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*げきたま! ~青陵学園演劇部~ 【げきたま せいりょうがくえんえんげきぶ】 |ジャンル|スピーディードタバタコメディADV|&amazon(B003LO2GKO)| |対応機種|Windows XP/Vista/7|~| |発売・開発元|Cassiopeia|~| |発売日|2010年7月23日|~| |定価|8,800円(税別)|~| |レーティング|BGCOLOR(black):''&font(#FF69B4){アダルトゲーム}''|~| |配信|2010年10月22日/2,800円|~| |判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|パッケージ詐欺&br;''激重システム''&br;偏ったシナリオ&br;手抜きCG|~| |>|>|CENTER:''[[ぺんしる作品リンク>ぺんしる作品]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 ぺんしる系列のメーカーの1つとして誕生した『Cassiopeia』の処女作かつ最終作に該当する作品。 同様の経緯で誕生したメーカーとして『Lillian』等がある。 演劇を舞台とした作品で、発売前は声優・歌手の青葉りんごを積極的に起用し宣伝を行うなどの意欲作であった。 また、システム面の良さをメーカーが謳ったり、''店舗で女児用パンツを販売したり''と話題作りに積極的だった。 ---- **あらすじ 『私といっしょに 『お芝居』 しよっ♪』 僕――朝日奈幾巳はその年の2学期、いきなり富士山の麓にある 『青陵学園』 に転校する事になった。 右も左も分からない学園でふらふら歩いている内に、僕は学園のステージへと辿り着く。 そこで出会った3人の女の子―― 宮元橘華ちゃん、佐崎凛さん、柄原由理奈さん。 彼女たちはこの学校の 『演劇部』 のメンバー。 その活動の最中に飛び込んじゃった僕は、3人に入部を迫られちゃう。 聞けば演劇部は人数不足で、このまま学園祭で演劇が出来ないと廃部になっちゃうらしい…。 それを聞かされて悩んだ僕。 演劇なんてやったこと無かったけど――彼女たちの先輩・八木羽蘭子先輩にとっ捕まって、僕は拉致られるように演劇部に入部するハメに。 大道具とかでお手伝いでも……とか考えてたんだけど、みんなは僕に 『お芝居』 をやってもらう気満々みたいなんだよね……。 さらに!演劇部で突如 “謎”の現象が起きて、僕は戦国時代の武将の霊にまでとり憑かれる始末!? 演劇部の活動はさらにドタバタなものになっていく! 果たして青陵学園演劇部は、無事に学園祭で演劇をすることが出来るのか!? ---- **キャラクター #region(close,長いので収納) -朝日奈 幾巳 二学期の初めに舞台となる青陵学園に編入することになった主人公。 ふとした拍子で演劇部に入ってしまう事に。 特に目立つことが好きというわけでもなく、何かに対して情熱を燃やす熱血さもなかったが、演劇部員の女の子たちと触れ合っていく中で、次第に演劇に本気で取り組むようになっていく。 気弱な性格であるため、押しにはとことん弱い。 -宮元橘華 幾巳のクラスメイト。幾巳を積極的に演劇部に勧誘してくる。 背はちっこいが元気いっぱいの女の子。 少々おバカだが、とにかく努力家で演劇に対する熱意も十分。 なにかとかわいい小動物のような反応をするのが特徴。 だが実はかなりの大食漢。特におにぎりに目がない。 -佐崎凛 普段から冷たくクールな態度をとる演劇部員の女の子。 幾巳に挑発的な言動をしたりと、同じ演劇部員としてなかなか認めないそぶりを見せるが、心の中ではちゃんと評価している (いわゆるツンデレ)。 胸にかなりのコンプレックスを持っている。 -柄原由理奈 巨乳でメガネな演劇部員。 しかし度の強いメガネを外すと…? 根っからの部長気質で (実際部長だが)、部員や状況の取りまとめが得意。 落ち着いた雰囲気に似合わず、部員の中では一番腹黒く、猟奇的な一面を見せることも。 -八木羽蘭子 ノリの軽い演劇部員。幾巳たちよりも1年上の先輩。 演劇部では台本の執筆を担当する。 悩み事や相談事にも乗ってくれる姉御肌なところもあり、なにかと頼れる存在。 しかし、トラブルメーカーでもあるため、とんでもない事件を引き起こすことも。 #endregion ---- **問題点 ''パッケージ詐欺'' -今作の裏パッケージに登場する、紫色の髪の毛の童顔のヒロインはゲーム中に一切登場しない。 --このキャラクターは''[[主人公の女装姿>Cross Days]]''であり、公式サイト(すでに消滅)にある4コマ漫画に登場するのみである。 -また、蘭子は主人公とは結ばれず、おまけシナリオの一部で戦国時代からタイムスリップしてきた三郎と結ばれる。あたかも攻略可能であるかのような表記であり、詐欺ではないか、という声が大きかった。 ''激重システム'' -今作は事前の宣伝において、システム面の長所をピックアップしていたのだが、いざ蓋を空けると不備の多さ、重さが大きな問題となった。~ 今作ではキャンペーンを行っており、それに応募するには、ゲーム中に登場するキーワードを見つけなくてはならない。~ その作業を行わせるためなのかは分からないが、このゲームにはオートスキップ機能が存在しない。~ それだけならともかく、システムの動作が総じて非常に緩慢で、ゲームをプレイするテンポが悪かった。~ KOTYeスレの報告では、Core i7搭載のPCでさえも動作が緩慢だったとのこと。 --他、自動起動メニューに「ゲームを起動する」がないなどの指摘もあった。 ''偏ったシナリオ'' -確かに、後述するように演劇シーンの完成度は総じて高い。~ その一方、主人公やヒロインとの間の恋愛描写はかなりおざなりになっており、いきなり主人公のことが好きだと言い始めたりする。 ''手抜きCG'' -今作のCGは拡大するとよくわかるが、イラストを始めたばかりの人が作ったような出来となっている。~ 具体的には、輪郭の修正が非常に雑である。 ---- **評価点 -演劇シーンの完成度が高い。 --今回のテーマである演劇の表現力に関しては、事前の取材の成果であるのか、総じて完成度は高い。~ 演劇をあまり知らない人間にもわかりやすく説明が入るなど、テーマを楽しむ、という点では間違った内容は無かったと言える。 ---だが空回りしている、という指摘もある様子。 ---- **総評 演劇描写に力を入れ過ぎた結果、他の項目がおざなりとなってしまった作品。~ 特にシステム回りの不出来は、メーカーが宣伝していたものからすれば、出来のひどさは特筆すべきレベルか。~ また、パッケージに攻略できないキャラクターを、あたかも攻略可であるかのように載せるのもいかがなものか。~ せめてシステム面が宣伝通りに快適であったなら、そこまで多くの批判が出るような作品ではなかったのかもしれない。 ---- ---- **その後 この作品を発売し、コミックマーケット終了後にメーカーが公式サイトを閉鎖し、事実上の''メーカー消滅''となった。~ もっとも、ぺんしる系列の''捨てメーカー''であるため、売れなければ切り捨てる、を忠実に実行したまでだとは思われる。

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