「タイトーチェイスH.Q. (GB)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

タイトーチェイスH.Q. (GB) - (2013/07/16 (火) 12:53:34) の最新版との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*タイトーチェイスH.Q. 【たいとーちぇいすえいちきゅー】 |ジャンル|レースゲーム|~| |対応機種|ゲームボーイ|~| |発売元|タイトー|~| |開発元|Bits Studio|~| |発売日|1991年1月11日|~| |分類|BGCOLOR(khaki):''劣化移植''|~| |ポイント|無茶移植|~| **概要 トニーとレイモンドの刑事コンビが、ナンシーからの指令を受け、犯人の逃走車を追跡する事が目的のカーチェイスゲーム。全5面。 十字キー+2ボタン(アクセル、ブレーキ)で操作。十字キー↓でローギア、十字キー↑でハイギアへの切り替えとなり、1ステージ中3度までという回数制限はあるが、セレクトボタンを押すとニトロ(ターボ)が発動する。 一定時間内に犯人に追いつくとサイレンが鳴り、追跡モードに突入。逃走車に体当たりしてダメージゲージをフルにすると逃走車が炎上、停止してステージクリアとなる。 **問題点 本作は1988年に業務用でリリースされた『チェイスH.Q.』のゲームボーイ移植版である。当然ながらオリジナルの魅力など完全再現出来るはずもなく、色々な部分で無理が出ている。 -ナンシーからの音声入り指令はこのゲームのウリの一つだが、本作では綺麗にカットされてしまっている。 -ターボを使用しない状態での自車は最高速318キロ出るのだが、画面スクロールはノロノロとしており、とてもそうは見えない。 -本作のステージBGMは''1種類のみ。''道路脇の障害物もサボテン、電柱、岩の3種類のみ。ゲームボーイだから仕方の無い部分もあるが、背景も代わり映えしないものばかり。そのせいでどの面もずっと同じ雰囲気に感じられてしまう。 -また、犯人車との距離はオリジナルと比べると異様に長い。その分制限時間も長めに取られているが、上述の代わり映えしない状況とあいまって、非常に冗長な作りになってしまっている。 -後半面になるとやたら一般車が増える。常時1画面に2台出ている事もある。 -最終面をクリアしても、黒画面にメッセージが表示されるのみで、その後何事も無かったかのようにタイトル画面に戻る。なおスタッフロールは洋ゲーによくあるタイトル画面放置で表示される。 **評価点 -コマ落ちが激しすぎるが、ターボを使った時は多少は「速くなった」と実感できる。 -ステージクリア後の犯人逮捕シーンは一応再現されている。 **総評 ゲームボーイなりに頑張ってスピード感を出そうとした工夫は伝わって来ない事も無いが、全ての面においてオリジナルには遠く及ばない。「なぜ移植した」と言いたくなる出来である。
*タイトーチェイスH.Q. 【たいとーちぇいすえいちきゅー】 |ジャンル|レースゲーム|&amazon(B000069U63)| |対応機種|ゲームボーイ|~| |発売元|タイトー|~| |開発元|Bits Studio|~| |発売日|1991年1月11日|~| |定価|3,600円(税別)|~| |判定|BGCOLOR(khaki):''劣化ゲー''|~| |ポイント|無茶移植|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 1988年に業務用でリリースされた『[[チェイスH.Q.]]』の移植版。~ 当然ながらオリジナルの魅力など完全再現できるはずもなく、色々な部分で無理が出ている。 ---- **特徴 トニーとレイモンドの刑事コンビが、ナンシーからの指令を受け、犯人の逃走車を追跡するのが目的のカーチェイスゲーム。全5面。 十字ボタン+2ボタン(アクセル、ブレーキ)で操作。十字ボタン↓でローギア、十字ボタン↑でハイギアへの切り替えとなり、1ステージ中3度までという回数制限はあるが、セレクトボタンを押すとニトロ(ターボ)が発動する。 一定時間内に犯人に追いつくとサイレンが鳴り、追跡モードに突入。逃走車に体当たりしてダメージゲージをフルにすると逃走車が炎上、停止してステージクリアとなる。 ---- **問題点 -道路脇の障害物はサボテン、電柱、岩の3種類のみ。仕方がない部分もあるが、背景もかわりばえしないものばかり。 --そのせいでどの面もずっと同じ雰囲気に感じられてしまう。 -ターボを使用しない状態での自車は最高速318キロ出るのだが、画面スクロールはノロノロとしており、とてもそうは見えない。 -犯人車との距離はオリジナルと比べると異様に長い。 --その分制限時間も長めに取られているが、上述のかわりばえしない状況とあいまって、非常に冗長な作りになってしまっている。 -後半面になるとやたら一般車が増える。常時1画面に2台出ることもある。 -最終面をクリアしても、黒画面にメッセージが表示されるのみで、その後なにごともなかったかのようにタイトル画面に戻る。 --なおスタッフロールは洋ゲーによくあるタイトル画面放置で表示される。 -ステージBGMは''1種類のみ。'' -ナンシーからの音声入り指令は原作のウリの一つだが、本作ではカットされてしまっている。 ---- **評価点 -コマ落ちが激しすぎるが、ターボを使った時は多少は「速くなった」と実感できる。 -ステージクリア後の犯人逮捕シーンは一応再現されている。 ---- **総評 ゲームボーイなりに頑張ってスピード感を出そうとした工夫は伝わってこないこともないが、全ての面においてオリジナルには遠く及ばない。~ 「なぜ移植した」といいたくなる出来である。 ---- **余談 同年3月にはゲームギアの移植版も発売されているが、こちらはセガ・マスターシステム版からの移植で、ゲームオーバーするまでプレイできるシステムになっている。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: