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みんなのポケモン牧場」を以下のとおり復元します。
*みんなのポケモン牧場
【みんなのぽけもんぼくじょう】
|ジャンル|ポケモンコミュニケーション|~|&image(http://www.pokemon.co.jp/game/wii/bokujou/images/pho_main.jpg)|
|対応機種|Wii(Wiiウェア)|~|~|
|発売元|ポケモン|~|~|
|販売元|任天堂|~|~|
|開発元|アンブレラ|~|~|
|配信開始日|2008年3月25日(プラチナ対応版:2008年11月5日)|~|~|
|定価|1,000ニンテンドーポイント|~|~|
|ポイント|ポケモン管理ツールに''楽しみ''を持たせた|~|~|
|>|>|>|CENTER:''[[ポケットモンスターシリーズ関連リンク>ポケットモンスターシリーズ]]''|

**概要
-Wiiウェア向けでは初のポケモンタイトル。デフォルメされたポケモン達を連れて賑わう観賞用ソフトとして誕生した。
-発表当初は伏せられていたが『[[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ]](以後DPt)』との連動要素があることが後々に発表された。
--これにより[[ポケモンボックス ルビー&サファイア]]と同様、ポケモン管理ツールとしての役割を持っている。
-発売初期はDPのみ対応していたが、プラチナの発売に伴ってプラチナ対応版も配信された。''この記事ではプラチナ対応版に準じた内容で解説する''。
--なお同じDSソフトの『[[ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー]]』、第五世代の『[[ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]』及び『[[ブラック2・ホワイト2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]には対応していない。

**システム
-ゲームの目的としてはユカリが経営する牧場をポケモン達でいっぱいにすることがこのゲーム唯一にして最大の目的となる。
--DPtのポケモンから牧場へ送ることが出来るが、Wiiだけでも目的を達成することは出来る。ただし、途方も無い日数をかけることになるが・・・。
-DSと通信することで、ユカリが毎回指定するウォンテッドポケモンを期日までに捕まえて牧場に預ければ目標達成となる。
--「気になっているポケモン」で連れてこられたポケモンが牧場にいる時にウォンテッドを達成すると交換できる。ただし一度に交換できるのは1匹だけ。
--ユカリのポケモンの殆どは趣味・観賞用のポケモンであるが、中には対戦にもシナリオにも実用的なポケモンと交換して貰えることもある。
--例としてストーンエッジを覚えた性格「ようき」のプテラ、キノコのほうしとみねうちを同時に覚えているキノココ、技構成が優秀な性格「やんちゃ」のモンジャラ等が貰える。

-牧場のレベルが高くなることで、おもちゃが増える。
--どのおもちゃも最初はおもちゃ箱に入っているため、A+Bボタンで持ち上げて落とすことで中身が出てくる。おもちゃを操作することでポケモン達のアクションが色々と観られる。

**評価点
-ポケモン管理ソフトという点に、「集めることによる楽しみ」という部分を加えてくれた。
--このゲームで新たに作られた独自のポケモンのポリゴンモデルは好評。ポケモンの一つ一つのアクションがどれも好意的で可愛い印象を受ける。
--中には伝説のポケモンのレジギガスが愛おしい姿になったり、サーナイトが空を飛んでいたりと固定概念を忘れてしまうくらい驚かされる部分も多い。
--ポケモン愛が強いユーザーには、牧場に好きなポケモンを全て同じ種類で埋めた強者もいる。

-ポケモン管理ソフトとしては、ユーザーが操作して遊ぶ要素がある。
--ポケモンをWiiリモコンで操作することで持ち上げたり、他の場所で持ち込んだり、カメラ目線で見てもらうことが出来る。
--ボタン一つで手軽に写真撮影も出来る。写真はWii本体やSDカードに保存可能。

-一定時間、何も操作しないで放置するとアクティビティというイベントが発生する。
--中には特定の条件で発生するものもある。また、『ポケモンダッシュ』に出演したポケモンの組み合わせのみの限定アクティビティもあったりする。

-現時点でイベント配信を除けば、幻のポケモン:ミュウが唯一正規プレイで入手できるソフトである。
--第五世代以降ではミュウの配信イベントが現時点で存在しないため、現時点では''"本物の"ミュウ''が手に入る貴重な入手法の1つとなっている。

**問題点
-ポケモン管理ソフトで唯一、他IDのソフトにポケモンを送ることが出来ない。
--スタジアムとボックスは条件付き、バンクは無条件で他のソフトでもポケモンを送れたが、牧場だけは出し入れしたソフトと一致していなければならない。
--そのため、牧場に預けたままそのデータを初期化すれば、永久にそのポケモンは牧場に取り残されたままとなる。削除するには牧場のデータを初期化する必要がある。

-一度に大量のポケモンを預けることが出来ない。
--最初は20匹までと、条件を満たしたら預けられる総数が増える仕組み。拡張するためには最低1日経過しなければならない。
--ただ、Wii側の時間を弄ることで無理やり時間経過させることは可能。それでも面倒なことに変わりはないが・・・。

-Wiiだけではポケモンのステータスを確認することが出来ない。
--調べるにはDSとの通信時でのみ確認出来る。元がポケモン管理ソフトではないのだが、不便と言えば不便なのでWii側にも搭載はして欲しかった感はある。

-みてみて☆クラブの存在
--ログイン時にランダムで他の牧場主が訪問し、招待してくれることがあるが、訪問先に行っても、その牧場主のポケモンが観られる''だけ''である。ポケモン交換して貰えたりすることなどはない。
--2回目以降は断ることが出来るが、1回目は必ず訪問する必要がある。その1回目の牧場主がビッパ・ビーダルを模したタルオであるため、中には不快に思う人もいただろう。
--ただ、まだ手に入れていないポケモンを観たり弄ることが出来るのも事実。訪問牧場主も最後の方になれば伝説ポケモンが勢揃いしている牧場を拝むことも出来る。

-概要にも書いてある通り、DPt以外のポケモンソフトには未対応
--同世代のHGSS、第五世代のBW、BW2には連動していない。特に第五世代はポケモン管理ソフトが存在しないため苦悩したプレイヤーも多い。
--なお当初はポケモンが1000匹までしか預けられない仕様だったため、預けられる数が『ポケモンボックス』以下だった。プラチナ対応版でボックスと同等の1500匹預けられるようになった。

**総評
-ただのポケモン管理ソフトで終わらせず、"遊び心"を加えた作品。ポケモンを大量に集めることで様々な楽しみをみせた観賞用として良い作品である。
--しかし、やりこみユーザー側には機能制限・削除や余計な要素だと不快に思った層もいたのも事実。そのためか次回作の『[[ポケモンバンク>ポケモンバンク/ポケムーバー]]では、『ポケモンボックス』と同様の純粋なポケモン管理ソフトに特化した内容に戻っている。

**余談
-牧場管理人のユカリは今作用にポケモンメインデザイナーの杉森建氏によって描きおろされた。グラフィックは中々好評。
--…だったのだが、その姿が拝めるのはゲーム開始時のみで、以後はずっとユカリをモチーフにしたMiiの姿で登場する。こちらの評価は察して欲しい。

-ミュウと同じく第五世代以降配信されていない幻のポケモン:フィオネが手に入るソフトでもある。
--ただしフィオネはタマゴを産むことができるので量産可能であり、GTSなどで安易に入手できるため、このソフトで手に入れる意味はあまりない。

-現在はサービス終了しているが、WiiConnect24を介して期間限定でポケスマメンバーを始めとするゲストキャラが来てくれるサービスが存在した。
--一部はポケモンとの交換をしてくれるゲストも。中でもロバートのフライゴン、ケッキング、メタグロスがポケスマでバトルに使っていたポケモンであるため即戦力として使うことも出来た。

-このゲームで使われているポケモンのポリゴンモデルは別ゲームで何作か流用されている。
--使われているのはWiiで配信された『ポケモン不思議のダンジョン』冒険団シリーズや『ポケモンスクランブル』シリーズに用いられている。

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