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*スーパーピンボール 【すーぱーぴんぼーる】 |ジャンル|ピンボール|~| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|ココナッツジャパンエンターテイメント|~| //|開発元||~| |発売日|1988年8月23日|~| |定価|5,800円|~| |ポイント|まさかの麻雀とピンボールの融合?&br()ピンボールとしてのゲームバランスは極めて悪し|~| **概要 -1988年に今は亡きココナッツジャパンエンタテイメントがファミコンにてリリースしたピンボールゲーム。しかし、実は麻雀要素も絡んでいるので「''ピンボール麻雀''」というべきかもしれない(詳細は下記にて)。 -メインは一人プレイ用だが、最大四人までの対戦プレイにも対応している。 **主なルール -ゲームを開始すると麻雀の役がテンパイ状態で表示され、上がりの牌が指定される。このゲームの明確な目的としては、ピンボール内にて、一定条件を満たすと出現する上り牌をボールで当てる事にある。 --何をいっているのかわからない方も多いかもしれないが、ゲームとしては完全にピンボールメインであり、プレイヤー自身が麻雀に関われる場面は一切存在しない。あくまでも「上り牌」という対象を、ピンボール内にてボールで当てれば表面上のクリアとなる。 --すなわち、''麻雀の役や牌はただの飾りであり、麻雀の知識は全く必要とはしないのである''。概要ではピンボール麻雀と大袈裟な表記はしたが、実のところは麻雀という飾りを付けた純正のピンボールでしかない。 -コントローラーの十字キー左にて左フリッパー、Bボタンにてボール発射兼右フリッパーの操作となる。なお、本作には台揺らしなどのテクニック操作は一切できない。また、ポーズ機能も付いていない。 -ピンボールのフィールドは、メインで「下画面、中画面、上画面」の3画面分があり、その内の上画面にボールを移動させ、仕掛けをアンロック(ゲートを開く)させる事で上り牌が置かれている秘密の画面に移行する。なお、ボールの初期位置は必ず中画面からのスタートとなる。 --メイン画面の下画面にてボールを落とすと1ミスとなり、ボールを3つ落としてしまうとゲームオーバーとなる。本作にはコンティニュー機能は搭載されていないので、ゲームオーバーになる度に最初からやり直さなければならない。 --秘密の画面は全4画面あり、ランダムで4画面中のどれかにワープする。各画面はそれぞれに上り牌が隠されており、これも特定の仕掛けをアンロックする事により牌が出現、それをボールに当てる事で表面上のゲームクリアとなる。画面内でボールを落としてしまうとメイン画面に戻されてしまう。 --各画面は一画面毎に画面が切り替わる形式を採用しており、シームレスには移行しない。ボールを落として画面が切り替わったり、ミス後の再ボール時においては、一部例外を除き、前画面にてアンロックされた仕掛けは元に戻ってしまうというペナルティがある。 -ボールを上がり牌に当てるとツモ上がり((といっても、別に麻雀で対戦している訳ではないので、ツモという表現はおかしいかもしれないが…。))となり、表面上のクリアとしてご褒美グラフィックが表示される。しかし、本作はエンドレスゲームであり、いくら上がろうがスコアを維持したまま最初からのやり直しとなる。すなわち、本当の意味でのクリアは本作には存在しないといっていいだろう。 -人数分のコントローラーがある状態にて最大四人対戦プレイが可能。といっても、各プレイヤーが交互に繰り返すだけなので、実質は交互プレイといった方が正しいか。