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*ツインズストーリー きみにつたえたくて… 【ついんずすとーりー きみにつたえたくて】 |ジャンル|恋愛シミュレーション|&image(http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/145001995.jpg,height=160)| |対応機種|Windows95/98|~| |発売元|富士通パレックス|~| |開発元|ファミリーソフト|~| |発売日|1998年9月25日|~| |定価|9,800円(税別)|~| |判定|なし|~| //|ポイント||~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -プレイヤーは双子の妹(名前変更可能)がいる男子生徒として、妹の手助けを得て3月までの1年の間に恋を実らせるという、恋愛シミュレーション。 --ヒロインによっては3月になる前にエンディングを迎えることもある。クリアまでの期間を過ぎるとヒロインの転校・入院・帰国などでそのまま攻略不可能になる。 -能力の育成は『[[ときメモ>ときめきメモリアル]]』ライクだが、主人公には内面のパラメータも設定されているため、それがある程度ないと毎月のヒロイン別のイベントが発生しない。 --そのため後半に登場するヒロインを狙うためには他の女の子とも程々に付き合って内面のパラメータを上げておく必要がある。 **評価点 -双子の妹の存在。 --線路一本隔てて男子部と女子部が分かれており、基本的に男女の交流がない学園であるために、女の子達との出会いを助ける者としてだけでなく、時折入る日常イベントや恋が実った時の応援など、様々なシーンで主人公を支えてくれるため、『下手なヒロインより印象深い』と評する声もある。 --誰とも恋愛が成立せず3月を迎えると、双子の妹とのエンディングを迎えるのだが、その内容も『バッドエンディングのはずなのに全然悔しくない』と言わしめるようなほのぼのとした物である。 -声優陣が豪華。 --パートボイスとはいえ、野上ゆかな・松本梨香・こおろぎさとみなど著名な声優が多数起用されている。 --またネイティブスピーカーがCVを当てているキャラは、あるイベントでライバルキャラのナンパを流暢な英語で返り討ちにするイベントがあるなど、芸細やかさを見せる。 **問題点 -難易度は比較的高い。 --狙っている女の子が注目する内面・外面の両パラメータを上げていかないと、イベントが翌月以降も進行しなくなるだけでなく、一部イベントでは選んでしまうと攻略不能になる選択肢があるため、気付かぬうちに狙いの女の子のルートからそれる事もある。 ---中にはそのキャラと対面する前から攻略可能フラグが決まるイベントも存在する。 //--攻略サイトが期待し辛いゲームのため、攻略本を何が何でも探しておかないと攻略は難しい。 //それはゲームの責任ではない。難易度が高いなら上で言及済み。 -一見するとごく普通のギャルゲーに見えるが、当時としては珍しく鬱展開のシナリオもいくつか存在した。 -菖蒲川瑞穂(先輩)のシナリオではヒロインが途中で入院し、病死する。 --エピローグに至るまでの間で彼女が残した日記を読むことになるがその演出は秀逸。物語の中で主人公と出会い、そして起きた様々な出来事が瑞穂の視点から語られていく。 --そのEDを見た後には病気が完治するグッドエンドのフラグが立つ。 --彼女のCVを当てているのは『ときメモ』の虹野沙希役で有名な菅原祥子。 -青梅理奈(妹の友達)のシナリオでは選択次第で最後の局面にヒロインをライバルの先輩に取られる。 --しかもここまでその様な素振りを見せなかったのでなおさら悲しい。 **総評 『ときメモ』クローンが乱発された時代の中で、双子の妹との交流やヒロインのストーリーをこなして攻略を目指すなどといった恋愛AVG的な要素をもち、恋愛AVGへの過渡期を思わせる作品である。~ しかし難易度の高さと一部シナリオの鬱展開など人を選ぶ要素が見受けられたため、イマイチ話題にならず終わったが、現在はゲームアーカイブスでの配信などでプレイできる環境があるため、その時代を思い起こしながらプレイして見るのも一興だろう。 **余談 今作の一部背景画像は、後にファミリーソフト開発で発売された『あすは恋して』に一部流用されている。 **その後の展開 -後に1999年6月24日にPS版が移植発売された。発売元はパンサーソフトウェア。PC版の問題であったスケジュールの設定などの改善点が出て良移植となる。 --しかしPS2で起動させると問題を生じるという欠点もあるので、初期PS本体でプレイするのが好ましい。 --また、2011年7月6日に[[ゲームアーカイブスで配信>https://www.jp.playstation.com/software/title/jp0505npjj00557_000000000000000001.html]]されたので、興味があったらプレイしてみるのもいいだろう。
*ツインズストーリー きみにつたえたくて… 【ついんずすとーりー きみにつたえたくて】 |ジャンル|恋愛シミュレーション|&image(http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/145001995.jpg,height=160)| |対応機種|Windows 95/98|~| |発売元|富士通パレックス|~| |開発元|ファミリーソフト|~| |発売日|1998年9月25日|~| |定価|9,800円(税別)|~| |判定|なし|~| //|ポイント||~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -プレイヤーは双子の妹(名前変更可能)がいる男子生徒として、妹の手助けを得て3月までの1年の間に恋を実らせるという、恋愛シミュレーション。 --ヒロインによっては3月になる前にエンディングを迎えることもある。クリアまでの期間を過ぎるとヒロインの転校・入院・帰国などでそのまま攻略不可能になる。 -能力の育成は『[[ときメモ>ときめきメモリアル]]』ライクだが、主人公には内面のパラメータも設定されているため、それがある程度ないと毎月のヒロイン別のイベントが発生しない。 --そのため後半に登場するヒロインを狙うためには他の女の子とも程々に付き合って内面のパラメータを上げておく必要がある。 **評価点 -双子の妹の存在。 --線路一本隔てて男子部と女子部が分かれており、基本的に男女の交流がない学園であるために、女の子達との出会いを助ける者としてだけでなく、時折入る日常イベントや恋が実った時の応援など、様々なシーンで主人公を支えてくれるため、『下手なヒロインより印象深い』と評する声もある。 --誰とも恋愛が成立せず3月を迎えると、双子の妹とのエンディングを迎えるのだが、その内容も『バッドエンディングのはずなのに全然悔しくない』と言わしめるようなほのぼのとした物である。 -声優陣が豪華。 --パートボイスとはいえ、野上ゆかな・松本梨香・こおろぎさとみなど著名な声優が多数起用されている。 --またネイティブスピーカーがCVを当てているキャラは、あるイベントでライバルキャラのナンパを流暢な英語で返り討ちにするイベントがあるなど、芸細やかさを見せる。 **問題点 -難易度は比較的高い。 --狙っている女の子が注目する内面・外面の両パラメータを上げていかないと、イベントが翌月以降も進行しなくなるだけでなく、一部イベントでは選んでしまうと攻略不能になる選択肢があるため、気付かぬうちに狙いの女の子のルートからそれる事もある。 ---中にはそのキャラと対面する前から攻略可能フラグが決まるイベントも存在する。 //--攻略サイトが期待し辛いゲームのため、攻略本を何が何でも探しておかないと攻略は難しい。 //それはゲームの責任ではない。難易度が高いなら上で言及済み。 -一見するとごく普通のギャルゲーに見えるが、当時としては珍しく鬱展開のシナリオもいくつか存在した。 -菖蒲川瑞穂(先輩)のシナリオではヒロインが途中で入院し、病死する。 --エピローグに至るまでの間で彼女が残した日記を読むことになるがその演出は秀逸。物語の中で主人公と出会い、そして起きた様々な出来事が瑞穂の視点から語られていく。 --そのEDを見た後には病気が完治するグッドエンドのフラグが立つ。 --彼女のCVを当てているのは『ときメモ』の虹野沙希役で有名な菅原祥子。 -青梅理奈(妹の友達)のシナリオでは選択次第で最後の局面にヒロインをライバルの先輩に取られる。 --しかもここまでその様な素振りを見せなかったのでなおさら悲しい。 **総評 『ときメモ』クローンが乱発された時代の中で、双子の妹との交流やヒロインのストーリーをこなして攻略を目指すなどといった恋愛AVG的な要素をもち、恋愛AVGへの過渡期を思わせる作品である。~ しかし難易度の高さと一部シナリオの鬱展開など人を選ぶ要素が見受けられたため、イマイチ話題にならず終わったが、現在はゲームアーカイブスでの配信などでプレイできる環境があるため、その時代を思い起こしながらプレイして見るのも一興だろう。 **余談 今作の一部背景画像は、後にファミリーソフト開発で発売された『あすは恋して』に一部流用されている。 **その後の展開 -後に1999年6月24日にPS版が移植発売された。発売元はパンサーソフトウェア。PC版の問題であったスケジュールの設定などの改善点が出て良移植となる。 --しかしPS2で起動させると問題を生じるという欠点もあるので、初期PS本体でプレイするのが好ましい。 --また、2011年7月6日にゲームアーカイブスで配信されたので、興味があったらプレイしてみるのもいいだろう。

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