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わくわく☆惑星プリンセス」を以下のとおり復元します。
*わくわく☆惑星プリンセス
【わくわくわくせいぷりんせす】
|ジャンル|恋愛アドベンチャー|&image(http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/145003578.jpg,height=160)|
|対応機種|Windows 98/95|~|
|発売元|PUMPIE|~|
|発売日|1998年9月18日|~|
|定価|通常:5,800円&br;通販:4,600円|~|
|レーティング|ソフ倫:&color(crimson){''18歳未満禁止''}|~|
|判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|エロゲーの歴史上屈指のクソゲー&br;商業とはなんだったのか&br;エロゲー史上最も抱きたくないヒロイン&br;こいつで抜かないでください&br;ワンマン企業制作|~|
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#contents(fromhere)
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#center{&size(35){''WARNING!!!!!!!''}&br;&size(20){''18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。''}}
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**概要
-DOLLHOUSE((このメーカーから出た作品すべてがこのレベルというわけではない。念のため。))の別ブランドPUMPIEより発売された18禁恋愛アドベンチャーゲーム。
-グラフィック、シナリオ、BGMなど、ありとあらゆる面における出来の悪さで伝説となった。
-ある意味では''これを超えるエロゲーはこの先も出ない''とされた。通称『''わくプリ''』。

**ストーリー
-山奥で車の運転の練習をしていた主人公。その車が大破してしまい、夜空を見ながらオナニーをすることに。''「星をみながらオナニー……なんて文学的なんだ」。''すると、夜空の星の一つが地上に落ちてくる。
-墜落現場に駆けつけてみると、落ちてきたのは星ではなく宇宙船だった。その中から一人の少女が現れる。
--そして、''「あなた、オナニーしてたでしょ」と言いながらフ○ラを始める''。
-「むんむん星」からやって来た宇宙人の皇女である「パム」が言うには、「主人公がオナニーしていたから宇宙船が落ちた」(オナニーをすることによって発生したエネルギーに影響されたということらしい)とのことで、パムをむんむん星に帰すため主人公は宇宙船のエネルギーを集めることとなる。
-しかし、そのエネルギーというのは石油でも原子力でもなく、''イクイクパワー''。人と人とがエッチした時に発生するエネルギーのことだった。このため主人公はイクイクパワーを採取するために女の子をナンパしてはエッチを繰り返すこととなった。

-……ストーリーを読んで首をかしげたくなったり、若しくは頭が痛くなってきたモニターの前の貴方。その反応は正しい。

**問題点
-ストーリーが破綻しているのは当たり前、テキストの誤字脱字を問うのは野暮を通り越してもはや無粋と言って良いレベル。文芸面で評価できるところは何もない。
-もちろんエロゲーである以上、ストーリーに問題があっても絵さえ良ければ何とかならないこともないのだが、やはりというべきかそうはならなかった。
--グラフィックは''出来不出来を問う以前''のレベルであり、人体のバランスさえも取れていない始末で、エロゲーとしては致命的な欠陥である。
--にも関わらずこの絵で発売されてしまったのは、''このゲームの担当絵師が製作会社の社長だったから''である。
---同じような問題点を持つ同社ゲームに、『ぱすてるノート』『PETいんが~』『扉のむこうは』等が有った。
-このような絵のひどさ、ストーリーの無茶苦茶さから、ヒロインのパムは「エロゲ史上もっとも抱きたくないヒロイン」としてインパクトを残している。
-BGMは3曲しかないが、ビジュアル面でのインパクトが強烈すぎるためか突っ込まれることは少ない。

**評価点?
-絵の下手さ加減はある意味才能であり、後の伝説の一因を成している。

**総評
感動的なストーリーで大勢のユーザーを魅了し、今なお名作と評される『[[ONE ~輝く季節へ~]]』がリリースされた1998年。~
一方その裏で、このようなバカを通り越した奇妙極まりない作品もリリースされていた。~
作品レベル的に商業の水準に達しているとは思えない。本作の2年後には同人ゲームの名作『月姫』が出ている事もあり、商業と同人の境目について考えさせられることは必至。

このようなゲームも一応は商業ベースでリリースされていたことから、エロゲー界とは懐の広い業界といえる。~
ゲーム業界の実験所と称されていた90年代のエロゲーで、独自性のあまりクソゲー化というケースは珍しくなかったが、特に独自要素があるわけでもないのにこの出来になったのは異常なことではある。

作品の発売当時からインターネットでは話題になり、レビューサイト等ではことごとく最低の評価がつけられた。~
しかし、ダメさ加減があまりにも突き抜けていたため、ゲームの面白さ云々を抜きにして、ゲームが存在することだけでウケが取れてしまう領域にまで昇華されている。~
そこが年月とともに風化してしまった凡百のクソゲーとは一線を画すところであり、つまり本作は『[[デスクリムゾン]]』や『[[里見の謎]]』と同じように''愛すべきバカゲー''と呼ぶに値する作品である。

**迷セリフ・その他
-「と・に・か・く、あんたには責任をとってもらわ」
-「俺はこの星からしばらく帰れないような気がした」
-テキストは右クリック連打でスキップ可能
-オートプレイCD-ROMでインストール不要、システムを書き換えないクリーンアプリ、作業用ファイルを削除するのはゴミ箱に捨てるだけ(オフィシャルサイトより)。

-スタッフロールで表示されるスタッフ総数は''わずか4名''である。

-かつて存在した公式ページの「パムのひみつツアー」コーナーでは、さも本作の舞台であるかのように「むんむん星」の設定が紹介されていた。世界地図、パムの6人の姉、惑星の構造等。
--しかし、2種類あるエンディングのうち片方では主人公が地球を離れる事無く物語が完結、もう片方もむんむん星到着時点で「YOU WON」となってスタッフロールとの事(各種レビューサイトより)なのでこのような設定を考える意味が有ったのかは疑問だが、このコーナーの方がゲーム本編より面白いと評判だったらしい。
--現在でもIAのページが残っているので閲覧は可能。[[公式ページはこちら>https://web.archive.org/web/20071008233000/http://www.dollhouse.co.jp/pumpie/wakwak/]]
-こんな年季の入ったエロゲーマーしか知らないようなクソエロゲ―だが、[[Wikipediaに項目がある>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%8F%E3%81%8F%E3%82%8F%E3%81%8F%E2%98%86%E6%83%91%E6%98%9F%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%82%B9]]。というか、本項目の内容はほぼそちらで削られた文章が初期項である。

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