「ポケモントレッタ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ポケモントレッタ - (2015/07/11 (土) 20:27:42) の最新版との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*ポケモントレッタ 【ぽけもんとれった】 |ジャンル|トレーディングカードアーケードゲーム|&image(http://image.gamer.ne.jp/news/2012/20120418/00118b1f51acae1d32215a3b56dd2e62efa3/m/12.jpg,height=160)| |対応機種|アーケード(Taito Type X)|~| |発売元|タカラトミーアーツ|~| |開発元|マーベラスAQL|~| |稼働開始日|2012年7月12日|~| |1プレイ料金|100円|~| |判定|なし|~| |>|>|CENTER:''[[ポケットモンスターシリーズ関連リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/417.html]]''| **概要 -ポケモンシリーズのTCAG。カードでなく、トレッタとよばれる幅41mm×高さ41mm×厚さ3.6mmのプラスチック製の正方形の物を使用し、プレイヤーはトレッタをスキャンすることによってゲーム内にポケモンを3体呼び出し対戦する。 -ポケモンシリーズのTCAGとしては『[[ポケモンバトリオ]]』の後継機になり、ポケモンバトリオの稼働終了の発表に合わせて本作の稼働が公開された。 -ポケモンを探し、バトルし、捕まえるというポケットモンスターシリーズの基礎的な流れに準じており、実際に捕まえたポケモンがポケモントレッタとして排出されるのが大きな特徴である。((カード自販機の性質も含む為3体の内必ずどれかがゲットできるようになっている。)) -また、今すぐゲットではポケモンとの戦闘を省き、クイックボールを投げて即ポケモントレッタを排出するモードでボールを投げる地形はランダムで選択される。 **評価点 -ポケモンシリーズのリアリティの高さ --やはり実際に戦って捕獲したポケモンを持って帰れるのは大きな点である。本編と同じく、ゲットしたいポケモンのタイプごとの相性も勿論大事である。 --特にマスタークラス、レジェンドクラス、シークレットクラス、アルティメットクラスといったレアリティの高いトレッタをゲットできた際の達成感は大きい。 -タカラトミーアーツから発売されているポケモンメガリング、メガバングルとの連動 --プレイ中メガシンカ可能なトレッタ((メガシンカの刻印のあるトレッタ))があれば技を選んだタイミングでメガリング、メガバングルの光を指定された場所に当てればメガシンカさせることができる。メガリングを持っていなくてもルーレットで目押し成功させればメガシンカ可能。 --ポケモンXYやオメガルビー・アルファサファイア同様メガシンカ可能なのは戦闘中に1体までであるが、メガシンカしたタイミングでHPが全回復される為バトルでは重宝される。 -うでだめしモードの実装 --バトルに特化したモードで強敵と戦えるモード。相性を合わせ、レジェンドクラスやマスタークラスといった高レアリティを並べれば倒すのはそう難しくはないが、全体的に低いポケエネ((そのトレッタの総合力を示す))のノーマルクラス等で固めたデッキで3体とも倒しきるのは難易度は高く運も大きく絡む。ちなみに低レア、低ポケエネで勝利した方がスコアが高くなりハイスコア狙いでそちらをやりこむプレイヤーもいる。 **問題点 -ゲットチャンスからの逃亡 --最もプレイヤーからは批判の槍玉にあげられることが多い。 --主にゲットチャンス((相手ポケモンを倒した状態))にしたらゲットできる確率は格段に上昇するが、たまにレアリティ問わずその状態でも逃走することもある。 --そこからハイエナに遭うこともある為、プレイヤーからは改善が望まれてたが、ザ・ポケモントレッタ02弾あたりでまさかの''悪化''。 --あからさまにハイパークラス以上のキラトレッタをゲットチャンスにしても逃走しやすいようになっており、同じレアトレッタを5回以上連続でゲットチャンスからの逃亡をされたというプレイヤーも多数いる。1つのレアトレッタゲットするのに長時間拘束されるということも。挙句の果てにはハイエナされてしまうこともある。 --確かに本編でも伝説のポケモンなどはゲットしにくいように設定されてるがそこまで再現しなくてもいい気が……。あくまで子供向けのキッズアーケードゲームで1プレイ100円なんだし。 --アルティメットクラスを利用して特定の条件を満たした時の超ゲットチャンスにしても頻繁に逃走される。 --特に小さい子供にはメンタル的にキツイものがあり泣き出してしまう子供も少なくない。 -かと思えば殆どダメージ与えていない状態でもゲットできたりすることがある。通称''ノダメゲット'' --運ゲーと批判されがちだが、この辺りは初心者救済的な部分もある為仕方ない事でもある。 --一部の丁度02弾が稼働した時期は、世間では『[[妖怪ウォッチ]]』の人気が絶頂期でありポケモンは劣勢を強いられてた時期だからとの見解もあるが、ゲットチャンス逃走を多発させることにより一定の集客効果を発生させ、よりクレジットを意図的に投入させる為、金に汚くなったと称するプレイヤーもいる。 -レアポケモンが出現しなかった時の相手がノーマル、スーパーのみ消化試合がつまらない。 --特にレアポケモンが出現している最中の消化試合は苦痛であり、スキップも可能にして欲しいとの声もある。 -ハイエナ等モラルによる問題。 --主に他人のプレイを後方で待機して見てるだけ見ていて、マスタークラスやレジェンドクラスといった高レアリティのポケモンが画面上に出現したら並びだす人がおり、それまでプレイしていたプレイヤーからは嫌悪感を抱くことも。さらに大人子供問わずプレイ中の人に対して罵声やヤジを飛ばす人もいる為なおさら印象が悪い。 --主にマスタークラス以上はオークション等でも高額で取引されることも多く、この手のTCAGと同じくメーカーの見解では''後ろに並んだお友達がいたら1回で交代''の基本的なルールの為、他の台が空いてるにも関わらず並んだりするとトラブルになりやすい。 --最悪、親子がその台で数千円単位で投資していて高レアリティのトレッタが出現し、見ていた大人の人にそのまま並ばれ出現させてゲットされ子供が泣きだしてしまったという報告も……。 --ポケモントレッタのシステムは筺体内のテーブル上にある16枚のトレッタのうち3枚を画面上に出現させる仕組みの為、複数設置してある店ではレアトレッタが出現している台だけ長蛇の列ということもよくある。 --このような状況は文字通り''奪い合い''ともとれなくもなく、折角、ある程度時間とお金かけてレアポケモン出現させても後ろから並んだ人に小額でゲットされていくこともよくある為、こうした状況に嫌気をさして引退してしまうプレイヤーも決して少なくない。 -こうしたハイエナ行為から自己防衛するには夜、子供の入れないゲームセンター等に足を運ぶことをお勧めする。 --こちらはこちらでゲットチャンスからの逃亡やらで閉店時間までとの戦いになるが……。~ 比較的夜主体でプレイするプレイヤーは地域にもよるが、モラルがある((他人が高レアリティのトレッタ出現させても並ばない))人の方が多い為である。 **賛否両論点 -ホーム&アウェイ仕様 --現行弾は調子が良くなり過去弾は調子が悪くなりやすいシステム。通称''鬼アウェイ'' --特に旧5弾まではバトル時に過去弾のトレッタを1枚でも使用すると他の2枚も''強制的に弱体化''。この弱体化の幅は非常に激しく、たとえレジェンドクラスやマスタークラスのポケモンでも現行弾のノーマル相手ですらまともに相手にできず相性が悪いとあっさりやられてしまう程。この為、半ば強制的に現行弾を集めないといけない為ユーザーから批判の声が大きかった。フェスシリーズではコンディションシステムとなり使用したトレッタ毎に調子が判定されることになった。 --逆に弾の更新のたびに心機一転してトレッタ集めて戦力強化してレアポケモンをゲットしていけるという肯定的な意見もあった。 --大会やイベントの商品であるトロフィートレッタや、雑誌等付録のルーキートレッタはコンディションは「ふつう」固定で弾更新の度に数合わせの戦力になるため、有用なルーキートレッタやトロフィートレッタが凄まじい高値で取引されていたこともあった。 --結局、弾の初めに一気にトレッタ集められる人が有利になり、各弾少しずつプレイしているライトユーザー泣かせである事が考慮されたのかザ・ポケモントレッタシリーズからコンディションがラウンド毎に判定されるようになり、調子が悪い時の弱体化の幅も少なくなった為、現行弾が有利なのは変わらないが過去弾も戦力にできるようになり、その点は改善された。 --ただし、過去弾がまともに使えるようになったことでレジェンドクラスやマスタークラス相手に手応えを感じられない等、バトルに手応え求めるプレイヤーの一部からは不評。 -アルティメットシリーズからのポケエネインフレ加速 --同時にレアポケモンが出現した際の黄色警告や赤警告のラインも引き上げられている。同じポケモンで過去に登場したマスタークラスよりもポケエネが高いハイパーやレジェンドよりもポケエネが高いマスタークラスもおり、過去にそのポケモンを苦労してゲットした人にとっては不評である。さらに、過去弾トレッタのほぼ上位互換のトレッタも多数存在している。 --相手のポケエネ上昇したことにより相手が全体的に強化されてるため、バトルに手応え求めていた人からは好評。特にマスタークラス以上の相手は現行弾で相性を合わせた上でアタックボーナスルーレットで目押し成功させないとなかなか倒すことが難しいぐらいの強さになっている。苦労してゲットチャンスにできた所で前述したゲットチャンスからの逃亡といった問題もあるが…。 --バトリオゼロからVに移行した時みたいに過去弾は完全に戦力外になる訳ではない。((相性を合わせればレアポケモン相手にも十分な戦力にはできる。))ハイスコア狙う場合は相対的に過去弾はポケエネが低い為使用されることもある。 **その他細かい仕様 --技の威力や命中率等ポケモン本編を参考にしているようであり、実はトレッタそのものの攻撃力よりも、使う技の威力が高い方がダメージは多く与えられる傾向がある。その為、攻撃力が少し低めのトレッタでも技威力が高い技を使えばある程度大ダメージになる。逆に攻撃力の数値自体が高くても「りゅうのいぶき」「みずしゅりけん」等原作でも威力の低い技だと思うようにダメージが出せない。 --他にはギガドレイン、デスウィング等本編で回復効果がある技は実際に回復可能であり、はどうだんやマジカルリーフ等必中系の技は必ず当たるといった原作再現の要素も。 --素早さは主に先制率や回避率に関係するのだが、ザ・ポケモントレッタからは相手の素早さだけではなくこちらの素早さも命中率に影響があることがトレッタ関係のとある有名ブロガーによって検証された。例えば本編で命中率が高い技でもシュバルゴ、ハガネール等素早さが低い鈍足のトレッタだとノーマルクラス相手にすら殆ど技を当てることができない。 --ちなみに上記の細かい仕様については公式ホームページや公式本であるファンブックにも''一切説明がない。''これらについてはインターネットで調べたりしないとなかなか分からないのである。 **総評 ポケモン本編のリアリティを体感できるゲームとしては一定の評価はある。~ だが、一部で現状ルール違反ではないが、ハイエナ行為などマナーの悪いプレイヤーもおり、レアトレッタを求めるがあまり非常にトラブルも起きやすい側面もある為、プレイ環境がある程度評価を分ける。~ できれば土日祝日の昼間といった混雑した時間帯よりは平日閑散とした時間帯でプレイした方が楽しめるゲームではある。~ 関係者もユーザーの声を比較的取り入れてるようで、イベントも積極的に開催するようであり、今後に期待できるだろう。
「[[修正依頼]]」が出ています。ゲームシステムについて追記できる方はご協力をお願いします。 ---- *ポケモントレッタ 【ぽけもんとれった】 |ジャンル|トレーディングカードアーケードゲーム|&image(http://image.gamer.ne.jp/news/2012/20120418/00118b1f51acae1d32215a3b56dd2e62efa3/m/12.jpg,height=160)| |対応機種|アーケード(Taito Type X)|~| |発売元|タカラトミーアーツ|~| |開発元|マーベラスAQL|~| |稼働開始日|2012年7月12日|~| |1プレイ料金|100円|~| |備考|&color(red){''2016年6月に稼動終了''}|~| |判定|なし|~| |>|>|CENTER:''[[ポケットモンスターシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 ポケモンシリーズのTCAG。~ 『[[ポケモンバトリオ]]』の実質的な後継機であり、『バトリオ』稼働終了の発表に合わせて本作の稼働が公開された。 『パトリオ』ではカードの代わりに「パック」と呼ばれるプラスチック製コインを用いていたが、本作では「トレッタ」と呼ばれるプラスチック製の正方形の板(幅41mm×高さ41mm×厚さ3.6mm)を用いる。 『ポケモントレッタ(無印)』『ポケモントレッタフェス』『ザ・ポケモントレッタ』『ポケモントレッタアルティメット』『ポケモントレッタアルティメットZ』とバージョンアップされ、ルールの追加・変更が繰り返されていた。 ---- **特徴 -プレイヤーはトレッタをスキャンすることによってゲーム内にポケモンを3体まで呼び出し対戦する。 -ポケモンを探し、バトルし、捕まえるというポケットモンスターシリーズの基礎的な流れに準じており、実際に捕まえたポケモンがポケモントレッタとして排出されるのが大きな特徴である。カード自販機の性質も含む為3体の内必ずどれかがゲットできるようになっている。 -また「今すぐゲット」ではポケモンとの戦闘を省き、クイックボールを投げて即ポケモントレッタを排出するモードで、ボールを投げる地形はランダムで選択される。 **その他細かい仕様 -技の威力や命中率等ポケモン本編を参考にしているようであり、実はトレッタそのものの攻撃力よりも、使う技の威力が高い方がダメージは多く与えられる傾向がある。その為、攻撃力が少し低めのトレッタでも技威力が高い技を使えばある程度大ダメージになる。逆に攻撃力の数値自体が高くても「りゅうのいぶき」「みずしゅりけん」等原作でも威力の低い技だと思うようにダメージが出せない。 --他にはギガドレイン、デスウィング等本編で回復効果がある技は実際に回復可能であり、はどうだんやマジカルリーフ等必中系の技は必ず当たるといった原作再現の要素も。 --素早さは主に先制率や回避率に関係するのだが、ザ・ポケモントレッタからは相手の素早さだけではなくこちらの素早さも命中率に影響があることがトレッタ関係のとある有名ブロガーによって検証された。例えば本編で命中率が高い技でもシュバルゴ、ハガネール等素早さが低い鈍足のトレッタだとノーマルクラス相手にすら殆ど技を当てることができない。 --アルティメット3弾では公開こそされてないが命中率に関しては仕様が変わっているようだ。 --ちなみに上記の細かい仕様については公式ホームページや公式本であるファンブックにも''一切説明がない。''これらについてはインターネットで調べたりしないとなかなか分からないのである。 ---- **評価点 -ポケモンシリーズのリアリティの高さ --やはり実際に戦って捕獲したポケモンを持って帰れるのは魅力ある。本編と同じく、ゲットしたいポケモンのタイプごとの相性も勿論大事である。 --レアトレッタをゲットするのに使用するトレッタの組み合わせを考えるのはこのゲームの醍醐味である。 --特にマスタークラス、レジェンドクラス、シークレットクラス、アルティメットクラスといったレアリティの高いトレッタをゲットできた際の達成感は大きい。 -演出面も本編をリスペクトしており、ポケモンを捕まえる際のボールの揺れやゲット時のBGMも本編のものが使われている。ちなみにフェスまでは[[BW>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]までが、ザ・シリーズからは[[XY>ポケットモンスター X・Y]]以降の演出が使われている。 -タカラトミーアーツから発売されているポケモンメガリング、メガバングルとの連動 --プレイ中メガシンカ可能なトレッタ((メガシンカの刻印のあるトレッタ))があれば技を選んだタイミングでメガリング、メガバングルの光を指定された場所に当てればメガシンカさせることができる。メガリングを持っていなくてもルーレットで目押し成功させればメガシンカ可能。 --ポケモンXYや[[オメガルビー・アルファサファイア>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]同様メガシンカ可能なのは戦闘中に1体までであるが、メガシンカしたタイミングでHPが全回復される為バトルでは重宝される。 -アニメポケモンとの連動 --例えるとサトシピカチュウやアランのリザードン、ダイゴのメタグロス等、それぞれトレーナーの使用するポケモンという設定からかそれぞれ1枚までしかバトルにスキャンできないが、サトシ等CVもある事もあり、それぞれバトルの演出に一役買っている。勿論、サトシの名言である''「いけっ! ピカチュウ! 10万ボルトだっ!」''も聞く事もでき、サトシのピカチュウはスキャンした時、他のトレッタと異なりボールから出てこない等アニポケに忠実で凝っている。 -うでだめしモードの実装 --バトルに特化したモードで強敵と戦えるモード。相性を合わせ、レジェンドクラスやマスタークラスといった高レアリティを並べれば倒すのはそう難しくはないが、全体的に低いポケエネ((そのトレッタの総合力を示す))のノーマルクラス等で固めたデッキで3体とも倒しきるのは難易度は高く運も大きく絡む。ちなみに低レア、低ポケエネで勝利した方がスコアが高くなりハイスコア狙いでそちらをやりこむプレイヤーもいる。 ---- **賛否両論点 -ホーム&アウェイ仕様 --現行弾は調子が良くなり過去弾は調子が悪くなりやすいシステム。通称''鬼アウェイ'' --特に旧5弾まではバトル時に過去弾のトレッタを1枚でも使用すると他の2枚も''強制的に弱体化''。この弱体化の幅は非常に激しく、たとえレジェンドクラスやマスタークラスのポケモンでも現行弾のノーマル相手ですらまともに相手にできず相性が悪いとあっさりやられてしまう程。この為、半ば強制的に現行弾を集めないといけない為ユーザーから批判の声が大きかった。フェスシリーズではコンディションシステムとなり使用したトレッタ毎に調子が判定されることになった。 --逆に弾の更新のたびに心機一転してトレッタ集めて戦力強化してレアポケモンをゲットしていけるという肯定的な意見もあった。 --大会やイベントの商品であるトロフィートレッタや、雑誌等付録のルーキートレッタはコンディションは「ふつう」固定で弾更新の度に数合わせの戦力になるため、有用なルーキートレッタやトロフィートレッタが凄まじい高値で取引されていたこともあった。 --結局、弾の初めに一気にトレッタ集められる人が有利になり、各弾少しずつプレイしているライトユーザー泣かせである事が考慮されたのかザ・ポケモントレッタシリーズからコンディションがラウンド毎に判定されるようになり、調子が悪い時の弱体化の幅も少なくなった為、現行弾が有利なのは変わらないが過去弾も戦力にできるようになり、その点は改善された。 --ただし、過去弾がまともに使えるようになったことでレジェンドクラスやマスタークラス相手に手応えを感じられない等、バトルに手応え求めるプレイヤーの一部からは不評。 -アルティメットシリーズからのポケエネインフレ加速 --同時にレアポケモンが出現した際の黄色警告や赤警告のラインも引き上げられている。同じポケモンで過去に登場したマスタークラスよりもポケエネが高いハイパーやレジェンドよりもポケエネが高いマスタークラスもおり、過去にそのポケモンを苦労してゲットした人にとっては不評である。さらに、過去弾トレッタのほぼ上位互換のトレッタも多数存在している。 --相手のポケエネ上昇したことにより相手が全体的に強化されてるため、バトルに手応え求めていた人からは好評。特にマスタークラス以上の相手は現行弾で相性を合わせた上でアタックボーナスルーレットで目押し成功させないとなかなか倒すことが難しいぐらいの強さになっている。苦労してゲットチャンスにできた所で前述したゲットチャンスからの逃亡といった問題もあるが…。 --バトリオゼロからVに移行した時のように過去弾は完全に戦力外になる訳ではない。((相性を合わせればレアポケモン相手にも十分な戦力にはできる。))ハイスコアを狙う場合は相対的に過去弾はポケエネが低い為使用されることもある。 ---- **問題点 -ゲットチャンスからの逃亡 --プレイヤーからは批判の槍玉にあげられることが多い。 --主にゲットチャンス((相手ポケモンを倒した状態))にしたらゲットできる確率は格段に上昇するが、たまにレアリティ問わずその状態でも逃走することもある。 --そこからハイエナに遭うこともある為、プレイヤーからは改善が望まれてたが、ザ・ポケモントレッタ02弾あたりでまさかの''悪化''。 --あからさまにハイパークラス以上のキラトレッタをゲットチャンスにしても逃走しやすいようになっており、同じレアトレッタを5回以上連続でゲットチャンスからの逃亡をされたというプレイヤーも多数いる。1つのレアトレッタゲットするのに長時間拘束されるということも。挙句の果てにはハイエナされてしまうこともある。 --本編でも伝説のポケモンなどはゲットしにくいように設定されてるが、あくまで1プレイ100円のキッズアーケードゲームでなのだから、そこまで再現しなくてもよかっただろう。 -アルティメットクラスを利用して超ゲットチャンスにしても頻繁に逃走される。 --超ゲットチャンスにするには、ゲットチャンスにしたポケモンに対してアルティメットクラスのアルティメット技を当てる必要があり、特にマスタークラス以上のポケモンはこの状態にするのは困難であるのに関わらず、どのボールを投げようがそれなりの頻度で逃亡され、通常のゲットチャンスと比べてゲットするのに効果的だと実感できるレベルではない為、結局意味がないとの声も多数。 --特に小さい子供には演出面も含め、メンタル的に非常にキツイものがあり泣き出してしまう子供も少なくない。 -かと思えばほとんどダメージ与えていない状態でもゲットできたりすることがある。通称''ノダメゲット'' --運ゲーと批判されがちだが、この辺りは初心者救済的な部分もある為仕方ない事でもある。 --丁度02弾が稼働した時期は、世間では『[[妖怪ウォッチ]]』の人気が絶頂期でありポケモンは劣勢を強いられてた時期だからとの見解もあるが、プログラム的にわざとゲットチャンス逃走を多発させることにより、一定の集客効果を発生させ、より多くクレジットを意図的に投入させる為、金に汚くなったと称するプレイヤーもいる。 -レアポケモンが出現しなかった時の相手がノーマル、スーパー相手のみで消化試合が純粋につまらない。 --特にレアポケモンが出現している最中の消化試合は苦痛そのものや時間の無駄であり、スキップも可能にして欲しいとの声もある。 ---- **総評 ポケモン本編のリアリティを体感できるゲームとしては一定の評価はある。~ だが、一部で現状ルール違反ではないが、ハイエナ行為などマナーの悪いプレイヤーもおり、レアトレッタを求めるがあまり非常にトラブルも起きやすい側面もある為、プレイ環境がある程度評価を分けた。~ できれば土日祝日の昼間といった混雑した時間帯よりは平日閑散とした時間帯でプレイした方が楽しめるゲームではある。 ---- **その後 -''2016年6月末でZ4弾をもって惜しまれつつ稼働終了となった。'' --最終弾であるZ4弾は生産数が相当抑えられたからか、早くて稼働1週間足らずで在庫切れになった店が多発し、稼働終了の時期を早めた店舗があった。 ---その為、Z4弾のレアトレッタは流通量が非常に少なく、希少価値が高い。持ってる人は大事にしよう。 -2016年7月に事実上、後継機として『ポケモンガオーレ』が稼働開始した。 --子供向けTCAGとしては初の成物型オンデマンド排出システムが採用され、配列が事実上無くなった為ハイエナ問題等プレイヤー間の問題は解消された。 --しかし、1回のバトルに100円、ディスク排出に別途100円必要で、子供向けゲームとしては非常に出費がかさむ上、トレッタよりもゲットチャンスからの逃亡が非常に激しい事から、『ポケモントレッタ』から引き続きプレイしてきたプレイヤーからはあまり評判は良くないようだ。 **余談 -日本国内で稼働終了した時期の少し前に台湾で稼働開始となった。台湾では日本版で言うザ・ポケモントレッタ00弾からの稼働となっている。 --トレッタのデザインは日本語のままで日本国内と同一であり、台湾版で使用可能であるからか、00弾のレジェンドゼルネアス等一部のレアが稼働終了後であるにもかかわらずオークションで高騰化しており、一部で少し話題になった。 -TCAGの宿命として、ハイエナ等のモラル違反が問題視された。 --主に他人のプレイを後方で待機して見てるだけ見ていて、マスタークラスやレジェンドクラスといった高レアリティのポケモンが画面上に出現したら並びだす人がおり、それまでプレイしていたプレイヤーからは嫌悪感を抱かれることも。さらに大人子供問わずプレイ中の人に対して罵声やヤジを飛ばす人もいる為なおさら印象が悪い。 --主にマスタークラス以上はオークション等でも高額で取引されることも多く、他のこの手のTCAGと同じくメーカーの見解では''後ろに並んだお友達がいたら1回で交代''の基本的なルールの為、他の台が空いてるにもかかわらず並んだりするとトラブルになりやすい。 --最悪、親子がその台で数千円単位で投資していて高レアリティのトレッタが出現し、見ていた大人にそのまま並ばれ出現させてゲットされ子供が泣きだしてしまったという報告も……。 --ポケモントレッタのシステムは筺体内のテーブル上にある16枚のトレッタのうち3枚を画面上に出現させる仕組みの為、複数設置してある店ではレアトレッタが出現している台だけ長蛇の列ということもよくある。 --このような状況は文字通り''奪い合い''ともとれなくもなく、折角、ある程度時間とお金かけてレアポケモン出現させても後ろから並んだ人に小額でゲットされていくこともよくある為、こうした状況に嫌気をさして引退してしまうプレイヤーも決して少なくない。 -こうしたハイエナ行為から自己防衛するには夜、子供の入れないゲームセンター等に足を運ぶといい。 --こちらはこちらでゲットチャンスからの逃亡やらで閉店時間までとの戦いになるが……。~ 比較的夜主体でプレイするプレイヤーは地域にもよるが、モラルがある((他人が高レアリティのトレッタを出現させても並ばない。))人の方が多い為である。 //ゲームの問題ではないので余談に移動。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: