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Dr.トッペル探検隊 - (2011/03/29 (火) 05:44:21) の最新版との変更点

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*Dr.トッペル探検隊 【どくたーどっぺるたんけんたい】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|アーケード|~| |発売元|タイトー|~| |開発元|金子製作所|~| |稼動開始日|1988年|~| |ポイント|水辺が舞台のコミカルシューティング&br()弾幕密集率高し|~| **概要 -1988年にてタイトー発売、金子製作所(後のカネコ)開発にてリリースされた縦シューティングゲーム。 -自機であるモリアオガエル号を操作し、水辺を舞台とした様々なステージを進む。非常にファンタジー色の強いコミカルな雰囲気が特徴である。 -一人~二人交互プレイ可能、全7ステージ構成。 **主なルール -使用コントローラーはレバー+2ボタン。レバーにて自機の移動操作、ボタンは各自、ショットボタンとオプションボタンに使用する。 --オプションアイテム(下記)を1つ以上取得した状態だと、自機周りにトレースするような感じで動くオプションが付く。オプションボタンを押すとオプションの向きの固定/解除ができる。 --自機は常に一方向の前方ショットだが、オプションはその向きと同じ方向のショットを放つ。例えば、オプションが自機前方にある場合は前にショットを放ち、左側だと左に放つといった具合。 --オプションを固定している状態では、それに敵弾をかき消す効果がある反面、被弾するとそのオプションは消滅してしまう。オプション解除時は、自機がやられない限りは完全無敵だが、敵弾かき消しは一切されないので防御の面にて危険を伴う。 -敵編成や一部の敵などを破壊すると以下のアイテムを落とす。 --「オプション」…自機周りにオプションを1つ付ける。連続で取れば最大5個までつける事が可能。 --「パワーアップ」…自機及びオプションのショットが巨大化する。いわゆるパワーアップに該当し、1つ取ればフルパワーである。 --「スピードアップ」…自機のスピードを上げる。 --「ホネカブトウオ」…敵の一種「ホネカブトウオ」の骨部分をすべて破壊すると現れる。取ると自機前方に一定敵ダメージを防いでくれるシールドが付く。 --「ドル袋」…スコアアップ。複数の種類が存在し、入手スコアに相違がある。 --「1UP」…その名の通り1UPする。 -戻り復活の残機制。ミス条件は「自機が敵などのダメージをもらう」「自機が壁とスクロールに挟まれる(壁そのものに触れてもミスではない)」のいずれか。 **批評点 -タイトーと金子製作所が絡むゲームとしては『[[山口君]]』『火激』『[[歌舞伎Z]]』のような外見が異質なものが多い気がするが、本作にはそういったイロモノ色はほとんどない、正統派ファンタジーとなっている。 --しかし、敵の中にはホネカブトウオのような骨型の敵がいたり、各ボスにおいて目玉や足などのパーツを破壊してもなお攻撃してくる残酷的な場面があり、少々シュールな外観を持つ作品でもあった。 --自機や敵はほぼすべて水辺に生息する生物がモチーフとなっており、そういう意味ではコミカル版[[ダライアス]]と呼べる存在であった。開発メーカーは違うが。 -その可愛らしい外観とは裏腹に、その難易度は高く設定されており、クリアへの道は決して楽なものではなかった模様。 --とにかく本作は序盤から敵の弾数が激しく、常に弾幕めいた攻撃を放ってくる過酷さである。ほとんどのステージにて移動制限が限られる外壁が存在する事も相まって、他シューティング以上に弾避けスキルが要求される作りとなっているのだ。 --自機がミスするとすべてのアイテム効力がなくなった状態での戻り復活であるのも、難易度を上げている要因となっている。復活時のアイテム放出などの救済処置は本作には一切なく、そこから乗り越えるは極めて困難である。
*Dr.トッペル探検隊 【どくたーどっぺるたんけんたい】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|アーケード|~| |発売元|タイトー|~| |開発元|金子製作所|~| |稼動開始日|1988年|~| |判定|なし|~| |ポイント|水辺が舞台のコミカルシューティング&br()弾幕密集率高し&br()後のフリーズオプションである|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -1988年にてタイトー発売、金子製作所(後のカネコ)開発にてリリースされた縦シューティングゲーム。 -自機であるモリアオガエル号を操作し、水辺を舞台とした様々なステージを進む。非常にファンタジー色の強いコミカルな雰囲気が特徴である。 -1~2人交互プレイ可能、全7ステージ構成。 **主なルール -使用コントローラーはレバー+2ボタン。レバーにて自機の移動操作、ボタンは各自、ショットボタンとオプションボタンに使用する。 --オプションアイテム(下記)を1つ以上取得した状態だと、自機移動と合わせてトレースするような感じで動くオプションが付く。オプションボタンを押すとオプションの向きと動きの固定、もう一度押すと解除ができる。尚、挙動はいわゆるグラディウスシリーズのオプションに近い。 --自機は常に一方向の前方ショットだが、オプションはその向きと同じ方向のショットを放つ。例えば、オプションが自機前方にある場合は前にショットを放ち、左側だと左に放つといった具合。 --オプションを固定している状態では、それに敵弾をかき消す効果がある反面、被弾するとそのオプションは消滅してしまう。オプション固定解除時は、自機がやられない限りは完全無敵だが、敵弾かき消しは一切されないので防御の面にて危険を伴う。 -敵編成や一部の敵などを破壊すると以下のアイテムを落とす。 --「オプション」…自機周りにオプションを1つ付ける。連続で取れば最大5個まで付ける事が可能。 --「パワーアップ」…自機及びオプションのショットが巨大化する。1つ取ればフルパワー。 --「スピードアップ」…自機のスピードを上げる。 --「ホネカブトウオ」…敵の一種「ホネカブトウオ」の骨部分をすべて破壊すると現れる。取ると自機前方に一定敵ダメージを防いでくれるシールドが付く。 --「ドル袋」…スコアアップ。複数の種類が存在し、入手スコアに相違がある。 --「1UP」…その名の通り1UPする。 -戻り復活の残機制。ミス条件は「自機が敵などのダメージをもらう」「自機が壁とスクロールに挟まれる(壁そのものに触れてもミスではない)」のいずれか。 **評価点 -コミカルな世界観 --タイトーと金子製作所が絡むゲームとしては『[[山口君>保留記事]]』『火激』『[[歌舞伎Z]]』『侍日本一』等のような外見が異質なものが多い気がするが、本作にはそういったイロモノ色はほとんどない、正統派ファンタジーとなっている。 --しかし、敵の中にはホネカブトウオのような骨型の敵がいたり、各ボスにおいて目玉や足などのパーツを破壊してもなお攻撃してくる残酷的な表現があり、少々シュールな外観を持つ作品でもあった。 --自機や敵はほぼすべて水辺に生息する生物がモチーフとなっており、そういう意味ではコミカル版[[ダライアス]]とも呼べる存在であった。 -「オプション固定ボタン」という発想 --本作のオプションシステムはグラディウスを基にしているが、ボタンでオプションのフォーメーションを固定しながら移動するという発想は当時としては斬新だった。 --グラディウスシリーズは後に『[[V>グラディウスV]]』のA装備でフリーズオプションを採用しているが、本作のオプション固定システムはある意味同作を10年も先取った存在と言えるだろう。 **問題点 -その可愛らしい外観とは裏腹に、難易度は高く設定されており、クリアへの道は決して楽なものではなかった。 --とにかく本作は序盤から敵の弾数が激しく、常に弾幕めいた攻撃を放ってくる過酷さである。ほとんどのステージにて移動制限が限られる外壁が存在する事も相まって、他シューティング以上に弾避けスキルが要求される作りとなっているのだ。 --自機がミスするとすべてのアイテム効力がなくなった状態での戻り復活であるのも、難易度を上げている要因となっている。ボンバーなどの緊急回避行動や、復活時のアイテム放出などの救済処置は本作には一切なく、すっぴん状態の復活から乗り越えるは極めて困難である。 --エンディングは夢オチでした。ちゃんちゃん。 --救いがあるとするならば、壁に触れても直接ミスにはならない事だろうか。 ---- **総評 見た目の可愛さからは想像できない過酷な難易度で、一般的な評判はあまりよろしくない。~ だが、シューティングとしては無難に作られた作品であり、コアシューターにとっては地味に評価されている模様。 ---- **その後の展開 -家庭用移植は一切されておらず、タイトーメモリーズ関連にも収録されていない。カネコはすでに実質上消滅、タイトーも現状ではスクウェア・エニックスの傘下である影響で、今後の復刻や配信は極めて厳しいのが実情である。

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