「ウイニングイレブン 3DSoccer」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ウイニングイレブン 3DSoccer - (2018/03/31 (土) 21:43:04) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*ウイニングイレブン 3DSoccer 【ういにんぐいれぶん すりーでぃーさっかー】 |ジャンル|スポーツ(サッカー)|&amazon(B004J18KYO)| |対応機種|ニンテンドー3DS|~| |メディア|1Gbyte3DSカード|~| |発売元|コナミデジタルエンタテインメント|~| |開発元|コナミデジタルエンタテインメント&br()(ウイニングイレブンプロダクション)|~| |発売日|2011年2月26日|~| |価格|5,800円|~| |判定|なし|~| |ポイント|全体的に詰めが甘い&br()3Dだけは妙に凄い|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 サッカーファンに熱烈なファンが多い、KONAMIの大人気スポーツゲーム『ウイニングイレブン』シリーズの一作。3DSのローンチタイトルの一つ。~ 任天堂の携帯機では2006年発売の『ワールドサッカー ウイニングイレブンDS』、2007年発売の『ワールドサッカー ウイニングイレブンDS ゴール×ゴール!』に続く3作目。~ DSの2作品は、マシン性能的にウイイレとはかけ離れたものになってしまったので、本作は「PSP・PS2・Wiiに匹敵するクオリティのウイイレ」としてファンからの期待が多かった。~ また、『「3D+スポーツ」という未知の次元』がどのような物か、という要素に最も注目が集まっていた。低くない売り上げからもそれが現れている。~ **評価点 -グラフィックは携帯機のウイイレではレベルが高い。 --ウイイレの携帯機作品では最高レベル。PS2・PSP版とも見劣りはまったくない。 --3Dの臨場感もあり、Wii・PS3版とは違う意味で差別化されている。 -3Dはローンチでは最高レベルである。「ボールが実際に出てきそう」「試合を見ていると錯覚した」との好評の意見が多い。もちろん見え方は人の目にもよるが。 --新要素「縦ワイド視点」は、まさに上記の意見を実感出来る視点である。フィールドが浮き出てくる。 --これまでの機種は「テレビの中継を見ているような感覚」だったが、本作では開発者が言っていた「スタジアムで試合を見ている」感覚を見事に出せた。 -その他の評価点 --スライドパットでの操作性は好評。 --ウイイレの伝統的な良さは受け継がれておりチーム数も多い。点を入れた時や相手の選手にゴールを入れられた時の感情表現もちゃんと作られている。 --実況もシリーズおなじみのプロの解説者の実況が収録されており、相変わらず好評である。 **問題点 -モードが3つしかなく致命的なボリューム不足が目立つ。 --マスターリーグなどはあるが、全体的にあっさり風味。PS3版2011のビカムレジェンドとの相性が良さそうということから入れて欲しかったとの声も。 -インターフェイスが過去作から劣化した。 --今作は3DSならではの2画面の使用が特徴だが''恐ろしいほど生かせていない''。下画面にはフィールドの選手の配置位置が表示されるが、選手の表示が顔や名前では無く選手の背番号しか写らないので誰を操作しているか分からない。 --タッチペンも未対応。 --選手の能力表示もかなり簡略化されている。 -カメラワークの遅さが酷い。 --選手の動きにカメラが付いていかない。また、ボールを中心にカメラを移しているため選手が写らない。 --プレイヤー視点にすると多少良くなるが、3Dの奥行きなどは縦視点より半減する。 -エディットが前作から劣化している。 --今までとは違い選手の背番号や顔、ユニフォームは一切変えられない。地味にガッカリする声が多かった。 -3D表示をオフにしても30fpsしか出ない。 --基本フレームレートは30fpsとなっているのだが、3DSを2Dの状態にしている時は60fpsは欲しかったとの不満も少なからずある。 ---これは同時発売の『[[SUPER STREET FIGHTER IV 3D EDITION]]』がPS3/360からの移植にも関わらず、3Dオフにすると60fpsの描画に成功、なおかつほぼ完全移植に成功していたのでよく比較されたため。 -また前作から言えるのだが権利の関係上一部選手が偽名になっている。 **総評 モードの少なさやインターフェイスなどの細かい部分の問題も多すぎたため、ガッカリゲーとなってしまった。~ 開発期間の短さ故、満足な出来ではないことに関しては製作者も認めている。ただし、ローンチ作にしては出来は良いとの声も多い。~ **余談 -本作は任天堂ハードの作品だが、実はこっそり看板に''PS3の広告がある''ことがネタにされた。 -次回作を出す可能性は高いので期待されており、2012年12月に『2012』として発売された。 --今作の反省点が一部生かされている。
*ウイニングイレブン 3DSoccer 【ういにんぐいれぶん すりーでぃーさっかー】 |ジャンル|スポーツ(サッカー)|&amazon(B004J18KYO)| |対応機種|ニンテンドー3DS|~| |メディア|1Gbyte3DSカード|~| |発売元|コナミデジタルエンタテインメント|~| |開発元|コナミデジタルエンタテインメント&br()(ウイニングイレブンプロダクション)|~| |発売日|2011年2月26日|~| |価格|5,800円|~| |判定|なし|~| |ポイント|全体的に詰めが甘い&br()3Dだけは妙に凄い|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 サッカーファンに熱烈なファンが多い、KONAMIの大人気スポーツゲーム『ウイニングイレブン』シリーズの一作。3DSのローンチタイトルの一つ。~ 任天堂の携帯機では2006年発売の『ワールドサッカー ウイニングイレブンDS』、2007年発売の『ワールドサッカー ウイニングイレブンDS ゴール×ゴール!』に続く3作目。~ DSの2作品は、マシン性能的にウイイレとはかけ離れたものになってしまったので、本作は「PSP・PS2・Wiiに匹敵するクオリティのウイイレ」としてファンからの期待が多かった。~ また、『「3D+スポーツ」という未知の次元』がどのような物か、という要素に最も注目が集まっていた。低くない売り上げからもそれが現れている。~ **評価点 -グラフィックは携帯機のウイイレではレベルが高い。 --ウイイレの携帯機作品では最高レベル。PS2・PSP版とも見劣りはまったくない。 --3Dの臨場感もあり、Wii・PS3版とは違う意味で差別化されている。 -3Dはローンチでは最高レベルである。「ボールが実際に出てきそう」「試合を見ていると錯覚した」との好評の意見が多い。もちろん見え方は人の目にもよるが。 --新要素「縦ワイド視点」は、まさに上記の意見を実感出来る視点である。フィールドが浮き出てくる。 --これまでの機種は「テレビの中継を見ているような感覚」だったが、本作では開発者が言っていた「スタジアムで試合を見ている」感覚を見事に出せた。 -その他の評価点 --スライドパッドでの操作性は好評。 --ウイイレの伝統的な良さは受け継がれておりチーム数も多い。点を入れた時や相手の選手にゴールを入れられた時の感情表現もちゃんと作られている。 --実況もシリーズおなじみのプロの解説者の実況が収録されており、相変わらず好評である。 **問題点 -モードが3つしかなく致命的なボリューム不足が目立つ。 --マスターリーグなどはあるが、全体的にあっさり風味。PS3版2011のビカムレジェンドとの相性が良さそうということから入れて欲しかったとの声も。 -インターフェイスが過去作から劣化した。 --今作は3DSならではの2画面の使用が特徴だが''恐ろしいほど生かせていない''。下画面にはフィールドの選手の配置位置が表示されるが、選手の表示が顔や名前では無く選手の背番号しか写らないので誰を操作しているか分からない。 --タッチペンも未対応。 --選手の能力表示もかなり簡略化されている。 -カメラワークの遅さが酷い。 --選手の動きにカメラが付いていかない。また、ボールを中心にカメラを移しているため選手が写らない。 --プレイヤー視点にすると多少良くなるが、3Dの奥行きなどは縦視点より半減する。 -エディットが前作から劣化している。 --今までとは違い選手の背番号や顔、ユニフォームは一切変えられない。地味にガッカリする声が多かった。 -3D表示をオフにしても30fpsしか出ない。 --基本フレームレートは30fpsとなっているのだが、3DSを2Dの状態にしている時は60fpsは欲しかったとの不満も少なからずある。 ---これは同時発売の『[[SUPER STREET FIGHTER IV 3D EDITION]]』がPS3/360からの移植にも関わらず、3Dオフにすると60fpsの描画に成功、なおかつほぼ完全移植に成功していたのでよく比較されたため。 -また前作から言えるのだが権利の関係上一部選手が偽名になっている。 **総評 モードの少なさやインターフェイスなどの細かい部分の問題も多すぎたため、ガッカリゲーとなってしまった。~ 開発期間の短さ故、満足な出来ではないことに関しては製作者も認めている。ただし、ローンチ作にしては出来は良いとの声も多い。~ **余談 -本作は任天堂ハードの作品だが、実はこっそり看板に''PS3の広告がある''ことがネタにされた。 -次回作を出す可能性は高いので期待されており、2012年12月に『2012』として発売された。 --今作の反省点が一部生かされている。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: