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マール王国の人形姫 天使が奏でる愛のうた - (2023/12/15 (金) 14:46:28) の最新版との変更点

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「[[判定不一致修正依頼]]」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 ---- *マール王国の人形姫 天使が奏でる愛のうた 【まーるおうこくのにんぎょうひめ てんしがかなでるあいのうた】 |ジャンル|ミュージカルRPG|&amazon(B001A1Z5IU)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|日本一ソフトウェア|~| |開発元|オーツー|~| |発売日|2008年8月7日|~| |定価|4,800円(税別)|~| |判定|BGCOLOR(khaki):''劣化ゲー''|~| |>|>|CENTER:''[[マール王国シリーズリンク>マール王国シリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 暖かみのあるグラフィック、キャラクターが歌い踊るミュージカルシーンなどで好評を博したPS用RPG『[[マール王国の人形姫]]』のDS移植版。~ ここでは変更点について批評を行っているので、基本情報については同記事を参照。 ---- **問題点 -キャラクターデザインが野村良治(現・Ryoji)氏から丸山薫氏に変更されており、シリーズファンからは不評の声が上がった。 --以前日本一ソフトウェアと野村氏の間には確執があり、そのためにデザインを担当してもらえなかったとされ、本作以前に野村氏がデザインを担当した『[[ラ・ピュセル 光の聖女伝説]]』の廉価版ではパッケージ絵のみが別人のものとなっている。その後発売された同作の移植作『ラ・ピュセル ラグナロック』では野村氏が戻ってきたのだが、絵柄が全く変わっていたために、「本作はRyojiじゃなくてよかった」という声が上がることもあった。 --丸山氏のデザインが駄目というわけではない。事実、シリーズ最新作『[[アンティフォナの聖歌姫 ~天使の楽譜 Op.A~]]』では一定の評価を得ている。 -容量の関係でイベントボイス、戦闘ボイスが削除されており、モンスターを仲間にすることが出来なくなった。 -戦闘で使える人形と使えない人形の格差が広がってしまった。 --仲間になる人形が加えられる頃のコルネット(シェリー)のレベルに比べて低く役に立たない(また2軍の人形には経験値も入りにくいためさらに格差が広がる)ためである。 ---使える人形はクルル・シャルテ・コロ・エリー(本編)、ナイトスポーノ・レジェム・成竜フレール(シェリー編)位であり、他の人形は仲間にした時期では最早役立たずになっている。 -観察ノートも追加されたが、文が続編『[[リトルプリンセス マール王国の人形姫2]]』から流用されている。 -PS版に無かったバグがあり、とある場所でエリンギャーに話しかけるだけで金が増えるバグの他、稀にフリーズも掛かる、終盤でのイベントでマージョリーのHPが1番目に反映されるといった問題点もある。 -取扱説明書までもが誤植というよりもPS版をそのまま写しただけで、公式サイトでお詫びを出している。 ---- **評価点 -ミュージカルシーンは完全収録。また、「アンコール劇場」という一度観たミュージカルシーンを何度でも観ることができるモードが追加されている。Bボタンでスキップが可能になり、2回目以降のプレイにも配慮されている。 -ダンジョンはマップが上画面に表示されるため迷いにくくなり、「そうだん」コマンドを使用すると次にどうすればいいか教えてくれるなど、全体的にプレイしやすくなっている。 -戦闘システムはシミュレーションRPGからオーソドックスなサイドビューコマンドバトルに変更。テンポはPS版より数段良い。また、PS版では画面を動き回るだけだった人形クルルが戦闘に参加するようになり、序盤の難易度が易しくなっている。 --なお、戦闘能力がプレイアブルキャラの中ではトップエース級に高く、PS版を知らずに一軍として使用し続けるとラストダンジョン直前で永久戦線離脱という、二軍を昇格させて穴埋めしなければならない事態が発生するので注意が必要。 -続々編『[[天使のプレゼント マール王国物語]]』に収録されていた「天使がくれた物語」「母を訪ねて」がリメイクされて収録されている他、様々なイベントが追加されている。 ---- **総評 ミュージカルシーン周りは完璧で、全て歌付きで完全収録、何度でも見られるなど、ミュージカルに特化した内容となっている。また、戦闘も簡単・スピーディになり、そのほかの細かな要素もストーリーをテンポよく進められるよう改良されている。~ 既にPSP・PS3用にゲームアーカイブス化されているが、キャラクターデザインの変更やモンスターが仲間にならないことなど、PS版からの変更点が気にならない人、本作からマールに触れようとしている人にはオススメの作品と言える。
「[[判定不一致修正依頼]]」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 ---- *マール王国の人形姫 天使が奏でる愛のうた 【まーるおうこくのにんぎょうひめ てんしがかなでるあいのうた】 |ジャンル|ミュージカルRPG|&amazon(B001A1Z5IU)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|日本一ソフトウェア|~| |開発元|オーツー|~| |発売日|2008年8月7日|~| |定価|4,800円(税別)|~| |判定|BGCOLOR(khaki):''劣化ゲー''|~| |~|BGCOLOR(khaki):''シリーズファンから不評''|~| |>|>|CENTER:''[[マール王国シリーズリンク>マール王国シリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 暖かみのあるグラフィック、キャラクターが歌い踊るミュージカルシーンなどで好評を博したPS用RPG『[[マール王国の人形姫]]』のDS移植版。~ ここでは変更点について批評を行っているので、基本情報については同記事を参照。 ---- **問題点 -キャラクターデザインが野村良治(現・Ryoji)氏から丸山薫氏に変更されており、シリーズファンからは不評の声が上がった。 --以前日本一ソフトウェアと野村氏の間には確執があり、そのためにデザインを担当してもらえなかったとされ、本作以前に野村氏がデザインを担当した『[[ラ・ピュセル 光の聖女伝説]]』の廉価版ではパッケージ絵のみが別人のものとなっている。その後発売された同作の移植作『ラ・ピュセル ラグナロック』では野村氏が戻ってきたのだが、絵柄が全く変わっていたために、「本作はRyojiじゃなくてよかった」という声が上がることもあった。 --丸山氏のデザインが駄目というわけではない。事実、シリーズ最新作『[[アンティフォナの聖歌姫 ~天使の楽譜 Op.A~]]』では一定の評価を得ている。 -容量の関係でイベントボイス、戦闘ボイスが削除されており、モンスターを仲間にすることが出来なくなった。 -戦闘で使える人形と使えない人形の格差が広がってしまった。 --仲間になる人形が加えられる頃のコルネット(シェリー)のレベルに比べて低く役に立たない(また2軍の人形には経験値も入りにくいためさらに格差が広がる)ためである。 ---使える人形はクルル・シャルテ・コロ・エリー(本編)、ナイトスポーノ・レジェム・成竜フレール(シェリー編)位であり、他の人形は仲間にした時期では最早役立たずになっている。 -観察ノートも追加されたが、文が続編『[[リトルプリンセス マール王国の人形姫2]]』から流用されている。 -PS版に無かったバグがあり、とある場所でエリンギャーに話しかけるだけで金が増えるバグの他、稀にフリーズも掛かる、終盤でのイベントでマージョリーのHPが1番目に反映されるといった問題点もある。 -取扱説明書までもが誤植というよりもPS版をそのまま写しただけで、公式サイトでお詫びを出している。 ---- **評価点 -ミュージカルシーンは完全収録。また、「アンコール劇場」という一度観たミュージカルシーンを何度でも観ることができるモードが追加されている。Bボタンでスキップが可能になり、2回目以降のプレイにも配慮されている。 -ダンジョンはマップが上画面に表示されるため迷いにくくなり、「そうだん」コマンドを使用すると次にどうすればいいか教えてくれるなど、全体的にプレイしやすくなっている。 -戦闘システムはシミュレーションRPGからオーソドックスなサイドビューコマンドバトルに変更。テンポはPS版より数段良い。また、PS版では画面を動き回るだけだった人形クルルが戦闘に参加するようになり、序盤の難易度が易しくなっている。 --なお、戦闘能力がプレイアブルキャラの中ではトップエース級に高く、PS版を知らずに一軍として使用し続けるとラストダンジョン直前で永久戦線離脱という、二軍を昇格させて穴埋めしなければならない事態が発生するので注意が必要。 -続々編『[[天使のプレゼント マール王国物語]]』に収録されていた「天使がくれた物語」「母を訪ねて」がリメイクされて収録されている他、様々なイベントが追加されている。 ---- **総評 ミュージカルシーン周りは完璧で、全て歌付きで完全収録、何度でも見られるなど、ミュージカルに特化した内容となっている。また、戦闘も簡単・スピーディになり、そのほかの細かな要素もストーリーをテンポよく進められるよう改良されている。~ 既にPSP・PS3用にゲームアーカイブス化されているが、キャラクターデザインの変更やモンスターが仲間にならないことなど、PS版からの変更点が気にならない人、本作からマールに触れようとしている人にはオススメの作品と言える。

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