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ハレーズコメット - (2011/01/21 (金) 01:18:10) の1つ前との変更点

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*ハレーズコメット 【はれーずこめっと】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|アーケード|~| |発売・開発元|タイトー|~| |稼動開始日|1986年|~| |ポイント|ハレー彗星を題材としたタイムリーなシューティング&br()敵を逃すと死に近づくシステム|~| **概要 -タイトーから1986年にリリースされたアーケード縦シューティング。ゲームタイトルが示す通り、ハレー彗星を題材とした内容となっている。 -1986年といえば、約75年の割合で地球に接近するハリー彗星の接近年だったという事で大きく話題となっており、まさにタイムリーにリリースされたといえる存在だった。 -一人~二人交互プレイ可能、全10ステージ×各3エリア構成、ループ制。 **主なルール -操作するコントローラーはレバーとボタン二つ、ボタンは自機ショット発射とボム(シップ型爆弾)ショット発射に使用する。 --ボムは今風でいえば補助オプションにあたる存在であり、使用回数に制限のあるあれとは一切関係がない。要は自機ショットとオプションショットが別々のボタンに設定されているだけであり、両者共に使用制限は一切無いので、2つのボタンを同時連射しても全く問題ない(というか、そうしないとまともなクリアはほぼ不可能)。 --ボムはプレイ始めには一切存在しないが、専用アイテム(下記)を取得する事で付けられる。 -特定の敵を倒すとアイテムを落とす。以下のその効果を示す。 --スーパーレーザー/ダブルビーム/スーパーボール…自機ショットがパワーアップし攻撃範囲が広くなる。それぞれのアイテムによってパワーアップ部分が違うが、どれも併用可能なので残さず取っていくのがベターである。 --ロケットエンジン…自機がスピードアップする。 --バリア…敵の攻撃を防いでくれるバリアを付ける。 --ボム…上記に説明したボムを付ける。複数のボムを付ける事も可能だが、敵ダメージをもらうとそのボムは消滅してしまう。 --ボールアイテム…稀に登場するアイテムで、何かしらの特殊な効果を得られる(すべての自機ショットパワーが最大になるなど)。 //パワーアップの段階数とかボムの付けられる最大数とかは情報不足の為に省略。情報求む。 -各ステージには惑星ダメージ率という数値が設定されており、敵を撃ち漏らして画面下部に逃してしまうとパーセンテージが上昇、これが100%に達するとゲームオーバーとなってしまう。よって、本作においては敵を逃す攻略方は自身の首を絞める結果となってしまうのだ。 --その逆にダメージ率が0の状態でそのステージをクリアすると、ボーナスとして残機が1増える(1UP)。 --ダメージ率はそのステージをクリアしない限りは一切のリセットがされない。自機がミスしようが、エリアを通過しようがダメージ蓄積はそのままである。 -戻り復活の残機制で、残機が0になるか、上記のダメージ率が100%に達するとゲームオーバーとなる。 **批評点 -惑星を守るために敵を破壊し、敵を逃すと惑星がダメージを受けるというシステムが特徴。これにより、敵を回避する事はタブーとなり、他のシューティング以上に緊迫感漂う内容となっている。 -敵の中にはハレー彗星と思わしきものが流れ、これも倒さないと惑星ダメージを受けてしまう。しかし、何故か本作のハレー彗星(らしきもの)はステージ中に何度でも遭遇し、やけに物騒な存在となっている突っ込みは気にしてはいけない(多分)。 -本作の難易度ははっきりいってかなり高い。全体的に敵の動きがやけにいやらしい上に、それを逃すだけで惑星ダメージのペナルティが発生してしまうので、そうさせない為のパターンとアドリブの両面が重要になってくる。 --それに加えて自機の初期段階のショット性能は貧弱そのものであり、ミスするといくらパワーアップしてようが貧弱な初期段階に戻ってしまう過酷さである。もしミスしたらその時点でゲームオーバーを覚悟するべきといえる程。 -グラフィックは妙にレトロフィーチャー風で味わい深い。BGMは非常に耳に残る良曲ばかりで評価は高い。 **総評 -タイムリーな題材でリリースした割にはさほど知名度が高い訳でもなく、難易度の高さからややプレイヤーを選ぶ趣旨を持っていた作品であり、一般的な評判は決して良いとはいえなかった。 -もちろん、シューティングとしての完成度は決して低くはなく、高難易度趣向のシューターを中心にそこそこの支持を得た作品であった模様。 -家庭用に何度か移植されているが、そのうちの多くが『ハレーウォーズ』とタイトル変更され、単体移植としての『ハレーズコメット』としてのソフトは存在しない。 ---- **家庭用移植 -ファミリーコンピュータ ディスクシステム版(1989年1月14日販売、タイトー) --上記の通り『ハレーウォーズ』とタイトル変更されている。 -ゲームギア版(1991年6月21日発売、タイトー) --こっちもタイトルは『ハレーウォーズ』である。 -タイトーメモリーズII 下巻(プレイステーション2、2007年3月29日発売、タイトー) --オムニバス収録、こちらのみ収録タイトルが『ハレーズコメット』と原作同様の名称になっている。
*ハレーズコメット 【はれーずこめっと】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|アーケード|~| |発売・開発元|タイトー|~| |稼動開始日|1986年|~| |ポイント|ハレー彗星を題材としたタイムリーなシューティング&br()敵を逃すと死に近づくシステム|~| **概要 -タイトーから1986年にリリースされたアーケード縦シューティング。ゲームタイトルが示す通り、ハレー彗星を題材とした内容となっている。 -1986年といえば、約75年の割合で地球に接近するハリー彗星の接近年だったという事で大きく話題となっており、まさにタイムリーにリリースされたといえる存在だった。 -一人~二人交互プレイ可能、全10ステージ×各3エリア構成、ループ制。 **主なルール -操作するコントローラーはレバーとボタン二つ、ボタンは自機ショット発射とボム(シップ型爆弾)ショット発射に使用する。 --ボムは今風でいえば補助オプションにあたる存在であり、使用回数に制限のあるあれとは一切関係がない。要は自機ショットとオプションショットが別々のボタンに設定されているだけであり、両者共に使用制限は一切無いので、2つのボタンを同時連射しても全く問題ない(というか、そうしないとまともなクリアはほぼ不可能)。 --ボムはプレイ始めには一切存在しないが、専用アイテム(下記)を取得する事で付けられる。 -特定の敵を倒すとアイテムを落とす。以下のその効果を示す。 --スーパーレーザー/ダブルビーム/スーパーボール…自機ショットがパワーアップし攻撃範囲が広くなる。それぞれのアイテムによってパワーアップ部分が違うが、どれも併用可能なので残さず取っていくのがベターである。 --ロケットエンジン…自機がスピードアップする。 --バリア…敵の攻撃を防いでくれるバリアを付ける。 --ボム…上記に説明したボムを付ける。複数のボムを付ける事も可能だが、ボムが敵ダメージをもらうとそれは消滅してしまう。 --ボールアイテム…稀に登場するアイテムで、何かしらの特殊な効果を得られる(すべての自機ショットパワーが最大になるなど)。 //パワーアップの段階数とかボムの付けられる最大数とかは情報不足の為に省略。情報求む。 -各ステージには惑星ダメージ率という数値が設定されており、敵を撃ち漏らして画面下部に逃してしまうとパーセンテージが上昇、これが100%に達するとゲームオーバーとなってしまう。よって、本作においては敵を逃す攻略方は自身の首を絞める結果となってしまうのだ。 --その逆にダメージ率が0の状態でそのステージをクリアすると、ボーナスとして残機が1増える(1UP)。 --ダメージ率はそのステージをクリアしない限りは一切のリセットがされない。自機がミスしようが、エリアを通過しようがダメージ蓄積はそのままである。 -戻り復活の残機制で、残機が0になるか、上記のダメージ率が100%に達するとゲームオーバーとなる。 **批評点 -惑星を守るために敵を破壊し、敵を逃すと惑星がダメージを受けるというシステムが特徴。これにより、敵を回避する事はタブーとなり、他のシューティング以上に緊迫感漂う内容となっている。 -敵の中にはハレー彗星と思わしきものが流れ、これも倒さないと惑星ダメージを受けてしまう。しかし、何故か本作のハレー彗星(らしきもの)はステージ中に何度でも遭遇し、やけに物騒な存在となっている突っ込みは気にしてはいけない(多分)。 -本作の難易度ははっきりいってかなり高い。全体的に敵の動きがやけにいやらしい上に、それを逃すだけで惑星ダメージのペナルティが発生してしまうので、そうさせない為のパターンとアドリブの両面が重要になってくる。 --それに加えて自機の初期段階のショット性能は貧弱そのものであり、ミスするといくらパワーアップしてようが貧弱な初期段階に戻ってしまう過酷さである。もしミスしたらその時点でゲームオーバーを覚悟するべきといえる程。 -グラフィックは妙にレトロフィーチャー風で味わい深い。BGMは非常に耳に残る良曲ばかりで評価は高い。 **総評 -タイムリーな題材でリリースした割にはさほど知名度が高い訳でもなく、難易度の高さからややプレイヤーを選ぶ趣旨を持っていた作品であり、一般的な評判は決して良いとはいえなかった。 -もちろん、シューティングとしての完成度は決して低くはなく、高難易度趣向のシューターを中心にそこそこの支持を得た作品であった模様。 -家庭用に何度か移植されているが、そのうちの多くが『ハレーウォーズ』とタイトル変更され、単体移植としての『ハレーズコメット』としてのソフトは存在しない。 ---- **家庭用移植 -ファミリーコンピュータ ディスクシステム版(1989年1月14日販売、タイトー) --上記の通り『ハレーウォーズ』とタイトル変更されている。 -ゲームギア版(1991年6月21日発売、タイトー) --こっちもタイトルは『ハレーウォーズ』である。 -タイトーメモリーズII 下巻(プレイステーション2、2007年3月29日発売、タイトー) --オムニバス収録、こちらのみ収録タイトルが『ハレーズコメット』と原作同様の名称になっている。

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