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Piaキャロットへようこそ!!3」を以下のとおり復元します。
*Piaキャロットへようこそ!!3
【ぴあきゃろっとへようこそすりー】
|ジャンル|恋愛AVG+育成SLG|CENTER:&amazon(B000065D7E,image);&amazon(B000065D7F,image);|CENTER:&image(http://fandc.co.jp/media/catalog//pc/fc02/pia3_kinen.jpg,height=160)&amazon(B00FM9LJZ4,image);|
|対応機種|Windows 95~2000|~|~|
|メディア|CD-ROM 2枚組|~|~|
|発売・開発元|F&C・FC02|~|~|
|発売日|2001年11月30日|~|~|
|定価|9,800円(税別)|~|~|
|レーティング|BGCOLOR(black):''&font(#FF69B4){アダルトゲーム}''|~|~|
|廉価版|劇場版公開 記念限定版:2002年10月18日/6,800円&br;BEST BUY F&C:2012年7月27日/3,000円|~|~|
|配信|2010年6月25日/1,900円(税別)|~|~|
|判定|なし|~|~|
|ポイント|特殊な扱いのメインヒロイン|~|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
ウェイトレスの制服が個性的なファミレスでの恋愛模様を描いたAVG+育成SLGシリーズの一作。~
従来のシリーズ作では都会の中にある店が舞台だったが、本作では海水浴場の近くにある「4号店」が舞台。本店でアルバイトをしている主人公が、8月に新規オープンする4号店に1ヶ月間だけのヘルプとして赴くところから物語は始まる。~
今作に登場するウェイトレスの制服は、発売前のユーザー投票で決まった「フローラルミントタイプ」「トロピカルタイプ」の2つと、[[今は亡き大手系列の某ファミレス>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%91%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88]]の制服をモデルにしたと思われる「ぱろぱろタイプ」の計3種類。

**ストーリー
Piaキャロットの本店でアルバイトをしている神無月明彦は、バイト仲間の高井さやかのことが気になっていたが~
なかなか想いを打ち明けられずにいた。~
そんな折、彼は店のオーナーから美崎海岸に新規オープンする4号店のヘルプを打診される。~
戦力として期待されるのは嬉しいものの、さやかと離れたくない気持ちから今いち決心がつかない。~
そこで彼女なら引き留めてくれるかもしれない、と淡い期待を抱いてヘルプの件をさやかに打ち明けるが~
結局は引き留められることもなく、僅かな寂しさを抱えたまま4号店へ向かうことになるのだった。


**問題点
-ヒロイン「高井さやか」の扱いが特殊
--メインヒロインでありながら、特定の条件を満たさないとゲーム本編に登場せず攻略対象にならない。
---ただ、そこに至るまでの流れはしっかりと描かれており、登場時もメインヒロインとしての存在感を十分に放っているので扱いがおざなりというわけではない。
--Hシーンが実際の行為ではなく、主人公の妄想という形で処理されてしまう(CG自体はあり)。
---これについてはユーザーから批判の声が上がった。ただし、未だ恋人以上になれない主人公との微妙な関係に思い悩む十代の繊細な感情を描いた彼女のシナリオは、例えHシーンが不十分でも他のヒロインに見劣りしない出来である。
-CGの回収が面倒。
--ヒロインの制服姿のCGは制服毎にそれぞれ存在するが、ゲームスタート時に選んだ制服は一度ゲームをクリアするまで変更できない。つまり全てのCGを回収するには、他のゲームなら攻略できるヒロインの人数分クリアすればいいところを、本作ではそれに制服の数をかけた分だけ最低でもクリアしなければならないのである(あくまで単純計算した場合であり、実際はそこまでする必要は無い)。
--とはいってもセーブデータの保存数が多いことや、既読メッセージのスキップ機能があるおかげであまり苦痛を感じることはない。
-とあるヒロインのシナリオの中で遊べるミニゲームが単独では遊べない。

**評価点
-ゲームプレイに置けるシステム周りが充実している。主なところでは、前述の既読メッセージのスキップや自動メッセージ送り、音声のON/OFFなど。音声のON/OFFは一括だけでなく、ヒロイン毎に個別の設定も可能。
-スケジュール実行時の画面に表示されるチビキャラのアニメーションがコミカルで面白い。

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**総評
メインヒロインのHシーンの件にばかり目が行きがちだが、そこに目を瞑れば普通に遊べるレベルの作品である。

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**その後の展開
-他機種への展開としてはプレイステーション2とドリームキャストに移植、DVD-PG版が発売された他、[[本作の後日談に当たる作品>Piaキャロットへようこそ!!3.3]]がゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売された。
-また、本作が発売された年の翌年に本作の劇場版アニメが公開された。本シリーズでアニメ映画が作られたのは現時点で本作のみである。
-そして『Piaキャロットへようこそ!!4』において、今作の人気ヒロイン・羽瀬川朱美も続投することになった。

**余談
PC版発売前から電撃G`sマガジンで大プッシュされていた。同誌はギャルゲーがメインでありアダルトゲームを扱うことは滅多になかったのだが、発売数ヶ月前から毎号数ページに渡る特集を組み人気投票や絵師による描き下ろしの掲載を実施するほどであった。ちなみにその人気投票でトップだったのは29歳のお姉様貴子さんである。
ウェイトレスの制服の投票も、電撃G`sマガジンとF&Cのホームページで行われている。

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