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「[[要強化記事>要強化記事一覧]]」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。~ 依頼内容はゲーム評価(特に評価点)の補強です。~ &color(red){''18年1月18日までに改善されない場合は削除対応します。''} ---- //1作目の内容のみに絞り、他は余談的記述に変更。 *ビシバシチャンプ 【びしばしちゃんぷ】 |ジャンル|パーティーゲーム| |対応機種|アーケード| |発売・開発元|コナミ| //|稼働開始日|オンライン:2005年3月&br()ザ★ビシバシ:2009年7月29日| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -コナミが出したアーケードのパーティーゲーム。最大三人同時プレイ可能のミニゲーム集。 --一人または二人で遊ぶ場合は、ゲーム内容に応じてCPUが対戦相手として登場する。 -1996年に1作目が稼動。その後も何作か続編が作られた。 --また姉妹作としてハンドルとペダルを使う『ハンドルチャンプ』、2本のレバーを使う『ガチャガチャンプ』、ステップを使う『ステップチャンプ』、アニメキャラをフィーチャリングした『アニメチャンプ』がある。社会人生活を題材にした『サラリーマンチャンプ』も存在するが、こちらは開発元が異なる。 --この中のいくつかのゲームは、入力をボタンに変えた上で本家ビシバシシリーズでも登場している。 -家庭用移植も行われており、そちらではタイトルが『ビシバシスペシャル』となっている。 ---- **ゲーム内容 本作は、押しボタンスイッチを用いるミニゲームを揃えた、ミニゲーム集である。 -操作は赤・緑・青の巨大な押しボタンスイッチのみ。 --操作説明はゲーム内に必ず表示される。 -連打・色対応・タイミング等、様々な趣向を凝らしたミニゲームが多数収録されている、 --ミニゲームの名前は全て三拍子で区切られており、ミニゲームが始まるとタイトルコールの後「説明!」の掛け声と共にミニゲームのルールが説明される。 ---三拍子・説明の演出はビシバシシリーズ共通((『ハンドルチャンプ』『ガチャガチャンプ』のみ例外で、前者は「迫撃!人間砲弾レース!!」といった具合に最後に「レース」が付き、後者は二拍子となっている。))。 ---ミニゲームのルール説明は5~10秒程度で済み、複雑なルールもないので頭を使う必要はない。 -ミニゲーム毎の条件を満たせないとライフが没収され、ライフが無くなるとゲームオーバーになる。 --「得点が基準値に満たない」「ライバルに敗北」等。 -ちなみに、効果音やジングルはコナミ作品からの流用が多い。 ---- **ミニゲームの例 #region(クリックで開閉) -サイコロがサイコロでサイコロなのだ! --三つ表示される六面体サイコロのうち、最も目の数が多いサイコロの位置にあるボタンを叩く。出ていた目の数だけ得点が入り、最初に100点を超えれば勝ち。 --叩くとその時点でサイコロの目は変わるので、判断力だけでなく早押しも必要。 ---なお時間が経つにつれて六面体サイコロではありえない目の数が出てくるようになる。最高は16。 -とりあえずその辺でだるま落しだ! --縦に積み重なった達磨落しを最下部から弾いていく。達磨落しのパーツには赤・緑・青の色に塗られており、対応した色を押すと達磨落しに成功。失敗するとタイムロスになる。 --「またまたおなじみだるま落しだ!」など、多くのシリーズに登場している。 -俺たちはバーガー屋でテキパキ作る! --指定された数だけボタンを押し、ハンバーガー、フライドポテト、ドリンクを積み上げるゲーム。数をオーバーすると失敗となる。 ---ハンバーガー関連のゲームはいくつか存在し、「バイト君がバーガー屋でどんどん作る!」「激ウマ!君のハンバーガー!」「ハンバーガー!」など多数存在するが、どれもルールは違う。 -ダンスでアフロをデカくしろ! --先生の手本に合わせてボタンを押し、判定が一定以上なら得点が入る。同時に画面のキャラのアフロ髪がどんどん膨らんでいく。 ---後半はアフロが邪魔で譜面が見えなくなる上、微妙に判定がずれており、そのまま押すとBADを量産する。16分の連打もあり、難易度はかなり高い。 ---説明では緑のボタンしか押されないので勘違いしやすいが、実はどのボタンを押しても反応する。16分は2色のボタンを交互に押すとやりやすい。 -ハイパーパイ投げ選手権! --赤と青のボタンを連打して加速、所定ポイントになったら緑のボタンを押したままにして角度を調節し、パイを遠くまで投げる。飛距離はメートルではなく、前から何人目の客かでカウントされる。何故か会場は結婚式場で、神父の指示で新婦が客席へ向けてパイを投げるという謎のシチュエーション。 ---同社による「ハイパーオリンピック」の”槍投げ”そのままの内容であるが、開始時のBGMまでハイパーオリンピックそのまんまである。 ---ステップチャンプにはこれと同じルールの「やりたい投げたいやり投げだ!」があり、他にも「狙え世界だ50M!」「目指せ鳥人走り幅跳び!」「走って飛んでハードル走!」といったハイパーオリンピックの競技をもとにしたゲームがある。 -DANCE!DANCE!CHAMP! --下から流れてくるノーツが上の矢印マークと重なったら対応するボタンを押す。要するにDDR。 ---似たようなゲームに「ダンスイェーイ!」がある。 ---他の音ゲーでは「ギタージャーン!」「弾いて踊ってセッションだ!」((DDR、ギターフリークス、ドラムマニアの3つのセッション。))「朝のお勤め木魚でセッション!」((「アニメチャンプ」での「一休さん」のゲーム。木魚・鐘を使う。))がある。 -回転!誰が星をたくさん集めたか! --赤で左、青で右に箱を傾けて車を下に落としていき、道中の星を集めていく。 ---一番下には普通の星10個分に相当する大きな星があり、しかもこれを誰かが取った時点でゲームが終了するため、スピードと星集めのバランスを見極める事が重要。 ---「ハンドルチャンプ」での「回転!誰が星をたくさん集めたか!レース!」からの流用。 -ゼロになったら大爆発だ! --爆弾のカウントを叩いた数(1~3)だけ減らして次のプレイヤーに順次回していき、0にしてしまった(最後の1を叩かされた)プレイヤーの敗北。 --連打や早押しは要さない珍しい頭脳戦タイプのゲーム。ルールは単純だが勝つためには少々頭を使う必要がある。 ---一騎打ちになった場合は必勝法があるので、それを理解しているかが勝負の分かれ目。 -ダッシュダァ! --『ガチャガチャンプ』出展。レバーを回転させてキャラクターを走らせ、ベルトコンベアから落ちないように粘り続ける。 --レバーを握る謎の人物がランダムにレバーを動かしてベルトコンベアの速度を変えてくるため、前にいようと全力で回していたら逆に進み過ぎで落ちてしまうなんてことも。 --基本的には誰が長く生き残るかを争うゲームだが、一部のシリーズでは3人で協力するルールも出ている。 -つかんでポイ! --『ガチャガチャンプ』出展。画面下にいるキャラの右手と左手に向けてビンが上から次々降ってくるので、キャラクターの手に重なるタイミングで左右のレバーを弾き、ビンを受け止める。 --ビンの配置はバックで流れるBGMに合わせた配置になっており、音ゲーと同じような感覚でプレイできる。 --家庭用では特定のコマンドを入力すると通常より配置がエグい高難易度モードにすることが可能。 #endregion ---- **評価点 -盛り上がるパーティゲーム --ルールは非常に解りやすく、1つ1つはミニゲームなのでさくさく進み、その種類も豊富。「とにかく連打」「タイミング良く押す」「同じ色のボタンを押す」など色々とあり飽きさせない。 ---- **問題点 -ボタンは叩きやすい特殊ボタンなのだが、これが叩くととにかくビシバシと五月蝿い。周辺のゲームに影響を与える。しかも一人でやってると注目を集め安いので気恥かしい。 --更にこのボタンがでかく、三人同時プレイ前提の構造なので筐体がでかい。 -CPUの操作キャラ(NPC)が非常に上手い。そのため、NPCが参加するミニゲームの場合は難易度がかなり上昇する。 -プレイ時間から換算すると料金が高い。 --1人でやる分にはCPUに勝てば(勝てれば)そこそこ遊べるが、3人でやるとどんなに多くても7,8ゲーム毎に必ず誰かがコンティニューしなければならなくなるので、割とお金がかかる。 ---- **総評 非常に解りやすいルールながら盛り上がるミニゲームが豊富。ゲームセンターのパーティーゲームの顔であり、複数人でやると盛り上がる。~ 一人で遊ぶ場合でも、恥かしさを感じなければ、単純ながらも高いゲーム性と、所々に忍ばされたコナミネタと馬鹿要素に酔いしれる事ができるだろう。~ 己自信、または全国のライバル達との記録勝負に燃え上がるもビシバシの楽しみの一つである。 ---- **その後の展開 -2作目『スーパービシバシチャンプ』 -3作目『ハイパービシバシチャンプ』 -4作目『グレートビシバシチャンプ ~ボタン叩きすぎ警告発令~』 --ゲーム開始時にプレイヤーネームを入力しつつキャラクターを選択するようになった。 -5作目『ビシバシチャンプオンライン ~笑撃の全国対戦!?~』 --オンライン対応になり全国対戦が可能になった。 -6作目『ザ★ビシバシ THE★BishiBashi』 --e-AMUSEMENTカードに対応し、同社他e-AMUSEMENT対応ゲームプレイ内容に応じて使用キャラクターが増えたり記録を保存することができる。また、その気になれば最大6人対戦も可能になっている。