回っていても天候や昼夜が変化せず、市民のAIは単純、街でやれる事はとても少ない --車や銃火器を使えず、社会機構がマヒしているのでお金や店という概念も無い。 --はっきり言ってミッションをこなすか、隠しアイテムを探すか、湧いて出る敵と戦ったり市民を助けて経験値を稼ぐか、の四つくらいしかない。 --また多くのビルや建物があるのだが、中に入ることが出来ない。 --そもそもアジトから屋上という不自然さである。 -ミッションが単調 --同じような種類で、単調という意見がある。 -周回引継ぎはなく最初からやり直し。 -日本語音声が収録されていない。また、一部字幕さえ抜けている --難易度や激しい戦闘中は字幕が追えない。 --各所にあるTVの前を通ると△ボタンを押すよう促され、△を押すと進行状況に応じたニュースや主人公を中傷する謎の人物の映像が出て、英語で音声が流れるが、この部分の字幕が一切無い。 **総評 オープンワールドで超能力を持った主人公というGTAシリーズとはまた違ったゲームデザインを持った本作。~ 誰でも憧れるヒーローになれるという点も、アイデアとしてはとても良い。~ オリジナリティ溢れるゲームデザインはプレイヤーを満足させる作りとなっており、十分に良作といえよう。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: