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デラックスパック(コナミ) シリーズ - (2016/03/21 (月) 12:42:26) の1つ前との変更点

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DELUXE PACK 【ごくじょうぱろでぃうすだ でらっくすぱっく】 |ジャンル|シューティング(オムニバス)|&amazon(B00004TMHN,image);| |対応機種|プレイステーション&br;セガサターン|~| |発売元|コナミ|~| //|開発元||~| |発売日|【PS】1994年12月3日&br;【SS】1995年5月19日|~| |定価|5,800円(税別)|~| |廉価版|PlayStation the Best:1997年3月20日/2,800円&br;PS one Books:2003年11月20日/1,800円(共に税別)|~| |判定|なし|~| **収録作 -[[パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~]] --1990年リリース。MSX版パロディウスに次ぐパロシリーズ第2弾。本作の時点ではまだ正式にパロディウスシリーズとして独立しておらず『[[グラディウスシリーズ]]』の一部だった。 -極上パロディウス ~過去の栄光を求めて~ --1994年リリース。パロシリーズ第3弾。対戦格闘ブームでシューティングが下火だった時期としては驚異的なヒットを飛ばした。パロディウスは本作をもって『パロディウスシリーズ』として独立することとなる。 **概要 -PS版はデラックスパックシリーズ初の発売ソフトであり、PS本体と同時販売のローンチソフトでもある。 -また、ディスク媒体では初のパロディウスシリーズでもある。 **評価点 -''両機種共通'' --32ビットマシンの性能を活かした高い移植度 ---特にパロディウスだ!(以下『だ!』と表記)はこれまで色々なハードに移植され、その移植度はさまざまだったが、本作は当時話題だった32ビットマシンで出たことにより、それまでとは比較にならないほどAC版に近い再現になっている。 ---極上パロディウス(以下『極上』と表記)も近い時期にSFC版が発売され、その移植度も十分高かったが本作はグラフィックはパッと見AC版そのまま、サウンドは全く一緒でしかも前作の『だ!』も収録され、値段も約半分なのでコストパフォーマンスも高い。 --サウンドテストも搭載されており、両作品の非常にクオリティBGMを堪能できる。 --シリーズでおなじみのコナミコマンドも健在。ポーズ中にいつでも、しかも使用回数無限で自機のパワーアップが出来る。 -''PS版のみ'' --『だ!』には隠し要素として、ステージ2の出だしで条件を満たせば隠しステージ(構成、BGMは『サンダークロス』ステージ4のパロディ)がプレイ出来る((ただし、ステージ2本編は飛ばされ、隠しをクリアーするとステージ3からになる。))。パロディウスの雰囲気を損なわない内容に仕上がっていて双方のファンに好評。 ---SS版は隠しステージが収録されていないが、サウンドテストで曲のみ入っている。 --『だ!』『極上』どちらも1度クリアーしたステージをタイトル画面から自由に選んでプレイできる。 -''SS版のみ'' --後発だからか、収録作はどちらもPS版よりも移植度は高め。PS版にあったステージ中のロードも、SS版では殆どない。 **問題点 -当時としては高い移植だったが、それでもAC版と比べるとまだまだ相違点が多い(特にPS版)。全部上げると多すぎるので、代表的な物のみ紹介。 -''両機種共通'' --処理落ち関係 ---両機種とも『だ!』は処理落ちが一切かからない。逆に『極上』は一部ステージで(特にPS版は3面と7面、SS版は2面)処理落ちが激しくなる。 --スコアアップアイテムの黄色ベルは取り続けると最高1万点を獲得できるのだが、本作ではなんと数万点も加算されてしまう。 --『極上』のプレイヤーキャラ「こいつ(2P側では「あいつ」)」がパワーアップ時に出てくるこいつ語の音声と吹き出しがない。 -''PS版のみ'' --1部ステージの2重スクロールが再現されていない。 --ボス戦時、ボスの弱点個所の「SHOOT!」が表示されない。 --『極上』のラストステージ終盤に出てくるちちびんたリカが地形を破壊しても、グラフィックが全く変化しない。 --総合タイトル画面に戻るメニューやコマンドが用意されておらず、一度ゲームを選択して別の作品を遊びたい場合はPS本体のリセットボタンを押して新たに選びなおす必要がある。 --ボス戦直前、ボスを倒した直後に画面が一時停止し、ロードが発生する。 **賛否両論点 -''両機種共通'' --『だ!』の難易度が低下した ---AC版は当記事にも書かれているようにリアルタイムでの難易度上昇が激しかったが、PS版とSS版はかなり抑えられている。 ---AC版はこの難易度システムが不評で、理解していないとクリアーが困難だったため新規ユーザーには好意的に受け入れられたが、AC版をやりこんだ者からは不満の声もある。 -''PS版のみ'' --完全無敵になれるコマンドがある((コマンドは△△××○□○□下左で、コナミコマンドを左右対称にしたものになっている)) ---ゲーム中でも緑ベルをとると自機が巨大化し、地形やボスに触れてもやられないアイテムがある(ただし、制限時間が短い)が、このコマンドを入力すると制限時間なしで全くやられることがないため、誰にでもクリアーできる。 ---コナミコマンドを使っても先に進めないプレイヤーへの救済措置だったかもしれないが、これでクリアーしても全く面白くなく達成感もないため邪道だという意見も。使わなければいい話ではあるが。 **総評 収録作はどちらも当時としては高い移植度ではあるが、ハード初期というのもあってか後のデラパシリーズなどと比べると~ 様々な点で再現しきれていない部分や、システム面の粗さは否めない。~ しかし家庭用ハードでAC版に最も近い形でプレイできるのは確か(後に発売されたPSP版は一部BGMが差し替えられるという残念な部分もあるため)である。~ 入手しやすいのはPS版だが、純粋に移植度を重視し、隠しステージにこだわらないのであればSS版でのプレイをお勧めする。 ---- *出たなツインビーヤッホー! デラックスパック 【でたなついんびーやっほー でらっくすぱっく】 |ジャンル|シューティング(オムニバス)|~| |対応機種|セガサターン&br()プレイステーション|~| |発売元|コナミ|~| //|開発元||~| |発売日|1995年9月29日|~| |定価|5,800円|~| |判定|なし|~| **収録作(ビー) -[[出たな!! ツインビー]] --1991年リリース。アーケードとしてはシリーズ2作目となる。パイロットキャラ「ライト」「パステル」が初出演した作品でもある(但し、当時は彼らの名前は「ツインビー」と「ウィンビー」だった。)。またシリーズ全体がキャラゲー路線に進むようになっていったターニングポイントとも言える作品でもある。 //明確な名前はこのころからある。「ミント」は正式に登場していない。「ミント」はレインボーベルアドベンチャーから登場。 -ツインビーヤッホー! ふしぎの国で大あばれ!! --1995年リリース。当時の縦シューティングとしては珍しい横画面スクリーンであり、主要キャラがボイスで喋るなどの豪華な演出が話題となった。ゲームとしてはこの作品からパイロットの名前が正式に採用されている。 **概要(ビー) -このソフトから2機種同時発売となる。 -『出たな!!』の方は、当時主流だったTVを横に割り当てた縦画面設定はできないので、アーケードとは幾分か画面構造に違和感があった。 -『ヤッホー』はステージの切り替わりに若干のロードが入る(PS版はロード表示もされる)。また、AC版ではテキストのみだったエンディング会話がフルボイスとなっている。 ---- *グラディウス デラックスパック 【ぐらでぃうす でらっくすぱっく】 |ジャンル|シューティング(オムニバス)|~| |対応機種|セガサターン&br()プレイステーション&br()Windows95|~| |発売元|コナミ|~| |開発元|【Win】マイクロビジョン|~| |発売日|【SS/PS】1996年3月29日&br()【Win】1997年2月21日|~| |定価|5,800円|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| **収録作(グラ) -[[グラディウス]] --1985年リリース。説明不要の横シューティング界の金字塔。グラディウスの歴史はここから始まった。 -[[グラディウスII -GOFERの野望-]] --1988年リリース。アーケードのナンバリングとしては2作目のグラディウス(シリーズ通算3作目)。シリーズ最良のゲームバランスを誇り、多くのファンから最高傑作として評される。 **概要(グラ) -この作品のみ、SS版とPS版の後にWin95版も発売され、3機種リリースとなっている。なお、Win版のゲームタイトルは『グラディウス デラックスパック for Windows95』である。 -全機種共、過去のデラックスパック以上に原作再現度の力の入れ様がより強くなり、熟練プレイヤーですらもAC版との差異を探すのが困難な程に出来として高評価を受けている。 --ただし『グラディウスII』に地面側の砲台が弾を撃たないというバグ(通称「下砲台バグ」)が存在する。 -今の家庭用グラディウスの定番オプションである「処理落ちの有無の設定」が可能となった。また、『グラディウス』では専用のオリジナルのスタッフロールも追加されている。また『II』では海外版からの要素としてコンティニューが出来るようになっている。 -ちなみに本作のOPムービーは後に初代beatmaniaIIDXにてラスボス曲かつ"King of IIDX"ことdj TAKA氏の記念すべきデビュー曲である「GRADIUSIC CYBER」のムービーにも使用。同曲は同シリーズの段位認定の定番曲にもなっており、グラディウスやデラパは知らないがムービーだけは知っているという人が多い。 -なお『[[グラディウスポータブル>グラディウス ポータブル/パロディウス PORTABLE]]』ではPS版が収録されている。本作では「処理落ちの有無の設定」が最初から可能になっていたり、『グラディウスII』の5面前半BGMが1ループのみになっていたりと多少の違いが見れる。 ---- *沙羅曼蛇 デラックスパックプラス 【さらまんだ でらっくすぱっく】 |ジャンル|シューティング(オムニバス)|~| |対応機種|セガサターン&br()プレイステーション|~| |発売元|コナミ|~| //|開発元||~| |発売日|1997年7月3日|~| |定価|5,800円|~| |判定|なし|~| **収録作(サラ) -[[沙羅曼蛇]] --1986年リリース。グラディウスの翌年に登場したグラディウスの続編。グラディウスとは違うパワーアップ方式や、ステージによって縦と横が交互に切り替わるステージ構成が特徴。前作以上にステージのバリエーションに富んでいる。 //一度死んだらお終いゲーは言い過ぎ。完全に筆者の言いがかり。 //外伝的続編は違う。外伝はグラ外。沙羅曼蛇はれっきとしたグラの続編。 -[[ライフフォース]] --1987年リリース。『沙羅曼蛇』にグラディウスのパワーアップ方式を取り入れ、生物的なグラフィックに差し替えたバージョン。逆輸入版と思われがちだが、随所にアレンジが施されており、厳密には違う作品である。 -[[沙羅曼蛇2]] --1996年リリース。前作から約10年ぶりの続編。グラフィックやBGMはそれ相当の進化を遂げたが、ゲームとしては微妙として、あまりいい評価を受けていない。 //沙羅2は沙羅曼蛇の続編と言われているが、これもシリーズ本編に含まれている。 **概要(サラ) -歴代デラックスパックの中では唯一の3作収録となっている。その為か、ゲームタイトルに「プラス」の表記が付け加えられている。 -両機種共に移植度は良好でその評価は高い。『沙羅曼蛇2』はオプション設定で「ライフフォース2」に変更ができるサプライズがある(但し、パワーアップ方式に変化はない)ほか、サウンドテストの未使用BGMのアレンジが機種ごとに異なっている(サントラや『沙羅曼蛇ポータブル』では両方収録されている)。 -2Dシューティングとしてのデラックスパックは本作が最後となった。 ---- *リーサルエンフォーサーズ デラックスパック 【りーさるえんふぉーさーず でらっくすぱっく】 |ジャンル|ガンシューティング(オムニバス)|~| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|コナミ|~| //|開発元||~| |発売日|1997年11月20日|~| |定価|5,800円|~| |判定|なし|~| **収録作(リー) -リーサルエンフォーサーズ --1992年リリース。実写取り込みのグラフィックや、当時のガンシューでは珍しくリロード方式を採用しているのが特徴のガンシューティング。単体移植としては先にSFC版とMD版がリリースされている。 -リーサルエンフォーサーズ2 ガンファイターズ --1994年リリース。前作とは一変し、ゲームタイトル通りの西部劇が舞台となっている続編。 //ファンタジー路線はラスボスだけ。ファンタジー路線はほとんど無い。 **概要(リー) -デラックスパックの最終作。本作はPSのみのリリースとなり、SS版の発売はされなかった。 -コナミ製のガンコントローラーである「ハイパーブラスター」にしか対応しておらず、当時のPSでは主流だったナムコ製の「ガンコン」には非対応な為に、おのずとプレイヤーが限られてしまうという難点がある。 -何故かAC版よりも難易度が高く、その為なのかコンティニュー数も異様に多い。 -ちなみに『リーサルエンフォーサーズ2』の副題が他機種と異なるのはデラックスパック中唯一海外で移植した影響で変更された為である。 ---- *グラディウスIII&IV 復活の神話 【ぐらでぃうす すりーあんどふぉー ふっかつのしんわ】 |ジャンル|シューティング(オムニバス)|~| |対応機種|プレイステーション2|~| |発売元|コナミ|~| |開発元|KCE東京|~| |発売日|2000年4月13日|~| |定価|オープン価格|~| |判定|なし|~| **収録作(34) -[[グラディウスIII -伝説から神話へ-]] --1989年リリース。その高い難易度とネタ性の高さが良くも悪くも「神話」として語りつがれるグラディウスのナンバリング3作目。 -[[グラディウスIV -復活-]] --1999年リリース。10年ぶりにアーケードにおけるグラディウスの「復活」が歓迎された一方で、厳しいゲームバランスと旧作の焼き直し感が賛否を呼んだ。 **概要(34) -PS2で発売。「デラックスパック」ではない作品だが、流れをくむ作品なので紹介する。 -これまでのデラックスパックのノウハウが蓄積されている分、移植度は2作とも高い。ただし『III』は操作遅延、『IV』は処理落ちが無く設定変更もできない点が指摘される事がある。 -2作ともにバグと当たり判定、ゲームバランスが問題視されていた為、難易度を下げるとこれらが大幅に修正されたバージョンで遊べ初心者に対応しつつ、ノーマル(ミディアム)以上だと、これらが基本AC版そのままとなってマニアも満足させるつくりとなっている。 -おまけ要素として『III』のキューブアタックやエクストラエディット、『IV』のボスアタック。変わった所で当たり判定を表示する「HITDISP」といった、ある意味「自虐?」なおまけもある。 --また『III』では条件を満たすと[[SFC版>グラディウスIII]]の装備がエクストラエディットに追加される。 -後に『グラディウスポータブル』に収録されている。トランス系BGMの方のムービーが短い、『III』の当たり判定がどの難易度でも修正版になる、『IV』で処理落ちが発生する、HITDISPが無い等の違いがある。 ---- *総評 -単独移植に留まらず、人気シューティングを一本のソフトに収録した心意気が素晴らしいシリーズ。収録作の中にはACからさほど間もなく移植されているものもあり、いち早く家庭用で遊べる嬉しさは相当なものであった模様。 -今となっては、本シリーズの上位版であるPSPの『ポータブルシリーズ』が存在(リーサルエンフォーサーズ2作以外はすべて網羅している)するので、さほど魅力的な存在ではなくなったが、このシリーズが残した功績は大きい。
&color(red){''「[[要強化記事>要強化記事一覧]]」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。''}~ &color(red){''2016年3月28日までに改善されない場合は削除対応します。''}~ 依頼内容は各ゲームの評価補強、もしくは元記事への統合です。 ---- ここではコナミがかつてプレイステーション、及びセガサターンで発売した、アーケードシューティングのオムニバス集である「デラックスパック」シリーズについて紹介しています。 ---- #contents(fromhere) ---- #co(){もしものためにシリーズページ形式への変更できるようにしてあります。 *デラックスパック(コナミ) シリーズリンク |''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''極上パロディウスだ! デラックスパック''| |PS/SS|[[パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~]]|1990年リリース。MSX版パロディウスに次ぐパロシリーズ第2弾。本作の時点ではまだ正式にパロディウスシリーズとして独立しておらず「グラディウスシリーズ」の一部だった。 |なし| |~|[[極上パロディウス ~過去の栄光を求めて~]]|1994年リリース。パロシリーズ第3弾。対戦格闘ブームでシューティングが下火だった時期としては驚異的なヒットを飛ばした。パロディウスは本作をもって「パロディウスシリーズ」として独立することとなる。|~| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''出たなツインビーヤッホー! デラックスパック''| |PS/SS|[[出たな!! ツインビー]]|1991年リリース。アーケードとしてはシリーズ2作目となる。パイロットキャラ「ライト」「パステル」が初出演した作品でもある(但し、当時は彼らの名前は「ツインビー」と「ウィンビー」だった。)。またシリーズ全体がキャラゲー路線に進むようになっていったターニングポイントとも言える作品でもある。 |なし| |~|[[ツインビーヤッホー! ふしぎの国で大あばれ!!]]|1995年リリース。当時の縦シューティングとしては珍しい横画面スクリーンであり、主要キャラがボイスで喋るなどの豪華な演出が話題となった。ゲームとしてはこの作品からパイロットの名前が正式に採用されている。|~| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''グラディウス デラックスパック''| |PS/SS/Win|[[グラディウス]]|1985年リリース。説明不要の横シューティング界の金字塔。グラディウスの歴史はここから始まった。|なし| |~|[[グラディウスII -GOFERの野望-]]|1988年リリース。アーケードのナンバリングとしては2作目のグラディウス(シリーズ通算3作目)。シリーズ最良のゲームバランスを誇り、多くのファンから最高傑作として評される。|~| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''沙羅曼蛇 デラックスパックプラス''| |PS/SS|[[沙羅曼蛇]]|1986年リリース。グラディウスの翌年に登場したグラディウスの続編。グラディウスとは違うパワーアップ方式や、ステージによって縦と横が交互に切り替わるステージ構成が特徴。前作以上にステージのバリエーションに富んでいる。|なし| |~|[[ライフフォース]]|1987年リリース。『沙羅曼蛇』にグラディウスのパワーアップ方式を取り入れ、生物的なグラフィックに差し替えたバージョン。逆輸入版と思われがちだが、随所にアレンジが施されており、厳密には違う作品である。|~| |~|[[沙羅曼蛇2]]|996年リリース。前作から約10年ぶりの続編。グラフィックやBGMはそれ相当の進化を遂げたが、ゲームとしては微妙として、あまりいい評価を受けていない。|~| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''リーサルエンフォーサーズ デラックスパック''| |PS|[[リーサルエンフォーサーズ]]|1992年リリース。実写取り込みのグラフィックや、当時のガンシューでは珍しくリロード方式を採用しているのが特徴のガンシューティング。単体移植としては先にSFC版とMD版がリリースされている。|なし| |~|[[リーサルエンフォーサーズ2]]|ガンファイターズ 1994年リリース。前作とは一変し、ゲームタイトル通りの西部劇が舞台となっている続編。|~| |>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''グラディウスIII&IV 復活の神話''| |PS2|[[グラディウスIII -伝説から神話へ-]]|1989年リリース。その高い難易度とネタ性の高さが良くも悪くも「神話」として語りつがれるグラディウスのナンバリング3作目。|なし| |~|[[グラディウスIV -復活-]]|1999年リリース。10年ぶりにアーケードにおけるグラディウスの「復活」が歓迎された一方で、厳しいゲームバランスと旧作の焼き直し感が賛否を呼んだ。|~|} *極上パロディウスだ! DELUXE PACK 【ごくじょうぱろでぃうすだ でらっくすぱっく】 |ジャンル|シューティング(オムニバス)|&amazon(B00004TMHN,image);| |対応機種|プレイステーション&br;セガサターン|~| |発売元|コナミ|~| //|開発元||~| |発売日|【PS】1994年12月3日&br;【SS】1995年5月19日|~| |定価|5,800円(税別)|~| |廉価版|PlayStation the Best:1997年3月20日/2,800円&br;PS one Books:2003年11月20日/1,800円(共に税別)|~| |判定|なし|~| **収録作 -[[パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~]] --1990年リリース。MSX版パロディウスに次ぐパロシリーズ第2弾。本作の時点ではまだ正式にパロディウスシリーズとして独立しておらず『[[グラディウスシリーズ]]』の一部だった。 -極上パロディウス ~過去の栄光を求めて~ --1994年リリース。パロシリーズ第3弾。対戦格闘ブームでシューティングが下火だった時期としては驚異的なヒットを飛ばした。パロディウスは本作をもって『パロディウスシリーズ』として独立することとなる。 **概要 -PS版はデラックスパックシリーズ初の発売ソフトであり、PS本体と同時販売のローンチソフトでもある。 -また、ディスク媒体では初のパロディウスシリーズでもある。 **評価点 -''両機種共通'' --32ビットマシンの性能を活かした高い移植度 ---特にパロディウスだ!(以下『だ!』と表記)はこれまで色々なハードに移植され、その移植度はさまざまだったが、本作は当時話題だった32ビットマシンで出たことにより、それまでとは比較にならないほどAC版に近い再現になっている。 ---極上パロディウス(以下『極上』と表記)も近い時期にSFC版が発売され、その移植度も十分高かったが本作はグラフィックはパッと見AC版そのまま、サウンドは全く一緒でしかも前作の『だ!』も収録され、値段も約半分なのでコストパフォーマンスも高い。 --サウンドテストも搭載されており、両作品の非常にクオリティBGMを堪能できる。 --シリーズでおなじみのコナミコマンドも健在。ポーズ中にいつでも、しかも使用回数無限で自機のパワーアップが出来る。 -''PS版のみ'' --『だ!』には隠し要素として、ステージ2の出だしで条件を満たせば隠しステージ(構成、BGMは『サンダークロス』ステージ4のパロディ)がプレイ出来る((ただし、ステージ2本編は飛ばされ、隠しをクリアーするとステージ3からになる。))。パロディウスの雰囲気を損なわない内容に仕上がっていて双方のファンに好評。 ---SS版は隠しステージが収録されていないが、サウンドテストで曲のみ入っている。 --『だ!』『極上』どちらも1度クリアーしたステージをタイトル画面から自由に選んでプレイできる。 -''SS版のみ'' --後発だからか、収録作はどちらもPS版よりも移植度は高め。PS版にあったステージ中のロードも、SS版では殆どない。 **問題点 -当時としては高い移植だったが、それでもAC版と比べるとまだまだ相違点が多い(特にPS版)。全部上げると多すぎるので、代表的な物のみ紹介。 -''両機種共通'' --処理落ち関係 ---両機種とも『だ!』は処理落ちが一切かからない。逆に『極上』は一部ステージで(特にPS版は3面と7面、SS版は2面)処理落ちが激しくなる。 --スコアアップアイテムの黄色ベルは取り続けると最高1万点を獲得できるのだが、本作ではなんと数万点も加算されてしまう。 --『極上』のプレイヤーキャラ「こいつ(2P側では「あいつ」)」がパワーアップ時に出てくるこいつ語の音声と吹き出しがない。 -''PS版のみ'' --1部ステージの2重スクロールが再現されていない。 --ボス戦時、ボスの弱点個所の「SHOOT!」が表示されない。 --『極上』のラストステージ終盤に出てくるちちびんたリカが地形を破壊しても、グラフィックが全く変化しない。 --総合タイトル画面に戻るメニューやコマンドが用意されておらず、一度ゲームを選択して別の作品を遊びたい場合はPS本体のリセットボタンを押して新たに選びなおす必要がある。 --ボス戦直前、ボスを倒した直後に画面が一時停止し、ロードが発生する。 **賛否両論点 -''両機種共通'' --『だ!』の難易度が低下した ---AC版は当記事にも書かれているようにリアルタイムでの難易度上昇が激しかったが、PS版とSS版はかなり抑えられている。 ---AC版はこの難易度システムが不評で、理解していないとクリアーが困難だったため新規ユーザーには好意的に受け入れられたが、AC版をやりこんだ者からは不満の声もある。 -''PS版のみ'' --完全無敵になれるコマンドがある((コマンドは△△××○□○□下左で、コナミコマンドを左右対称にしたものになっている)) ---ゲーム中でも緑ベルをとると自機が巨大化し、地形やボスに触れてもやられないアイテムがある(ただし、制限時間が短い)が、このコマンドを入力すると制限時間なしで全くやられることがないため、誰にでもクリアーできる。 ---コナミコマンドを使っても先に進めないプレイヤーへの救済措置だったかもしれないが、これでクリアーしても全く面白くなく達成感もないため邪道だという意見も。使わなければいい話ではあるが。 **総評 収録作はどちらも当時としては高い移植度ではあるが、ハード初期というのもあってか後のデラパシリーズなどと比べると~ 様々な点で再現しきれていない部分や、システム面の粗さは否めない。~ しかし家庭用ハードでAC版に最も近い形でプレイできるのは確か(後に発売されたPSP版は一部BGMが差し替えられるという残念な部分もあるため)である。~ 入手しやすいのはPS版だが、純粋に移植度を重視し、隠しステージにこだわらないのであればSS版でのプレイをお勧めする。 ---- *出たなツインビーヤッホー! デラックスパック 【でたなついんびーやっほー でらっくすぱっく】 |ジャンル|シューティング(オムニバス)|~| |対応機種|セガサターン&br()プレイステーション|~| |発売元|コナミ|~| //|開発元||~| |発売日|1995年9月29日|~| |定価|5,800円|~| |判定|なし|~| **収録作(ビー) -[[出たな!! ツインビー]] --1991年リリース。アーケードとしてはシリーズ2作目となる。パイロットキャラ「ライト」「パステル」が初出演した作品でもある(但し、当時は彼らの名前は「ツインビー」と「ウィンビー」だった。)。またシリーズ全体がキャラゲー路線に進むようになっていったターニングポイントとも言える作品でもある。 //明確な名前はこのころからある。「ミント」は正式に登場していない。「ミント」はレインボーベルアドベンチャーから登場。 -ツインビーヤッホー! ふしぎの国で大あばれ!! --1995年リリース。当時の縦シューティングとしては珍しい横画面スクリーンであり、主要キャラがボイスで喋るなどの豪華な演出が話題となった。ゲームとしてはこの作品からパイロットの名前が正式に採用されている。 **概要(ビー) -このソフトから2機種同時発売となる。 -『出たな!!』の方は、当時主流だったTVを横に割り当てた縦画面設定はできないので、アーケードとは幾分か画面構造に違和感があった。 -『ヤッホー』はステージの切り替わりに若干のロードが入る(PS版はロード表示もされる)。また、AC版ではテキストのみだったエンディング会話がフルボイスとなっている。 ---- *グラディウス デラックスパック 【ぐらでぃうす でらっくすぱっく】 |ジャンル|シューティング(オムニバス)|~| |対応機種|セガサターン&br()プレイステーション&br()Windows95|~| |発売元|コナミ|~| |開発元|【Win】マイクロビジョン|~| |発売日|【SS/PS】1996年3月29日&br()【Win】1997年2月21日|~| |定価|5,800円|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| **収録作(グラ) -[[グラディウス]] --1985年リリース。説明不要の横シューティング界の金字塔。グラディウスの歴史はここから始まった。 -[[グラディウスII -GOFERの野望-]] --1988年リリース。アーケードのナンバリングとしては2作目のグラディウス(シリーズ通算3作目)。シリーズ最良のゲームバランスを誇り、多くのファンから最高傑作として評される。 **概要(グラ) -この作品のみ、SS版とPS版の後にWin95版も発売され、3機種リリースとなっている。なお、Win版のゲームタイトルは『グラディウス デラックスパック for Windows95』である。 -全機種共、過去のデラックスパック以上に原作再現度の力の入れ様がより強くなり、熟練プレイヤーですらもAC版との差異を探すのが困難な程に出来として高評価を受けている。 --ただし『グラディウスII』に地面側の砲台が弾を撃たないというバグ(通称「下砲台バグ」)が存在する。 -今の家庭用グラディウスの定番オプションである「処理落ちの有無の設定」が可能となった。また、『グラディウス』では専用のオリジナルのスタッフロールも追加されている。また『II』では海外版からの要素としてコンティニューが出来るようになっている。 -ちなみに本作のOPムービーは後に初代beatmaniaIIDXにてラスボス曲かつ"King of IIDX"ことdj TAKA氏の記念すべきデビュー曲である「GRADIUSIC CYBER」のムービーにも使用。同曲は同シリーズの段位認定の定番曲にもなっており、グラディウスやデラパは知らないがムービーだけは知っているという人が多い。 -なお『[[グラディウスポータブル>グラディウス ポータブル/パロディウス PORTABLE]]』ではPS版が収録されている。本作では「処理落ちの有無の設定」が最初から可能になっていたり、『グラディウスII』の5面前半BGMが1ループのみになっていたりと多少の違いが見れる。 ---- *沙羅曼蛇 デラックスパックプラス 【さらまんだ でらっくすぱっく】 |ジャンル|シューティング(オムニバス)|~| |対応機種|セガサターン&br()プレイステーション|~| |発売元|コナミ|~| //|開発元||~| |発売日|1997年7月3日|~| |定価|5,800円|~| |判定|なし|~| **収録作(サラ) -[[沙羅曼蛇]] --1986年リリース。グラディウスの翌年に登場したグラディウスの続編。グラディウスとは違うパワーアップ方式や、ステージによって縦と横が交互に切り替わるステージ構成が特徴。前作以上にステージのバリエーションに富んでいる。 //一度死んだらお終いゲーは言い過ぎ。完全に筆者の言いがかり。 //外伝的続編は違う。外伝はグラ外。沙羅曼蛇はれっきとしたグラの続編。 -[[ライフフォース]] --1987年リリース。『沙羅曼蛇』にグラディウスのパワーアップ方式を取り入れ、生物的なグラフィックに差し替えたバージョン。逆輸入版と思われがちだが、随所にアレンジが施されており、厳密には違う作品である。 -[[沙羅曼蛇2]] --1996年リリース。前作から約10年ぶりの続編。グラフィックやBGMはそれ相当の進化を遂げたが、ゲームとしては微妙として、あまりいい評価を受けていない。 //沙羅2は沙羅曼蛇の続編と言われているが、これもシリーズ本編に含まれている。 **概要(サラ) -歴代デラックスパックの中では唯一の3作収録となっている。その為か、ゲームタイトルに「プラス」の表記が付け加えられている。 -両機種共に移植度は良好でその評価は高い。『沙羅曼蛇2』はオプション設定で「ライフフォース2」に変更ができるサプライズがある(但し、パワーアップ方式に変化はない)ほか、サウンドテストの未使用BGMのアレンジが機種ごとに異なっている(サントラや『沙羅曼蛇ポータブル』では両方収録されている)。 -2Dシューティングとしてのデラックスパックは本作が最後となった。 ---- *リーサルエンフォーサーズ デラックスパック 【りーさるえんふぉーさーず でらっくすぱっく】 |ジャンル|ガンシューティング(オムニバス)|~| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|コナミ|~| //|開発元||~| |発売日|1997年11月20日|~| |定価|5,800円|~| |判定|なし|~| **収録作(リー) -リーサルエンフォーサーズ --1992年リリース。実写取り込みのグラフィックや、当時のガンシューでは珍しくリロード方式を採用しているのが特徴のガンシューティング。単体移植としては先にSFC版とMD版がリリースされている。 -リーサルエンフォーサーズ2 ガンファイターズ --1994年リリース。前作とは一変し、ゲームタイトル通りの西部劇が舞台となっている続編。 //ファンタジー路線はラスボスだけ。ファンタジー路線はほとんど無い。 **概要(リー) -デラックスパックの最終作。本作はPSのみのリリースとなり、SS版の発売はされなかった。 -コナミ製のガンコントローラーである「ハイパーブラスター」にしか対応しておらず、当時のPSでは主流だったナムコ製の「ガンコン」には非対応な為に、おのずとプレイヤーが限られてしまうという難点がある。 -何故かAC版よりも難易度が高く、その為なのかコンティニュー数も異様に多い。 -ちなみに『リーサルエンフォーサーズ2』の副題が他機種と異なるのはデラックスパック中唯一海外で移植した影響で変更された為である。 ---- *グラディウスIII&IV 復活の神話 【ぐらでぃうす すりーあんどふぉー ふっかつのしんわ】 |ジャンル|シューティング(オムニバス)|~| |対応機種|プレイステーション2|~| |発売元|コナミ|~| |開発元|KCE東京|~| |発売日|2000年4月13日|~| |定価|オープン価格|~| |判定|なし|~| **収録作(34) -[[グラディウスIII -伝説から神話へ-]] --1989年リリース。その高い難易度とネタ性の高さが良くも悪くも「神話」として語りつがれるグラディウスのナンバリング3作目。 -[[グラディウスIV -復活-]] --1999年リリース。10年ぶりにアーケードにおけるグラディウスの「復活」が歓迎された一方で、厳しいゲームバランスと旧作の焼き直し感が賛否を呼んだ。 **概要(34) -PS2で発売。「デラックスパック」ではない作品だが、流れをくむ作品なので紹介する。 -これまでのデラックスパックのノウハウが蓄積されている分、移植度は2作とも高い。ただし『III』は操作遅延、『IV』は処理落ちが無く設定変更もできない点が指摘される事がある。 -2作ともにバグと当たり判定、ゲームバランスが問題視されていた為、難易度を下げるとこれらが大幅に修正されたバージョンで遊べ初心者に対応しつつ、ノーマル(ミディアム)以上だと、これらが基本AC版そのままとなってマニアも満足させるつくりとなっている。 -おまけ要素として『III』のキューブアタックやエクストラエディット、『IV』のボスアタック。変わった所で当たり判定を表示する「HITDISP」といった、ある意味「自虐?」なおまけもある。 --また『III』では条件を満たすと[[SFC版>グラディウスIII]]の装備がエクストラエディットに追加される。 -後に『グラディウスポータブル』に収録されている。トランス系BGMの方のムービーが短い、『III』の当たり判定がどの難易度でも修正版になる、『IV』で処理落ちが発生する、HITDISPが無い等の違いがある。 ---- *総評 -単独移植に留まらず、人気シューティングを一本のソフトに収録した心意気が素晴らしいシリーズ。収録作の中にはACからさほど間もなく移植されているものもあり、いち早く家庭用で遊べる嬉しさは相当なものであった模様。 -今となっては、本シリーズの上位版であるPSPの『ポータブルシリーズ』が存在(リーサルエンフォーサーズ2作以外はすべて網羅している)するので、さほど魅力的な存在ではなくなったが、このシリーズが残した功績は大きい。

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