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タートルテイル 亀島奪回 - (2015/06/18 (木) 14:28:48) の最新版との変更点

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*タートルテイル 亀島奪回 【たーとるている かめじまだっかい】 |ジャンル|シューティング / パズル|&image(http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/jtlj/img/img_hard.jpg,height=160)| |対応機種|ニンテンドー3DS(ニンテンドー3DSダウンロードソフト)|~| |メディア|ダウンロード専売ソフト|~| |発売元|テヨンジャパン|~| |開発元|Saturnine Games|~| |配信開始日|2014年9月17日|~| |定価|300円|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブデータ|1箇所・オートセーブ方式|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|亀が主役のアクションシューティング&br()無難に遊べる出来だがアマチュアゲーム臭が凄い|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 3DSダウンロードソフトの常連であるテヨンジャパンがリリースしたゲームの一角。ジャンルとしては横スクロールによるアクションシューティングに該当する((公式では「シューティング / パズル」と名乗っているが、ゲーム内においてパズル要素は一切絡まない。))。~ キャプテン・オヘア海賊団に乗っ取られた亀島を奪還するため、亀の勇者であるシェルドンが水鉄砲で戦いに挑むというストーリー設定。 ---- **ゲームルール -ゲームの流れ --一般的なアクションシューティング同様、ステージクリア方式を採用している。全16ステージ × 2周構成。 --一度プレイしたステージは、ステージセレクトで自由に選ぶ事ができる。但し、ステージクリアしても次ステージに進むことはできない。 -ステージクリア条件について(1周目) --ひたすらに右へとシェルドン(以下:自機)を移動させ、ステージ奥に配置されている「ゴールパネル」に接触させるとステージクリア。 ---ステージ内の各所には連続的に「フルーツ」が必ず100個固定配置されている。&br()フルーツはいわゆるスコアのようなもので、ステージクリア時に獲得したフルーツの総数がハイスコアとして記録される((フルーツによるハイスコアはステージ単位での記録となる(最高ハイスコアは100)。次ステージに取得したフルーツを引き継ぐ事はできない。))。 ---全ステージ共に制限時間は一切定められていない。大方のステージは任意スクロールだが、一部ステージは強制スクロールの場合もある。 --最大4つのライフ制で、ダメージで自機のライフが尽きるか、落とし穴(火の沼)に落ちるとミスとなる。 ---「自機が敵そのものや敵攻撃に触れる」と一律で1ダメージだが、一部の敵は「ノーダメージで自機を上へと放り投げる」ものがいる。 ---雑魚敵を倒すと、一定確率で「ハートアイテム」を落とす、これを取得するとライフが1つ回復する。 ---ステージ途中に配置されている「チェッカーランプ」を通過すると、ミス後はそれまでに取得したフルーツ数を継続した状態で"そこから"の再開となる。 ---本作の残機は無限。プレイヤーが諦めない限りは何度ミスしてもゲームオーバーにはならない。 --ステージ16はボス敵とのラストバトルとなっている。このステージではスクロールはせず、フルーツ・チェッカーランプ・ゴールパネルは一切出現しない。 -ステージクリア条件について(2周目) --単に1周目をオールクリアするだけでは2周目に突入できない。2周目をプレイするには、1周目でとある条件を満たさなければならない。 --基本的なルールは1周目と同じだが、2周目には以下の相違点が加えられている。 ---ラストバトル以外の15ステージすべての構造が一新されており、ステージ内容そのものが1周目とは別物化している。&br()ステージの難易度はが全体的に上がっており、強制スクロールステージの割合が増えている。 ---最大ライフが2つしかない。また、チェッカーランプも出現しないので、ミス後の負担が大きく増している。 ---フルーツが出現せず、全ステージにおいて例外なくハイスコアの記録がされない。2周目は単にステージクリアだけが記録対象となる。 -操作方法 --自機の操作に関しては以下の通り。 ---十字キー(アナログレバー)で自機の左右移動。 ---Bボタンで射程距離の長い水鉄砲攻撃。水鉄砲の射程は下へと"しなる"感じで放たれる性質あり。 ---Yボタンでジャンプ動作。ボタンの押す長さでジャンプ力が変化し、ジャンプ中の移動制御も可能。 ---- **問題点・賛否両論点 -あまりにもシンプルすぎるビジュアル面 --外観がとても商業ゲームとは思えない程のシンプルさで、''一見アマチュア制作のゲームと勘違いするレベル''。 //---例えるならば「''『アクションゲームツクール』で作ったゲーム''」といっても過言ではなく、商業ゲームと名乗るのは少々厳しい…。 //---グラフィックしかり、BGMしかり、下手すると初期のSFCクラスの外観。いくらダウンロードソフトとはいえ3DSのゲームには見えない。 //--とはいえ、そのシンプルなチープさであるが故に、視覚的には分かりやすい外観でもある。 //---「変に外観にこだわり過ぎた故に、自機などの位置が分かりにくい」という同ジャンルのゲームも少なくないが、本作にはそういった不備とは無縁である。 //---「外観がチープであっても、快適にゲームがプレイできる事に越したことはない」とも解釈できるあたり、一概には問題点ともいえない。 ---とはいえ、グラフィック・BGMそのものの出来がお粗末という事は決してなく、それなりのクオリティは保っている。 //『アクションゲームツクールで作ったから』←この例えはおかしいし失礼だろ。 -やや運が絡みやすい面あり --深刻なほどな問題ではないものの、ゲームバランス的な不備も多々ある。 ---無秩序に飛び回る飛行系の雑魚敵がそれで、自機前方を塞ぐようにたむろしてくる。ステージによっては腹が立つ位に飛行敵が密集している場面もある。 ---- **評価点 -良い意味での王道アクションシューティング'' --ゲームとしては「古き良きアクションシューティング」といった趣旨の内容で、さくっとプレイするには適任な作品。 --ショット & ジャンプの分かりやすい操作で、小難しさは全くない。自機は亀だが、プレイのノリは水鉄砲版の『[[魂斗羅>魂斗羅シリーズ]]』。 --(上記の問題もあるが)ゲームバランスは基本上質で、難易度控えめで遊びやすい。短めのステージでテンポよくクリアできるのも嬉しい。 --300円相当にしては総ステージ数は30ステージ超と多め。単なる繰り返しプレイに留めず、周回ステージを大幅に作り直しているのも凝っている。 ---- **総評 外観のチープさ故に敬遠されがちな雰囲気はあるものの、実際のゲーム内容はまともに遊べるアクションシューティングである。~ テヨン製品としては外観的にもゲーム的にも特有のクセがかなり少なく、良くも悪くも空気として見られやすい作品なのは吉か不幸か…。
*タートルテイル 亀島奪回 【たーとるている かめじまだっかい】 |ジャンル|アクションシューティング|~| |対応機種|ニンテンドー3DS(ニンテンドー3DSダウンロードソフト)|~| |メディア|ダウンロード専売ソフト|~| |発売元|テヨンジャパン|~| |開発元|Saturnine Games|~| |配信開始日|2014年9月17日|~| |定価|300円|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブデータ|1箇所・オートセーブ方式|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|亀が主役のアクションシューティング&br()無難に遊べる出来だがアマチュアゲーム臭が凄い|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 3DSダウンロードソフトの常連であるテヨンジャパンがリリースしたゲームの一角。ジャンルとしては横スクロールによるアクションシューティングに該当する((公式では「シューティング / パズル」と名乗っているが、ゲーム内においてパズル要素は一切絡まない。))。~ キャプテン・オヘア海賊団に乗っ取られた亀島を奪還するため、亀の勇者であるシェルドンが水鉄砲で戦いに挑むというストーリー設定。 ---- **ゲームルール -''ゲームの流れ'' --一般的なアクションシューティング同様、ステージクリア方式を採用している。全16ステージ × 2周構成。 --一度プレイしたステージは、ステージセレクトで自由に選ぶ事ができる。但し、ステージクリアしても次ステージに進むことはできない。 -''ステージクリア条件について(1周目)'' --ひたすらに右へとシェルドン(以下:自機)を移動させ、ステージ奥に配置されている「ゴールパネル」に接触させるとステージクリア。 ---ステージ内の各所には連続的に「フルーツ」が必ず100個固定配置されている。&br()フルーツはいわゆるスコアのようなもので、ステージクリア時に獲得したフルーツの総数がハイスコアとして記録される((フルーツによるハイスコアはステージ単位での記録となる(最高ハイスコアは100)。次ステージに取得したフルーツを引き継ぐ事はできない。))。 ---全ステージ共に制限時間は一切定められていない。大方のステージは任意スクロールだが、一部ステージは強制スクロールの場合もある。 --最大4つのライフ制で、ダメージで自機のライフが尽きるか、落とし穴(火の沼)に落ちるとミスとなる。 ---「自機が敵そのものや敵攻撃に触れる」と一律で1ダメージだが、一部の敵は「ノーダメージで自機を上へと放り投げる」ものがいる。 ---雑魚敵を倒すと、一定確率で「ハートアイテム」を落とす、これを取得するとライフが1つ回復する。 ---ステージ途中に配置されている「チェッカーランプ」を通過すると、ミス後はそれまでに取得したフルーツ数を継続した状態で"そこから"の再開となる。 ---本作の残機は無限。プレイヤーが諦めない限りは何度ミスしてもゲームオーバーにはならない。 --ステージ16はボス敵とのラストバトルとなっている。このステージではスクロールはせず、フルーツ・チェッカーランプ・ゴールパネルは一切出現しない。 -''ステージクリア条件について(2周目)'' --単に1周目をオールクリアするだけでは2周目には進めない。2周目をプレイするには、1周目でとある条件を満たさなければならない。 --基本的なルールは1周目と同じだが、2周目には以下の相違点が加えられている。 ---ラストバトル以外の15ステージすべての構造が一新されており、ステージ内容そのものが1周目とは別物化している。 ---ステージの難易度はが全体的に上がっており、強制スクロールステージの割合が増えている。 ---最大ライフが2つしかない。また、チェッカーランプも出現しないので、ミス後の負担が大きく増している。 ---フルーツが出現せず、全ステージにおいて例外なくハイスコアの記録がされない。2周目は単にステージクリアだけが記録対象となる。 -''操作方法'' --自機の操作に関しては以下の通り。 ---十字キー(アナログレバー)で自機の左右移動。 ---Bボタンで射程の長い水鉄砲攻撃。水鉄砲の射程は下へと"しなる"感じで放たれる性質あり。 ---Yボタンでジャンプ動作。ボタンの押す長さでジャンプ力が変化し、ジャンプ中の移動制御も可能。 ---- **評価点 -''良い意味での王道アクションシューティング'' --ゲームとしては「古き良きアクションシューティング」といった趣旨の内容で、さくっとプレイするには適任な作品。 --ショット & ジャンプの分かりやすい操作で、小難しさは全くない。自機は亀だが、プレイのノリは水鉄砲版の『[[魂斗羅>魂斗羅シリーズ]]』。 --(上記の問題もあるが)ゲームバランスは基本上質で、難易度控えめで遊びやすい。短めのステージでテンポよくクリアできるのも嬉しい。 -''300円配信にしてはボリューム感あり'' --低価格ソフトにしては総32ステージも収録されている。単なる繰り返しプレイに留めず、周回ステージを大幅に作り直しているのも凝っている。 **問題点 -''あまりにもシンプルすぎるビジュアル面'' --外観がとても商業ゲームとは思えない程のシンプルさで、''一見アマチュア制作のゲームと勘違いするレベル''。 //---例えるならば「''『アクションゲームツクール』で作ったゲーム''」といっても過言ではなく、商業ゲームと名乗るのは少々厳しい…。 //---グラフィックしかり、BGMしかり、下手すると初期のSFCクラスの外観。いくらダウンロードソフトとはいえ3DSのゲームには見えない。 //--とはいえ、そのシンプルなチープさであるが故に、視覚的には分かりやすい外観でもある。 //---「変に外観にこだわり過ぎた故に、自機などの位置が分かりにくい」という同ジャンルのゲームも少なくないが、本作にはそういった不備とは無縁である。 //---「外観がチープであっても、快適にゲームがプレイできる事に越したことはない」とも解釈できるあたり、一概には問題点ともいえない。 ---とはいえ、グラフィック・BGMそのものの出来がお粗末という事は決してなく、それなりのクオリティは保っている。 -''やや運が絡みやすい面あり'' --軽度なものではあるが、ゲームバランス的な不備も多々ある。 ---無秩序に飛び回る飛行系の雑魚敵がそれで、自機前方を塞ぐようにたむろしてくる。ステージによっては腹が立つ位に飛行敵が密集している場面もある。 ---- **総評 外観のチープさ故に敬遠されがちな雰囲気はあるものの、実際のゲーム内容はまともに遊べるアクションシューティングである。~ テヨン製品としては外観的にもゲーム的にも特有のクセがかなり少なく、良くも悪くも空気として見られやすい作品なのは吉か不幸か…。

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