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ボンジャック - (2016/03/10 (木) 23:02:51) の1つ前との変更点

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*ボンジャック 【ぼんじゃっく】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|アーケード|~| |発売・開発元|テーカン|~| |稼働開始日|1984年|~| |判定|なし|~| |ポイント|完全移植が困難なワケ|~| **概要 -テーカン(現:コーエーテクモゲームス)製作の画面固定型アクションゲーム。縦画面仕様。 --1レバー1ボタン式。残機即死制。 **システム -画面内に配置されている赤い爆弾に全て接触(取得)するとクリアとなる。 --爆弾は一つ取るといずれかの導火線に火がつく、導火線に火のついた爆弾は通常の爆弾よりもスコアが多くなる。導火線に火のついた爆弾を取ると別の爆弾の導火線に火がつく。 --導火線に火のついた爆弾を取り続けるとラウンドクリア時にスペシャルボーナスが得られる。 -途中ランダムで敵が出現。敵は一定の法則にのっとりボンジャック(自機)に向かって接近してくる。敵に接触するとミスになる。 --敵は最初全てガイコツの外見をしているが、高所から落下すると別の敵に変化する。 -操作体系は非常にシンプルだが独特の浮遊感がある。 --レバーで左右移動とボタンでジャンプ。空中にいるとき上を押すと滞空時間を延ばす事ができ、下を押すと高速落下できる。 --上を押しながらジャンプする事でより高いジャンプが可能になる。これで地上から天井まで一気に飛ぶ事ができる。 -ある程度爆弾を取得するとアイテムが出現する。取得すると何かしらの効果を及ぼす。 --その効果は、得点倍率UP(取得毎に×2、×3、×5)、エクストラ(残機追加)、スペシャル(クレジット追加)のいずれか。開発者がユニバーサル販売(現ユニバーサルエンターテインメント)時代に世に出したレディバグ、Mr.DO!の仕様を継承している。 --スペシャルの出現頻度は設定により変更可能。 **総評 稼ぎ要素や独特の浮遊感、綺麗な背景と耳慣れたBGMでゲームとしての完成度は高い。難易度がやや高い上に、現代となっては背景やBGMの種類が少なく長期プレイには向かないのだが、十分遊べるゲームである。当時も評価や人気が高く、システムに手を加えて続編として誕生したのがあのFC『マイティボンジャック』である。~ しかし楽曲の著作権の難があり、PC-8801、SG-1000、PS2『テクモヒットパレード』、Xbox『テクモクラシックアーケード』、Wiiバーチャルコンソールに移植されているが、PC-8801以外は曲の差し替え、果ては無音と言う処置が取られている。唯一PC-8801はそのまま使われている((当時のパソコンゲーム市場は悪い意味でルーズであり、許諾をとったわけではない。発売元は日本ソフトバンク(現ソフトバンク)。))が、評価の高い背景グラフィックも発色の関係で再現しきれておらず、グラフィック・サウンド・ゲームバランス全てを忠実に移植したボンジャックは出現していない。 ---- **余談 //移植されない理由は問題点ではなく余談 -本作は背景が5種類、BGMが3種類ある。ステージごとにこれらが切り替わりループしていく。 --BGMの1曲目はアニメ『スプーンおばさん』のエンディングテーマ「リンゴの森の子猫たち」で、2曲目はビートルズの「レディ・マドンナ」。 --インストカード等からJASRACから正式に許可を取っているらしく問題ではないが、これが原因で移植が困難になっている。 ---余談だが背景の評価は高い。 **移植版 -SG-1000用マイカード版 --ハード性能により、爆弾が四角い枠付(しかも着火のアニメーションもしないのでまるで爆弾の絵が描かれたボードのよう)だったりかなりグラフィックがチープで音楽も変えられているが、ゲーム性や操作性はかなり損ねず移植されている。背景画像も、少ない色数ながらちゃんと表示されている。 **続編 -マイティボンジャック |&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/41DegqDy2XL.jpg,height=120,http://www.amazon.co.jp/dp/B000068HBU)| --ファミリーコンピュータ用。スクロールアクションゲームにアレンジ移植した事実上の続編。ステージとステージの間にある非スクロールの固定画面はほぼ本作と同じルール。火のついた爆弾を1つしか取らずにクリアすると次の王家の間にワープするという裏技を使うことで、本作と似たルールで遊ぶことができるが、難易度は高い。 -ボンジャックツイン --アーケード。本作を手掛けたテーカンから独立したNMKの発売・開発により、2人同時プレイが可能な続編。元の難易度がただでさえ高いのに、さらに高い難易度に仕上がっている。元々はテクモが販売する予定だったが、あまりの出来の悪さに販売を拒まれた挙げ句、シグマ(現:アドアーズ)販売になったという経緯がある。
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