「ジェットセットラジオ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ジェットセットラジオ」を以下のとおり復元します。
*ジェットセットラジオ
【じぇっとせっとらじお】
|ジャンル|ストリートアクション|&amazon(B000069TAC)|
|対応機種|ドリームキャスト|~|
|発売元|セガ|~|
|開発元|スマイルビット|~|
|発売日|2000年6月29日/5,800円(税別)|~|
|配信日|PlayStation Network&br()2013年2月20日/1000円&br()Xbox LIVE ARCADE&br()2013年2月20日/800MSポイント|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|ポイント|Electronic Entertainment Expo 「2000 ゲーム・クリティック・アワードベスト・オブ・コンソール部門」&bold(){最優秀賞受賞}|~|

**概要
架空の都市「トーキョート」を舞台に、電動モーター付きのインラインスケートで駆け巡り、ケーサツやジエータイの妨害から逃れながらスプレー缶を回収して特定のポイントでグラフティ(ストリートアート)を描き込むゲームである。

**評価点
-縦横無尽に動き回れること。ガードレールの上を滑り、壁を走り、派手なジャンプアクションを決めることも出来る。特にストレスも無く、非常に自由度が高い。 
-プレイすればするほど上達していく操作感覚
--スケートシューズによる独特な挙動によって、最初は難しいと思うかもしれないが、コツさえ掴めばかなりハマる。
--経験値なども無いので、単純にテクニックによって決まる。タイムアタックもテクニック次第。
-「グラフティソウル」と呼ばれるアイテムが至るところに有り、それらを手に入れると描ける絵が増える。
--一部の「グラフティソウル」は、うまくトリックを決めなければ辿りつけない場所もあるので、初心者も上級者も程よい配置となっている。
--また、描ける絵はダウンロードしてくることも可能なので、インターネットを介してオリジナリティ溢れる物が多く出回った。 
-愛すべき敵キャラ
--「ケーサツ」などは、様々な手を使って主人公達を逮捕しようとする。子供相手に戦車、戦闘機、軍隊を配備するほど。
-長沼英樹らによるサウンド
--ノリが良い物が多く、ゲームとマッチしている。気が付けば口ずさんでいるほど。主題歌「Let mon Sleep」はテレビ番組にも使われているので、一度は耳にしたことがあるはず。
--架空の海賊ラジオ『ジェットセットラジオ』を聞いている設定なので、BGMが切り替わってもぶつ切りではなく、DJがスクラッチしていたりと自然な流れになっている。
--余談だが、長沼英樹はこの作品を機に自分のスタイルが確立し、「長沼サウンド」と呼ばれるようになる。

**問題点
-グラフティの位置がわかりづらい
--グラフティポイントを見落とした場合、地図を見なければよくわからなくなってしまう。地図もいちいちメニューから開かなければ見れないのでテンポが悪くなっている。
-敵キャラに対抗できない
--評価点でも述べたが「ケーサツ」などは様々な手段を使って妨害してくるのに対し、主人公らは一切攻撃手段が無いために一定の距離まで逃げるか、ゴリ押しでグラフティを書き続けるしか無い。

**総評
-最初はうまく操作できなかったプレイヤーも、しばらくするといつの間にか様々なトリックを使っていた。という風に、誰もが簡単にアクションが行える。格好いいトリックとノリの良いBGM、「セガはクール」のイメージをそのままゲームにしたような雰囲気となっている。今でも根強いファンが居るのはこのお陰かも知れない。が、いくら今作が格好良くても、現実世界でのグラフティ行為は「&bold(){刑法第260条 建造物等損壊罪・第261条 器物損壊罪}」によって処罰されるのでやめておこう。

**その後の展開
その後、2001年には海外版を基にバージョンアップ版「デ・ラ・ジェットセットラジオ」が発売。「デ・ラ」をベースとして2012年12月ににiOS向けアプリに、2013年2月にPS3/PSV/Xb360に移植された。 

2002年には続編「ジェットセットラジオ フューチャー」が発売、今作の反省を踏まえてこちらも良い作品となっているが、発売されたハードが日本では普及していなかったXBOX。その為に流通数が少なく、プレミア化している。

その他、海外ではGBA版が発売している。

復元してよろしいですか?