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ウェディングピーチ - (2015/03/11 (水) 23:26:05) の最新版との変更点
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*ウェディングピーチ
【うぇでぃんぐぴーち】
|ジャンル|ミニゲーム集|&amazon(B000068HW1)|
|対応機種|スーパーファミコン|~|
|発売元|KSS|~|
|開発元|シマダ企画&brセンターテック|~|
|発売日|1995年9月25日|~|
|定価|9800円|~|
|分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|見えている地雷&br「すごく楽しいよ」と自画自賛&brミニゲームが8+1というボリュームのなさで高すぎる値段&br''開始1時間未満''でエンディング&brミニゲーム集だがミニゲームにも問題点が&br男キャラの扱いひどすぎ&br悪いなのび太、このゲームは3人用なんだ|~|
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#contents(fromhere)
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*概要
-少女漫画雑誌・ちゃおにて連載された漫画を原作とするアニメ『愛天使伝説ウェディングピーチ』をゲーム化。
-学園祭の最後にダンスパーティがあり、ミニゲームをして一番点数の高い人が憧れの柳葉センパイのダンスパートナーになれるという。柳葉センパイを巡って「ももこ」「ゆり」「ひなぎく」がミニゲームで熱いバトルを繰り広げる。
-パッケージによると「あこがれの柳葉センパイのダンスパートナーになるために、8種類の楽しいゲームにチャレンジ!! ストーリーの終わりには秘密のファイナルステージもあるのよ。3人までいっしょにプレイできるから、おともだちと遊ぶとすごく楽しいよ!」
*特徴
-おはなしでは最初に1日にできるミニゲームの数を4,6,8つの中から選び、選んだ数字の数を終わらせたら、2日目に突入。全部で3日目まである。3日目のすべてのゲームが終了したらファイナルステージに突入。終わったらエンディング。
-ミニゲームではファイナルステージ以外の好きなミニゲームで遊べる。
-おまけモードは、他のゲームで言うところのオプション。
*おはなしの問題点
-意味の全くないミニゲームの選択
--ミニゲームで一番点数が低いプレイヤーが選べるという触れ込みだが、その実態はルーレットであり、目押しも難しい。
--しかも1度やったゲームは選べない上に、ゲームの数を4つで選択したら4つしか選択肢がない。
--最初はじゃ魔ピーが選ぶので、最初のミニゲームで点数が低くて選べる状況になっても選択肢は3つだけ。選べるメリットがない。選ぶことが出来るというより選ばされてるといった気分だ。
-男キャラの扱いがひどい。
--重要人物の柳葉センパイや、説明書に載っていた同級生の風摩ようすけ、雨野たくろうのグラフィックがどう見ても観客とほぼ同等のクオリティ。初見では名前が出ない限り一目ではわからない。
---説明書では髪の毛の色は柳葉センパイが金、ようすけがこげ茶、雨野たくろうが紫なのだが、男キャラは全員茶色。似せる気0である。
---というか、アニメでは雨野たくろうは茶色。説明書では紫。意味がわからない。
---説明書には雨野たくろうも紹介されているのだが、ゲーム中では一切語られることのないキャラ。何故説明書に載せた?
--柳葉センパイに台詞なし。雨野たくろうは台詞がない上、名前すら出てこない。というか、ゲームに出てきたのかすら分からない。
-エンディングがひどい。
--どのキャラが勝とうがプレイヤーが勝とうがどうしようがエンディングは一緒。つまり話を進めてミニゲームをしなくても、同じエンディングを迎えることが出来る。
--1位になった人はプレイヤーだろうがCPUだろうが結局柳葉センパイとは踊れない。センパイは他の女子と踊っているのである。がんばってミニゲームに勝って1番になった人に対し、この仕打ちはいくらなんでも酷すぎる……。
---とはいえ、アニメもこんなノリであり、柳葉センパイと踊れるというのは3人が勝手に決めたことではあるので仕方ないとも言える。キャラにとっては仕方ないが、複数のエンディングを期待していたユーザーはがっかりするだろう。
-実はこれ……
--アニメのとある一話をゲームにしたものであって、それを見ていた人なら展開が分かってしまうのである。
*ミニゲームの説明(問題点も含む)
-ピコピコじゃ魔ピー
--もぐらたたきで出てきた場所をA,B,Y,Xボタンを使って叩く。じゃ魔ピーを叩いて点が入り、同級生の風摩ようすけを叩くと減点。あまり問題点はないのだが、プレイヤーとしてももこを選択していると髪の毛が邪魔になり、Xボタンで叩く場所が見づらい。
-わいわいつり大会
--Aボタンを押してえさを落として十字ボタンで金魚の口まで持っていってAボタンで吊り上げる。3つの色がありそれぞれもらえる点数は違う。1番マシな出来である。
-聖サムシングフォーを探せ
--じゃ魔ピーが表示する絵を地面においてある花束をAボタンを押して拾って絵に描かれたアイテムを探すゲーム。ただの運ゲー。拾うとペナルティーになるアイテムや偽者はないため、絵を表示する必要性があまりない。
-おじゃまなキャッチャー
--UFOキャッチャーのゲーム。Aボタンで右側、Yボタンで左側に動くクレーンを動かしてぬいぐるみを拾う。A,Yを放してクレーンを降ろす。じゃ魔ぴーが動いてぬいぐるみを場所を変えて邪魔してくる。じゃ魔ピーの動きに注意だ。
--3種類のぬいぐるみがあるのだが点数はどれも同じ。つり大会の時は点数違ったのに……。
--クレーンを降ろしたあとの待ち時間が約5秒と長くイライラする。
-ペアエンジェル
--神経衰弱。交代にめくるのではなく3人同時に動いて床に置いてあるパネルをめくる。キャラが被ったりして邪魔で見づらい。CPUは普通に1発で当ててくることが多く、CPU戦では難易度が高い。
-おじゃ魔どこじゃ
--3つのじゃ魔ピーの絵のうち、1つを覚えて最後にどこにあったか当てるゲーム。早く当てた方が点数は高い。
--しかしプレイヤーが先に場所を当ててもCPUがプレイヤーと同じ場所を選択したら''なぜかプレイヤーに得点が入らずCPUにだけ点が入る''。逆にCPUが先に選択したのをそのあとにプレイヤーが選んでも同じ。意味が分からない。
--それもそのはず、どうやら3つのうち1つを選ぶのではなく、最初に出た3つのなかから自分の選択する枠に入ってる絵(1Pなら一番左の絵)を覚えろという意味で、それを他の誰よりも早く見つけなければいけないのである。非常にややこしい。
---説明書にもゲーム説明にも、そのこと一切説明なし。
-ドキドキスロット
--スロット。頭、体、足の3つに分かれた絵がくるくる回り、同じ色の絵を合わせてキャラクターの絵を完成させる。男より女の方が点数が高い。
--ズボンに2種類の絵があり、男キャラ専用と女キャラ専用のズボンがあるのだがどっちがどの絵なのかわかりづらい。
---しかも男キャラの下半身がスカートになっても点が入る。
---絵がわかりづらくても色で合ったかどうかも分かるようになっているのだが、色が違っても入ることがある。
---先ほど記述したとおり男キャラのグラがひどいため、男キャラの絵が合ったかどうかも分かりづらい。
--ゲームではタイミングよくボタンを押して絵を止めると言ってるが回転が早く、落ち着いてやってる間にもCPUはバンバン合わせてくるので((運次第ではあるのだが))、結局プレイヤーはボタン連打、運に頼るしかない。
-じゃ魔ピーハント
--じゃ魔ピーを撃って点数を稼ぐ射撃ゲーム。弾が遅くじゃ魔ピーの動きがだんだん早くなる。照準は他のキャラのものと被ることがあって見づらい。狙って撃っても、じゃ魔ぴーが動くため先読みするしかない。
*その他の問題点
-キャラゲーで使えるのが3人というのは少なすぎる。
--おはなしは仕方ないとはいえ、せめてミニゲームモードでは他のキャラを使わせてくれてもよかったのでは? せっかくのマルチプレイヤー5対応なのに。
-ゲームを始めると、じゃ魔ピーが説明をしたあとにキャラを決めてその後におはなし、ミニゲーム、おまけを選ぶのだが、おまけやミニゲームを選んで戻ったあとに、またじゃ魔ピーの説明から始まるのでテンポが悪い。
-説明書が説明不足で13ページしかない上に、その薄い内容ですら一部は間違っている。
--説明書には、おまけでは音楽、効果音を聴いたりゲーム中のいろいろな設定を決めることができると書いてあるのだが、実際に設定できるのは変身のON,OFFしかないという充実したオプション。''ステレオ、モノラルぐらいつけろ''。
---''[[デスクリムゾン]]でさえ、ステレオ、モノラルの設定はあったのに…''(というか、それしかないのだが)。
-ミニゲームに問題だらけ、ボリュームがないのに「すごく楽しいよ」と自画自賛。
*評価点
-OPのグラフィックの出来は素晴らしい。
-マルチプレイヤー5対応。
--しかし3人まで。
*総評
-肝心のミニゲームにも問題多数であり、それ以外の面でも問題点が多すぎる。全ての部分を適当に作ったといった感じのゲームである。友達と遊べばそれなりに楽しめるところがあるだろうが、やはりボリュームのなさ、数々の問題点、高すぎる値段。楽しんだというよりもまずは金の無駄だったという言葉が先に出てくることだろう。
-このような出来でよくもまあ[[原作者を怒らせなかった>CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE]]ものである。
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*ウェディングピーチ
【うぇでぃんぐぴーち】
|ジャンル|ミニゲーム集|&amazon(B000068HW1)|
|対応機種|スーパーファミコン|~|
|発売元|KSS|~|
|開発元|シマダ企画&brセンターテック|~|
|発売日|1995年9月29日|~|
|定価|9,800円(税別)|~|
|プレイ人数|1~3人|~|
|判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|大量繰り返し前提のミニゲーム&br()変わり映えのしないストーリー|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
アニメ『愛天使伝説ウェディングピーチ』のゲーム化作品の第1弾。
原作は、主人公ら少女たちが「愛天使」に変身して敵と戦いながら恋も繰り広げるというバトルヒロインもの。本作は学園祭のアトラクションという設定でミニゲームをプレイするパーティーゲームとなっている。
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**特徴
プレイヤーキャラクターはももこ(ウェディングピーチ)、ゆり(エンジェルリリィ)、ひなぎく(エンジェルデイジー)の3人。はじめに各プレイヤーの使用キャラを決めた後、「おはなし」「ミニゲーム」「おまけ」の3モードから選択する。
-「おはなし」は、決められた回数ミニゲームをプレイし、プレイで得た得点で順位が決まるメインモード。(ゲーム内の)3日分のミニゲームをプレイした後、ボーナスステージを1ゲームプレイする。
--プレイ数の選択は特殊で、「1日あたりのミニゲーム数」×3+1つのミニゲームをプレイすることになる。1日のミニゲーム数は4・6・8の3種類(よって総プレイ数は13・19・25)から選べる。
--日数の区別はあるものの得点は通算され、3日目終了時点で最も得点の高いプレイヤーが優勝となる。
--各ミニゲーム中には「ハート」が出現する。これを4つ集めたプレイヤーは次のミニゲームで変身し、高い得点を得られるようになる。
-「ミニゲーム」モードではファイナルステージ以外の任意のミニゲームで遊べる。
-「おまけ」モードは、他のゲームで言うところのオプション。
#region(ミニゲーム一覧)
//問題点が言いがかりや嘘っ八ばかりのため、特徴欄に移動。
-ピコピコじゃ魔ピー
--もぐらたたきゲーム。じゃ魔ピーを叩くと得点、同級生の風摩ようすけを叩くと減点。
-わいわいつり大会
--釣り堀で釣りをする。えさを落として十字ボタンで魚の口まで持っていき、魚が食いついたら吊り上げる。魚には3つの色があり、それぞれもらえる点数が違う。
-聖サムシングフォーを探せ
--地面に花束?がたくさん置かれており、プレイヤーはそれらを次々に抜き取る。一部の花束の下には変身アイテム「聖サムシングフォー」の絵が隠されており、それを見つけると得点。抜き取った花束は一定時間で復活するため、自分がすでに探した花束は覚えておく必要があり、簡易版の神経衰弱の要素もある。
-おじゃまなキャッチャー
--クレーンゲーム。左右に動くクレーンを動かしてぬいぐるみを拾う。フィールド内にはぬいぐるみの他にじゃ魔ぴーが混ざっており、時々左右に動いてぬいぐるみを勝手に移動させる。
--ぬいぐるみを取れれば得点となるが、じゃ魔ぴーを取っても得点にはならない。
//全部得点が同じとか嘘書かないでもらえます?
-ペアエンジェル
--神経衰弱。フィールドに12枚のパネルが置かれており、3人同時に動いてめくっていく。1枚目をめくった時点でそのパネルは自分のものとしてキープされ、2枚目をめくったときに同じ絵柄であれば自分の得点となるが、違っていれば2枚とも裏返しに戻る。12枚全てペアにできた場合、シャッフルされて第2戦に入る。
-おじゃ魔どこじゃ
--最初に各プレイヤーが覚えるべき絵が表示され、次に10個の窓に次々と絵が表示されては消えていく。表示終了後、自分の絵が最後にどの窓にあったかを当てる。早く当てた方が高得点。
//間違えやすいのは問題点だが、そもそもプレイヤーが勘違いしていただけの話を謎仕様扱いするのはおかしい
-ドキドキスロット
--スロット。頭、体、足の3つに分かれた絵が回転しており、同じ色のコマを合わせてキャラクターの絵を完成させる。3か所中2か所が合えば得点が入る。また、男2種類・女3種類のほかにじゃ魔ピーのコマがあり、女キャラは得点が高い。
--回転は速く、とにかく何度も止めてたくさんのチャンスを得ることが重要になる。
//キャラクターが混ざっていても得点になるのは2か所合ってれば得点になるからだと確認
-じゃ魔ピーハント
--照準を動かしてじゃ魔ピーを撃ち点数を稼ぐ射撃ゲーム。じゃ魔ピーの動きはだんだん素早くなり、先読み射撃が必要になってくるが、動きは4方向の直線移動のみのため読むことは難しくない。
-ボーナスゲーム
--ダンスパーティー前に突如現れた悪魔イグニスと戦う。どのゲーム数でも3日目の全ゲーム終了後にしか登場しない。
--全員が変身した状態で、校庭?のトラックでイグニスを追いかける縦スクロールアクションゲーム。プレイヤーは前後左右に動きながらイグニスの攻撃をよけつつ、自分の攻撃を当ててダメージを与えて得点を稼ぐ。攻撃を食らうと減点だが、体力制ではないので何度当たってもミスにはならない。また、このゲームでは得点の途中経過が表示されない。
#endregion
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**問題点
-ボリューム不相応のプレイ数
--ミニゲーム数は9個で、そのうち1つはボーナスステージのため実質8個。これ自体はSFCのゲームでは取り立てて少ないわけではないが、問題はこれしかゲームが無いのに最低でも13回ゲームを遊ばないと文字通り「おはなし」にならない点である。
--ボーナスゲームを除く12のラウンドに対して用意されているゲームは8つのため、どうやっても同じミニゲームを複数回遊ぶことになる。無論、何度遊ぼうがゲーム内容は全く同じ。25ゲーム遊ぶとなれば…
--そもそも、最少が13ゲームというのも多すぎる。3~5ゲーム程度でもプレイさせてほしいところ。
--せめて「日によってゲームの難度が上がっていく」「得点がインフレする」といった要素があるだけでもだいぶ違ったはずである。
-実質ミニゲームしか遊べない
--「おはなし」も一応ストーリー構成にはなっているが、実態は何度もミニゲームをプレイして点数を競うだけであり、ミニゲーム単独で遊んでいるのと大差ない。
--後述の通りミニゲームの結果によるストーリー変化があるわけでもないので、ランダム性や戦略性という面ではすごろく形式のパーティーゲームと比べると劣る。
-エンディングの内容
--「おはなし」は「優勝者が(女子憧れの)柳葉センパイとダンスできる」という設定なのだが、実際のエンディングは誰が勝とうが「イグニスと戦っていた結果パーティーに遅刻し、既に別の生徒が柳葉センパイと踊っていた」というズッコケエンド。
--実は本作は''アニメのとある1エピソードをゲームにしたもの''である。アニメもこんなノリであり、柳葉センパイと踊れるというのも元は3人が勝手に決めたことなので仕方ない話ではある。だからこそ、ゲームでは違う展開が見たかったとも言えるが。
-ミニゲーム開始前の説明が一部わかりづらい
--「おじゃ魔どこじゃ」は「絵を覚えて最後に出た場所を当てる」と案内されるが、当てる絵は自分に割り当てられたものであるというルールの説明がない。割り当て時にカーソルが自分の色になるため理解不能なわけではないが、よくわかっていないうちにプレイすると「同じ絵を先に選んだのに他人にだけ点が入る」という一見理不尽な事態になってしまう。
--「ドキドキスロット」は「絵を完成させる」と案内されるが、先述の通り実際は3分の2が合っていれば得点になる。展開の速さも相まって、初見だと何が起こっているのかわからないことも。
-その他
--ゲームを始めると、じゃ魔ピーの説明の後にキャラを決めてその後にゲームモードを選ぶのだが、おまけやミニゲームから戻った時にもじゃ魔ピーの説明から始まるのでテンポが悪い。
--「おまけモード」では音楽・効果音を聴いたりゲーム中のいろいろな設定を決めることができると説明書にはあるのだが、実際に設定できるのは変身のON/OFFのみ。
//-全く意味のないミニゲームの選択
//--ミニゲームで一番点数が低いプレイヤーが選べるという触れ込みだが、その実態はルーレットであり、目押しも難しい。
//そもそもミニゲームの選択がランダムなパーティーゲームなんてたくさんあるわけで、この点を問題視すること自体がお門違いでしょう
//SDキャラの都合上モブキャラと似やすくなる点は解るが、それでも髪型やようすけの特徴的な眉の太さは再現されており、一目でモブキャラと見分けがつかないという指摘は難癖レベルに思える。
//雨野たくろうはゲーム中で名前を呼ばれて台詞もある上、ゲーム・アニメ共に髪色は群青色またはミッドナイトブルーといった感じなので指摘自体が間違い。
//-男キャラの扱いが悪い。
//--重要人物の柳葉センパイや、説明書に載っていた同級生の風摩ようすけ、雨野たくろうのグラフィックがどう見ても観客とほぼ同等のクオリティ。初見では名前が出ない限り一目ではわからない。
//---説明書では髪の毛の色は柳葉センパイが金、ようすけがこげ茶、雨野たくろうが紫なのだが、男キャラは全員茶色。似せる気0である。
//---というか、アニメでは雨野たくろうは茶色。説明書では紫。意味がわからない。
//---説明書には雨野たくろうも紹介されているのだが、ゲーム中では一切語られることのないキャラ。何故説明書に載せた?
//--柳葉センパイに台詞なし。雨野たくろうは台詞がない上、名前すら出てこない。というか、ゲームに出てきたのかすら分からない。
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**評価点
-グラフィック面は良好。
--SDキャラクターはよく動き、見た目や表情、しぐさなどが可愛らしく、それを上手く生かしたOPの出来も素晴らしい。
--各日の開始時に挿入される1枚絵もゲームの雰囲気をよく表していて良質。
-3人まで遊べる
--周辺機器のマルチプレイヤー5に対応しており、3人まで同時プレイができる。きちんとメインキャラ3人を選べるようになっているのは評価できる点である。
//この時期のパーティーゲームで3人同時プレイは周辺機器必須とはいえむしろ評価点のため移動
-メインキャラ3人の変身時に原作アニメの声優のボイスが使用されている。SFC時代のキャラゲーではかなり貴重。
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**総評
グラフィックは良質なものの、ゲーム内容は単調そのもの。ミニゲームを何度も遊ぶしか内容がないため、やがて同じゲームをひたすらに繰り返すことになってしまう。~
アニメ版エピソードの焼き直しでif展開もないためファンアイテムとしても価値は低くならざるを得ず、総じて中途半端な作品になってしまっている。