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MOTHER1+2 - (2015/11/22 (日) 13:59:20) の最新版との変更点
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*MOTHER 1+2
【まざー わんつー】
|ジャンル|ロールプレイングゲーム|&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/41TK28WFHYL.jpg,width=250)&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/4182JP4YPTL.jpg,width=250)|
//amazonの画像は実際よりも画質が悪くなっているみたいなので直リンにしました
|対応機種|ゲームボーイアドバンス|~|
|メディア|64MbitROMカートリッジ|~|
|発売元|任天堂|~|
|開発元|不明|~|
|発売日|2003年6月20日|~|
|定価|4,800円|~|
|プレイ人数|1人|~|
|廉価版|バリューセレクション:2006年2月2日/2,800円|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|『1』は幻の海外版の移植。&br()MOTHERの入手ハードルが下がった点、ゲームシステム等は好評&br()再現性の低いBGM|~|
//&br()一つのカセットで2作品が遊べてお得
//バンドル作品すべてに言えることなのでわざわざポイントに書かなくていいと思います
|>|>|CENTER:''MOTHERシリーズ''[[MOTHER]]/[[MOTHER2>MOTHER2 ギーグの逆襲]]/[[MOTHER1+2]]/[[MOTHER3]]|
#contents
*概要
1989年発売のFC『[[MOTHER]]』と1994年発売のSFC『[[MOTHER2>MOTHER2 ギーグの逆襲]]』をカップリングでGBAに移植したもの。~
どちらも発売から年数がたち、特に1作目についてはソフトもプレミアが付き実機でのプレイは困難となっていた。~
また、64版『3』の開発中止以降、MOTHERシリーズは沈黙していたため、『3』開発再開と同時に発表されファンからの期待は並々ならぬものがあった。~
しかし、GBAのハード性能の制約上、完璧とは言えない出来が惜しまれる結果となった。~
なお、厳密にいうと『1』は国内版『MOTHER』の移植ではなく、当時海外で未発売だったNES版『Earthbound』((後の2015年にVCで「Earthbound beginnings」として発売された))をベースとしている。(後述)
*特徴・評価点
-携帯機で手軽に遊ぶことができるようになった。
--『1』『2』を購入する際の入手のハードルが大幅に下がった。
''『MOTHER』のさまざまな改善''
-今の時代から見ると、システム周りに快適性を損なう点が多々ある『1』は、ハードの性能と時代に合わせた様々な改善が施されている。
--ダッシュが可能になった。
--アイテムの説明、及びエンカウントを下げるアイテムの追加。
--攻撃アイテムの購入やマジカントでお金を引き出すことが可能になった。
--また国内版にはなかったラスボス戦後のエピローグシーンが追加された。
-MOTHER2ではBGMや効果音の劣化、テキストの一部変更などの他は大きな変更点はない。
なお、両作品ともバグに起因する裏技が修正により使えなくなっている。
*問題点
-ハードの違いによる音源の違いにより、2作ともBGMの再現性に欠ける。
--『1』のBGMのドラムパートが再現されていない、メロディや効果音の音色・キーが違う、戦闘時における攻撃時の効果音が敵と味方で入れ替わっているミスなど。
--特に、「メロディ集め」という要素があり、BGMそのものが2作共通で重要であるため、これをもって「劣化移植」として批判の対象にもなっている。
--しかしながら、対応ハードの性能上、音質劣化は致し方ない点であることは考慮すべきだろう。
**『MOTHER』における問題点
-上記の通り『1』は日本国内版の完全移植ではなく、未発売だった海外版のデータを翻訳した上で移植したものと思われ、国内版そのものをこのゲームでプレイすることはできない。((このことについて任天堂からは公式のアナウンスはない))
--上記の『1』追加要素やグラフィック等の変更点が海外版と合致している。移植担当元も非公開。
--ただしEDの追加等は一概に問題点とも言い切れない。
-元となった海外版における変更点をそのまま引き継いでいると思われるため、セリフや敵グラフィック、フィールド上のオブジェのグラフィック、一部のマップやシナリオの進め方の一部改変などの変更点が多々ある。
//--例えば敵キャラがくわえているタバコの削除、十字架オブジェクトの変更など。~ただし海外展開に関係なく、近年のリメイク作品ではレーティングの都合や信教への配慮によって同様の変更が行われるケースも多い。
-エンカウントのバランスが原作より悪化している。
--なお、エンカウントのバランスは原作の時点であまりよくなく、特にラストダンジョンのホーリーローリーマウンテンのエンカウント率の極悪さは語り草になっていたほどであったが、この移植版においては、ゲーム開始直後に歩くことになる町でさえ、戦闘後に一歩動いただけでエンカウントという事態が頻繁に起こるため((エンカウントのタイミングにバラツキがあり、経験値稼ぎ目的の時に限って一向にエンカウントしないケースも有る。))、ストレスが溜まりやすい。
-一部、BGMの音程が原曲と異なるものもある。
-ゲーム内容とは直接関係しないが、カップリング移植であるにも拘らずキャッチコピーに『2』のものを流用したこと。
--公式サイトでも、広報面において『2』の方が優遇されている印象が目立つ。
--第1作が89年と古い作品であること、そして『2』において新規ファン層の開拓が一気に進んで人気シリーズになったので仕方ないことではあるが、シリーズの最初の作品にも関わらずあまり扱いが良いとは言えない対応であろう。
**『MOTHER2』における問題点
-シナリオ周りには大きな変更点はないが、セリフやテキストに変更がある。
-BGMのモノラル化(GBA本体はモノラルスピーカーだが、ヘッドフォンなどのステレオ出力にも対応している。ゲップーの秘密基地内BGMのみステレオ((ただしSFC版とは全く違う鳴り方。)))
*総評
国内版の純粋な移植ではなく、ハードの性能上、音質が劣化している点は残念だが、作品自体の面白さやクオリティそのものは決して変わっていない。~
現在ではWiiUのVCで2作品とも手軽にプレイできるものの、ファンなら手に入れておきたい一品であるのは間違いない。
*余談
-『MOTHER』に関しては海外版の移植であると述べたが、『1』の海外版NES((海外向けファミコン))『Earth Bound』は開発が終わっていたものの未発売となっており、『MOTHER 2』が同名の『Earth Bound』としてSNES((海外向けスーパーファミコン))でリリースされたという経緯がある。
--未発売なのでデータなどは一切公開されていないものの、後にNES『Earth Bound』のROMデータがネット上に流出し、それを基に海外の有志がタイトルを変更して『Earthbound ZERO』としたものが広まっていた。その存在が海外のユーザーに公にされていたのである。(FC版の記事にその辺りの事情が載っている)~
海外版を移植した理由については、恐らくは国内版では容量の都合で説明不足だった点を補完したかったということが考えられる。
-『1』に関してはシステム周りの変更の他に一部マップの構造や各種パラメータの変更、わかりづらかったヒントが親切になっていたりと易化する方向での調整がみられる。
-GBA版のみのバグとして、初期版のROMにおける『2』では、ラストダンジョンの最終フロアで「あなぬけネズミ」を使うことにより、通常では抜け出せないラストダンジョン((ここでセーブすると二度と戻れないので、ラストダンジョンに入る前のセーブデータを一つはコピーして取っておくことをおすすめする。))から脱出することができる(ただし、一部のマップのBGMや構成などが変化する)。
-発売当時入手及びプレイ困難であった「1」「2」が(当時の)現行ハードで手軽にプレイできるのが魅力であったが、現在では''本作そのものが入手困難なプレミアソフトとなってしまっている''。
//以下は個人の推測にしか過ぎないが、MOTHER1のNES版が公式に開発され、完成するもお蔵入り、その後ROMが流出、この流出の責任を負ってなのか、流出する位だから開発元が潰れ、権利が親である任天堂に還った(ためなのかどうかまではハッキリわからないが)ために、開発元の名前が出ることは無かったのではないか?しかし、そもそも何故そんないわくつきのデータを使用したのか?と考えると…謎は深まるばかりである。
//その後、国外に流出したNES版のROMデータを基に海外のファンがタイトルを『Earth Bound 0』に変更したハックロム版を制作している。
//↑それだと「ハックロムを元に任天堂が移植した」になるから変でしょ。ハックロムじゃなくて公式に作られたという推測が多い。どちらにしろ正確な情報では無いけど、ざっと調べた感じに書き換えておきます。
//開発元が非公開って言ってるのは、NES版を制作したメーカーのことじゃなくてGBAに移植したメーカーがってことだと思うんだけど。
//↑マジでかw勘違いか。(←New)
//ちなみにwikipediaの項目には
//厳密に言うと、『1』は日本国外において"EarthBound Zero"というタイトルで翻訳とともに一部内容に手を加えられたROMデータが放出されており、『1+2』に収録されたものはこの日本国外版がベースなのだが、公式では認められていない。(原文ママ)
//とあって、「海外向けに製作された発売前のソフトのROMデータが流出した」とはなってない。
//↑つまり、「詳細は不明だけど発売されてないはずのNES版のマザーのROMが存在する」ってのは事実で、(←New)
//それが公式かハックロムか明確じゃないからwikiペではボカしてるんだろうけど、ハックならばハックとわかるもんだと思う(ファンなら俺が作った!って言うもんだし)。(←New)
//2ちゃんではマザー1+2出る前から「流出」っていうのが定説だったり、ファンサイトでもその見方が多い、そして1+2でそのNES版使われてるし。(←New)
//というか「ハックロム」って説はここではじめて見たのぜ。(←New)
//以上、ここしばらく@wiki側のスパムチェックに引っかかってるようで掲示板に書けないからこちらに長文失礼しました。(←New)
//海外版を移植した理由については、たぶん国内版のままだと難易度的にシビアな面が強いし、肝心のエンディングがあれだと今の時代のゲームとしてはそぐわないという判断なんじゃないかね。当時でも「エンディングが簡素過ぎてガッカリした」という意見は少なからずあったし。
*MOTHER 1+2
【まざー わんつー】
|ジャンル|ロールプレイングゲーム|&amazon(B000099114)|
|対応機種|ゲームボーイアドバンス|~|
|メディア|128MbitROMカートリッジ|~|
|発売元|任天堂|~|
|発売日|2003年6月20日|~|
|定価|4,800円(税別)|~|
|プレイ人数|1人|~|
|廉価版|バリューセレクション&br;2006年2月2日/2,667円(税別)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|『1』は幻の海外版の移植&br;『1』の入手ハードルが下がった&br;ゲームシステム等は好評&br;再現度の低いサウンド|~|
|>|>|CENTER:''MOTHERシリーズ''&br;[[MOTHER]] / [[MOTHER2>MOTHER2 ギーグの逆襲]] / ''MOTHER1+2'' / [[MOTHER3]]|
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#contents
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**概要
1989年発売のFC『[[MOTHER]]』(以下、『1』)と1994年発売のSFC『[[MOTHER2>MOTHER2 ギーグの逆襲]]』(以下、『2』)をカップリングでGBAに移植したもの。~
どちらも発売から年数がたち、特に1作目についてはソフトもプレミアム価格が付いたため実機でのプレイは困難となっていた。~
また、64版『3』の開発中止以降、MOTHERシリーズは沈黙していたため、『3』開発再開と同時に発表されファンからの期待は並々ならぬものがあった。~
しかし、GBAのハード性能の制約上、完璧とは言えない出来が惜しまれる結果となった。~
なお、厳密にいうと『1』は国内版『MOTHER』の移植ではなく、海外で未発売となったNES版『Earthbound』((後の2015年にVCで『Earthbound beginnings』として発売された))をベースとしている。(後述)
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**変更点
''共通の変更点''~
-バグに起因する裏技が修正により使えなくなった。
--ただし『1』のパンくずバグ修正に見落としがあったのか、砂漠の直前にある森の特定の場所で実行でき、早解きに使えたりNPCを含めた4人パーティができる。また『2』は新たなバグが発生した。
''『MOTHER』の変更点''
-システム面で快適性を補うための追加・変更が施された。
--ボタンダッシュが可能になった。
--アイテムの説明及び、エンカウント率を下げるアイテムの追加。
--マジカントでお金を引き出すことが可能になった。
--国内版にはなかったラスボス戦後のエピローグシーンが追加された。
--おともだち(ロイド)の攻撃アイテムを購入できるポイントの追加。
--ホーリーローリーマウンテンにテレポートできるアイテムが追加された。
--8番目のメロディを聴く場所が変更された。また、物体をチェックして8番目のメロディを聴くと同時にパーティが全快するので、回復スポットとしても活用できる。
--フィールドの敵が出現するエリアでチェックすると「あやしげな けはいが・・・。」と表示され、敵が出現する場所とそうでない場所の区別がつくようになった。
--時事的なセリフの修正。
--CERO関連によるグラフィック・セリフの修正。
その他、細かい変更点が多数存在する。
''MOTHER2の変更点''~
-BGMや効果音の劣化、テキストの一部変更などの他は、システム面での大きな変更点はない。
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**評価点
//-携帯機で手軽に遊ぶことができるようになった。
//--『1』『2』を購入する際の入手のハードルが大幅に下がった。
//販売経路の評価でありゲームそのものの評価ではないのでCO
-『1』のシステム周りが改善され、遊び易くなった。
-『1』の国内版では中途半端であったエンディングが、シーン追加によって補強されている。
-携帯機であることを考慮してか、スリープ機能も追加。すぐに中断できない場合でも、バッテリーの消費を抑えられる。
-元から短かったロード時間が更に短くなりスムーズに移動しやすくなった。
--分かりやすい例としては、部屋から外に出る時にFC版では3秒後に切り替わっていたのが、たった1秒で切り替わるようになった。
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**問題点
''『MOTHER』『MOTHER2』における問題点''
-サウンドの再現性に欠ける。
--「『1』のBGMのPCM音源によるパーカッションパートが再現されていない」「戦闘時における攻撃時の効果音が敵と味方で入れ替わっているミス」「2作ともメロディや効果音の音色、キーが異なる」など。
//--本作のストーリーには「メロディ集め」という要素があり、BGMそのものが2作共通で重要であるため、サウンド要素が低下している時点で「劣化移植」だという批判もある。
//さすがにこれは難癖では。音質の劣化はともかくゲームそのものは原作から劣化したと言えるレベルで変わってるわけじゃないし。
--対応ハードの性能や容量制限により、音質劣化は致し方ない側面もあるのは事実だが、GBAはSFC同様にPCM音源を扱えるため鳴らそうと思えば何でも鳴らせるように出来ている((ただし同発音を増やしたりするほどCPU負荷が高くなりゲーム動作自体が重くなりやすい難点がある。))。~
また他GBAタイトルでは、SFC音源以上のクオリティといっても差し支えない音を鳴らすものも存在する。容量に関してもこのゲームの場合は128Mbitのうち1/4近くが未使用領域となっていることが判明している。
---これらの点を踏まえると、やはりもう少しがんばって欲しかったと思わざるを得ないところ。
//余談扱いにすべき理由があるなら明記の上で移動してください。
''『MOTHER』における問題点''~
-上記の通り『1』は日本国内版の完全移植ではないため、国内版そのものをこのゲームでプレイすることはできない。
--具体的な変更点を上げると、セリフや敵グラフィック(喫煙している敵や刃物を持った敵などの差し替え)、フィールド上のオブジェのグラフィック、マップやシナリオの進め方の一部改変、ヒントの追加など。
//-上記の通り『1』は日本国内版の完全移植ではなく、未発売だった海外版のデータを翻訳した上で移植されたと思われる個所が多くなっており、国内版そのものをこのゲームでプレイすることはできない。
//--このことについて任天堂から公式のアナウンスはないため断定はできないが、上記の『1』追加要素やグラフィック等の変更点が海外版と合致している。
//--ただしEDの追加等は一概に問題点とも言い切れない。
//-元となった海外版に基づいたと思われる変更点が多々ある。
//--セリフや敵グラフィック、フィールド上のオブジェのグラフィック、一部のマップやシナリオの進め方の一部改変、ヒントの追加。
//--敵キャラがくわえているタバコの削除、十字架オブジェクトの変更など。
//---ただし海外展開に関係なく、近年のリメイク作品ではレーティングの都合や信教への配慮によって同様の変更が行われるケースも多い。
-エンカウントのバランスが原作より悪化している。
--元々、原作の時点でエンカウントのバランスはあまり良くなく、特にラストダンジョンのホーリーローリーマウンテンのエンカウント率の極悪さは語り草になっていたほどであった。
---しかしこの移植版においては、ゲーム開始直後に歩くことになる町でさえ、戦闘後に一歩動いただけでエンカウントという事態が頻繁に起こるため((エンカウントのタイミングにバラツキがあり、戦いたいのになかなかエンカウントしないケースも有る。))、ストレスが溜まりやすい。また、移動が1マスずつではなくドット単位になったので、少しも移動できずにエンカウントしたという印象が強い。
-前述の通り、一部BGMの音程が原曲と異なっていたり、PCM音源によるパーカッションが再現されていなかったりする。
-便利ボタンが追加された影響で、マジカントのドラゴンとの戦闘に突入できないという事態が発生した。
--ドラゴンと戦うにはメニューから『チェック』する必要があるのだが、便利ボタンは「話す」コマンドになってしまう為であり、こちらに頼りっきりだとひっかかってしまう。
''『MOTHER2』における問題点''~
-シナリオ周りや大筋のテキスト・表現に大きな変更点はないが、一部のセリフやテキストに微細な変更がある。
-BGMの音色違いやモノラル化。
--GBA本体はモノラルスピーカーだが、仕様としてはステレオ出力にも対応しておりヘッドフォンなどでも聴くことができるため、何故モノラル化したのか不明。
--ゲップーの秘密基地内BGMのみステレオ。ただしSFC版とはまったく異なる鳴り方である。
----
**総評
『1』は国内版の純粋な移植ではなく、『1』『2』共に音質が劣化している点は残念だが、作品自体の面白さやクオリティそのものは決して変わっていない。~
当時では手に入れにくくなっていたFC・SFCの名作RPG2本を、手軽に遊べることもファンから大いに喜ばれた。~
移植・リメイク作が多いGBAソフトの中でも、RPG好きならば是非手に取ってほしいタイトルと言えるだろう。
//ただ、現在ではWiiUのバーチャルコンソールで2作とも原作に忠実な移植が実現しているため、劣化点の存在する本作を今から選択する意義はやや薄くなってしまっているのは否めないところであるが((現在はWiiUが生産終了した為、こちらも入手困難なプレミア価格になった他、次世代機のNintendo Switchは2022年2月にSwitchOnlineにて追加されたため、気軽にプレイできるようになった。))、そちらの配信版では今現在の世情に合わせて新たに規制や変更が施された箇所((敵グラフィックの変更に加え、テキストにおける暴力表現や下品な表現の多くが修正されている。))が多い。~
//オリジナル版含めてどの機種を選択するかは、やはりプレイヤー次第だろう。
//本作からはるか後の配信版と比較するのは不適切だと思うので一旦コメントアウト
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**余談
-NES版『Earthbound』をベースにしたことについて任天堂から公式のアナウンスはない。
--断定はできないが、上記の『1』追加要素やグラフィック等の変更点が、未発売であった海外版の内容と合致している。
-『MOTHER』に関しては海外版の移植であると述べたが、『1』の海外版『Earthbound』はNES(海外向けファミコン)で開発が終わっていたものの未発売となっており、『2』が同名の『Earthbound』としてSNES(海外向けスーパーファミコン)でリリースされたという経緯がある。
--未発売なのでデータなどは一切公開されていないものの、後にNES『Earthbound』のROMデータがネット上に流出し、それを基に海外の有志がタイトルを変更して『Earthbound ZERO』としたものが広まっていた。その存在が海外のユーザーに公にされていたのである。(FC版の記事にその辺りの事情が掲載)~
海外版を移植した理由については、国内版ではヒントが極めて少なく難易度が高い点の改善や、容量の都合で説明不足だった点を補完したかったということが考えられる。
-『1』に関してはシステム周りの変更の他に一部マップの構造や各種パラメータの変更、わかりづらかったヒントが親切になっていたりと易化する方向での調整がみられる。
-GBA版のみのバグとして、初期版のROMに限り『2』では、今までに一回以上「あなぬけネズミ」を使ったことがあり、ピザ等を注文していない状態で、ラストダンジョンの最終フロアで「あなぬけネズミ」を使うことにより、通常では抜け出せないラストダンジョン((ここでセーブすると二度と戻れないので、ラストダンジョンに入る前のセーブデータを1つはコピーして取っておくことをおすすめする。))から脱出することができる(ただし、一部のマップのBGMや構成などが変化する)。
--と、長い間言われていたがSFC版にも別の方法でラストダンジョンからの脱出を可能にする技が発見された。
-2作とも移植スタッフのクレジットは一切出ないため本作の開発元は判明していない。奇しくも[[同日発売の劣化移植ゲー>メタルマックス2改]]と同じである。
-発売当時入手及びプレイ困難であった『1』『2』が(当時の)現行ハードで手軽にプレイできるのが魅力であったが、現在では''本作そのものが入手困難なプレミアムソフトとなってしまっている''。
-通常版はリチウム電池によるセーブ方式だが、廉価版はフラッシュメモリに変更されている((これ以外にもGBAの悪魔城ドラキュラ3部作など、廉価版はセーブ方式が変更されたソフトが複数存在する。))。そのため購入する場合、経年によるデータ消失がない廉価版の方がお勧めである。
//以下は個人の推測にしか過ぎないが、MOTHER1のNES版が公式に開発され、完成するもお蔵入り、その後ROMが流出、この流出の責任を負ってなのか、流出する位だから開発元が潰れ、権利が親である任天堂に還った(ためなのかどうかまではハッキリわからないが)ために、開発元の名前が出ることは無かったのではないか? しかし、そもそも何故そんないわくつきのデータを使用したのか? と考えると……謎は深まるばかりである。
//その後、国外に流出したNES版のROMデータを基に海外のファンがタイトルを『Earth Bound 0』に変更したハックロム版を制作している。
//↑それだと「ハックロムを元に任天堂が移植した」になるから変でしょ。ハックロムじゃなくて公式に作られたという推測が多い。どちらにしろ正確な情報では無いけど、ざっと調べた感じに書き換えておきます。
//開発元が非公開って言ってるのは、NES版を制作したメーカーのことじゃなくてGBAに移植したメーカーがってことだと思うんだけど。
//↑マジでかw勘違いか。(←New)
//ちなみにWikipediaの項目には
//厳密に言うと、『1』は日本国外において"EarthBound Zero"というタイトルで翻訳とともに一部内容に手を加えられたROMデータが放出されており、『1+2』に収録されたものはこの日本国外版がベースなのだが、公式では認められていない。(原文ママ)
//とあって、「海外向けに製作された発売前のソフトのROMデータが流出した」とはなってない。
//↑つまり、「詳細は不明だけど発売されてないはずのNES版のマザーのROMが存在する」ってのは事実で、(←New)
//それが公式かハックロムか明確じゃないからwikiペではボカしてるんだろうけど、ハックならばハックとわかるもんだと思う(ファンなら俺が作った!って言うもんだし)。(←New)
//2ちゃんではマザー1+2出る前から「流出」っていうのが定説だったり、ファンサイトでもその見方が多い、そして1+2でそのNES版使われてるし。(←New)
//というか「ハックロム」って説はここではじめて見たのぜ。(←New)
//以上、ここしばらく@Wiki側のスパムチェックに引っかかってるようで掲示板に書けないからこちらに長文失礼しました。(←New)
//海外版を移植した理由については、たぶん国内版のままだと難易度的にシビアな面が強いし、肝心のエンディングがあれだと今の時代のゲームとしてはそぐわないという判断なんじゃないかね。当時でも「エンディングが簡素過ぎてガッカリした」という意見は少なからずあったし。