「ダイナマイト刑事」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ダイナマイト刑事」を以下のとおり復元します。
*ダイナマイト刑事
【だいなまいとでか】
|ジャンル|ゴチャバトルアクション|&image(4974365091224.jpg,http://www.amazon.co.jp/dp/B000069T89/,width=160)[[高解像度で見る>http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=3239&file=4974365091224.jpg]] [[裏を見る>http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=3239&file=4974365091224u.jpg]]|
|対応機種|アーケード(ST-V)、セガサターン|~|
|発売・開発元|セガ・エンタープライゼス|~|
|稼動開始日|1996年|~|
|家庭用|1997年1月24日/6,090円(税込)|~|
|廉価版|サタコレ:1998年3月12日/2,940円|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|~|BGCOLOR(MistyRose):''バカゲー''|~|
続編等。2014年に小説発売された
**概要
-ベルトスクロールアクションゲームとしては業界初の、フルポリゴンによるゲーム。最大2人まで協力プレイが可能。
--強行潜入捜査を行うブルーノ・デリンジャー警部補(1P)とシンディ・ホリデイ警部(2P)を操り、ウルフ本郷率いるテロリストから大統領の娘を救うというストーリー。
--テロリストによって占拠された高層ビルを舞台にした世界観や、主演のブルース・ウィリスを意識している風貌の主人公「ブルーノ・デリンジャー」等の点から本作は映画『ダイ・ハード』をコンセプトに作られたゲームである事が伺える。
---実際、海外では『DIE HARD ARCADE』として発売されたのだが((ちなみに、続編は国内版同様『DYNAMITE COP』として発売されている。))。


**特徴
-1レバー+3ボタンで操作。ボタンはそれぞれパンチ、キック、、ジャンプの3種類。
--レバーと3つのボタンの組み合わせで様々な技が出せ、 パンチやキックを中心とした基本コンボや、ザコ敵を一撃で倒せる”逮捕”、完全無敵の”旋風脚”など技は多数。
--落ちている武器を拾って使用する事も出来る。銃器もあるがそれ以外にも様々なアイテムを武器として使える。
--当時人気だった『バーチャファイター』シリーズを代表する3D格闘ゲーム意識したような作りにもなっていて、敵を浮かせて空中コンボを決めたり、ジャイアントスウィング等のバーチャお馴染みの技も出すことが出来る。
-激しいゴチャバトルを繰り広げる「アクションシーン」を中心に、「CAUTIONシーン」を含めた全5ステージで構成されている。 
--前者はいわゆる「熱血硬派くにおくん」に似た半固定画面での戦いだが、演出が画面の拡大など技術の進歩によりダイナミックになっている。
--後者は画面の指示に従ってレバーやボタン操作を行う物(いわゆるQTE)になっており、入力に成功すると微量だが体力が回復するので、非常に重要である。
-他、ライフが満タンの状態で回復アイテムを取得すると、ライフの上限を越えてライフを上げる事もできる。

***おバカな点
-そして本作最大の特徴が、散りばめられた濃く、変なおバカ要素の数々。
--敵はテロリストなのだが、チンピラからパンツ一丁の奴、相撲取りもどきにアフロヘアー、等々到底テロリストに見えない連中ばかり。
--使える武器が本当に多岐に渡っている。
---銃器は拳銃やマシンガンが主だが、中には対戦車ライフル等の物騒な代物もある。
---その他の武器も様々。振り回すもの(ナイフ、鉄パイプやモップ等)や投げつけるもの(ドラム缶や柱時計等)だけではなく「消火器の消火剤を浴びせる」「殺虫剤とライターで火炎放射」、果ては「コショウを振り掛ける」といったものまであり実に個性的。
--そしてプレイヤーの背中に『POLICE1』、『POLICE2』と書かれてたり、救出目的の大統領の娘が怖い、等プレイヤー側にもおバカ要素がしっかり存在。
//業界初のフルポリゴンによる~という表現はバーチャ等がダイナマイト刑事より後に出たと誤解招く可能性があるので変更。
//地上エリアルコンボといった他社の格ゲーの用語を出すな。 


**難点
-敵味方それぞれ横方向にしか向けない。
-完全ライフ制。残機が無く、一度死ぬとコンティニューへ直行。
--アーケード版のみ、ディップスイッチで残機を設定することが可能。 
-回復アイテムが少なく、回復量も微妙。
--しかし、前述した通り「CAUTIONシーン」でもライフを回復させる事ができるので、ボタンを押したり、レバーを倒すタイミングを覚える必要がある。
--そして下記の移植版ではクレジットはおまけゲームをプレイしなければ増加しない。

**評
-一般的には特有の高難度でウケが悪かったが「コショウ」や「殺虫剤」といった数々の変な武器や、あまりかわいく見えない大統領の娘等のおバカな要素が一部で支持を受けた作品。

**移植
-最初に発売されたセガサターンへの移植版は、ST-Vがハード互換基板であった為移植度はかなり高い。CD-ROM故の長い読み込み時間がネックではあるが、BGMはそれを活かしたオーケストラアレンジとなっている。
--オプションも存在するが、変更できるのは同士討ちや流血表現の有無程度で、AC版にあった難易度・残機設定は存在しない。
--セガの初期ゲーム『ディープスキャン』が収録されていている。コンティニューのためのクレジットはこれを遊ばないと増えない。

-2006年4月27日には、SS版を基にし新モードを追加したプレイステーション2版『[[SEGA AGES 2500シリーズ Vol.26 ダイナマイト刑事]]』も発売された。開発はSEGA CHINA。
--メモリーカード未対応なのが唯一の難点であるが、それを差し引いても優良移植。未対応は公式でもネタにされているが、対応していたら間違いなく神移植だった。
--2012年に8月22日には上記のPS2版がPSストアで配信された。価格は800円。やはりセーブ機能は存在しない。データをPS3のHDDに保存する形式の為、元々短かったロード時間がさらに短縮されており、PS2版以上の快適なプレイが可能となっている。

**続編等
-本作の続編として1998年にMODEL2基板で製作された『[[ダイナマイト刑事2 カリブの海賊編>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/723.html]]』及び2006年にNAOMI基板で製作された『2』のバージョンアップ版『ダイナマイト刑事EX アジアンダイナマイト』が存在する。
--『カリブの海賊編』はパワーアップによる攻撃面の強化により難易度が低下し、ライトユーザーには喜ばれたがコアなファンには嫌われた。1999年には当時最新ハードであったドリームキャストに多数の追加要素を加えて移植されている。
--一方『アジアンダイナマイト』は新しく追加された「コスチュームチェンジ」は強化されるより弱体化する物が多い点や、「前作のバージョンアップ版」という扱い故ガッカリゲー扱いされやすい作品になっている。
---なお、グラフィックやバカゲー要素はシリーズを重ねるたびにパワーアップしている。
-他、本作のシステムを流用した作品として、『THE HOUSE OF THE DEAD』シリーズの外伝作の『ゾンビリベンジ』も存在。
--こちらは敵がテロリストから派生元のシリーズ同様ゾンビに変更されている他、世界観から明らかに浮いている『毒島力也』がカルト的人気の作品になっている。
-ベルトアクションを発展させて全方向への攻撃を可能にした本作の手法は、続編や後の『スパイクアウト』などに受け継がれていく。

#region(クリア動画)
SS版
&nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm56236)
リメイク版
&nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm5660016)
#endregion
#region(コレをモチーフにしたアニメ動画)
&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=TPhvGmvoWQg)
#endregion

-セガ・カプコン・バンナムの3社によるコラボレートゲーム『[[PROJECT X ZONE>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/?cmd=word&word=PROJECT&type=normal&page=PROJECT%20X%20ZONE]]』(2012年10月11日発売)に、セガ代表の一人としてブルーノの参戦が決定。ボイスはブルース・ウィリスの吹き替えを担当した経験がある、樋浦勉氏。
&br

復元してよろしいですか?