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*ソリティ馬 【そりてぃば】 |ジャンル|ソリティア+競馬|#image(http://www.gamefreak.co.jp/solitiba/images/logo.png)| |対応機種|ニンテンドー3DS(ニンテンドー3DSダウンロードソフト)|~| |メディア|ダウンロード専売ソフト|~| |発売・開発元|ゲームフリーク|~| |発売日|2013年7月31日|~| |定価|500円|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |ポイント|ソリティア+競馬&br;競馬がわからなくても楽しめる&br;ゲームフリークらしいそこはかとない毒要素もあり|~| **概要 『ポケモン』シリーズでお馴染ゲームフリーク初のパブリッシングタイトル((開発だけでなく発売や宣伝などもゲームフリークが手がけている。))。~ ゲームフリーク所属の作曲家である一之瀬剛が中心となり開発された。~ パソコンのゲームとしても確実に入っている一人用トランプゲーム『ソリティア』と競馬の要素を合体したタイトルとなっている。 **システム -3D表示には非対応。ボタンもほとんど使わずタッチ操作のみでゲームを進める。 -メインとなるゲームモードは「若駒モード」「古馬モード」がある。~ またレースは「ソリティアパート」と「競駒パート」の二つに分かれている。 --ソリティア部分はテンポを重視し、実際のソリティアを簡略化した独自のものとなっている。 ---具体的に言うと、よく知られているソリティアは赤のカードと黒のカードを数字の上り順に交互に組んでいく形式(クロンダイク)だったが、本作では赤黒関係なくカードを組む事が出来る。~ また、「8→7→8→7→6→5→4→5→4……」と、数字が隣り合わせになっていれば何でも組めるようになっている。 ---馬には得意な位置があり、そこに近づくにつれ、「気合い」が大きく溜まっていく。直線コースでは、レース中に溜めた「気合い」が高いほど、直線でスピードが出せるので、基本的にどれだけ気合を溜められるかで勝敗を分かれる。 ---さらに、一定条件でソリティアでパーフェクトを出すと「人馬一体」に移行。この時は無条件で気合いが大きくたまり、さらにアイテム吸引、スタミナが減らないといった恩恵も。 ---組札はないが、それに相当するものとして「ごきげん」「折り合いパワー」がある。 ---「折り合いパワー」は競馬パートにおいて、馬の進行ルートを決める際に消費する。~ また、アイコンをこする事によって馬の気合いに変換することも可能。 --進行ルート上にはアイテムがいくつか落ちている事がある。 ---経験値カードは特に重要。若駒モードでしか拾えないのでなるべく多く取る必要がある。 -すれちがい通信にも対応。 --レースでベストタイムを出した馬の記録をすれちがい通信により、他のユーザーに受け渡す事が出来る。 -G1レースで優勝するとトロフィーがもらえるが、その時の効果音に「'''[[ゲットだぜ!!>ポケットモンスターシリーズ]]'''」と堂々と表示される。 --ゲームフリークだからこそ出来るネタ。 -育てている馬が4歳を過ぎると「若駒モード」はクリア扱いとなり、以降は「古馬」モードで育てる事となる。 --このモードでレースに3敗するか、一定以上のレースを続けると引退となり、牧場行き。 -牧場行きとなった馬はカップリングを作る事によって仔馬を作る事が出来る。 --親馬は一定期で不妊となる。ゲームを進めればまた子作りが出来る状態に戻る。 **評価点 -単純に突っ走るだけでもレースには勝てない適度な難易度。 --馬が前半戦に強いか後半戦に強いかタイプによって勝敗も違ってくることを視野に入れるなど、計画性も求められる。 ---さらにソリティア特有の運も絡んでくる。ステータス差が開いていても大敗することも…… -キャラや馬の絵柄がポップでかわいく親しみやすい。 --それに反しところどころ黒いセリフがあるので、クセになるが人続出した。 -所々に用意された小ネタ。 --馬の名前のセンスが光っている。「''チガウソウジャナイ''」、「''スピーディーワンダ''」、「''カセットフーフー''」など。 ---「ウィンディディ」、「ホウオウパッケージ」、「ヌケニンエスケープ」等こちらにもポケモンファンなら思わずニヤリとくるネタ多数。 -BGMはこの企画の発起人となった一之瀬が担当しており、非常に評判が高い。 --なんとゲーム音楽イベントにて『[[ファイナルファンタジーシリーズ]]』や『[[クロノ・トリガー]]』等の有名タイトルに混じって演奏されたほど。重ね重ねになるが本作はメジャーとは言えないダウンロード専売ゲームである。 --特にG2・G3レースの「Yes Come On Solitaiba!」、最難関レースの「頂点への挑戦」は人気が高い。レース中はじっくり聞いている余裕はないが…… //ゲー音板ランキングで人気比較するのなら「Yes Come On Solitaiba!」より3歳G1レースの「Jazz Racing Jam」では? --ただし、サントラは公式大会での上位入賞者の賞品と入手困難であった。一般発売を求める声も多く、ついにネット通販限定で一般販売が行われた。 -作中には競馬用語が多数出てくるが、その度に解説が表示されるので、全く知らない人でも十分楽しめる。 --実際このゲームがきっかけで本物の競馬や他のゲームに興味を持ったプレイヤーがいる程である。 **問題点 -馬を近親交配させると気性の荒い馬が産まれてしまう場合があるが、その馬の両親が誰だったかはゲーム中確認できないので、育成を極める場合メモしておく必要があった。 --アップデートで近親交配させようとすると警告文が出るようになり、改善された。 **総評 単純ながら非常に奥が深く、長くやり込めるタイトルと言える。~ コストパフォーマンスも非常に良い。 **余談 -公式で攻略Wikiが存在するという珍しい一面もある。管理は電撃オンラインが行っている。 --ゲームの基本的なルールから全てのライバル馬の能力値まで公開されており、一読して損はない。 -2014年秋からはスマートフォン版も配信される。好評であったが2015年12月21日を持ってサービス終了。 --新たにオプション機能や用語解説などのTIPS機能が加えられている他、新キャラクターも登場していた。