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64大相撲」を以下のとおり復元します。
*64大相撲
【ろくよんおおずもう】
|ジャンル|スポーツゲーム|&image(http://ec2.images-amazon.com/images/I/51xtGAuP29L.jpg,width=120)|~|
|対応機種|ニンテンドウ64|~|~|
|発売・開発元|ボトムアップ|~|~|
|販売元|任天堂|~|~|
|発売日|1997年11月28日|~|~|
|定価|7,980円(税抜)|~|~|
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**概要
相撲を題材にした3D相撲ゲーム。ジャンル故に子供が取っ付き難いイメージはあるが
SDサイズの登場人物や個性的な力士達により、誰でも楽しめる工夫がなされている

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**概要
立ち合いから組み合いまでの流れを相手のねばりゲージをCボタンによる技を駆使してねばりゲージを削る。
相手の粘りゲージを全て削ると技を決めることができ、勝利となる。
相手の技と同じボタンの方向にスティックを倒すと、「ふせいだ!」と表示され、ねばりゲージを軽減できる。
これらの技をじゃんけんのように駆け引きし、土俵上で繰り広げるゲームである。
他に、自分だけの力士を育てるサクセスモードが存在する。サクセスモードでは対戦後や優勝時に★をつかって技を習得することができる。
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**評価点
個性、ユーモア溢れるサクセスモード
パワプロシリーズに負けず劣らず、条件次第で発生するイベントは楽しいものがある。
個性溢れるライバルや、多く登場する彼女候補、それに纏わるイベントがフル3Dで描かれている。
SDキャラにしたことで変に暑苦しいことなく、好意的にプレイすることができる。

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**問題点
簡単に最強力士を育てやすい
セーブは勝敗の発表後にオートセーブされるのだが、負けた瞬間にリセットボタンを押せば試合が無効化される。
ステータスは心・技・体の技を決め技として使えば上昇するのだが、サクセスクリア時までに最大ステータスに振る猶予は十分ある。

新内力士が横綱相手に勝てることがある
主人公はゲーム開始時は前頭十五で開始されるのだが、千秋楽前にはいきなり横綱の清流王と出雲綱と戦える。
横綱ということで理不尽な強さを前にあっけなく負けてしまう・・・と思うプレイヤーもいるだろうが
多少の腕は必要ではあるが、技次第で初回プレイヤーでも十分に勝ててしまう。

-逆にこのゲームの強敵は、大関の無双竜。技の「にちょうなげ」を使わせればごっそり体力は減らされ、あっけなくやられてしまう。

一部、常識を覆した演出がある
ゲーム的には盛り上げるために意図的な演出も取り入れただろうが、前述のはっそうとびは3m近くは飛ぶ。
他にも、ラスボスや対戦モードで遊べる土俵の中に「うちゅう」が存在する。もちろん(?)力士はまわし一丁で戦う。

一部強力すぎる技が存在する
代表的なのが、立ち合い時のみに使える「はっそうとび」イメージとしては相手力士の背中を跳び箱のように飛ぶのだが・・・
なぜかこの技、相手のねばりを8割は削る。この技が決まるだけで圧倒的に優位に立てる。失敗時のリスク等は皆無。
しかもこの技、習得するのに★がたった20と効果の割に安すぎる。最初のうちはこの技だけで強引に攻めてもなんとかなれる。

サクセスモードで名前を付けると実況が無くなる
収録していない名前であるため、名前を呼んでくれないのはわかるが、好きな名前を付けると、何も喋ってくれない。
一度、実況付きで遊ぶとわかるが、盛り上がりっぷりが愕然と下がる。終止無言なのでつまらなく感じやすい。

兄弟子山の存在
兄弟子山は文字通り、主人公の先輩であり、イベントでもちょくちょく絡むのだが、
兄弟子山はゲーム開始"前"に決着がついてしまう。その後は稽古してる様子が無いことから引退したものだと推測される。
なお、兄弟子山は対戦モードでも登場はおろか、隠しキャラでも無い。あんまりである・・・

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**総評
ゲームとしての面白さと相撲というジャンルからは想像できない面白さもあって、一定層の好評を得た。
2年後に64大相撲2も発売され、こちらは今作とシステムが多く変わった部分も多い。
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