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ケロケロ7」を以下のとおり復元します。
*ケロケロ7
【けろけろせぶん】
|ジャンル|カエルスパイアクションゲーム|&amazon(B000BX0GEG)|
|対応機種|ニンテンドーDS|~|
|発売元|バンダイ|~|
|発売日| 2006年1月19日|~|
|定価|, 4,800円(税抜)|~|
|プレイ人数|1~4人|~|
|レーティング|CERO: 全年齢対象|~|
|判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー'' |~|
|ポイント|人体の構造を無視したとしか思えない操作性&br()アクションとしてもひどく単調 |~|

**概要
カエルゴルフのケロフでおなじみ『ケロケロキング』シリーズのスピンオフ作品。~
ケロフとは全く関係ない2Dアクションゲームになっている。

**ストーリー
 カエルたちが住む気温35度、湿度95%の惑星ケロリンポ星。ある日そんなケロリンポ星に恐ろしい魔の手が迫るという。
 秘密諜報機関「ケロケロ7」はその恐ろしい魔の手から惑星を救うため調査をするのであった…。
([[Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%AD7]]より)

**特徴・問題点
-ライフ&残機制のミッションクリア型2Dアクション。十字キーで移動、Bボタンでジャンプ、Yボタンで回避、ステージ内で指定されたミッションを達成すればクリアというごく普通のアクションゲーム。
--だったのだが、''そこにタッチペンでアクションという操作をぶち込む''という前代未聞の暴挙。開発陣には「人類には腕が2本しかない」という単純な事実が抜け落ちていたとしか思えない。
---なお、クリアできるかできないかで言えば普通にできる。さすがに「水平移動とジャンプとタッチ操作を同時に要求する」という無茶なシーンはなく、状況に応じて右手をボタン操作とタッチ操作に適宜使い分ければなんとかなる。それでも、「ジャンプ中に連続タッチ」など明らかに忙しすぎる場面はあるが。
---ちなみにこの操作スタイルを見ればわかる通り''左利きお断り''。いくらなんでも左手にタッチペンを持って操作するのはまず不可能なので、無理を押して慣れない右手でのタッチを行うしかない。オプションでの切り替えはない。
--なお、今どきのゲームでありながら''ボタンコンフィングは搭載されていない''。Lボタンをジャンプに割り当てられるだけで劇的に楽になるのだが…。

-純粋にアクションゲームとしてみてもそう褒められた出来ではない。
--ギミックのバリエーションがあまり多くなく、序盤から終盤まで似たような仕掛けが多く登場する。
--ボス戦はほぼ例外なくボスと直接対決することがない。ギミックを解除してダメージを与えるだけ。ボスの方も直接攻撃してこないことが多い。

-ステージ総数は数分で終わるステージが合計30。総ボリュームは推して知るべし。
--しかもこの中には敵も登場しない中でひたすら同じ仕掛けを連続して解除するような単調極まりないステージも含まれる。
---一応クリア済みタイムアタックが目標にはなるのだが、操作が嫌になるぐらい忙しいので再プレイが苦痛。
--またボーナスステージも10種類ある。ただし、雑誌などで公開された特殊なパスワードが必要になるので現在コンプリートは至難。

-子供向けとはいえ、グラフィックも雑で、アニメーション枚数も少ない。
--おまけのギャラリーにシステムメッセージが思いっきり被っており、すべて見ることが不可能になっている。
--同様にシナリオもいい加減。「何か問題が起きた→すぐ調査に迎え!」の繰り返し。主人公であるケロケロ7以外に仲間が6人いるはずなのに、ろくに描写がない。

-システムも適当。
--この時期のゲームにも関わらず、イベントスキップ未搭載。失敗して再挑戦すると非常に手間がかかる。
---またメッセージ送りにはなぜかAボタンしか使えない。ゲーム内ではAボタンは全く使わないにも関わらず、である。

**評価点
-「スパイギア」という機能は多少評価されている。
--何ができるかというと、信号パターンの登録、スクラッチ機能を用いたイラストの隠ぺい、様々な効果音を組み合わせたりそれをアラームにしたりなど。
---昔あったスパイ7つ道具か何かのようなものと思えばいい。特に便利ではないが、雰囲気はそれなりにある。
---ただ、秘密道具とかいう割にはゲーム本編では''全く''役に立っていないのだが。

**総評
操作性があまりに前代未聞・空前絶後すぎるため、この一点だけでもインパクトは抜群。~
とはいえ、慣れてしまえばただひたすら雑に作られただけのアクションゲームなので、あんまり語ることもなかったりする。~
「人類の限界に挑戦しよう」とか思っても意外と肩すかしを食らうかもしれない。さながらカエルのごときつかみどころのない作品である。

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