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ファンキービー - (2012/01/23 (月) 09:42:42) の最新版との変更点
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*ファンキービー
【ふぁんきーびー】
|ジャンル|シューティング|
|対応機種|アーケード|
|発売・開発元|オルカ|
|稼働開始日|1982年|
|ポイント|ハチが自機の縦シューティング&br()厄介な敵のいやらしい動き|
**概要
-1982年にてかつて存在していたメーカーであるオルカからリリースされたアーケードゲーム。ゲームジャンルは縦スクロールシューティングに該当する。
-ハチ(蜂)を操作して、蜜の花に触れつつも敵の虫などの攻撃をかわしながら巣に帰るのが目的らしい((明確な情報がないので詳細は不明。))。
-一人~二人交互プレイ可能。総ステージ数は不明のエンドレスゲーム。
**主なルール
-一般的な縦スクロールシューティングと同じだが、ボスに該当する存在はおらずゴール地点である巣に触れればクリアとなる流れ(詳細は下記にて)。
-コントローラーはレバーと1ボタンでの操作となる。レバーにてハチの八方向移動操作、ボタンでショットが撃てる。
--レバーを上方向に入れっぱなしにすればスクロールスピードが少し増し、逆に下方向に入れっぱなしだとスクロールスピードが低速になる。
--ボタンにて前方一直線のショットである針を撃つ。ショットは画面内に1発づつしか撃てず、連射は実質上不可能である。
-ステージ内には「花」が所々に点在しており、ハチがそれに触れるとスコアボーナスが入る。花は3種類あり、入手スコアに相違がある。
-ハチと同じ飛行型の「敵の虫」が頻繁にハチに襲い掛かってくるので、ショットで倒すか、回避して画面外に追いやらなければならない。
--時折通常の敵よりも獰猛で弾をばら撒いてくる虫が登場し、難関として立ちはだかる時がある。こいつが出現するとBGMが別の曲に切り替わる(倒すと元のBGMに戻る)。
-花や敵の他にも「木」や「火」といった障害物が点在し、これに触れるとミスしてしまう。敵とは違い一切破壊できない為、これらも回避しなければならない。
--木にハチのショットを当てるとかき消してしまい、奥の敵に届かない場面があるので注意。
-各ステージのゴール地点には「ハチの巣」が存在し、これにハチが触れる事によりステージクリアとなる。
--ステージクリアすると、そのステージのプレイランクが表示され、それに見合ったスコアボーナスが得られる。ランクの変動はステージ内で触れた花の数に影響される。
-残機制でミスすると戻り復活となり、すべての残機をロスするとゲームオーバー(コンティニュー不可)。
--ミス条件はハチが「敵、敵の弾、木、火」のいずれかに触れる事である。
**特徴
自機がハチ、敵も虫一色という80年代初期の虫シューティングにあたる作品だが、外観上はコミカル一色なグラフィックであり、虫特有の気持ち悪さはあまりない。とはいえ、はっきりと虫とわかるキャラデザインなので、嫌いな人には生理的に無理な可能性も否定できない。~
ハチのデザインがなんかパッと見では''ハチというよりはハエ(蝿)っぽい容姿''に見えてくるのがシュールである。また、敵側にもハエみたいな容姿のものが多く、体中がむずかゆくなりそうな異彩さを放っているようにも思える。
ゲーム自体は「強制スクロールにてハチの巣にたどり着けばクリア」というわかりやすいものであり、特別難解なシステムはない。~
しかし、このゲームにおける敵の動きは''初見では機軸が読めない程にトリッキーなやつが大半を占め''、「適当にショットを撃とうものなら弾切れ中に体当たりされて即ミス」という罠に陥るのがお約束であり、その難易度は思いのほか高い傾向にある。~
敵を確実に仕留めるには「敵をぎりぎりまでハチに引き付けてショットを撃つ」か「敵が出現するパターンを覚えて先手必勝の如くショットを撃つ」のどちらかが効果的である。また、「無理に倒さずに避けまくる」という手も有効である。~
ジャンル上ではシューティングだが「レバーの上方向か下方向でスクロールスピードを調整できる」「複雑に設置された木や火を避ける」といったレースゲーム的な要素が強いのも特徴。~
当時の基準でみれば、グラフィック周りのクオリティは可も不可もないレベルであり、特別表記する事項は思いつかない。~
BGMに関しては妙に曲調が明るくてやたらと耳にこびりつきそうなクセのある楽曲メインではあるが、ある意味虫らしい雰囲気は上手く再現できているといえるかもしれない。
家庭用移殖の類は全くされておらず、現状ではプレイする環境はほとんどないのが現状である。
*ファンキービー
【ふぁんきーびー】
|ジャンル|シューティング|
|対応機種|アーケード|
|発売・開発元|オルカ|
|稼働開始日|1982年|
|プレイ人数|1~2人(交互プレイ)|
|判定|なし|
|ポイント|ハチが自機の縦シューティング&br()厄介な敵のいやらしい動き|
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#contents(fromhere)
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**概要
-1982年にてかつて存在していたメーカーであるオルカからリリースされたアーケードゲーム。ゲームジャンルは縦スクロールシューティングに該当する。
-ハチ(蜂)を操作して、蜜の花に触れつつも敵の虫などの攻撃をかわしながら巣に帰るのが目的らしい((明確な情報がないので詳細は不明。))。
-1~2人交互プレイ可能。総ステージ数は不明のエンドレスゲーム。
**主なルール
-一般的な縦スクロールシューティングと同じだが、ボスに該当する存在はおらずゴール地点である巣に触れればクリアとなる流れ(詳細は下記にて)。
-コントローラーはレバーと1ボタンでの操作となる。レバーにてハチの八方向移動操作、ボタンでショットが撃てる。
--レバーを上方向に入れっぱなしにすればスクロールスピードが少し増し、逆に下方向に入れっぱなしだとスクロールスピードが低速になる。
--ボタンにて前方一直線のショットである針を撃つ。ショットは画面内に1発づつしか撃てず、連射は実質上不可能である。
-ステージ内には「花」が所々に点在しており、ハチがそれに触れるとスコアボーナスが入る。花は3種類あり、入手スコアに相違がある。
-ハチと同じ飛行型の「敵の虫」が頻繁にハチに襲い掛かってくるので、ショットで倒すか、回避して画面外に追いやらなければならない。
--時折通常の敵よりも獰猛で弾をばら撒いてくる虫が登場し、難関として立ちはだかる時がある。こいつが出現するとBGMが別の曲に切り替わる(倒すと元のBGMに戻る)。
-花や敵の他にも「木」や「火」といった障害物が点在し、これに触れるとミスしてしまう。敵とは違い一切破壊できない為、これらも回避しなければならない。
--木にハチのショットを当てるとかき消してしまい、奥の敵に届かない場面があるので注意。
-各ステージのゴール地点には「ハチの巣」が存在し、これにハチが触れる事によりステージクリアとなる。
--ステージクリアすると、そのステージのプレイランクが表示され、それに見合ったスコアボーナスが得られる。ランクの変動はステージ内で触れた花の数に影響される。
-残機制でミスすると戻り復活となり、すべての残機をロスするとゲームオーバー(コンティニュー不可)。
--ミス条件はハチが「敵、敵の弾、木、火」のいずれかに触れる事である。
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**評価点
-BGMに関しては妙に曲調が明るくてやたらと耳にこびりつきそうなクセのある楽曲メインではあるが、ある意味虫らしい雰囲気は上手く再現できているといえるかもしれない。
-ゲーム自体は「強制スクロールにてハチの巣にたどり着けばクリア」というわかりやすいものであり、特別難解なシステムはない。
**問題点
-自機がハチ、敵も虫一色という80年代初期の虫シューティングにあたる作品だが、外観上はコミカル一色なグラフィックであり、虫特有の気持ち悪さはあまりない。とはいえ、はっきりと虫とわかるキャラデザインなので、嫌いな人には生理的に無理な可能性も否定できない。
--ハチのデザインが一見''ハチというよりはハエ(蝿)のよう''に見えてくるのがシュールである。また、敵側にもハエのような容姿のものが多く、体中がむずかゆくなりそうな異彩さを放っているようにもみえる。
-高難易度であること。
--このゲームにおける敵の動きは''初見では機軸が読めない程にトリッキーなものが大半を占め''、「適当にショットを撃とうものなら弾切れ中に体当たりされて即ミス」という罠に陥るのがお約束であり、その難易度は思いのほか高い傾向にある。
--敵を確実に仕留めるには「敵をぎりぎりまでハチに引き付けてショットを撃つ」か「敵が出現するパターンを覚えて先手必勝の如くショットを撃つ」のどちらかが効果的。また、「無理に倒さずに避けまくる」という手も有効。
--ジャンル上ではシューティングだが「レバーの上方向か下方向でスクロールスピードを調整できる」「複雑に設置された木や火を避ける」といったレースゲーム的な要素が強いのも特徴である。
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**総評
自機がハチ、敵も虫一色という大きな特徴を持ったシューティング。~
当時の基準でみれば、グラフィック周り等のクオリティは1982年のアーケードゲームと比べても可も不可もないレベル。
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**その後の展開
-家庭用移植の類は全くされておらず、現状ではプレイする環境はほとんどないのが現状である。
-本作は何気に『[[ゼビウス]]』以前の上下左右移動出来る縦スクロールシューティングである。その後、オルカのスタッフが作った東亜プランにて『[[BATSUGUN]]』、さらにその後継のCAVEにて『[[首領蜂]]』を経て世界初の弾幕STG『[[怒首領蜂]]』が生まれた。STGの進化は蜂と共にあったのかもしれない。