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*セイバーマリオネットJ BATTLE SABERS 【せいばーまりおねっとじぇい ばとるせいばーず】 |ジャンル|対戦格闘ゲーム|&amazon(B000069SE6)| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|バンダイ|~| |発売日|1997年3月28日|~| |定価|7,800円(税別)|~| |判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|キャラ数・技の種類共にボリューム不足&br;その上かなりのバランス調整不足&br;最終的には飛び道具最強|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -あかほりさとる原作のライトノベル『セイバーマリオネットJ』シリーズのキャラゲー。 -主要女性キャラと今作オリジナルキャラの「アップル」を加えた面子での対戦格闘ゲーム。 **特徴 -登場キャラ --「ライム」「チェリー」「ブラッドベリー」「ティーゲル」「ルクス」「パンター」「アップル」の7人。 --裏技コマンドを入力すると「梅幸」「玉三郎」が追加で使用可能になる。 -パーツ選択システム --対戦前に全8種類のパーツから2つまで選択する。 ---当たり判定を大きくする「でかパンチ」「でかキック」 ---打撃の威力を上げる「ヒートパンチ」「ヒートキック」 ---しゃがみからジャンプすると高くジャンプできる「ハイジャンプ」 ---落下時に上キーを押し続けることで落下速度を抑える「バーニア」 ---打撃に防御不可能特性を付ける「電撃パンチ」「電撃キック」(この2つは裏技コマンドを入力することで使用可能になる) -必殺技ボタン --各キャラの必殺技は十字キーによるコマンド入力のほかにR1やR2ボタン1つでも発動可能。 ---ただしR1やR2ボタンで発動した必殺技はキャンセル不可能。 -乙女回路システム --受けたダメージに応じて乙女回路ゲージが溜まり、満タンになると一定時間能力がアップする。 --このときにのみ発動可能な超必殺技が各キャラごとに1つある。この超必殺技は必殺技ボタンでは発動できない。 **評価点 -アニメ版の声優をしっかり起用 --収録ボイスの総量はそれほどでもないが、1Pモードのエンディングではそれなりのセリフ量である。 -必殺技ボタンの搭載 --人によっては苦手な十字キーコマンドを使わなくとも必殺技を使うことができるため、初心者に優しい。 **問題点 -ボリューム面の問題 --オリジナルキャラを投入し、隠しキャラを含めても全部で9人という少なさ。 --各キャラの必殺技はR1とR2で発動できる2つと超必殺技のみ。 ---その上必殺技の一部のエフェクトや動きは別キャラで使いまわしされている。 -ポリゴンが荒い --キャラがロボットという設定のおかげで辛うじて不快にならないレベルである。 --背景のポリゴンも遠景のポリゴン1枚を四方に置いただけで立体感がない。 -大味な調整バランス --コンボの先行入力はできず、タイミングを合わせての目押しが必要。 --「でかパンチ」「でかキック」「ヒートパンチ」「ヒートキック」を使うと技が繋がらなくなるものがある。 --飛び道具の必殺技の性能がキャラ性能に直結している。 ---必殺技ボタンを押し続けていれば連打できるため。遠距離から撃たれ続けるとほぼ対処不可能。 ---飛び道具のない「ライム」「ブラッドベリー」はこのために下位キャラに甘んじている。 -キャラ同士の掛け合いがない --戦闘前も戦闘後も何もなく、淡々と次の対戦へ進む。せっかくのキャラゲーなのに。 --アニメ版の声優を起用しているのに宝の持ち腐れである。 -フリーズバグの存在 --ラウンド終了時のリプレイ画面で実際の経過と異なる技が発動するバグがある。 --上記バグが発動したときにリプレイシーンで相手を倒しきれない結果になるとフリーズする。 **総評 対戦格闘ゲームとしては特に優れた点は見られないゲームである。そのため、対戦格闘ゲームとして購入することはお勧めできない。&br; 初回限定版にはミニフィギュアなどが付属していたことからもファンアイテムの1つ、よくあるクソキャラゲーという程度という認識で問題ないだろう。その場合でもキャラのボリュームの少なさやポリゴンの荒さはどうしようもないが。
*セイバーマリオネットJ BATTLE SABERS 【せいばーまりおねっとじぇい ばとるせいばーず】 |ジャンル|対戦格闘ゲーム|&amazon(B000069SE6)| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|バンダイビジュアル|~| |開発元|トムクリエイト&br;ピクセル|~| |発売日|1997年3月28日|~| |定価|7,800円(税別)|~| |判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|キャラ数・技の種類共にボリューム不足&br;その上かなりのバランス調整不足&br;最終的には飛び道具最強|~| |>|>|CENTER:''[[富士見ファンタジア文庫シリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -あかほりさとる原作のライトノベル『SMガールズ セイバーマリオネットJ』シリーズを元にしたTVアニメ『セイバーマリオネットJ』((SMガールズが外されたのはいわゆる大人の事情。))のキャラゲー。 -主要女性キャラと今作オリジナルキャラの「アップル」を加えた面子での対戦格闘ゲーム。 **特徴 -登場キャラ --「ライム」「チェリー」「ブラッドベリー」「ティーゲル」「ルクス」「パンター」「アップル」の7人。 --裏技コマンドを入力すると「梅幸」「玉三郎」が追加で使用可能になる。 -パーツ選択システム --対戦前に全8種類のパーツから2つまで選択する。 ---当たり判定を大きくする「でかパンチ」「でかキック」 ---打撃の威力を上げる「ヒートパンチ」「ヒートキック」 ---しゃがみからジャンプすると高くジャンプできる「ハイジャンプ」 ---落下時に上キーを押し続けることで落下速度を抑える「バーニア」 ---打撃に防御不可能特性を付ける「電撃パンチ」「電撃キック」(この2つは裏技コマンドを入力することで使用可能になる) -必殺技ボタン --各キャラの必殺技は方向キーによるコマンド入力のほかにR1やR2ボタン1つでも発動可能。 ---ただしR1やR2ボタンで発動した必殺技はキャンセル不可能。 -乙女回路システム --受けたダメージに応じて乙女回路ゲージが溜まり、満タンになると一定時間能力がアップする。 --このときにのみ発動可能な超必殺技が各キャラごとに1つある。この超必殺技は必殺技ボタンでは発動できない。 **評価点 -アニメ版の声優をしっかり起用 --収録ボイスの総量はそれほどでもないが、1Pモードのエンディングではそれなりのセリフ量である。 -必殺技ボタンの搭載 --人によっては苦手な方向キーコマンドを使わなくとも必殺技を使うことができるため、初心者に優しい。 **問題点 -ボリューム面の問題 --オリジナルキャラを投入し、隠しキャラを含めても全部で9人という少なさ。 --各キャラの必殺技はR1とR2で発動できる2つと超必殺技のみ。 ---その上必殺技の一部のエフェクトや動きは別キャラで使いまわしされている。 -ポリゴンが粗い --キャラがロボットという設定のおかげで辛うじて不快にならないレベルである。 --背景のポリゴンも遠景のポリゴン1枚を四方に置いただけで立体感がない。 -必殺技使用時のボイス --一部のボイスはどう聞いても本来の技名に聞こえない。 --特にひどい例では、ルクスの必殺技「プラズマキャノン」は「アズマッキャノン」としか聞こえない。 -大味な調整バランス --コンボの先行入力はできず、タイミングを合わせての目押しが必要。 --「でかパンチ」「でかキック」「ヒートパンチ」「ヒートキック」を使うと技が繋がらなくなるものがある。 --飛び道具の必殺技の性能がキャラ性能に直結している。 ---必殺技ボタンを押し続けていれば連打できるため。遠距離から撃たれ続けるとほぼ対処不可能。 ---飛び道具のない「ライム」「ブラッドベリー」はこのために下位キャラに甘んじている。原作小説やアニメでは、この二人が無双の強さを発揮している横でチェリーがサポートするというのがお約束だったのだが…((原作小説の設定ではライムとティーゲルが機動力特化型、チェリーとルクスが電子戦特化型、ブラッドベリーとパンターが攻防特化型としっかり明記されているの。))。 -キャラ同士の掛け合いがない --せっかくのキャラゲーなのに戦闘前も戦闘後も何もなく、淡々と次の対戦へ進む。 --アニメ版の声優を起用しているのに宝の持ち腐れである。 -フリーズバグの存在 --ラウンド終了時のリプレイ画面で実際の経過と異なる技が発動するバグがある。 --上記バグが発動したときにリプレイシーンで相手を倒しきれない結果になるとフリーズする。 **総評 対戦格闘ゲームとしては特に優れた点は見られないゲームである。そのため、対戦格闘ゲームとして購入することはお勧めできない。~ 初回限定版にはミニフィギュアなどが付属していたことからもファンアイテムの1つ、よくあるクソキャラゲーという程度という認識で問題ないだろう。~ その場合でもキャラのボリュームの少なさやポリゴンの粗さはどうしようもないが。 **余談 -原作小説のあとがきでも、あかほりが「格闘ゲームが発売されたぞ!」と記述しているものの、それ以降全く触れていない。

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