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ソニック ジャム」を以下のとおり復元します。
*ソニック ジャム
【そにっく じゃむ】
|ジャンル|アクション|&amazon(B000069T8N)|
|対応機種|セガサターン|~|
|メディア|CD-ROM|~|
|発売・開発元|セガ・エンタープライゼス|~|
|発売日|1997年6月20日|~|
|定価|4,800円(税別)|~|
|プレイ人数|1~2人|~|
|廉価版|サタコレ:1998年7月23日/2,800円(税別)|~|
|>|>|CENTER:''[[ソニックシリーズリンク>ソニックシリーズ]]''|

**概要
PROJECT SONICの第一弾として製作されたソニックシリーズ初のオムニバスソフト。~
MD時代に発売された4作に加え、おまけ要素を含む『SONIC WORLD』を収録したタイトルになっている。~

***収録タイトル
-[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]
--移植に際し、スピンダッシュが追加されている。オプションからON/OFFが可能。
-[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ2]]
-[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ3]]
-[[ソニック&ナックルズ]]
--ブルースフィア
--ナックルズ イン ソニック2
--ソニック3&ナックルズ

**批評点
-移植度は高く、以下のような新要素も追加された。
--難易度選択が追加された。原作と同じ難易度の「ORIGINAL」、原作より易しめの「EASY」「NORMAL」の3段階でシリーズ初見のプレイヤーでもプレイしやすくなった。
---難易度による違いは敵やトラップが削られたり、一部ステージが削られるなど丁寧な調整が行われている。
--中断セーブ機能が追加された。ゲームをやめる際、自動セーブされる。再開は中断したACTの最初から。ただし、残せるデータは1作につき1つずつとなっている。『ソニック3』および『ソニック3&ナックルズ』では原作通りのセーブ機能が使える。
--タイムアタックとスペシャルステージのみを遊べるモードが追加された。
--オプション項目として、日本版と海外版の説明書を閲覧したり、制限時間の有無を設定可能になった。

-『ソニック&ナックルズ』は最大の特徴だったロックオン機能が再現されている。タイトルを選択した際にどのソフトをロックオンするかを選択出来る。
--ただし、ロックオンでプレイ出来るソフトには前述のような追加要素がないものもある。
--ちなみにソフト選択画面はMD版のカセットを再現したものから選択するようになっており、ロックオンした際にもちゃんとカセットを挿すシーンが再現される。

-「SONIC WORLD」の各種資料がなかなか充実している。
--シリーズ初の完全3D((以前に3Dを採用したタイトルとして『ソニック3Dブラスト』があるが、こちらはプリレンダの2D作品。))ステージとなっており、自由に探索が可能。ステージにはシリーズの資料を閲覧出来る施設がある。
---ムービー集を閲覧出来るムービー館は『[[ソニックCD>ソニック・ザ・ヘッジホッグCD]]』のOP/EDムービー、OVAの予告映像、歴代タイトルのCM集…と当時としては充実した映像資料を収録しており人気がある。&br()特に『ソニックCD』のムービーは高画質・高ビットレート化されておりMCD版とは曲のタイミングも変更されるなど大幅なブラッシュアップが行われているので必見。
--このモードは『ソニックアドベンチャー』のプロトタイプともなっており、おまけとしていくつかのミッション(規定数のリングを拾って戻ってくるタイムを競う、など)も用意されている。
--難点としては完全3Dが初だった事もありカメラワークがこなれておらず、自由に視点を動かす事が出来ない。カメラを固定する事も可能だがまったく動かなくなるため見たい場所が見られない…と、カメラには問題点多数。

**総評
シリーズ初のオムニバスという事もあり、収録作品こそ少ないもののムービーや資料の閲覧が用意されるなどファンアイテムとしての出来は良い。~
また、収録タイトルにも難易度変更や中断セーブが追加された事で原点よりも遊びやすくなっており、良移植といって良い内容である。~
MD時代のソニックを一括で遊べる内容ため今作からソニックに入ったというプレイヤーも多く、シリーズファン拡充に貢献した一作と言えよう。~
現在はさらに収録数の増えた『メガコレクション』や『ジェムズ コレクション』、バーチャルコンソールなどもあるので旧作を遊ぶだけならそちらを手に取る方が楽といえる。

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