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*バーニングレンジャー 【ばーにんぐれんじゃー】 |ジャンル|3Dアクション|&amazon(B000069T92)| |対応機種|セガサターン|~| |発売・開発元|セガ・エンタープライゼス|~| |発売日|1998年2月26日|~| |定価|6,090円(税込)|~| |ポイント|暑(熱)いのは炎だけじゃなかった|~| **概要 『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』などで有名なソニックチーム(当時のセガAM第8研究開発部の通称)制作の3D人命救助アクションゲーム。科学の発展によって、従来とは比べ物にならない程の危険な存在と化した災害に対処するべく組織された特殊レスキューチーム「バーニングレンジャー」の活躍を描く。 初回生産版には、本作のOPやEDなどが収録されたCDが同梱されていた。 **特徴 -バーニングレンジャー新人隊員の「ショウ」又は「ティリス」を操作し、火災現場の延焼を食い止めながら取り残された要救助者を救出していくのが主な目的。各ステージの最後で戦うことになるボスを倒すことで、そのステージはクリアとなる。 --また舞台が火災現場なだけあって、時間経過と共にステージ各所が徐々に崩落していく仕組みになっており、攻略に手間取ればそれだけクリアが困難になっていく。 -バーニングレンジャーは消化弾(見た目はビーム。溜め撃ち可)を装備しており、これを炎に当てるとクリスタルに変化する。クリスタルは炎に接触した際のダメージを無効にする他、要救助者を安全な場所に転送する際にも使用する。 --クリスタルを所持した状態で炎に接触すると、「ソニック」のリングのように持っていたクリスタルが周囲に散らばってしまう。散らばったクリスタルは一定時間経過で消滅してしまうが、その前に回収すれば再び持ち続けることができる。逆にクリスタルを所持しないで炎に接触した場合、その時点でゲームオーバーとなる。 -ナビゲーション機能を使うと、チームリーダー兼オペレーターの「クリス」が行き先を指示してくれる。ただし、頼り過ぎると「自分で考えて!」と怒られてしまう。 -要救助者を救助すると、ステージクリア後にその人物から届いたメールを読むことができる。内容は純粋な感謝から救助のやり方に対する不満など様々で、これを集めることもこのゲームの楽しみの一つとなっている。 --中には、おまけモードをプレイできるパスワードが書かれたメールを送ってくる要救助者もいる。 -小さな穴などを自動的にジャンプして回避してくれるオートジャンプ機能がある。 -爆発が起こる直前、操作キャラの進行に対して真後ろ方向に十字ボタンをタイミング良く押すことで簡単に回避できる緊急回避機能がある。 **賛否両論になりそうな点 -ストーリー、OP主題歌、ゲーム進行中頻繁に起こる隊員同士の掛け合い等……、本作の全てに流れるヒーローもののアニメや特撮のような熱いノリ。 --そんな熱さに乗っかれるかどうかで本作の評価はガラリと変わる。所謂ハマる人はとことんハマり、逆に合わない人には本作をプレイする価値すら見出せないだろう。 **問題点 -火災や爆発のエフェクトが出現する場所では処理が重く、アクションゲームとしてのスピード感が少なくなる。 -ステージが全部で4つしかない。この時期のアクションゲームとして見ても少ない。 -オートジャンプは初心者にこそ優しい機能だが、慣れてくると途端に煩わしいだけの存在に成り下がってしまう。 -反対に緊急回避は慣れるまでが難しい。正確な判断力を瞬間的に求められるので、混乱し見当違いなボタン入力をしたせいで爆発に巻き込まれゲームオーバーとなるケースも少なくない。 -LRボタンで視点の左右切り替えが行えるが、90度単位でしか行えず使い勝手がいまいち悪い。 **評価点 -2段ジャンプ、十字キーによる前後左右への宙返り、短時間の空中移動、といったアクションが豊富。慣れれば、アクロバティックな感覚で華麗に炎や障害物を避けながら進んでいけるようになる。 -アニメーションムービーは、当時の基準で見ても良く出来ている。 **まとめ 決して良作とは言い難いが、アクションゲームとしては纏まっており、ヒーローもののノリが好きならばプレイする価値を見出せる作品である。 セガサターンが既に衰退期を迎えていた頃に発売された為、大した話題にもならずに忘れ去られてしまった点は不遇とも言える。
*バーニングレンジャー 【ばーにんぐれんじゃー】 |ジャンル|3Dアクション|&amazon(B000069T92)| |対応機種|セガサターン|~| |発売・開発元|セガ・エンタープライゼス|~| |発売日|1998年2月26日|~| |定価|6,090円(税込)|~| |ポイント|暑(熱)いのは炎だけじゃなかった|~| **概要 『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』などで有名なソニックチーム(当時のセガ第8AM研究開発部の通称)制作の3D人命救助アクションゲーム。科学の発展によって、従来とは比べ物にならない程の危険な存在と化した災害に対処するべく組織された特殊レスキューチーム「バーニングレンジャー」の活躍を描く。 初回生産版には、本作のOPやEDなどが収録されたCDが同梱されていた。 **特徴 -バーニングレンジャー新人隊員の「ショウ」又は「ティリス」を操作し、火災現場の延焼を食い止めながら取り残された要救助者を救出していくのが主な目的。各ステージの最後で戦うことになるボスを倒すことで、そのステージはクリアとなる。 --また舞台が火災現場なだけあって、時間経過と共にステージ各所が徐々に崩落していく仕組みになっており、攻略に手間取ればそれだけクリアが困難になっていく。 -バーニングレンジャーは消化弾(見た目はビーム。溜め撃ち可)を装備しており、これを炎に当てるとクリスタルに変化する。クリスタルは炎に接触した際のダメージを無効にする他、要救助者を安全な場所に転送する際にも使用する。 --クリスタルを所持した状態で炎に接触すると、『ソニック』のリングのように持っていたクリスタルが周囲に散らばってしまう。散らばったクリスタルは一定時間経過で消滅してしまうが、その前に回収すれば再び持ち続けることができる。逆にクリスタルを所持しないで炎に接触した場合、その時点でゲームオーバーとなる。 -ナビゲーション機能を使うと、チームリーダー兼オペレーターの「クリス」が行き先を指示してくれる。ただし、頼り過ぎると「自分で考えて!」と怒られてしまう。 -要救助者を救助すると、ステージクリア後にその人物から届いたメールを読むことができる。内容は純粋な感謝から救助のやり方に対する不満など様々で、これを集めることもこのゲームの楽しみの一つとなっている。 --中には、おまけモードをプレイできるパスワードが書かれたメールを送ってくる要救助者もいる。 -小さな穴などを自動的にジャンプして回避してくれるオートジャンプ機能がある。 -爆発が起こる直前、操作キャラの進行に対して真後ろ方向に十字ボタンをタイミング良く押すことで簡単に回避できる緊急回避機能がある。 **賛否両論になりそうな点 -ストーリー、OP主題歌、ゲーム進行中頻繁に起こる隊員同士の掛け合い等……、本作の全てに流れるヒーローもののアニメや特撮のような熱いノリ。 --そんな熱さに乗っかれるかどうかで本作の評価はガラリと変わる。所謂ハマる人はとことんハマり、逆に合わない人には本作をプレイする価値すら見出せないだろう。 **問題点 -火災や爆発のエフェクトが出現する場所では処理が重く、アクションゲームとしてのスピード感が少なくなる。 -ステージが全部で4つしかない。この時期のアクションゲームとして見ても少ない。 -オートジャンプは初心者にこそ優しい機能だが、慣れてくると途端に煩わしいだけの存在に成り下がってしまう。 -反対に緊急回避は慣れるまでが難しい。正確な判断力を瞬間的に求められるので、混乱し見当違いなボタン入力をしたせいで爆発に巻き込まれゲームオーバーとなるケースも少なくない。 -LRボタンで視点の左右切り替えが行えるが、90度単位でしか行えず使い勝手がいまいち悪い。 **評価点 -2段ジャンプ、十字キーによる前後左右への宙返り、短時間の空中移動、といったアクションが豊富。慣れれば、アクロバティックな感覚で華麗に炎や障害物を避けながら進んでいけるようになる。 -アニメーションムービーは、当時の基準で見ても良く出来ている。 **まとめ 決して良作とは言い難いが、アクションゲームとしては纏まっており、ヒーローもののノリが好きならばプレイする価値を見出せる作品である。 サターンが既に衰退期を迎えていた頃に発売された為、大した話題にもならずに忘れ去られてしまった点は不遇とも言える。

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