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エドワードランディ」を以下のとおり復元します。
*エドワードランディ
【えどわーどらんでぃ】
|ジャンル|2Dアクション|
|対応機種|アーケード|
|販売・開発元|データイースト|
|稼働開始日|1990年|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|
//一部クソゲーまとめ「賛否両論ゲーム」執筆依頼より引用。
**概要
-データイーストの2Dアクション。舞台は1930年代ヨーロッパ。主人公はタイトルにもあるエドワード・ランディと言う男。
--彼についての詳細は作中あまり描かれていない。ちなみに何故か同キャラ二人同時プレイ可能。
--ランディの武器は愛用の鞭「クリフハンガー」。彼はこの鞭で攻撃・移動をこなす事ができる。
-第1ステージのサブタイトルが「いきなりクライマックス?」となっており、ドラマチックなストーリーと映画のような舞台展開が見る者をひきつける。第2ステージのサブタイトル通り、まさに「冒険百連発!」である。
--そしてレバーと攻撃とジャンプのみながら非常に多彩なアクションと、騒がしいほどのランディの叫びが大いに盛上げてくれる。
-残機無しライフ制だが、スコアとライフが紙一重であり、稼げば稼ぐほどライフが増え、ダメージを食らうとスコアも減少するという、他のゲームではみられない特徴を持つ。その為、ハイスコアはゲーム終了時ではなく、ゲーム中、最も高かった時点のスコアが記録される。
-全9ステージ。
--ストーリーの時系列を変動させたステージ構造で、2面クリア後「事の発端」として回顧録に突入する時間軸ずらしが行なわれる。
---時間軸通りに並べた場合は「3面~最終面手前」→「1面・2面」→「最終面」とつながっていく。1面のサブタイトルは伊達ではないのだ。
--海外版ではわかりにくいと言う事で時間軸通りにステージが進む。

**長所
-アクション映画ばりの豪快な演出の数々、独特のセンスを持つステージタイトル等が見所。本作の巧みなる演出手法は、後のゲーム業界に少なからず影響をあたえており、コアなファンも生み出した。 
--多彩なアクションにランディの叫び。叫びとだけ書くと五月蝿いように思えるが、これが意外に心地良い。
--飛行中の飛行機の翼の上での戦闘、横に縦に(画面奥から前方に)と進行方向が頻繁に切り替わる水上でのボートチェイス、走行中の車とバイクの上での戦い等、ステージはめまぐるしく変化する。
---ゲーム進行に合わせ、画面スクロールや背景の流れる向きも文字通り縦横無尽に変化する。
--冒険映画のような雰囲気を放つBGM。さらにラスボス戦では状況が変化するポイントでBGMのループが終り、新しい物に変化する等、音楽演出も素晴らしい。
--グラフィックは緻密。キャラクター動作のみならず、激しく流れるので気づき難いが背景も美しい。

**短所
-ゲームバランスは全体的に大味。
--操作に慣れない初見プレイヤーだと何もできずにゲームオーバーになる恐れがある。
--一方、慣れたら慣れたで、鞭を引っ掛けて大回転するアクションが攻撃・回避共に優れており、困ったらとりあえず回転していればなんとかなってしまう。
---回転している余裕と場所があればの話だが。
--ラストボスである大佐の文字通り「人間離れした」耐久力。
--主人公ランディの当り判定を一切考慮に入れない敵の飛び道具。「避ける」のは困難。
---ランディは相当タフなので「敵の攻撃の薄いところ」でダメージを「軽減する」プレイが要求される。
-基板出荷数は少なく、移殖もされていないレアゲー。まともにプレイする方法が限られている。
--これは[[ザ・グレイト・ラグタイムショー]]同様、デコゲーの運命かもしれない。

**その他
-1999年にカネコから発売されたアーケードゲーム「線脳 - SEN-KNOW -」にCPUでエドワードランディが登場している。
--線脳の開発元である光遊社の社長が[[エドワードランディの開発に関わっていた>https://web.archive.org/web/20060105171026/http://www.gpara.com/contents/creator/bn_137.htm]]ためと思われる。
-他社の『トレジャー』から発売されている作品の中には、本作のオマージュが存在する作品がある。
--例えば『ガーディアンヒーローズ』のキャラ名の「エドワード・E・コニャック」や「ランディ・M・グリーン」等。
-本作のプログラマーの一人は後に[[魂斗羅ザ・ハードコア]]の開発に携わっている。

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